パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2005年02月18日(金曜日)----すぎもと

最新のパザ日誌

インターネットを初めて間もなく、このpazapのサイトを契約プロバイダDionの敷地内――ここは今も使ってるのですが――に、無謀にもいきなりタグ打ちで作り始めまして、そしてその後Appleの始めた無料の頃のmac.com敷地内へ引っ越し、それからpazap.orgのドメインを取得して、はじめはDionのホスティング・サービスを利用。で、それからはアドレスは変わってないのですが、水面下では今の所(HyperBoxのホスティング)へと引っ越したので、このpazapのサイトは3回引っ越した事になるのです。

前にも書いた事があると思うのですが、前のホスティング時代には最新のパザ日誌へは.htaccessのリダイレクトを利用して、http://www.pazap.org/diary/latest.htmlを使ってたのですが、今の所へ引っ越して.htaccessを設定したらエラーになったもので、すっかりここのサーバーでは.htaccessが規制されていると勝手に思い込んでたんです。しょうがないので、CGIを使ってhttp://www.pazap.org/diary/latest.cgiっていうアドレスで飛ばしてたんです。

ある時に.htaccessでAddTypeを設定したくて、サーバー借りてるとこにメールしたら「うちは別に.htaccessを規制なんかしてまへんで」(勝手に関西弁に意訳)って返事が来てビックリしてひっくりかえったんですが、これがちょうど1年くらい前でした(2004年02月16日のパザ日誌)。

それで今回、福屋工務店並みに仕事の早い私めは、1年という短期間で、これを元に戻す事に成功いたしました(笑)。という事で、最新のパザ日誌へのURIをhttp://www.pazap.org/diary/latest.htmlに変更いたしましたです。ブックマーク等で利用して頂いてる方がいらっしゃいましたら、CGIの方は近々削除する予定ですので、お手数ですが変更の方お願いいたしますです。

それから、パザ日誌更新RSSを復活させましたので、使い道があれば日誌以外の更新状況RSSとも合わせてよろしくです。

イヌリン

チチヤスヨーグルト:原材料名

百均へは良く行くのですが、飲み物を買うときは、だいたいスポーツドリンクかポンジュースの500mlのペットボトルです。

先日行った時にはポンジュースにしようと思ったのですが売り切れで、代わりにアップルジュースを買ったら、これが美味しかったのでした。伊藤園のビタミンフルーツっていうヤツで旬に収穫された青森産りんご使用の果汁100%の濃縮還元リンゴジュースです。クリアじゃなくて、濁ってる系なのも好みな所。これからも買ってみようっと。

そう言えば、正月頃にはLawsonとかでポンジュースのストレート果汁100%っていう期間限定もの(愛媛みかん旬ストレート100%)を売ってましたが、もう見かけなくなりましたね。あれ、美味しかったのになぁ……。

それはともかく、昨日の夜にチチヤス・ヨーグルトっていうのを食いながら、容器の側面に記載されてる原材料名を見たら「食物繊維(イヌリン)」という文字が。この「イヌリン」っていう可愛らしいネーミングに興味をもって、つい調べてみました。

イヌリンはチコリ根をはじめ36000種類以上の植物中に存在する、天然の多糖類です。

血糖値の上昇を抑制するなど多くの生理作用が期待されるため、欧米では古くから糖尿病患者用の食事に利用されています。

凄いな、イヌリン……。


2005年02月17日(木曜日)----すぎもと

車窓歳時記

歯医者の待合室で、何か本を読もうと探していたら、新幹線の車内誌「ひととき」が目に留まりました。

そういえば、前に尊敬する仏教評論家のひろさちや先生から、講演会の前に、この本を頂いた事があったのを思い出しまして、手に取ってみると、なんと、ひろ先生の「車窓歳時記」っていうのが、1ページだけですけれど、連載されているのですね。

京都での定期的な講演会も終わってしまって、寂しい限りなのですが、今は「やじうま歳時記」(文藝春秋/ISBN4-16-721203-X)という単行本を読んで紛らわせております。ひろ先生の本は、仏教系もいいんですが、雑学や歳時記ものも面白いのですよね。

ただ、JRのは、ちょっと短すぎる気はしますが……。


2005年02月16日(水曜日)----すぎもと

Amazonらしい

今日は図書館に本とCDとDVDを返却しなければいけない日なのだけど、どうも行けそうも無いので、昨日の夜に行ったのでした。いや、正確には近くまで行って、途中で引き返して来たのです。これで何回目だろう、休館日に返しに行くの(苦笑)。まったく学習能力の無いヤツです。勿論、本は閉館後でも休館日でもポストへ返却出来るのですが、CDやDVDなどは直接カウンターへ返さないと行けないのです。

