パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2003年05月20日(火曜日)----すぎもと

伊福部音楽

何か昨日「Mac OS Xは安定してるぜ!」って書いたのを見計らっての様に、今日はトラブりまくりで困ってます。とりあえずバックアップをとって、インストールしなおしたい気分なのですが、なんか邪魔臭い。でもバックアップだけはとってみた、さぁどうする? っていう感じです。X11とかFinkとかは、そのまま新しい先に放り込んだら大丈夫なのかな? 昨日音楽もののソフトを色々と試してたのがまずかったのか、Flash系のサイトがまずかったのかもしれないかな? 何かFlashのプラグインの相性が悪そうで、何回も落ちてたしねぇ。シングルユーザー・モードで起動して、fsck -yとかのお決まりや、定番のPRAMクリアから、Terminalでシステムの最適化sudo update_prebinding -root /とかをやって、多少マシにはなった気分なのですが、もう3時前でわないかいな! 日記書いてる場合ではない感じに眠くなってきました。


で、そんな事をしながら、もうそろそろ返さないと行けないCDなんかを聴いていました。伊福部昭の「協奏三題」というアルバム。これは素晴らしいです! 特に一曲目の「ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ」はもろにボク好みで、二回連続で聴いてしまいました。「リトミカ・オスティナータ」というのは、「執拗に反復される律動」という意味なのだそうです。そういえば、フレーズの繰り返しを「オスティナート」とかって言いますよね。5と7が基礎になってるっていうのも好きな所かもしれませんが。

その次のヴァイオリン・コンチェルトもかなり好きでした。伊福部さんの事を知らないっていう人が居るかもしれませんが、「ゴジラ」の音楽を作った人といえば、メロディくらいはみんな知ってると思います。あのメロディは有名ですが、確か変拍子ですよね(9拍子かな?)。「スパイ大作戦のテーマ」や「テイク・ファイヴ」並にポピュラーな変拍子じゃないですかね? 多分口ずさむ人も、それが変拍子だって意識して無いくらいの。いや、そもそも意識する必要なんてちっとも無いのですが。その「ゴジラ」のメロディが、このヴァイオリンコンチェルトにも出て来て嬉しかったりしましたです。

ちょっと伊福部音楽にハマりそうな予感です。


2003年05月19日(月曜日)----すぎもと

じゃがいもとさつまいも

一応持っているだけで使ってないと言っても良い位のPHSが、初めて通話中に電池切れであせったりしました。最近は外でネットに繋がないので、あまり電池が減る事がないので、ちょっと油断しておりましたのです。そういえば、もうかれこれ2年以上使ってる筈のMac OS Xも、この前初めてフリーズしました。アプリが落ちたりするのはちょくちょくあるけれど、他を道連れというのは恐らく初めて。カーネルパニックも起こして無いし、かなり優秀ですね。というか、酷い時には一日で何回もフリーズOS9と比べれば、考えられない程安定してます。

今日のどこかのニュースで放送されてた、北朝鮮の広報アニメみたいなやつ。内容はいまいちうろ覚えなのですが、「いも」の話しだったような。「じゃがいもとさつまいもの育つ温度は違うぜ!」みたいな内容のアニメで、それがストップモーション・アニメになってるのです。これがなかなか面白そうな感じでして、アニメフェスティヴァルみたいなのに出展してもうけそうな感じ。北朝鮮にも優れたクリエーターの人たちが一杯居るんじゃないかと、将来楽しみな感じがしたりしました。普段はバカにしたような感じで北朝鮮の番組を放送してるニュースでしたが、今日の作品は面白かったですよ。早くそのクリエーターさんたちが、自分の作りたいと思う作品を、好きな様に作れるようになれば良いのにねぇ。


