パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2003年11月20日(木曜日)----すぎもと

ボヒュスレーン・ビッグバンド

石黒彰さんの日記(2003年11月18日分)を読んでいると、 bohuslän big band(ボヒュスレーン・ビッグバンド)というバンドの事が出てました。スウェーデンのビッグバンドなのだそうですが、なんと"plays Zappa"っていうザッパ御大の曲ばかりを演奏しているアルバムがあるのだとか。ををを! これは買わねば!! ……いつか……きっと……(苦笑)。

bohuslän big band "plays Zappa"
  1. Zomby Woof
  2. Sinister Footwear - Movement 2
  3. The Grand Wazoo
  4. St. Alphonso's Pancake Breakfast
  5. Father Oblivion
  6. Son Of Orange County
  7. More Trouble Every Day
  8. Zoot Allures
  9. Find Her Finer
  10. Sofa/RDNZL
  11. Let's Make The Water Turn Black
  12. Let Me Take You To The Beach
関連サイト

フレディ来日?

フレディ、勘弁してください。夜中の三時というのは、日本では「草木も眠る丑三つ時」っていう時間で、まぁ良く幽霊が出る得意時間(?)とされてますけれどもね。遠路はるばる、英国の墓場からこんな所まで、しかも自転車に乗ってこなくても。ええ、あなたはチャンピオンですよ。You Are The Championですとも! 分りましたから、こんな時間に往来で大声で歌わないでください。近所迷惑です。


2003年11月19日(水曜日)----すぎもと

太平洋産

昨日からここのサーバーが何度か停止したりしてます。大体、十分くらいすれば復旧したりするんですが、実は今も停まってまして何度かpingを打ってみたりしてるんですが、今回はちと長いですなぁ……。不安定です。というか、誰が負荷をかけとんねん! という感じなんですが、ボクだったりして? ……まさか、何もしてないつもりなんですがねぇ……。おっと、復旧した模様です。しばらく不安定かも知れませんので、もし繋がらなかったりしたら、しばらく時間をおいてからチャレンジしてみてください。

それから、なんか最近リファラにBlogのアドレス残していくのが流行ってるのでしょうか? やたらと外国のBlogがひっかかります。内容までいちいち読みませんけれど、あれ、きっとBlogの皮を被った営利目的なページなんでしょうね。これからは日本のページでも現れそうですね。

さて、いつもCMを見る時には、その商品とかよりも、バックにかかってる音楽に興味がいってしまう事が多いのです。最近気になるCMは、仲間由紀恵と松下由樹が出ているauのCMです。あのバックにかかってる、女の人のヴォーカルで、巻き舌&ファルセットで歌われてる歌が異常に気になります。もの凄く好みなんです。auのサイトとか、CMに関する情報が皆無なんで、全然わかりません。大体、あぁいう使われ方をしてる音楽だと、CM情報が載っていたとしても、BGMの情報なんて載せないのでしょうけれど。タイアップっぽい感じじゃないし、歌詞も無いみたいだし……。

今日は、とんがらしが切れたのでいきつけのスーパーへ行ったりしましたです。ペペロンチーノ――正確には「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」でしたっけ?――が好きな野郎としましては、常に唐辛子が無いと困るのであります。ついでに鮮魚コーナーなども覗いてみましたら、「太平洋産」って書かれた魚が売ってまして笑ってしまいました。そういえば最近では、魚も産地を明記するのを義務づけられているらしいので、どこのスーパーも書いてあるんですが、それにしても「太平洋産」って大きく出ましたね。確かに間違いはないのでしょうが、それにしても広すぎます(笑)。「琵琶湖産」くらいなら問題ないような気もしますが、「太平洋産」って「海でとれたよ」って言ってるのと、そうは変わらないような気がするんですけれども……。というより、「生まれは?」と聞かれて「西日本です」って言う様なものか? まぁ、本当の所は公海上の太平洋で獲れた……とか、そういうのでしょうけれど。


2003年11月18日(火曜日)----すぎもと

テレビ

「密会」(安部公房/新潮文庫/ISBN4-10-112117-6)を読了。他の作品とは、ちょっと――本当に微妙なんですけれど――違う感じを受けたんですが、この違いが何なのか、自分でも分りません。


