パザ日誌


2008年07月20日(日曜日)----すぎもと

子供免許証

子供免許証

パルスプラザ京都2008軽自動車まつりが行われているというので、朝から行ってきました。

軽自動車に限定した合同展示会のようなものでしたので、特別目を引くようなイヴェントではない感じだったので、ひととおりざっと見て回り、贔屓のホンダ車だけはゆっくりと見て、すぐに帰ってきましたけれど。

ただ、JAFのコーナーでは、子供用の免許証を作ってくれるというので、娘のを作ってもらいました。名前や住所等は手書きでしたけれど、ちゃんと写真が入ったもので、本物の運転免許証っぽいデザインではあるものの、『免許の条件等』に1.しんごうをまもりますと書いてあったり、『種類』にはベビーカーチャイルドシートなどと入った、洒落の効いたものでなかなか素敵であります。

本日は京都市内で気温が37度を超えた猛暑日。昼間はクーラーの効いた部屋で、ゆっくりと昼寝。寝過ぎで片頭痛にならないか心配になる程でございました。


2008年07月19日(土曜日)----すぎもと

嵐電乗り放題

嵐電1日フリーきっぷ

いい天気だし、どこか遠くにでも行きたいな。出来れば海が見たいな。夏だし……。とか思ってみたりもしたのですが、今月はもうすでに千葉・東京・横浜と、じゅうぶんに旅をしており、更に今週はメガネも新調したので、もうこれ以上贅沢は出来ない。

そういう訳で、こういう時はマイ・フェイヴァリット・シングスでも流しながら、「そうだ、京都へ行こう!」と言ってみたいもの。だから京都へ行ってきました。いや、京都に住んでおるのですが。それでも、京都へ行ってきたのです。嵐電の1日フリーきっぷを四条大宮駅で500円で買って、嵐電乗り放題。京都に住んでいるとはいえ、しょっちゅう観光してる訳もなく、いや逆に観光してないもので、それでもこうやって500円できっぷさえ買えば、何となく旅行気分に浸ることができるっていうのは、なかなかお得な気分であります。

1日フリーきっぷってどういうの? と思っていたら、スクラッチの様に利用する年月日を削り取るというもの。これ1枚で3年使えるというのは、なかなか考えましたな、京福電気鉄道! しかし、2つ以上削ったら無効になるというので、持ち歩くのも緊張であります。2つに折って、スクラッチ面を中にすべし! 決して小さい子供に与えないでください(笑)。

右京中央図書館

四条大宮駅でフリーきっぷを買ったとはいえ、乗車したのは今春に出来立てホカホカの嵐電天神川駅から。フリーきっぷは『四条大宮』『帷子ノ辻』『嵐山』『北野白梅町』の4駅でしか買えません。それを買ってから、パーク・アンド・ライド方式にて、嵐電天神川駅からスタート! ……っとする前に、是非押さえておきたいポイントがあります。それは図書館!

京都市営地下鉄の東西線は、この春から太秦天神川まで2駅延伸しました。これにより嵐電と連絡できるように、嵐電天神川駅を新設したのです。これの区画整理で、天神川通りで行き止まりだった御池通りをまっすぐ直進させ、三条通りまで出られるようにし、地下鉄の駅の上には右京区役所などが入った『サンサ右京』というビルが出来ました。ここに右京図書館が移転し、右京中央図書館となったのです。

