パザ日誌


2008年07月08日(火曜日)----すぎもと

横浜で片頭痛

みなとみらい

京都へ帰る日。午前8時半くらいに目覚めたら、またしても片頭痛の前兆! 1月の片頭痛から約半年空いての片頭痛だったのに、2日連続とは! そして、折角の旅の半分を片頭痛が襲うとは! しかも、イミグランが昨日で切れてるし!!

まったく嫌がらせとしか思えない片頭痛の前兆の襲来に、朝から困りながら、兎に角朝食を摂りました。頭痛が来ると食べられないし、薬はロキソニンしかないので、何か胃袋に入れておかないと。食後にロキソニンと、ムコスタ錠も一緒に飲みますと、1日ぶりに片頭痛スタート。若干昨日よりはマシだけれど、やっぱりちゃんとガツンとくる感じで、吐き気も伴う感じ。昨日の出先での頭痛とは違い、ゆっくりと横になれるのはありがたい。

そういう訳で、午前中には横浜を後にしようと思っていたのですが、復活をするまで時間がかかり――それでもロキソニン君も頑張ってくれた――出発は13時半くらいに。ここまで遅れたのだからいいや! と思い、折角だからみなとみらいへ寄ってみました。

スヌーピータウン横浜

パシフィコの駐車場へ入れて、スヌーピータウンショップ横浜みなとみらい店へ。スヌーピータウンショップは全店リセットされて、店舗が変わってるのですが、ここ横浜みなとみらい店だけは以前と同じ場所で、多分そのまま営業してる感じです。子供を遊ばせるコーナーの壁に描かれた、扉の向こうに居るスヌーピーも健在で嬉しいです。

弁当用の箸とか、お菓子とか、こまごまとしたものを数点購入。

横浜あんぱんまん子供ミュージアム

その後、もう時間は無い筈なのに、何時に京都に着くのだろう? と思いながらも、横浜アンパンマンこどもミュージアムへ。

着いたのが16時を過ぎていたので、ミュージアムへは入らず、ショップ内だけを散策してみました。世のお子様達は何故に、こんなにアンパンマンでテンションが上がるのでしょう? 泣いてしょうがないときは、まず録画したアンパンマンを見せると、一発で泣き止むのが面白いのであります。多分、土日などはかなりの混雑だとうと思われるこの施設も、平日の、しかも夕方ともなれば丁度いい感じの混みようで、なかなか快適でございました。

あんぱんまんソフト

スヌーピーとは違って、グッズを買うまでのアンパンマンファンではない――でもやなせたかしファンではありますが――ので、店内では食べ物系に目がいきます。

暑いという事もあり、まずは他のショッピング・エリアからはちょっと離れた場所にある、アンパンマン・キッチンにて、ソフトクリームなどを頂きました。アンパンマンの顔は、全て娘が食べました。

ジャムおじさんのパン工場

その後、ショッピング・モール内にある『ジャムおじさんのパン工場』にてパンを購入。昨日が七夕という事も有り、施設内に笹の葉がさらさらとしていて、短冊にも願い事が書かれているのを発見しましたので、帰る前にちょっと見てみて、アンパンマンになりたい!というのを見つけたので、あぁこれで安心して帰る事が出来ると、みなとみらいを後にしました。

17時半すぎのパシフィコの駐車場を出発。ナビも地図もないので、テキトーに行ったら何とかなるだろう……という、完全に楽観的に出発したのですが、気がつけば金沢八景という文字が(笑)。あれ? 横浜町田のインターまで行きたかったのに? まぁ、石川県の金沢じゃなくて良かったよ。いや、ここが石川県だったら早く帰れるのになぁ……とか、訳の分からない事を考えながら笑っていられたのもつかの間、完全にどこだか分からなくなってしまいました。前回来たときはちゃんと帰れたのに、あれは奇跡だったのでしょうか?