ニュース見てたら、また日本テレビの視聴率の不正操作のニュースをやってました。探偵を使ってビデオリサーチの車からモニターを割り出して、謝礼と引き換えに自分の番組を見てくれ……っていうアレです。この事件が明るみに出たときに、どこぞのニュースキャスターが「視聴者に対する背信行為だ」みたいな事を言ってて、ご飯粒が鼻から飛び出しそうになりましたよ。なんでやねん、「スポンサーに対する」ちゃうんか! と、視聴者には関係のない話なんちゃうの? とか思ったんです。でも二〇〇三年十一月三日の京都新聞に、映画監督で元テレビデレクターの森達也氏が書いてる記事を読むと、そういう考えに疑問を投げかけています。ご自分の実体験から最近のテレビでは視聴率でニュースの順位を決めるのだそうです。つまり、イラク情勢よりもスキャンダラスなワイドショー並のネタがトップニュースになったりするのは、そういう事なのだそうです。ニュースの重大性よりも、視聴率がとれそうな内容を優先するという事なんですね。そして、それによってさらに世論が刺激されるというのですね。

この相乗作用の帰結は明らかだ。視聴率を操るということは世相を操る事に匹敵する。日本の行く末が左右される。

テレビの影響は凄まじいですから、世論や流行、思想までもコントロールする事ができるんですね。特にテレビ世代の思考が停止している人たちなんか、絶好のカモになりそうですし。これは若い子に限らず、ココアが体にいいと聞けば、店からココアが消えるという様な事になったりするんですからね。


テレビといえば、NHKのピタゴラスイッチにそんな人まで登場するのか! すごいぞNHK!!! っていう噂話を某所で偶然立ち聞きしたんですが、これはとっても楽しみです。何を回すんだろ? そういえば、ボクは見てないんですが「おとうさんスイッチ」に、クレイジー・ケン・バンドの横山剣さんが出てたっていうのを知って、見られなかったのを転げ回って悔しがったのですが、NHKはイーネッ!!


2003年11月17日(月曜日)----すぎもと

裏ネタ

スーパーで グリコエクセレントというアイスクリームを衝動買いしてしまいました。ボクはバニラ・アイスに弱いです。それも、種類が「ラクトアイス」とか「アイスミルク」じゃなくて、ちゃんと「アイスクリーム」と書いてあるものに。このアイスはグリコの新商品らしく、二個入りで二五〇円なんですが、これに多分キャンペーン用の限定ものなのでしょうが、アイスクリーム用のスプーンが二個おまけで付いてました。ここのスーパーはアイスクリームが常に三割引なので、実際は一七五円ですし、これでスプーン二個付いてたらかなりのお得。……という事で衝動買いしてしまった訳です。晩ご飯の後に食べようと開けてみると、ちゃんとバニラ・ビーンズのツブツブがいっぱいでいい感じ。味も濃厚な味で美味しかったです。

その後、水戸黄門を見ていたら、今日のマドンナ(?)は山田花子でした。そういえば前に出演するという話をテレビでしていたなぁ……と思い出しました。その時の話だと、この撮影はボクの大嫌いな某二十四時間テレビで、山田花子が「二十四時間マラソン」を完走した次の日が撮影だったのだとか(笑)。さすが、吉本興業! 普通せめて一日は休ませてあげるでしょう? そういえば、漫才ブームの頃に、当時大人気だった「ザ・ぼんち」が武道館でコンサートを開いたんですが、その次の日はスーパーのビール・ケースの上での営業だったと言いますからねぇ。そうそう、前に里見まさとさんのラジオで聴いた話だと「ザ・ベストテン」の裏ネタ――順位のからくり話みたいなの――とか、ニュースキャスターの安藤優子さんが学生時代に「ぼんち」ファンで、楽屋にセーターのプレゼントを持って来た事がある……とか、ギャラの話とか、とても面白い裏ネタが一杯あって、この頃の話はとても面白いです。