2003年05月18日(日曜日)----すぎもと

ドキュメンタリー番組

今日はpazapの練習。最近うちのバンドの次に、よく同じスタジオに入ってるバンドの方々が居たのです。今日声をかけて頂いて分かったのですが、そのバンドでドラムを叩いてらっしゃる方は、ちょうど去年の今頃にMOJOで対バンをしていただいた「暴れん坊越前」さんのドラムの方だったのでした。そう聞いて色々と頭の中に蘇ってきました。バナナを貰ったりとかもしましたし(ライヴレポに写真あり)、帰り際にも声をかけて頂いたりで、楽しいライヴでありました。「うぃー・あー・あばれんぼうえちぜんー」っていう曲が、あのライヴ後しばらく耳について離れなかったものでした(笑)。またうちのライヴがあったら教えて欲しいなんて、嬉しい言葉も頂きまして、本当にありがとうございますという感じでございます。そう言えば、たまにこのサイトに「暴れん坊越前」というキーワードで訪問していただいてる方も、アクセスログで見かけますですよ。

練習を終えて帰って来まして、テレビを付けたらビックリ! NHK教育の芸術劇場で指揮をしてるのは、巨匠ピエール・ブーレーズでわないですか!! ええ! そんな番組があったのか!! という感じで、あわててヴィデオをセットしましたが、もうマーラーの6番が始まっておりました。トホホ。しかもその前はウェーベルン作曲の「管弦楽のための6つの小品 作品6」だったのですね。聴きたかったぁ。かなりのしくじり様に笑うしかない感じ。ちなみにオケはグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団。こう言う場合も、途中からでも見られたのが良かったのか、いっそ気付かなかった方がよかったのか……。いや、明らかに今回は見られて良かったです。でも、実際に生でピエール・ブーレーズを見られる日が来るのか? ボクの中での「いつかは見てみたい人リスト」に入ってるお方ですし。なんじゃ、そりゃ(笑)。

芸術劇場が終わってからは、ドキュメントものを二本。両方とも途中から見たのですが、とても見応えがあって、心に響く番組でした。ひとつはNHKので、十数年前の再放送。東京の広場で紙飛行機と飛ばしている人たちを追ったドキュメンタリーでした。生まれながら心臓病を持った当時二十四歳の青年は、少年時代からそこの広場で紙飛行機を飛ばす年配のおじさん達に混じって、それを生き甲斐にして日々を暮らしていたり、その青年に四年前から教えてもらい、紙飛行機を飛ばしはじめた元日本空軍のパイロットの教官をしていた人とか。紙飛行機っていうのも奥が深そうで凄いですが、上昇気流に乗れば空に吸い込まれる様に見えなくなるのだそうで、それを「視界没」(だったかな?)といって、その瞬間が最高の時なのだそうです。元空軍のおじさんはその瞬間、自分がかつての部下や同僚が戦場に飛び立つ時に、それを見送った瞬間を思い出すのだそうです。自分の教え子の半分を戦争で失ったというこの方は、そういう気持ちをずっと引きずったまま暮らしていたのでしょうね。

そしてもう一本は日本テレビだったかの、おばあちゃんが小学校で勉強するというドキュメント。自分のせいで2人のお子さんに障害を持たせてしまったと、自分を責めているおばあちゃん。このおばあちゃんが勉強をするのは、子供さん達を学校に行かせてあげられなかった、その代わりに自分が勉強するのだというのです。同じ教室で勉強する小学生たちも良い子供たちばかりで、見ていて心が洗われる思いと、締め付けられる思いとで、なんとも言えない気持ちになりました。卒業の時、中学に行く子供たちひとりひとりに英語の辞書を手渡すシーンでは、かなりヤバかったので、画面を見る事が出来ませんでしたです。ボクはおばあちゃんに育てられたせいか、こういうのに異常に弱いのです。それなのに、全然おばあちゃん孝行できない自分には、やっぱりとても最低最悪な気持ちになるのですな。

でも、なんでこういう素晴らしいドキュメンタリー番組は、こんな夜中に放送するんだろう? といつも思います。まぁ、視聴率がとれないからだろうと思いますが。きっとこの国のゴールデンの番組だけを毎日見ていたら、脳みそ腐って行きそう(笑)。そんな事を思いましたです。


