パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年02月 20日(金曜日)----すぎもと

ぼくドラえもん

ドラえもんDVD

くら寿司が明日まで1皿88円のキャンペーンみたいなのをやってるというので、土曜日は混むだろうと思って今日行ってみました。でもみんな考える事が同じなのか、満員でかなり待たないといけない感じだったので中止。結局買い物をして、家で食べる事に。

くら寿司の近くの本屋さんに、最近発売されてた石川浩司さん(元たま)の「『たま』という船に乗っていた」という本があるかなぁ……と思って入ってみたら、どうも置いてないみたい。しょうがないので帰ろうとしたら、ふと目についた本が……。それは ぼくドラえもんという本。なんか、今日創刊したドラえもんの本らしく、創刊号は豪華オマケが付いて500円だというので、つい衝動買いしてしまったのです。

おまけの内容は、ドラえもんのTVアニメ化の前に作られたというパイロット・フィルムと、今までに上映された映画の予告編が収録されたDVD。それから四次元ポケットの形の、開くと手提げバッグになる携帯できる「四次元ポケット・バッグ」など。この内容にしたら500円にしたらかなりお買い得なものですが、ええおっさんがレジに持って行くにはちと抵抗がありますな(笑)。付属の単行本に未収録だという漫画なんか読んでたら、そういえば昔は大のドラえもんファンだった自分を思い出して、なんか小学生の頃にコロコロ・コミックを読んでた頃を思い出してしまいましたですね。

関連サイト

2004年2月19日(木曜日)----すぎもと

俺の曲

ザッパ御大ネタで行きますと、山口優さんの日記無事なる男(2004/02/15)にも発見。Black PageのMIDIデータの話なんですが、このMIDIデータは前から持ってますが、確かに良く出来てますね。

これが俺の曲だったら、どんなに素晴らしいことでしょう。

この台詞には激しく同意です。というか、ボクは山口さんの曲を聴いて、そう思う事も多いのですが……。


2004年02月18日(水曜日)----すぎもと

ザッパ・イヴェント

岸野雄一さんのサイト(info)にて、「フランク・ザッパ・サーキット! vol.2」なるイヴェントの告知が出てました。3月3日なんですが、場所が渋谷の青い部屋なので観に行くのは無理ですねぇ。残念。unbeltipo見てみたかったなぁ……。ちなみに『フランク・ザッパ自伝』の出版記念イヴェントのようですが、この自伝は「ザ・リアル・フランク・ザッパ・ブック」の新装なんですね。CLUB K2 / FRANK ZAPPAの○△□さんの記事によりますと、なんとvol.1からvol.4まであるイヴェントのようですね。くー、行きてー!!


2004年02月17日(火曜日)----すぎもと

悲劇

相変わらず枝雀落語にハマりまくっておりますが、今は「つぼ算」を聞いてます。この前の「雨乞い源兵衛」もそうでしたけれど、このストーリーの面白さは、やっぱり登場人物の「悲劇」ですね。「つぼ算」では瀬戸物屋のおじさんの、パニックになってる様がおかしくてたまらないんですが、確かに物語中の当人にとっては、あきらかに「悲劇」です。そのあたり、落語作家の小佐田定雄さんがライナーノーツにかかれてる文章が鋭いです。

落語に限らず、笑いというものは「個人的な悲劇」によっておこるものです。それも世間に迷惑のかからない、ちょっとした悲劇であることが条件です。

しかしこの「つぼ算」、前にテレビでも見た事があるんですが、その時も瀬戸物屋の親父と同じように「え? 合うてるんちゃうの??」とかって思ってしまったのです。そして、また久しぶりに聴いてみると、やっぱりだまされるんですな(笑)。 今回も2回立て続けに聴いて、やっと理解できましたです。このトリックで瀬戸物屋をケムに巻く男に共感するという上岡龍太郎さんが、ライナー・ノーツに書いてる文章も面白いです。