そして、Finkがヴァージョンアップしたというので、fink selfupdateとかしてみました。でもその後でfink update-allとかしてしまって、すっかり後悔してしまいました(笑)。時間が……(苦笑)。


2003年11月16日(日曜日)----すぎもと

Hemlen@ネガポジ

Hemlenのライヴを見に ネガポジへ。Hemlenは植村昌弘さん(ドラム)、恵良真理さん(ヴィブラフォン・パーカッション)、古太郎さん(ギター・ベース)によるトリオ編成のインスト・バンドです。今回で三回目のライヴなんですが、一回目のウーララ、二回目のザックバランともに、のっぴきならない用事と重なっていて、泣く泣く諦めたので、今回は三度目の正直で見る事が出来ました。

感想はと言うと、いやぁ、凄すぎです。もう理想的なバンドです。個人的に今年見たライヴの中では一番良かったかもです。今年はチャド・ワッカーマンにサインをしてもらったりして感動した年だったんですが、今回のライヴはそれに匹敵する感動がありました。ずっと欲しかった植村さんのソロ・アルバム「1999」も買えたし、サインもらっちゃいましたし。

今年にライヴで見たポリリズムは、チャド・ワッカーマンのドラム・ソロと、西部講堂のDCPRGと、Fragileのレコ発に、今回のHemlenくらいでしょうか。DCPRGのポリリズムは、同じ菊地成孔さん関係といえど、Tipographica系のポリリズムである今回のHemlenとは違ってる訳ですが、それはそれで凄くかっこ良くて好きなポリリズムです。でもHemlenの様な、ザッパ系――というより現代音楽系――な奇数連符によるポリリズムをこれだけかっこ良く演奏されてしまうと、とろけそうな気分になるのでした。特に京都ではこういうバンドの演奏を聴く機会がほとんど出来ないですしねぇ……(東京では色々とあるんでしょうけれども。例えば植村さんのやってるMUMUとかもそうですよね)。

ライヴは三バンド中の二番手で、約四十分。初めて聴いたのですが、まったく過不足無く想像通りのサウンドでした。一曲目のしょっぱなから大好きなポリリズムのオンパレードでにんまりしてしまいました。ポリリズムだけでなくて、二曲目とかは確か5拍子でしたし、他の曲でも5拍子とか7拍子とか、色々と変拍子も登場してましたです。植村さんは途中、ビーターが飛んでしまって、ツインペダルの左足の方を踏んだりするハプニングがあったりしましたが、聴いてる方としてはまったく問題なしの素晴らしいプレイで、叩きまくりでした。素晴らしい……。もう素晴らしすぎです。恵良真理さんのヴァイブもカッコ良かったし――ただ、座る位置のせいでちょっと聴こえにくかったのが残念でした――古太郎さんのM.Cも味があってよかったです。ギターとベースの持ち替えという事で、ギター弾いてる間は低音が無くなってしまう訳ですが、そういう所はまったく問題にならないのが凄いですね。

この後、ライヴの予定は東京で来週にライヴがあるようなので、関東の方は是非足を運んでみてください。京都では三月にまたネガポジでライヴがあるようですし、レコーディングにも入るようなので、これももの凄く楽しみです。これからの活躍に期待です!!


2003年11月15日(土曜日)----すぎもと

成人病?

昨日の昼間は良く晴れていて暖かかったんですけれど、それで油断した格好で同志社まで行ったら、コンサートの途中からやたらに冷えてきて、帰り道なんかブルブル震える程で、吐く息も白かったんで参りましたです。折角風邪が治りかけてるのに、これでまたぶりかえしたら……とか思って嫌になったんですが、そのせいか今日はちょっと鼻水が出ております。やっぱり山の中は冷えますねぇ。甘かった……。

今日は図書館に本を返さないといけない日でした。いや、本当は昨日が返却期限だったんですが、返しにいけなかったのでした。ごめんなちゃい。それで今日も必死になって読んでたんですが、あと八十ページ残してタイムアウト。図書館は土日は五時までで閉まってしまうので、夜間の返却ポストへ返却。この本たち(三冊)は結局延長とかして四週間も借りてたのに、結局半分しか読めなかったのでした。体調悪いとダメですねぇ。「シュトックハウゼン音楽論集」(シュトックハウゼン:著/清水穣:訳/現代思潮社/ISBN4-329-01001-1)もあと一週間で返さないといけないので読めねば……。理解出来るかどうかは別として……(苦笑)。