2003年05月17日(土曜日)----すぎもと

リズムのトリック

「リズム・トレーニング強化書」(市川 宇一朗・著/音楽之友社/ISBN4-276-23901-X)を読みました。 リズムの本なのですが「打楽器奏者のための」じゃなくて、「全ての楽器のプレーヤー、作曲家、ヴォーカリストのための」というタイトルがついている本で、内容は「リズムのトリック」に絞って書いてあるものです。譜例も分かりやすくて面白いです。

例えば、「4を3で割る」「3を4で割る」というようなもの。4分の4拍子の曲を4分音符(または8分音符や16分音符)3つづつでグルーピングする、いわゆる「3拍フレーズ」のようなトリックとか。3連の曲を「3連符4つづつにグルーピング」するような事とか。 こういう「トリック」は曲を引き締めるスパイスになるものですし、リズム楽器だけに限られたものでないので、打楽器奏者以外のプレーヤーの方々も効果的に使うと楽しいのです。

何年か前にラジオを聞いてたらキダタロー氏が、(確か子供たちに)4拍子の曲でリズムをとらせたら、3拍子でリズムをとったとかで「違う違う」と怒っていました。ある意味正しい指摘かもしれませんが、ボクはひとりで怒鳴りましたね。「どこが違うねん!」。なんで4拍子の曲を3拍子のグルーピングとして感じたらいけないのか、意味が分かりませんですね。好きな様にリズムをとったらええやないの? どっちかっていうと4拍子の曲を素直に3拍でとろうっていう方が高度な事をしているという考え方もできますし。「違う」とか「正解」とかで音楽を考えると、まったくつまらないですよね。そんなもんは音楽には存在しないものだと思います。特に子供にそういう先入観を与えてしまうのは、まったくもってもったいない話しです。こういうコードではこの音を使ってはダメだとか、3連の曲で16分のおかずを叩いたらダメだとか、そういう事は何もないですよ。

この本を見てて、そういう「音楽を面白くなくしている人たち」に読んで欲しいと思いました。


2003年05月16日(金曜日)----すぎもと

OS XでImageMagic

このサイト上でバナー以外に唯一使っていたgif画像をpng画像に変えてみたりしました。Mac OS9までの時は「gif2png」という、その名の通りgifをpngに変換出来るソフトのMac移植版を使っていたのですが、OS X版を探しても見つからないのでした。OS XはUNIXだし、もともと「gif2png」はそっち系のソフトなので、ソースを落としてコンパイルしたらいいのでしょうが、なんか前にやって失敗したような記憶があるのです。たしかFinkでのインストールも失敗したような。なのであきらめていたのですが、そういえば 「ImageMagick」 をインストールしてあったのを思い出し、やってみました。

ImageMagickもUNIX系のグラフィックソフトで、コマンドから変換出来たはずだと思って調べてみたら超簡単でわないですか! convertというコマンドでいけそうです。で、pazawo.gifというファイルをpazawo.pngに変換してみました。Terminalからconvert pazawo.gif pazawo.pngと、これだけでオッケーです。らくちんらくちん。いちいちソフトを起動して……なんてやるよりよっぽど楽です。で、このImageMagickは他にも色々と機能があるのですが、グラフィック・ファイルの情報をすばやく取得したい時も便利です。Terminalからidentifyというコマンドを使います。さっきの変換前のpazawo.gifと変換後のpazawo.pngの情報を見てみると


% identify pazawo.gif
pazawo.gif GIF 31x32+0+0 PseudoClass 256c 8-bit 1.1k 0.0u 0:01
% identify pazawo.png
pazawo.png PNG 31x32+0+0 PseudoClass 14c 8-bit 351.0 0.0u 0:01

変換の設定が出来るのかどうかよく分かりませんが、同じ8bitでも二百五十六色から十四色へ減色してて、ファイルサイズも1.1kbyteから351byteに減ってますねぇ。無料でこんなソフトが使えるなんて、これぞOS Xの恩恵という感じです。