世間は上岡龍太郎の言うことは「正論だ」という前提で「葉に衣着せぬ毒舌家」という称号を与えてくれた。だが、私の話は穴だらけの落語的「理屈言い」に過ぎない。それを巧妙なトリックとスピードで目くらましをしていただけである。

しかし、この巧妙なトリックを思いついた人物ってのは、どういう人なんだろう? と関心しながら、ついもう1回聴いてしまうのでした。


2004年02月16日(月曜日)----すぎもと

AddType

何故か急に思い立ち(こういうの非常に多いのですが)、RSSっていうんですか? それを作ってみようと思ってやってみたんです。試しにrss.rdfっていうファイルを作ってみて、それをサーバーにアップしてみたんですが、これがちゃんとRSSリーダーで読めないんですね。調べてみたらサーバーが.rdfのファイルをtext/plainで吐いてるんですね。それでサーバーにSSHで入ってmime.typesを見てみると、やっぱり設定されていない感じでした。.htaccessが使えるのなら、そこにAddTypeして設定したらいのですが、今のサーバーは確か使えなかったと思って、借りてるサーバーさんにメールでmine.typesに加えてくれないでしょうか? ってお願いしてみたら、なんと.htaccessが使えるとの事(笑)。前のサーバーから変わった時に、.htaccessのリダイレクトでパザ日誌の最新を飛ばしてたので、今回もそうしようと思って.htaccessをアップしたとたんに、エラーを起こしてたので、なんだ使えないのか……とずっと思いこんでたのですが、実はそれは.htaccessの書き方(若しくは文字コードとか改行コードの問題?)が悪かったせいだったんでしょう、きっと(笑)。

そういう事で、AddTypeして無事に見る事が出来ました(application/rdf+xmlがいいんでしょうが、とりあえずtext/xmlで)。ついでにFlashのファイル(*.swf)も見られてなかったので、それも設定。RSSはXSLTでxhtmlに変換したいなぁと思って、ちょっと頑張ってみたんですが断念(苦笑)。ボチボチやってみます……。


2004年02月15日(日曜日)----すぎもと

雨乞い源兵衛

相変わらず寝る時に枝雀落語を聞きながら寝ています。

最近何度も聞いてるのは「雨乞い源兵衛」という噺。「枝雀落語大全第十四集」というCDに「幽霊の辻」と一緒に入ってるもので、昭和60年10月の大阪サンケイ・ホールで収録されたものです。この噺がツボにはまってるのは、枕の「枝雀的進化論」や、本編のストーリーの面白さとか、枝雀師匠の表現の面白さもあるんですが、演出がいいんです。ストーリーは日照り続きで困ってる所へ、庄屋さんが源兵衛の所へ雨乞いを頼みに行く場面と、その結果(?)雨が降りすぎて雨がやむ様に頼みに行く場面と、雨がやんだお礼(?)をしに行く場面の3つの場面で構成されてるんです。それらの場面の最初には、必ず太郎作と次郎作という2人が出てくるんですが、これが良いんです。直接何の関係も無い2人で、ただ立ち話をしてるような設定なのですが、これがあるお陰でこの噺はグンと面白くなってるって感じですね。例えるなら、最初のシーズンの「スカイ・ハイ」に出てくる小倉久寛とその子供役のような感じですかね。あの2人が居て面白いドラマだったんですが、今の第2シーズンでは森本レオになって、これがまったく良くないです。

しかし、この第2シーズンは前のとまったく逆で、呪い殺してばかりなのは何なんでしょうね? 「悪いやつにはお仕置きを!」っていうのが日本人には受けるという事でしょうかね? それともそういうストーリーが求められる時代なのか? ともかく、落語もドラマも脇で決まる部分があるという事ですね。


2004年02月14日(土曜日)----すぎもと

遮音

昼にNHKでやってた「日本の話芸」という番組で、江戸の落語を見ました。途中からだったんですが、最近良く落語を聴いてるので「あ、『かぜうどん』や!」ってすぐに分ったのです。でも江戸の方では「うどん屋」っていうタイトルなんですね。