昨日ラヂオを聴いていたら、話している人が「この前、子供の運動会に行ったら、昼ご飯のときにコンビニ弁当を食べている家族がちょくちょく居て驚いた」みたいな話をしてて、まぁ最近の親なら不思議な話ではないよなぁ……と思ったりしました。周りでも実際に二歳くらいの子供が、すでにコンビニおにぎりが母の味になってるっていうのを聞いた事もあったので。でも、最近の小学生の一割が動脈硬化の危険があるというのはちょっと驚いたです。もちろん、意外に少ないやん……って事ですけれど。世界の自然を破壊したり、人々をこき使って勝ち得た日本人の幸せは、食料自給率の減少と高脂血症だったという喜劇ですね。日本の食文化を疎かにする国にしておいて、国家が「国を愛しましょう」なんて言ってるのは、まさに喜劇ですからね。そういえば成人病を生活習慣病に変更したのは、こういう低年齢化があるからなんでしょうね?


そうそう、明日は念願の Hemlenのライヴを見にネガポジへいくのです。ウィルキンソンで喉をヒリヒリさせるのです。楽しみ楽しみ。


2003年11月14日(金曜日)----すぎもと

ジョイント・コンサート@同志社大学

今年はちょくちょく大学のイヴェントを聴きにいってます。夏には菊地成孔さんと大友良英さんの音楽系セミナーで精華大学。今月も菊地さんと岸野雄一さんの講義とライヴを、京都造形芸術大学に。そして今日はコンサートを聴きに同志社大学に行ってきました。前にも書きましたがこのコンサートと「ロッキー・ホラー・ショー」はバッティングしていて――正確には時間は重ならないんですが、距離が離れてるので「ロッキー」に間に合わない――同志社をとったので、悲しいかな「ロッキー」は断念しました。

そういえば大学で思い出したのですが、今月二日にあった 種智院大学学祭にソニンが来てたのですね。ちょっとビックリ。何がビックリって、種智院大学もそういう大学になったんですね……という所にです。種智院大学ってひょっとしたら知らない人が多いんじゃないかと思いますが、たしか弘法大師空海がつくった「 綜藝種智院 しゅげいしゅちいん 」が起こりだと記憶してますんで、そうだとすると平安時代からある学校という事ですし、日本で最も古い学校という事になるんじゃないんですかね? そんな由緒ある学校なんです。数年前に東寺の所から今の伏見の所に移転したんですけれど、前の所では本当に地味な印象で、でもその分ボクは好感を持ってました。少なくとも学祭にソニンを呼ぶ様な学校ではなかった印象があるので、ちょっとビックリしました。もちろんソニンを呼ぶのが悪いなんてことは、全然思ってないですよ。イメージのギャップにビックリしただけです。

いやいや、全然関係ない所に話しがいってしまいましたが、そういう事で今夜は同志社大学内で行われたコンサートに行ってきたのでした。何か場違いな思いを感じながら……(苦笑)。

それで感想ですが、面白かった。まづ、プログラムが素晴らしかったです。

プログラム
  1. ジョン・ケージ/4分33秒
  2. カールハインツ・シュトックハウゼン/ツィクルス
  3. カールハインツ・シュトックハウゼン/ツィクルス(リヴァース・ヴァージョン)
  4. ジョン・ケージ/アリア
  5. ジョン・ケージ/One*4
  6. カールハインツ・シュトックハウゼン/ティアクライス
  7. ジョン・ケージ/龍安寺
出演
打楽器
小川真由子
バリトン
松平敬

見ての通り、ケージとシュトックハウゼンの作品ばかりのコンサートです。それで、何と言っても一曲目のケージの「4分33秒」。色んな意味で超有名なこの曲なんですが、ライヴで体験する事なんて無いと思ってたので、踊りたくなる程嬉しかったです。