参考サイト

2003年05月15日(木曜日)----すぎもと

BBSメンテと口琴ばなし

BBSで愛用させてもらってますloveisblind78さんの lounge というCGIスクリプトがヴァージョン・アップ(Ver.3.0.1)していたので、ダウンロードして差し替えてみました。Skinを自分で改造できて、なんとXHTML対応のBBSも可能だという素晴らしいスクリプトです。今回はこのSkinの記述法がガラッと変わってて最初戸惑いましたが、前のSkinやログはサイト上から変換出来る様になってて、まったく素晴らしいのでした。

前はメールアドレスやらURLやらが空欄のときには、アドレスが空欄になったままで放っておいたのですが、今回は<TMPL_IF>とか<TMPL_ELSE>というタグで条件分岐(っていうんでしたっけ?)できるようになって、アドレスが空欄の時とかの表示(というかソースが)すっきり奇麗になって嬉しいです。試しにAnother HTML-lintで採点してみたらXHTML1.1で99点でした。わお!自己満足度200%(笑)。ページ表示も出してみたりしまして、作者様には感謝感謝であります。


民族音楽おもしろ雑学事典(ヤマハミュージックメディア/ISBN4-636-20985-0)をパラパラとめくってたら口琴の事について書いてありました。口琴っていうと「モンゴルの楽器でしょ?」とよく言われたりするのですが、結構広い範囲で演奏されているのだそうです。日本にもアイヌの人たちが使っていた「ムックリ」っていう、木で作った口琴が有名ですが、この本では流行りすぎて江戸時代には禁止記録が残っているほどなのだそうです。江戸時代に人たちがどういう所で、どう言う風に口琴を演奏していたのか、とても興味がある所です。

で、もうひとつ、この本を読んでいて気になったのが「口琴協奏曲」なるものがあるとの話し。そんなものがあるのか! 是非聴いてみたいでわありませぬか!! 巻上公一さんのお話しでは、「西洋楽器には馴染みにくい」という事だったし、クラシック音楽としての「口琴」っていうのはちょっと想像がつきませんです。この前聴いた「ケチャ」も圧倒されるとはこの事か! っていうくらいに圧倒されましたし、やっぱり民族音楽っていうのは凄いですねぇ。


2003年05月14日(水曜日)----すぎもと

戦時下のうわさ

うーん、昨日はしゃぎすぎた為か、今日は朝から激しい頭痛と吐き気でダウン。薬をのもうとすれど、空腹にもかかわらず体が受け付けず、ビスケット二枚と牛乳を無理矢理に飲んで寝るのでした。薬が効いたのか、四時間くらい寝たら多少頭痛は残るものの、吐き気はなくなったので晩飯はモリモリと食えましたとさ。おいどんは食うんよ、とか言いながら……(最近は「男おいどん」を読んでいるのでした。おいどんに自分がだぶる・笑)。しかし、うまいもんが食えるというより、おいしく食べられるのが幸せなのを実感したのでした。


この前借りて読んでた本の話しですが、「京都に原爆を投下せよーウォーナー伝説の真実」(吉田守男・著/角川書店/ISBN4-04-821049-1)を読んで「へぇ、そんな事があったのか」と思った話しを二つばかし。二つとも、第二次世界大戦下の日本での話しです。

まづ一つ目は、静岡県浜松市の悲劇の話しです。浜松は中規模都市の中で、投下された爆弾が異常に多いのだそうです。爆弾投下量は3,036トンで、その次の尼崎の1.778トンなので、相当違いますよね。そしてその理由は「爆弾捨て場」だったのだそうです。B29が関東方面を爆撃した帰りに、浜松で「処分」するように命令が出ていたのだそうです。そのおかげでどれだけの犠牲者が出たのか、言葉も出ません。

もう一つは、戦時下でのデマの話し。京都では戦時下から「文化財があるから、空襲をうけない」という噂があったらしいのですね。これは実際に(結果的には)空襲を受けなかったのですが、同じ様に横浜にも長崎にも同様の噂があったとのこと。どの例もまわりの都市に比べて、どうしてうちは空襲されないのだろう? という疑問から始まって、「文化財があるから」や「アメリカと縁と深いから」なんていうのが噂に変わっていった様なのですが、この例はみんなその当時に「原爆投下のターゲット」になっていたからなのでした。勿論、ターゲットになると何故空爆されないかは前にも書いた通り、原爆の効果を調べたいので、どこまでが原爆の被害かが分かる様に、攻撃するな! という命令が出ていたからなのですね。そして噂があった横浜は後に大空襲に見舞われています。それは、原爆投下ターゲットから外されたから。