で、夜pazapのリハから帰って来てNHK見てたら平安神宮からの「スーパー・ライヴ」ってのが始まって、誰だろうと思ったら倉木麻衣でした。倉木麻衣って山口百恵のカヴァーでB'zのギターの人とやってて、あのディストーションギュインギュインなハードロック・ギターをバックに歌ってましたけれど、あれ聞いててきっとこれをホールじゃなくて、ライヴハウスでやったら声聞こえへんやろうなぁって思ってました。紅白もそうでしたけれど、倉木麻衣のライヴって絶対ドラムの周りに透明の遮音板みたいなのが付いてるでしょ。きっとヴォーカル・マイクにドラムの生音がかぶるんだろうなぁ。だとしたら、ディストーション・ギターじゃなくても、ライヴハウスでのライヴは無理かも? 「もうこれ以上ヴォーカル上げるとハウるんで、出来るだけドラムさん、もうちょっと弱く叩いて下さい」「はい、分りました。じゃぁ本番よろしくお願いしまーす!」みたいな感じかなぁ……。


2004年02月13日(金曜日)----すぎもと

癒しの音楽

点滴

知人が入院してるのでお見舞いに行ったんですけれど、最近の病院って廊下に無線LANのアクセスポイントがいくつもあるんですね。これはノート・パソコンを持ち込んだら、インターネットが出来るという事なのでしょうかね? それよりも驚いたのは、病室にうっすらと音楽が流れてるんですね。それがバロック音楽っぽい感じというか、モーツアルトっぽいっていうか、そういう曲なんですけれど、これはストレスにならないのかなぁ? って気になりました。「音楽で癒し」とかってよく言いますが、みんながモーツアルトの音楽で癒されるとは限らないと思うのですが。もしボクが入院してたら、ひょっとしたらあの音楽はストレスになるような気がしたんですけれど、でも弱ってる体には意外に癒されたりして……(笑)。「すいません、ちょっとその音楽がストレスになるので、リゲティの弦楽四重奏曲に変えてもらえますか?」って言ったらダメですかね。きっと他の入院患者さんにストレスになるのでしょうね。でも、その音楽がボクにはそうなんですけれど……とかっていう人もいると思うんですけれど。


2004年02月12日(木曜日)----すぎもと

CD世代

図書館の件で関堂さんに羨ましがられてますが(いや、それより念佛ネクタイが気になる所ですが……笑。中国の「南無阿彌陀佛」だと日本のそれとちょっと意味が違ってきますね、多分)、これは文化的レヴェルの問題というより、きっと関係者に好きな人が居るんじゃないかとにらんでるんですがどうなんでしょうか? それにこの近畿のとある都市(まだ75日が過ぎてないので……笑)の中でも今の所、ボクがいつも行ってる1館のみだと思います。それでもこの1館だけでCDが7500枚あるそうで(醍醐中央図書館資料数一覧)、確かにこの数は多いですねぇ。しかも「欲しいCDがあるんだけど、廃盤で手に入らないし……」って完全に諦めてたのがここの図書館にあった……というケースが少なくとも3件はあって――たまの「ろけっと」と「オフ・オフ・マザーグース」っていう企画ものと「桂枝雀のワンダー・ランド」――こういう時には感動しますです。Frank Zappa御大は「ロスト・エピソード」だけあって(それでもあるだけ凄いですが)、Tipographicaが2枚あって、キングクリムゾンとかイエスとかのプログレ定番もの(?)もちゃんとあります。勿論Tsutayaにあるような流行ものはほとんど無くて、その分逆にクラシックとかジャズはたんまりとあって、さらに民族音楽や落語なんか多分ここの地域一の品揃えなんじゃないかと思える程で、ボクなんかの趣味からしたらもう宝の山みたいな所です。これだけでも贅沢なのに、欲を言えばラテンものが弱いですね。後はシュトックハウゼンとか三木稔さんとか置いて欲しい……。今度リクエストしてみようかなぁ。