今回の「4分33秒」は松平さんのヴァージョンで、ピアノじゃなくてMacでした。舞台中央に机があって、そこに客席側を向いてPowerBook G4が置いてあります。照明が落ちて(ステージも)、Macの画面だけが浮かぶ中、松平さんが横向きに座ってMacを操作してカウンターを出します。つまり「4分33秒」を示す数字が出てきて、それが一秒ごとにカウントダウンされていくという仕組みでした。時々画面を操作して、デスクトップを赤→青→黄色と変えていきます。勿論、曲は演奏されませんが(この表現は正しくないかも)、この曲は三楽章で構成されているために、それをデスクトップの色で示したという事でしょうね。何かをダブルクリックして色を変更してましたが、そのクリック音はマイクを通してP.Aから出されているようでした。

演奏が沈黙してる分、その他の音(客の咳払いなどのノイズとか)を聴かせるというこの曲を初めて体験してみての葛藤は、この作品に積極的に参加していっていいのだろうか? という疑問でした。つまり、今回はお客さんの数もそんなに多くないせいもあって、結構静かだったんですよね。だから、あえて咳払いをしてみたり、椅子を動かしたりして音を意図的に出してみたくなるんですよ。普通の曲だったら、できるだけノイズを出さない様に気をつける所なんですが、逆の事を考えてしまったのには面白かったです。誰か携帯を切り忘れてて、着メロなんか鳴ってしまったら面白い作品になってたかも? とか思ってしまいましたですね。

あと、一曲一曲の感想は書けそうもないのですが、三六〇度をパーカッションで囲まれて演奏される「ツィクルス」は圧巻だったし、同じ曲を続けて、しかも二回目は楽譜をひっくり返して演奏されたのが面白かったです。

「アリア」「ティアクライス」の松平さんの印象は、超歌唱法という感じがして、巻上公一さんを思い出しました。とても声の出し方を研究されている様で、中にはホーメイまで登場して面白かったです。KINCHOのCMで――「花の香り」だったと思いますが――女の人が二人、フランス語で話してるのがありましたが、あのCMがやたらと好きだった理由が分ったような気がしました(笑)。なんちゅう感想だ……(苦笑)。


2003年11月13日(木曜日)----すぎもと

そんなぼくがすき

「たま」の曲に「そんなぼくがすき」っていう曲があって、ボクも好きな曲なんですが、この曲は十年以上前にNHKの「みんなのうた」で放送されていたのですが、一回も見た事がなかったのです。この曲が来月に再放送されるのだとかで、チェックしなければ。

そういえば最近の「みんなのうた」は全然見てなかったので、どういうのをやってるんだろう? って思ってサイトを見てみたら、なにやらちょっと不気味なりんごのキャラクターが気になるうたが……。見てみると「りんごのうた」っていう歌で、何と作詞・作曲・歌が椎名林檎なんだそうで、これもチェックしとかないと! と思いました。いやぁ、NHKって面白いからねぇ。朝やってる野村萬斎さんが出てるの(「にほんごであそぼ」)も大好きです。そういえば「はじめ人間ギャートルズ」もやってますね。でもNHKのは「ギャートルズ」じゃなくて「はじめ人間ゴン」なんですね。何かあるんでしょうね。なんて書きながら、ボクは「ドテチン」っていうのが何者なのか、いまいち分ってなかったりしますが……(笑)。


話は変わりますが、 Trans Weblogさんで知ったのですが、もうすぐ発売になるというビートルズのアルバムの国内盤にはからくりがあるのだとか。世界同時発売にしないで、日本盤だけが一週間早いのは、日本盤がCCCDで、それを買わせるためなのだとか。成る程……、色々と考えますなぁ……(苦笑)。まぁ、ボクみたいなビートルズに何の興味も無い人間は直接関係ないんですが、検討中の方はお気をつけ下さいまし。

関連サイト

2003年11月12日(水曜日)----すぎもと

ゴキブリラップ

今日の「トリビア」の峰不二子のスリーサイズネタを見ていて、それよりも ルパンのキャラの誕生秘話とか、ルパンと次元のキャラの秘密とか、そっちの方がよっぽどトリビア的だと思ったのですが……。まぁ、この辺りは、今年のiWeekのモンキーパンチさんのお話にあったんですが、オフレコかも知れないので、詳しい事は書くのはやめときますです……(笑)。