で、そのデマの類でもうひとつ興味深かったのは、迷信めいたものも有ったのだという事。東京では「らっきょだけで飯を食うと爆弾があたらない」なんていうものがあったのだそうです。あと、奇跡的に助かった人の近くに金魚が死んでいたので、金魚を拝むと良いとか。当時、情報操作をされていたりで正しい情報が少なかった事と不安とで、庶民の間ではそういう噂、デマ、迷信などが囁かれたりしたのだそうです。

戦争を知らない世代としては、もっとこういう話しを読んでおかないといけないのかな、とか思います。なんやら白い軍団にアホみたいにマスコミが騒ぎすぎて、それをいいことに「有事法」なんかも進んでますが、そういうのもちゃんと考えないと。


2003年05月13日(火曜日)----すぎもと

続・続・ナイトメア

で、なんと届きました! (経緯はリンク先参照)

ナイトメア ピクチャーDVD

ストップモーション・アニメの中で一番好きというよりも、全ての映画の中でボクが一番好きな映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」。にもかかわらず、DVDを買ってなかったのは今日の日の為だったのでした! という気分で軽く一回見てみました。いやいや、こりゃ凄い! の一言。

ファンというには恥ずかしながら、去年の十二月に出たこのDVDの存在に気付いたのが先週の水曜日。で、サイトで見つけて申し込んだのが土曜日に日が変わった頃。で、「発送しました」というメールは、昨日の夜受け取って、今日にはもう届いてしまったのでした。なんと気付いてから一週間以内なんていう早さで、入手困難なこのDVDを手に入れられるとは、幸運としか言い様がないのと、インターネットっていう強烈な仕組みによるものも非常に大きいですね。多分、インターネットの手を借りなければ、いったいいつこのDVDの存在を気付き、そして手に入れられたかどうかはまったく分かりません。こういう事は初めてではないだけに、改めてインターネットというものの凄さを感じてしまうのでした。でも、BBSには恐らくボクなんかより早くから探していて、そしてまだ手に入れられない人が居る様なので、ちょっとこんなにトントン拍子にうまくいくと、ちょっとだけ申し訳ないような気がします。そんな訳でこの日誌の情報が、ちょっとでも役に立ったらと思いながら書いているのですが。

それで、この「 コレクターズ・エディション」には何の特典があるのかというと、「メイキング」や「未公開シーン」なんかがあるのですが、こりゃやっぱり一見の価値アリです。「メイキング」は三年もかかったという撮影の裏側を二十五分間にまとめてあるのですが、気が遠くなる感じです。なんせ一分の映像を撮るのに一週間かかるのですから。ちょっとスケールが違います。「どうやって撮ったんだろう?」なんて見方をすると、ホント胃が痛くなりそうです。

あと、特におもしろかったのは、「未公開シーン」です。ビックリするような「オチ」が用意されていた、という事をだれかが書いてあって興味あったのですが、まさにビックリ!! そんな事になるかも知れなかったなんて! という感じです(書きませんが)。でもやっぱり、今の形の方がいいです。

で、あとはティム・バートンの初期の作品から「ヴィンセント」と「フランケンウィニー」の二本が入ってます。特に「ヴィンセント」は六分くらいのストップモーション・アニメなのですが、前から好きだったので、これだけが付いてるだけでも欲しかったと思います。ヴィデオでは「ジャイアント・ピーチ」の後に入ってまして、「ジャイアント・ピーチ」のDVDにも(これも「コレクターズ・エディション」だけかな?)入ってる様です。「フランケンウィニー」はヴィデオの「ナイトメア」の後に入ってますが、実はあまりちゃんと見た記憶がなかったりします……。

もう何回見ても飽きない「ナイトメア」、この「メイキング」なんて見てたら、圧倒されつつもなんか創作意欲が沸いてきます。ストップモーションを作ろうという気になる訳じゃないですが(そういえば、ザッパもやってましたね)、何かを「作りたい」という気になりますのです。ちょうどFlashで何かを作ろうとしていたのもありますし、勿論曲も作らないといけないのですが……。

それから、やっぱりティムバートンの次回作も気になりますね。早く見たい!