ワタシがずっと通ってる醍醐中央図書館は、京都市立図書館ではこれまで1番新しい図書館で、CDやDVDの貸し出しもやってて、しかも置いてあるCDが憎い感じなので大ファンなのは、もう何度も何度も書いております。だから、ここに新しい図書館が出来ると知った時には、絶対にCDの貸し出しをやるだろうと思って、心待ちにしておりました。そして、本日やっと訪れる事が出来たのですが、やっぱり京都市立図書館は凄い! ビックリ! インターネットが出来るパソコンが一杯あったりと、更に進化をしてるのですが、そんな事よりも、これまたCDの選び方が凄い! ツボを突きまくりです! デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンが2枚(『アイアンマウンデン報告』と『構造と力』)あるわ、菊地成孔『南米のエリザベステーラー』『Wait Until Dark』『シャンソン・エクストレット・ドゥ・デギュスタシオン・ア・ジャズ』はある。でも一番びっくりしたのは東京ザヴィヌルバッハのCD("Cool Cluster"と"Vogue Africa")を置いてあるという所! これは腰を抜かしそうになりましたよ!! あと、たまも『しょぼたま』とかあるし、ナゴムのケラさんのCDや、宮崎吐夢(大人計画)の下ネタCD『宮崎吐夢記念館』なんていうのまである。

ジャズは醍醐同様、というか、醍醐に無い様なものまで充実してるし、例えばサイモンフィリップスのリーダーバンドのCDまであってビックリ。パット・メセニーとかもかなり充実してたし、ウェザーとかマイルスとかも、醍醐にないようなものも発見。菊地雅章『ススト』とかもありましたね。J-Pop系が充実していて、それに比べれば、クラシックや落語は、醍醐に比べてかなり少ない印象だったのですが、ひょっとしたらすでに貸し出し中のが多いのかも。醍醐にはある『現代音楽』というコーナーが無いのも気になる所ではあります。とにかく、借りたいものがザックザクとある感じなので、これから通う事になるでしょうね。あと、本の蔵書規模はそんなに多く無い印象をうけました。

嵐電天神川駅1

さて、実は図書カードを家に忘れて来てしまって(笑)、借りたいCDが借りられなかったというオチがあったのですが、それにもめげずに嵐電旅スタート! 今回のテーマは嵐電に乗って、テキトーに降りて目的も無く散策するっていうもので、どこそこの寺に行きたいとか、あそこの美味しい料理が食べたいとか、そういう贅沢なものは一切無し。とにかく安く遊ぼうという事なのです。

で、嵐電天神川駅からスタートして、動いた全コースを先に書くと、嵐電天神川(乗車)→帷子ノ辻(下車)→太秦広隆寺(乗車)→嵐山(下車)→嵐山(乗車)→御室仁和寺(下車)→妙心寺(乗車)→北野白梅町(下車)→北野白梅町(乗車)→蚕ノ社(下車)→嵐電天神川(乗車)→四条大宮(下車)→西院(乗車)→嵐電天神川(下車)。乗車・下車した駅は合計10駅と、全駅の約半分くらいではありますが、嵐山線・北野線の全区間は制覇いたしました。

仏像の自販機

帷子ノ辻で下車した後、大映通りを散策。1駅戻る様な感じで、太秦広隆寺駅から乗車したのですが、この太秦広隆寺駅のホームあたりにある自動販売機は、おみくじや土産物の小さい仏像がずらりと並ぶのです。こういう自販機が2台設置されておりました。実は外国産の仏像――みるからにヒンズー教っぽいものなぁ――なのに、結構売れているらしく、『売切』マークがいくつか付いておりました。

嵐電・嵐山駅

太秦広隆寺から乗った電車は、茶色いボディ・カラーのレトロ電車でありました。終点の嵐山駅まで乗車。

嵐山駅はホームに足湯があって、夏場はかき氷も食べられるようです。ちょうど着いた時に男性が2人、足湯に浸かりながらかき氷を食べておりまして、絶対後で食べてやろうと思いながら、散策に出かけました。

JR嵯峨駅のあたりまで散策、天龍寺で蓮池をみたり、渡月橋の方へ回ったり、ゆっくり散策して再び嵐山駅へ戻ってきました。

かき氷

そして食ったかき氷。つぶつぶいちごです。ふんわり氷系ではなかったですが、ちべたくておいしかった!