それよりも、関西ローカル番組なんですが、今日の「痛快エブリディ」はいとこい師匠の特集だというので、ばっちりヴィデオを撮りましたのです。色々と面白かったんですが、中でも一番傑作だったのは、いとこい師匠の出演したコマーシャルでした。 KINCHOのCM――「キンチョー コックローチ」のゴキブリラップ編――なんですが、なんといとこい師匠がラップしてるんです。しかも昔の16分音符のラップみたいなのじゃなくて、ちゃんと6連が混じってるのがカッコいい! この手の歌でボクが一番好きだったのは、野坂昭如氏の「ダニアースの唄」のドラムンベースヴァージョンだったのですが、これは超えたかも!!

あまりに感動したので、歌詞の内容を引用してみたりします。

いとし師匠「ちょいとファンキーなゴキブリ兄さん」
こいし師匠「夜中にカサコソ、ワレなめとんのか、なめられとんのか、そんなアホな」
いとし師匠「コックーローチをプッシュリかければタフなアンタもアップップ」
こいし師匠「交尾もええけど、たいがいにせえ」
女性陣「うちから出て行け子だくさん」
いとし師匠「ゴキブリキューでばったんキュー」
二人で「ゴキちゃん、カマカマカマカマカマーン」
二人で踊りながら「ゆーたったぁ、ゆーたった、ゆーたったぁ、ゆーたった」

お二人ともパジャマ姿で、いとし師匠は頭にナイトキャップをかぶってて、失礼ながらかわいらしい感じが最高です。撮影はカンペがいっぱい貼ってあったのだそうです。でも、この面白さは見ないと分らないですよね。キンチョーのサイトでアップしてくれたらいいのになぁ……。

関連サイト

2003年11月11日(火曜日)----すぎもと

恥さらし

「ウェッブ・アクセシビリティ すべての人に優しいウェブ・デザイン」(Micheael G. Paciello:著/アスキー/ISBN4-7561-4099-8)と「カーブの向う・ユープケッチャ」(安部公房:著/新潮文庫/ISBN4-10-112120-6)を読了。ただし、「ウェッブ・アクセシビリティ」の方は興味ある部分以外は流し読みですが。安部公房のは短編集で、ボク的に一番面白かったのは「完全映画(トータル・スコープ)」という作品でした。怪獣ゾガバっていうのが登場した時にゃ、吹き出しそうになりましたです。ボクの中での不思議キャラシリーズの三番目決定です。一つは宮沢賢治の「くらむぼん」、二つ目はカフカの「オドラデク」、そしてこの「怪獣ゾガバ」。あと、この短編集に入ってる「ユープケッチャ」っていうのも気になります。それから、他にも「月に飛んだノミの話」も愉快な話で気に入りました。

強烈な睡眠不足だったので、今日は早く寝ようと床に入ったのですが、ニュースステーションで徳島での自衛官の事件――徳島県警が早々と自殺と処理してしまって、遺族の方が目撃者探しとかをしてる事件――の特集(第三弾)をしてて、八割がた眠りながらも、気になってボーっと見てしまいました。殺人だとしたら、まったく酷い話なんですが、何と言っても警察の対応が最悪すぎですなぁ。まったく徳島の恥さらしです。

あの現場はうちの実家に帰る時に通る道沿いで、あんな田舎の周りに何も無い所ですけれど、それでもニュースの映像を見ただけで、どこか分ってしまった程馴染みのある場所だったりします。ただ、あの道は昔からある道じゃなくて、ダムが出来たために奇麗になった道なんですけれど。昔はカーブを回るたびにドドドドドドドド……って飛び上がる様なイボイボが道路に打ってあって、子供の頃は通るたびにふざけて飛び上がってた無邪気な思い出の道なんですが、それだけにこういうニュースを見ると、そのギャップで複雑な思いがします。早く解決して欲しいですね。というか、ちゃんとしろ、徳島県警!! という感じ……。



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