2003年05月12日(月曜日)----すぎもと

アイ・モード・デ・フラッシュ

Macromedia Flash Lite 用 Macromedia Flash MX アップデータが公開されておりまして、ダウンロードしてインストールしてみました。

何が目に見えて変わる訳でもないのですが、パブリッシュの設定をFlash4にするとi-mode様のFlash Liteで書き出せるのだとか。今やっとFlashを使い出して、色々とやり出してる所なので、詳しい専門的な所はよく分かっておりませんのですが。モバイル用ということで、音回りはMP3とかは重すぎるという事で、MIDIを使う事になるような事は書いてありました。どっちにしてもアンチ・ドコモなボクがi-modeだけでしか見れないうちに、Flash Liteのコンテンツなんて作る気はさらさら無いので、インストールする必要もまったくなかったのですが。そのうち他のメーカー(特にAir H" Phoneあたりで)見られる様になったりしたら、考えてみようかなとか思ってますが。で、その前にFlashを使ったコンテンツを考え中です。それから、壁紙とかのコーナーもつくろうかな、とか。どうなるか分かりませんが。というより、誰も欲しがらないとか?(笑)

関連サイト

2003年05月11日(日曜日)----すぎもと

続・ナイトメア

五月七日の日誌で、ティム・バートンのストップモーション・アニメの傑作「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の特典映像付き「クレクターズ・エディション」(初回限定販売)が、手に入らないと歎いていたのですが、 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス オフィシャルBBS の、ちょうど一か月前の書き込みに オンラインCDショップ MUSIC NAVI では、時々「在庫僅か」になるので、こまめにチェックしたらいい、というような書き込みがあったのです。 で、そのサイトの ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディションのページ に行ってみると、在庫状況が「入荷不確実」で、その文字にかかってるリンクをクリックして、在庫表示の意味を見てみると、

在庫がございません。メーカー発注となりますので通常メーカーに在庫があれば4〜5日程度でお届けします。メーカーに在庫がない場合は入荷は難しいと思われます。あらかじめご了承下さい。

との事。他のサイトをいくら探してみても、「入手不可」ばかりなので、どうせメーカーにも無いだろうとは思ったのですが、念のために発注してみる事にしました。でも注文した商品が入らないエラーが続くので、「入荷不確実」なのは発注できないのかと思って諦めていたのです。

でも「こまめにチェック」という教えを信じつつ、何日か「入荷不確実」を眺めていた所、なんと金曜日の夜中(もう日は変わっていたのですが)に見てみると、「在庫僅か」に! おおおおおおおお! 叫びつつ、慌てて発注。ここでも前と同じエラーが出たのですが、ブラウザをIEに変えてみるとちゃんと注文できました(ダメだったのはCamino)。こんな事ならば、あの時にブラウザを変えてみればよかったと後悔しつつ、無事に届く事を祈るのでありました(注文したタイミングによりましては商品をお届けできない場合があるという事なので)。

今日見たら「入荷不確実」に戻ってたので、土日でも在庫状況は更新されるみたいなのですが、一日一回の更新なのでかなり微妙な感じ。さぁどうなるのか! という事で、つづく。(→続・続・ナイトメアへ続くのでした。)

あ、そうそう、これも まつむらまきおさんの日記(二〇〇三年五月七日付け) で知ったのですが、ティム・バートンの次回作は、ストップモーション・アニメなのですね! 最近は「スリーピー・ホロウ」や「猿の惑星」のように、実写ものが続いていたので。でも撮影は十一月からということで、何年くらいかかるんでしょうね? 首をながーくして待ってないといけませんね。(詳しくは最後の関連サイトを参照)

関連サイト


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