結局、足湯には浸からず、氷だけをホームのベンチに座って頂きました。汗が引いていい気持ち。

その後、御室仁和寺で降りて散策。そういえば、この辺りに安い定食屋さんが有った筈と、ネットで場所をしらべて行ってみました。『だるまや食堂』というお店。前にテレビでやってたので場所を調べたのですが、車では行けそうな場所じゃなかったので、良い機会でした。『鰆の味噌漬け』の定食をいただきました。

嵐電北野線

北野線の、多分『鳴滝』駅。ここまでは複線で、この後から終点『北野白梅町』までは、単線になってたような気がしました。

北野白梅町で下車して、イズミヤを散策(笑)。完全にこれは旅気分ではなく、暫し日常生活でございますが、こういうテーマの中に組み込むと、不思議と他所の町のスーパーに立ち寄った気分になるのは不思議であります。

次は『蚕ノ社』で下車して散策。区画整理が進んでいて、新しい住宅がどんどん建ってるようです。三条通りぞいはまだ空き地のままですが、あれは何が建つのでしょうねぇ。

嵐電天神川駅2

再びスタートポイントの太秦天神川駅。軌道敷内を車が走らない為にか、駅の近くにはポールが建てられておりました。

夕闇が迫る中、四条大宮まで。これで全線制覇です。ここから1駅分散策しながら戻りました。1駅分とはいえど、この間の距離はそこそこありまして、なかなか良い散歩になりました。西院駅に着いた頃にはとっぷりと暮れ、西大路四条界隈はすっかり夜の街。ここからスタートポイントへ戻ると、20時を過ぎておりました。

約8時間の京都旅、これにて終了。


2008年07月17日(木曜日)----すぎもと

夏空

今週は京都では祇園祭のクライマックスでして、本日は山鉾巡行の日でございます。

昨日まで、スコールか! というツッコミを入れたくなるような、一時的な夕立のような雨が続いておりまして、関西地方は梅雨明けした様ですけれども、もうすでに梅雨は明けていたという気が、今週はしておりました。雨は降れど、それは梅雨のそれではありませんでしたから。

そういう訳でありまして、夕方に空をゆっくりと見上げてみれば、確かに夏の空。もう蝉も鳴いていると人から聞いて、ゆっくりと耳を澄ませてみれば、確かに蝉の鳴き声も確認できます。人間の耳(脳?)というのはなんて曖昧なもので、何て素敵な作りなのでしょう。

折角素敵な機能が備わっているのだから、日常のムカツク雑音にはフィルタをかけて聞こえなくしておくことにしようと、素敵な季節の素敵な青空をみて誓いました。


2008年07月12日(土曜日)----すぎもと

イミグランからマクサルトへ

マクサルトRPD

今週の2日間で2度に渡る片頭痛の発生で、手持ちのイミグランが底をついた事も有り、昨日は夜診でいつも薬を貰ってる脳神経外科へ行こうと思ったのです。ただ、今回はイミグランも効くのが遅く、2時間から3時間は頭痛と吐き気で苦しまないといけないので、違う薬も試してみようと思ったら、同じく片頭痛持ちの方から、「それじゃ脳神経外科よりも神経内科へ行くべきだ」と言われ、土曜日もやってる蘇生会総合病院の神経内科を受診してきました。

蘇生会総合病院は初めて利用したのですが、かなり近代的なシステムで動いてる病院のようで、受付が2段階あったり、会計が自動機での支払いであったり、一見味気ない気もするし、お年寄りには不親切な気もするのですが、なんせ会計なんて数分で完了するという、スムーズさには驚きました。(今回の神経内科の場合)受診時には看護士は付かず、担当の先生だけの診察なのもも効率化なのでしょうか? でも、まったく問題ないのですから、こちらも納得です。

それはともかく、今回は片頭痛の診断で初めてちゃんと見てもらった気がしました。前兆が有る片頭痛ですから、その問診だけで片頭痛と判断するのは案外容易だとは思いますし、実際、前回までかかっていた脳神経外科の先生は、問診だけで片頭痛と診断、片頭痛用の薬を処方してくれたと思います。でも、今回はちゃんと脳神経系のチェック項目のようなもの、たとえば目の動きや耳の聞こえ、仰向けになっての脚気の検査のような、体の部分を叩いたり擦ったりしての反応を、ひととおりチェックしてくれました。さすが神経内科! 結果は異常無しで、片頭痛という診断で間違いないだろうという事です。結果は同じでも、気分的にはまったく違いますね。