さて、今朝メールチェックをするとAmazonから「東京ザヴィヌルバッハの『VOGUE AFRICA"Naked"』が発売されてまっせ、旦那。おひとつどーでっか?』っていう趣旨のメールが届いておりました。Amazonさんは、すごいタイミングで来ますな。

このアルバムは、東京ザヴィヌルバッハの2枚目のアルバム「VOGUE AFRICA」の未編集テイクから2曲を選んでリリースしたものらしいのです。「VOGUE AFRICA」はすでに持ってはいるものの、ゲスト・ドラマーであるオラシオ”エルネグロ”エルナンデスの素晴らしい、Nakedなドラミングをどうしても聴いてみたくて、昨日の昼間に注文したのです。勿論Amazonで(笑)。そして、昨晩には「発送しました」ってメールも受け取って、で、今朝の「どーですか?」メールが来ると言う辺り、いかにもAmazon的で素晴らしい!

メールにはAmazon.co.jpで、以前に「東京ザヴィヌルバッハ」関連商品をお買い上げいただいたお客様にこのご案内をお送りしていますってあるのですが、2枚もってる東京ザヴィヌルバッハのアルバム共に、Amazonでは買っていない。つまり、昨日注文した、まさにこのアルバム「VOGUE AFRICA"Naked"」の注文履歴から、この同じ商品の紹介メールを自動送信しているのでしょうな。

同じアルバムを注文済みの人は、対象外に出来ないシステムなのでしょうね。おしいっ! ちょっとツメが甘かった!!


2005年02月15日(火曜日)----すぎもと

杉山

倒れた杉

杉が2本、倒れていました。

1本は根元から数十センチ程上の辺りをもぎ取られる様に、もう1本は大男がてっぺんから、その大きな親指と人差し指でひょいと持ち上げ、根っこから抜いた後、そのままゴロンと転がした様に、力なく横たわっておりました。

去年、日本列島を通り過ぎて行ったいくつもの台風が、みごとなまでに四国を通り過ぎて行ったものですから、その強風に煽られて、この杉の木も倒れたものと思われます。

それにしても、風をまともに受けると思われる最前列の杉たちが、全てビクともせずに、スッと背筋を伸ばして立っているにも関わらず、何故か倒れた杉たちは2本とも、中程に立っていた木でした。

杉を植えたまま間伐せずに――若しくは代替わりなどに依って、する人が居なくなって――日の光が届かないまま、もやし状に生えたヒョロヒョロの杉が、根もしっかり生やせなかったせいで、風に持ちこたえる事が出来なかったのでしょう。

保水力の無くなった山は、大雨に依って地滑りを起こし、山肌が赤くなった山がこのところ増えたと言う話も聞きました。

そう言えば、去年の大雨で「山が滑って行く」という表現がふさわしい様な、道路を飲み込んで滑って行く山のショッキングな映像が、ニュースで何度も流れました。あれを見た時に――ボクは親戚の叔父と一緒に見ていたのですが――叔父が「杉ばっかりや」と言ったのを覚えています。まさにその時、まったく同じ事をボクも考えていた所だったからです。

杉だらけの山を見ながら、その山がそのまま、この国に見えてしょうがなかった、三連休の最終日の事でした。


2005年02月12日(土曜日)----すぎもと

ラーメンを食う

たこパン

代表的な日本料理と言いますと、寿司でも天ぷらでもなく、牛丼かカレーライスか、若しくはラーメンだというのが、きっと真実なのだろうと思う今日この頃。そしてボクもここ1ヶ月くらい、週末に成ると必ずらーめんを食べに行くのです。勿論、何度もここに書いている、ボクが現在世界一好きなラーメンを食わせてくれる天龍というラーメン屋さんにです。濃厚なスープの醤油ラーメンなんですが、そのまま食べるんじゃなくて、ここにカラシニンニク味噌を適量いれて食べると、これが麻薬的に後を引く旨さなのです。勿論、食べてる時にも美味しいのですが、次の日の昼間とかに急に其の味を思い出して、無性にまた食べたくなるのです。まさに麻薬的に。この味にやられている人によると、次の日じゃなくて数日後にその現象が出て来る人も居るというのですが、いずれにしても、思い出して無性に食べたくなるという反復性・中毒性は同じなのです。あぁ、書きながら思い出して食いたくなって来た(笑)。