迷い込んだ環状3号。環状2号ならば新横方向へさえ進めば何とかなる気がするのですが、どうも分からないので、コンビニへ駆け込んで地図で確認してみました。しかし、それでもなんとも分からず、しょうがないのでまたテキトーに勘で進む事に。時間は18時半を過ぎており、次第に夜が近づきつつあります。暗くなってくると、何かと不安になるもので、やや焦りながらも『国道1号』という表示の方向に、これもまったくの勘で右折。やがて『環状2号』という表示を見つけ、そっちへ行くと、なんとか保土ヶ谷バイパスまでたどりつきました。

そのまま横浜町田へ向って、インターについたのが19時11分。ホッとはしましたが、今から帰ったら何時に着くのだろう? とちょっと不安。まぁ、またETC深夜割引対象になるから、安く済んでいいや……とこれまた楽観的に考える事にして、海老名サーヴィスエリアへ寄って、メロンパンと土産を買って、京都へ向いました。

来た時とは違い、夜はトラックだらけの高速。すっかり日も暮れたし、時折雨もパラパラするし、走行車線ばかりを走るとすぐに前の遅いトラックにつかまるし、もう東名は全線3車線にして欲しいですねぇ。

途中、浜名湖と土山のサーヴィスエリアに寄りつつ、京都南インターに着いたのが、日付が変わった1時40分。遅くはなったけれど、事故渋滞とか無くて本当に良かった。という事で、若干消化不良ではありますが、無事旅は終了です。本当は高円寺『円盤』とか、西荻窪の『ニヒル牛』とか、行きたかったのですが、行けなくて残念。くそう、片頭痛め!


2008年07月07日(月曜日)----すぎもと

品川で片頭痛

サメ

昼前に横浜を出発して、電車で品川へ。品川プリンスホテルにある水族館、エプソン品川アクアスタジアムへ。

入場料が1800円というのは、この規模にしては(品川のもう1つの水族館であるしながわ水族館が1300円なのも考えると)高い気もしますが、場所とアシカショーやイルカショーがある事を考えると、まぁ納得出来る料金ではあります。

入場してすぐ、トンネル型の水槽にへばりついていたのは、ノコギリザメ。下から見ると人の顔みたいで、なんとも楽しいものであります。目が吊り上がって、怒ってるようにも見えますね。

エイ

人面つながりでもう1つ。これはエイですね。正式な名前は分かりませんので、仮にエイ六助としておきます。エイ六助は、これはちょっと間抜けな顔をして、これまたなかなか面白いです。本当の目は逆についているので、この目の様に見えるのは何なのでしょう?

ふうせんうお

イルカショーが行われるプールの入り口の、小さな水槽に居たのは、とても小さくてプリティな魚、フウセンウオです。

これは分類としてはカサゴ目ダンゴウオ科で、オホーツク海などに生息しているそうです。フウセンウオという名前から、水槽内には風船が膨らましてあって、その上に吸盤でつっくいてる姿は、ほんとうに可愛い!

館内を見ていると、アシカショーの時間が近づいて来たので、アシカのプールへ移動。最後列に陣取って、関西弁のおにいさんのショーを見ていると、目に異変が……。明らかに片頭痛の前兆です。あらあら、なにもこんな時に来なくてもいいのに……と思いながら、いつも財布の中に携帯してる片頭痛の薬イミグランを用意。これ、本当に飲むタイミングにいつも悩むのですが、今日は前兆が収まって、頭痛がガツンと来る前に飲みました。

関西弁のおにいさんから女性にバトンタッチして、次のアシカショーが始まった頃から、ちょっとづつ頭が痛くなって来て、次にイルカショーへ移動してからは、完全にノックアウト。前回の片頭痛がここの日誌を読み返してみると今年の1月30日(2008年1月30日のパザ日誌)だったので、約半年ぶりの片頭痛です。その前が2年以上あいているので、徐々に間隔が短くなってるようで嫌な感じですなぁ。

JR京浜東北線

その後、品川駅構内にて夕食を食べたのですが、ワタシは完全にダウンしてるので、ウーロン茶だけを注文してぐったりしておりました。そして、すぐ隣の席に座っていた、多分九州あたりの(若しくは九州出身の)サラリーマンの人たちの会話を、聞くとはなしにぼんやりと聞いておりました。その中の1人が会社に遅刻し事があったらしく、連絡を入れて慌てて出社したら、社長がサンドイッチを用意してくれていて、「まぁ食べてから行け」と言われたという話しをしていて、それを聞いた他の人達の「あぁ、あの社長らしいよね」という感想にも、頭痛に死にそうになりながらも、ええ話しやなぁ……と聞いていた記憶があります。それが夢でなければ。その人の顔がエイ六助で、隣の人がノコギリザメだったので、多分夢だと思うのですが。

その店を出ると、弟はそのまま16時半くらいの新幹線で大阪に帰るので、そこで分かれ、我々は京浜東北線で横浜へ戻りました。頭痛さえ来てなければ、そのまま新宿方面へ向いたかったのですが、なんせ結構ガツンと来る頭痛で、しかも吐き気もあるので、それは諦めました。