前に試した片頭痛薬は2種類で、初めにレルパックス、そしてイミグランだったので、一般的に言われる段階から言えば、次はマクサルトなのだそう。勿論、相性がありますので、お試しという事で2錠だけ出してもらいました。なんせ、片頭痛の薬は高いのです。ちなみにこのマクサルトで1錠1,000円くらいだそう。

マクサルトと言っても、普通の錠剤とマクサルトRPDという2種類の薬があるらしく、今回出してもらったのはマクサルトRPDというもの。違いは、RPDというのは水無しで飲めて、舌の上で解けるタイプなのだそう。頭痛がくるとかなり辛いので、スムーズに飲める様に、水無しで飲めた方が良いのです。が、包みがデカ過ぎて、いままでのように財布には入りません(苦笑)。しかも、丈夫な青いプラケースまでついてるじゃないですか。これは、今よりちょっと大きめのピルケースを探して、買ってこなくては……。それよりなにより、この薬が自分に合うといいのですが……。

さて、前回1月の片頭痛の事をこの日誌に書いたら、サカイユウゴさんの2008-02-04付けのこらない(『他の人の片頭痛と比べる』)で、引用してコメントをいただいておりました。今更ながらですが、そこから……。

イミグランやレルパックスといったトリプタン製剤は、「前兆」時には服まない方が良いのではなかったっけ。 これらの製剤は、つまり片頭痛で広がった血管を収縮させる作用がある。 で、片頭痛の前兆時は、血管が収縮している。 収縮している際に上記製剤を服用すると、収縮×収縮で、収縮し過ぎる。

これについては本当に悩みます。特に、サカイユウゴさんが救急車で運ばれたというエントリーを、リアルタイムで見ていたから。そして、今日の担当の神経内科の先生の話しでは、(心臓に問題がないという条件において)「出来るだけ早く飲んでください」との事。「前兆の段階で飲んでも問題ないですか?」と聞くと、「問題ない」との事でした。それ以上、詳しい部分には突っ込みませんでしたから、どういう理由でその時点で飲んでオッケーなのかは聞けませんでしたけれども、ネット上の書き込みを見ても、すぐに飲んだ方が効くとの意見が多いようです。勿論、早いに越した事はないですし、それと『飲んでもいいか』は別問題ですが、片頭痛は早く飲まないと薬が効かない場合が多く、副作用がないのならば、早く飲む方が(苦しまないから)良いというのが一般的な認識なのではないかな……と思ったりもします。

ただ、それにしても怖いので、ワタシの場合は前兆が収まるまで待って、それから飲む様にしています。前兆が収まってから頭痛が始まるまでだいたい30分くらいかかりますし、薬が効いてくるのもそれくらいかかりそうなので。これはあくまで個人的な感覚だけですが……。

あと、こらない - 初流血とかズボンとか下着とかより

腰回りが締め付けられると、頭痛になるのよね。

これは、実際にそういう経験があると言い切れる訳ではないですが、分かる様な気もします。ちょっと気をつけてみよう。ノーパンまではちょっと出来ませんが(笑)。それから、逆にこらない - テレビドラマと女子バレーと扇風機とクーラにある

毎年、「今年の夏はクーラなしで過ごしてみよう」と思ってみたりするんだけど、その時は頭痛のことを忘れてるのね。 で、頭痛になって、「ああ、そうだった。アタシにはそれは無理なのだった」とクーラのスイッチをONにする、と。

……という感じの、暑さによる頭痛というのは、あまり自分には無いなぁと思いました。同じ片頭痛とはいえ、本当に人それぞれなのですねぇ。



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