それで、今週は木曜日の夜ご飯に天龍でラーメンを食べて元気をつけて、昨日は朝7時半に京都を出発。またまた、明石からたこフェリーに乗って、徳島の実家に帰っております。今年になって3回目。こんなに頻繁に帰って来るのは初めてですな。

たこフェリーは夜に乗ると、静かなのですが、昼間に乗ると河内屋菊水丸が河内音頭の合間に、明石海峡大橋の説明などをしてくれて楽しいです。それに売店も開いてて、たこの形のパンが売ってたりして、ついつい買ってしまいました。ちなみに、このパンは「たこネェぱん」らしく、毎月たこファミリーの誰かが登場するらしいです。目は初めレーズンで出来ているのかと思ってましたが、食べる時によく見てみると黒豆でした。味は普通のパンでしたが(笑)。

春陽軒の肉玉らーめん

淡路島では、洲本まで国道28号線を走ったのですが、これが工事工事で何ヶ所も車線規制があって、このせいで場所に依っては渋滞をしてて、いつもより時間がかかってしまいましたです。それでも昼頃に徳島市内に付きまして、まず、入院しているおばあちゃん――正式には「祖母が」と書くのがいいんでしょうね。日記でこういうの書く時って色々と考えてしまいますが、あえて――のお見舞いに病院まで。この病院の近くにラーメン屋さんがありまして、ここの店先には行列が出来ていてびっくり。そういえば、ココまで来る前にも国道11号線で1番左側車線に駐車場待ちの行列が出来てて、いったい何事だろうと思っていたら、なんと吉野家渋滞だと! なんか、今日だけ限定で牛丼が復活してたんですね。やっぱ牛丼が日本食の代表だったんだね(苦笑)。ボク個人としては別に牛丼復活して欲しくないくらいなのですが。豚丼があれば充分です。特にすき家――すき家はいつでも牛丼あるのにね。あ、日本人は牛丼じゃなくて吉野家が好きなのだな! きっと――のキムチ豚丼が好きです。

まぁ、それはいいとして、そのままお見舞いに行ったんですが、昼ご飯を食べてなかったので2時くらいにお腹がすいて来て、食べに出たのです。おばあちゃんと同じ病室の人が、その近くのラーメン屋さんが美味しいと教えてくれたので、そんなに美味しいのならと行ってみました。が、まだ人が一杯で混んでて車を置く場所も無かったので、とりあえず時間つぶしにスーパーで買い物をしたりして、3時くらいにもう1度チャレンジしてみました。

この店は「春陽軒」というお店で、JR佐古駅の近くの高架下の一方通行沿いにあって、店舗前と道を隔てた高架下部分に数台分の駐車場があります。営業時間は確か11時――もしかしたら11時半かも?――から午後4時までらしいのですが、無くなり次第終了する事もあるのだとか。3時くらいに行くと、ご飯が売り切れてたりするらしいです。何組か待って、着席。肉玉入りの小(600円)を注文しました。まぁ所謂「徳島ラーメン」というジャンルのものですかね。生玉子が入ってるせいか、ラーメンが来た瞬間、ほのかにすき焼きの匂いがしたのが印象深いです。味の方は確かに美味しかったですが、一口スープを飲んだ瞬間の感じで、やっぱり天龍のスープは凄いんだなというのを再確認しましたね。やっぱ麻薬的だわ天龍。でも、ここのラーメンも美味しかったので、結局はスープまで全部飲んでしまいました。他府県ナンバーも結構いて――考えてみたらうちもそうだけど(笑)――ラーメン愛好家には結構有名な店なのでしょうね。

お刺身定食

ラーメン食ってから、また病院へ戻り、その後弟も大阪から駆けつけて、結局7時すぎまで病室で過ごして、その後一緒に晩飯を食べに、55号バイパス沿いにある某いけす料理店へ。そこそこ良い値段のする所でして、その中から刺身定食(1550円)を注文。普通の味。デザートがまるごとミカン1個が素敵。でもテーブル席にも引き戸があってゆっくり出来そうな感じは悪くないですね。ご飯を食べながらバンドの話とか、菊地成孔話などを熱弁(笑)。弟はそのまま大阪まで帰って行って、うちは実家まで。昨日あんま寝てなくて、風呂も入らずにバタンキューでした。



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