頭痛に苦しみながらも、京浜東北線の1番前で進行方向を見ていたら、2駅目でダウン。この大森駅で休憩して、更に次の電車では蒲田で降りてトイレへ駆け込み、吐こうとするのですが、あと一歩という所で出ず、その後タクシーで移動する時にも、限界が来て一人だけ途中で降りて歩きました。頭痛も苦しいですが、それに伴う吐き気も苦しい。ワタシは乗り物酔いをするので、余計に乗り物に乗るとダメなのかもしれませんが。ちなみに、普段の生活で電車移動で酔う事は流石にないですが、唯一JRの新快速とかは今でもダメです。数年前には京都から三宮の間で気分が悪くなり、2駅くらいで降りた記憶があります(苦笑)。

花園神社

横浜に戻り、しばらく横になっているとイミグランが効いて来たのか、ちょっとづつ楽になってきました。そうするとちょっとだけ食欲も出て来て、千葉で貰った落花生パイを2つくらい食べ、夜にはほぼ治まり、折角なので19時すぎから東京までドライヴへ。第一京浜(国道15号)で品川から銀座まで、その後東京タワーでも見ようかと、近くまで行ったら、サミットの関係から電気が消えておりました。京都タワーは最近毎月16日には消えるそうですが。

あと、ふらふらと新宿から渋谷、表参道、六本木あたりをドライヴ。ナビも地図もなくても東京大丈夫じゃん! って調子に乗ってたら、見事に横浜で迷子に(笑)。迷子がてらに見つけたオリジン弁当で夜食を買い込み――なんせ昼からまともに食ってないので――23時半に無事帰還。テレビ大阪じゃなくてテレビ東京の『きらきらアフロ』――大阪では金曜日なのだけど、関東は月曜日なのですね――を見ながら弁当食べて、シャワーあびて就寝。横浜2泊目でございます。


2008年07月06日(日曜日)----すぎもと

千葉に泊まる

デセール

昨日のホテルコンチネンタル横浜での従兄弟の結婚式では、普段食べ慣れないフレンチなんかを食べて、芋ビックリ! じゃなくて胃もビックリ! お腹いっぱいなのに、デセールは勿論別腹! クレーム・ブリュレとかガトーショコラとか、美味かったです。

パーティは時間が1時間くらい押して、終わって着替えて、バスに乗ったのが22時半くらいだったでしょうか。杉本家親族だけを載せた千葉行きのチャーターマイクロバスは、夜のアクアラインを通って、市原市の五井グランドホテルへ。横浜で結婚式があって、何故に千葉で泊まる? と思う方も居るでしょうが、千葉に祖母が居るので、皆で会いに行く為なのでした。

娘を連れて3人で出席していたので、ホテルはツインの部屋をとってくれておりました。この部屋が広くて感激。初めてホテルに泊まる娘は、夜中2時まで寝ずにはしゃぎまくり。横浜までの道中、ほとんど寝てたあなたはいいでしょうけど、ワタシはほとんど寝ずに走ってきたのよ……とトホホな感じでしたが、まぁ楽しかったです。

ちなみに普段布団を敷いて川の字に寝てる我が家とちがって、初めて大きなベッドで寝た娘は、夜中に1度落下して泣いておりました(笑)。この人、寝ながら本当に良く動くのだ!

五井グランドホテルより

明けて本日は8時くらいに起床。10時にチェックアウトする予定なので2時間もある。さぁ、Macも持って来てあるし、日誌の更新だ! と思ったものの、よく考えたら朝食が9時までだったのを思い出し。Macをしまって1階へ。

朝食はお決まりのビュッフェ・スタイルだったのですが、朝から全力で食べまくり。和食をひととおり食べた後、パンまで2枚も食べる始末で、もうお腹いっぱい!

10時にチェックアウトして、叔父宅へ移動。祖母との久しぶりの対面を楽しんでいると、程なくして美味しそうな昼食が並びまして、もうほんと、芋ビックリ! ……以下略。でも、美味しかったです。プリンもごちそうになりました。本当にお世話になりました! と15時くらいですかね、千葉を出発。今度は酒を飲めないワタシの運転で、昼間のアクアライン。2年ちょっとぶりに走りました。海ホタル、行きたかったけれど、天気も悪い――あめは降ってないけれど、曇ってて視界悪し――し、日曜日とあって駐車場は満車だったので、そのまま横浜へ直行。