ちなみに今借りてるのはシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」(ピエール・ブーレーズ指揮ベルリン・フィル/ポリドール/POCG-10130)とブーレーズ・コンダクツ・ヴェーベルン2(ブーレーズ指揮/メンバー・オブ・アンサンブル・アンテルコンタンポラン/ポリドール/POCG-1944)です。

そういえば、ここ1ヶ月くらいずーっと聴きたい曲がありまして、それはR・シュトラウスの「英雄の生涯」なのです。ヴィデオに録画したものは持ってるんですが、図書館で借りて聴こうと思ってて、でもその前に借りたいCDが山の様にまだ残ってるので、なかなか借りられないのでありました。コンパクト・ディスクという規格には、ベートーヴェンの「第九」が一枚に入るというのが(カラヤン絡みで)関連してるっていうのは有名な話ですが、それでもアナログ盤の頃は一枚半っていう中途半端な感じではありましたが、ちゃんと楽章の切れ目でディスクをチェンジできてたんですよね。それよりもボクは「英雄の生涯」が途中で途切れずに収録出来るっていう方が遥かに大きいです。中学の頃に買った「英雄の生涯」のアナログ盤レコードは、小澤征爾指揮のボストン交響楽団のものだったんですが、この演奏が凄く良くて感動して聴いてても、曲が途中でA面からB面に強制的に切られてたんですよね。これはちょっと気分的に萎えます。こういうの、CD世代の人には分らないんでしょうねぇ……。


2004年02月11日(水曜日)----すぎもと

コージーさん

相変わらずウィルス・メールが届いていて、だいたいは受信時に自動的にゴミ箱に入る様になってるんですが、暇つぶしにひとつ(メーラー・デーモンさんから帰って来たものを)覗いてみたら次の様な感じだったので笑ってしまいました。

From: smith@pazap.org
To: brian@cozypowell.com

うちにはスミスなんてのは居ませんですぞ。しかもコージー・パウエルさんと並ぶってのは変な感じですね。

ちなみにこれはエラーで帰って来てたものなんですが(って言ってもどこぞで偽称されたもので、ボクが出したものじゃないんですけどね)、そのメーラー・デーモンさんからのメッセージはこんな感じだったんですね(ちなみにxxxx.comっていうのは、伏せてあります)。

Hi. This is the qmail-send program at silt.xxxx.com.
I'm afraid I wasn't able to deliver your message to the following addresses.
This is a permanent error; I've given up. Sorry it didn't work out.

それを、まぁ暇だったのでExite翻訳さんに翻訳させてみました……いや、して頂きました。その翻訳がふるってましたので、載っけておきます(笑)。

今日は。これはsilt.xxxx.comのqmail送るプログラムです。
残念ながら、私は次のアドレスにあなたのメッセージを述べることができませんでした。
これはパーマネント・エラーです;私は降参しました。それが出てこないで残念です。

あはははは。私は降参しました。っていうのはいいですね。

ちなみに、今のスタイルだと上の様に引用すると、背景の右下に「引用」っていうハンコみたいなのが表示されますが、これインターネット・エクスプローラー(Mac、Win共)だと、ボーダーの二重線と重なってるんですね。インターネット・エクスプローラーっていうのはまったく使わないので確認もしてなかったんですが、この前たまたまどこかで見たら重なっててビックリ。これインターネット・エクスプローラーのバグなんですね。いちいち修正するパワーが今ないので、放置してます。すみません。IEが悪いんです、IEが悪いんです、IEが……(苦笑)。

ところで、今日は何の日でしたっけ? よく分らないんですけれど、ボクの中では2月11日はおじいちゃんの命日なので、実家のおばぁちゃんに電話したりしました。



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