夕食後20時すぎから、うちの家族に弟も含めて4人で新横へ。ラーメン博物館の近くのウィンズの前のコインパーキングに車を停めて、日産スタジアムへ。横浜FCの試合があったのだけれど、それを観に行った訳ではなくて、京都からこの試合を観に来てるであろうとあるお方を探すゲームをするため。なんと、見つけると景品が貰えるかも……というゲームで、川のそばの信号の所で、向こうから押し寄せる3万人を超える群衆から見つけるのは、ちょっと至難の業。30分くらいねばってみて、そろそろ諦めるか……と思ったときに発見! 慌てて追いかけて、見つける事が出来ました。冗談でこのゲームを考えた、言い出しっぺのこのお方も、まさか本当に来るとは思っていなかったようで、大爆笑をしながらラーメンを食って、最終の新幹線へ駆け込んで、京都へ帰ったそうです。景品はうやむやにされましたけれど。

そんなこんなで、横浜泊1日目。写真は朝、五井グランドホテルの4階より。


2008年07月05日(土曜日)----すぎもと

晴れの横浜はハレの横浜

Snoopy Cafe

午前3時起床。身支度と荷物の準備をして、予定より10分押しで自宅を出発。京都南インターの入り口料金所を通過したのは午前3時50分頃。ETC深夜割引ギリギリで、目的地横浜まで向かいます。

今回は初めて、名神→新名神→東名阪→伊勢湾岸自動車道経由で、豊田から東名へ入りましたが、このルートを使うと、いままでの名神で行くよりも30数キロ短縮できるそうで、実際1時間程で長島スパーランドの前あたり、更に1時間程で浜名湖サーヴィスエリアまで到着しました。事故渋滞もなく、快適快適です。

浜名湖には午前6時に到着。ここで1時間半程、お土産を見て回ったり朝食を摂ったり、ゆっくり休憩。その後も渋滞もなく杉田婦人隊のCDを何度も聴きながら、2時間程で海老名サーヴィスエリアまで到着。ここで30分程休憩して、横浜町田インターチェンジに付いたのが午前10時すぎでございました。

保土ヶ谷バイパスから環状2号でズズズッと、新横浜の駅前を超えて、トレッサ横浜に着いたのは11時過ぎ。目的は勿論、南館1階にあるSnoopy Cafeであります。ドーナツは正午からの販売だそうで、買う事はできませんでしたけれど、小さいショップ内のオリジナル・スヌーピー・グッズを見て、1時間程でトレッサ横浜を後に。駐車場料金も無料でしたし、駐車場も混んでなかったので、スムーズでした。

その後、車を置いて、着替え等をしてタクシーにてホテルコンチネンタル横浜へ移動し、従兄弟の結婚式へ出席。約2年ぶりの横浜は晴れ。道中、怪しい天気でポツポツもしておりましたが、横浜は晴れ。やっぱりpazap雨パワーは本日も封じ込められてしまいました(笑)。


2008年07月01日(火曜日)----すぎもと

Live(2008年06月29日、アークデュー)

ライヴ前のステージ

ライヴの日は雨。分かってはいたけれど……。

前日のスタジオ終わりに、待合室で『鳥になる』川柳にシビれ、Joe Passの動画を見ては演奏とズボンの短さにシビれ、たまたまあったドリームシアターの動画を見ては、3点セットでいいや……と思っていたpazapのドラマーすぎもとです。

あまりにも『鳥になる』川柳で睡眠不足になったので、そのついでにライヴ当日は、朝から『ミクロ』のイントロのミックスをやり直し。katakotoで喋らせて、Amazing Mazeも使い、『鳥になるミックス』にしてみました。当日になんとも無謀な事をしておりますが、そのせいか、本番は何が『鳥になるミックス』なのか、理解出来ないミックスだったとおもいます。つまりkatakotoの喋りがほとんど聞こえない感じで、ちょい失敗。

そういう今回のライヴは、pazapは久々にトップでありまして、リハは最後。つまり本番前にセッティングをしなくてもいいという、願ってもない状況でございます。今回は5バンド出演という事もあり、リハが終わると恒例の『つるや』に行く時間もなかろうと、本番後に行く予定にしていたのですが、リハがもの凄い勢いで順調に進んで行き、じゅうぶんに『つるや』へ行く事ができそうな時間に終わったのです。ちょっと悩んだのですが、本番直前にお腹いっぱい食べる訳にもいかず、やっぱり終了後に行く事にして、セブンイレブンで買ったものを軽く食べて済ませる事に。

この日の夜の京都は嵐になる……という予報で、流石に雨バンドpazapもここまできたか! と思ったものですが、買い出しに出かけてみると、むしろ晴れてる? という感じの空です。今回対バンした杉田婦人隊のおふたりは、うちと逆で晴れバンドのよう。雨バンド対晴れバンドの決戦は、あっけなく晴れバンド杉田婦人隊の勝利という事になったようです。第二回戦は来週の横浜行きの時に行われる模様(笑)。

という事で、トップバッター切り込み隊長pazapのライヴ。今回のセットリストは次の様な感じです。ちなみにS.Eは東京ザヴィヌルバッハ。

セットリスト
  1. おやまのフジー(ファンファーレ付き)
  2. ニャピョンガ!
  3. ミドロガ(初演)
  4. ボク
  5. Hell Ditty
  6. ミクロ(鳥になるミックス)

えー、pazap的豆知識というか、pazap的掟としましては、1曲目の曲はカウントから「せーの」では出ません。必ず打ち込みのオケから出る曲から始まります。もし、その曲がカウントから「せーの」で始まる曲だとしたら、その前に別のパートを新たに作ります。だから、今回の『おやまのフジー』もファンファーレが付いてる訳です。毎回、セッティング終了時には、ちゃんとMacからの音が出てるか、信号のチェックを行いますが、もしもの時に「せーの」で打ち込みオケが出なかったら、こんなかっこわるい事はありませんから、そのための対策でもあります。

3曲目『ミドロガ』は、初演の曲。例の15/16拍子と3拍子のポリリズムです。前日の個人練習に入った状態では、曲の構成も忘れてたりとボロボロ状態だったのですが、本番も致命的な失敗はなかったにしろ、結構失敗しまくりました。この時の音源は、今現在このサイトのぱざMP3にて聴く事が出来ますので、よかったら聴いてみてください。

ライヴ終了後は楽器を片付けて、『つるや』へ。外へ出てみるとまだ明るくてビックリでした。ライヴが終わってまだ明るいっていうのは初めてかも。メンバー各々、親子丼とか冷やし甘きつねとかを食って、大満足して会場へ戻りました。

その後、杉田婦人隊のライヴを楽屋から聴かせてもらいました。ちゃんと客席から見たかったのですが、楽屋からで失礼しました。サイトから音源を聴いたり、動画をみたりしていて興味を持っていたので、リハから楽しみにしていたのです。杉田婦人隊は横浜の御婦人2人組のバンドで、ベースヴォーカルとドラムヴォーカルという編成です。ドラムとベースだけで大丈夫なのか? という向きも居られましょうが、そんな心配はまったくなく、迫力あるエキサイティングなライヴでございました。全体的に短めの楽曲だというとこも効果的で、うちも次の新曲は短い曲を何曲も作ってみようというアイデアも浮かび、かなり刺激になるライヴでした。リハではセッティングも興味を持ってみていたのですが、ベースさんがエフェクタの後で2系統に分け、1つをベースアンプ、1つはギターアンプに差して音を出していたのが興味深かったです。なーるほど〜、杉田婦人隊サウンドの秘密ですなぁ。

リハで初めて生で聴いた印象は、やっぱり東京とかでやってるバンドは洗練されてて、センスがいいなぁ! という感じ。これ東京に対する偏見でしょうか? 東京方面のバンド事情はしらないので、こういう素晴らしいバンドが多いのなら、やっぱり東京は凄い所だなぁと思ってしまいます。『東京方面のバンド』っていうのは、例えばJ-Popのヒットチャートを賑わせているようなバンドは『東京のバンド』という感じはしません。ボクが好んで聴く『東京方面のバンド』というのは、菊地成孔関連のバンドだったり『たま』関連の人たちだったり、京都ではココン烏丸のshin-biというお店にCDが置いてあるような人たちとか――東京でいうなら高円寺の『円盤』という事でしょうか――だもんで、いつも東京は凄いなぁと思っているので。とにもかくにも杉田婦人隊。ガツンと来た、そして目から鱗が落ちまくりな素晴らしく面白いバンドでございました。

写真は開場前のステージの模様。クリックで倍の大きさになります。

Live DM 20080629

日時
2008年06月29日(日曜日)
会場
ARCDEUX(河原町通高辻下る清水町454-1 林ビルB1)
開場
17:30
開演
18:00
前売り
800円
当日
1000円
出演(出演順)
  1. pazap
  2. Hopeless Town
  3. Sonic Lemonade Message
  4. 杉田婦人隊(From 横浜)
  5. Advance


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