パザ日誌


2008年09月14日(日曜日)----すぎもと

pzapだと『a』が足りないですよ(笑)

本日のライヴ

三連休の真ん中の日。五条通りの東行きが大渋滞で困りましたが、彼岸にはすこし早いので、お墓参りの人達の渋滞ではなくて、やっぱり観光の人が多かったのでしょう。他府県ナンバーも多かったので。

そういう中、約2ヶ月半ぶりのライヴ。『The Rock!!!』と銘打たれた、メンバー全員がオジサンである事が条件の、オヤジバンドライヴでした。

東京ザヴィヌルバッハのライヴを見た時にふと思って、今回からはP.Aだけに打ち込みベース音を出すんじゃなくて、ステージ上のベースアンプからもベース音を出す事にしました。実際スタジオで練習する時にもそうやって出しているので。ステージ上や前の方で見て頂いてるお客さんにもその方がいいと思ったのですが、効果の程はどうだったのでしょう? ドラムセットの位置からはよく分からないですし、客観的に客席からも聴けないので良くわからなかったのですが、この方法は続けて行きたいと思います。ただでさえ時間がかかるセッティングに、またひと手間増えましたけれど。

オーディオ・インターフェイスを入れてある1Uラックの奥行きが深くて、P.Aに送るシールドを差し込むのにいつも難儀しているのですが、そのせいか、今回はリハの時も本番前もRチャンネルへの信号が行ってなくて、予定よりもセッティングに時間がかかってしまいました。これは本当に改善したい所でありますので、次の11月のライヴまでに何とかします。

セットリスト
  1. エレクトリック・ギターとドラムセットと仮想弦楽オーケストラの為の『ひげの魔法序曲』〜ひげの魔法
  2. ニャピョンガ!
  3. くらむぼん
  4. ミドロガ
  5. ボク
  6. ミクロ

ハードロック風の『ひげの魔法』はもうオジサン達には辛くて(苦笑)、アレンジを変更してファンク風にしようと思っているのですが、今回は間に合わなくて今まで通りで行きました。序曲は最近のヴァージョンの弦楽オーケストラのヴァージョンで、しょっぱなから荘厳な感じのスタートでした。ロック風のバッキングと対照的に、歌はあえて『ポニョ風』で。昨日あんなに練習したのにもかかわらず、個人的にはボロボロでして、最後は暴走までする始末。ちゃんと終われませんでした……。この曲は本当に体力勝負なので、なんとかしたいものです。

がらりと雰囲気を変えて『ニャピョンガ!』。エセ・ラテン。今回は演奏しているとちょっとづつスネアが下がって来て、M.Cの度にスネアを上げていたのですが、この曲は特にソンゴのフレーズでリムショットを多様するせいか、曲の最後の方は左足が邪魔に成る程スネアが降りて来て本当に困りました。サビのスネアの叩く部分では、本当に変な叩き方をしなければならず、ちょっと焦りました。

最後の『ボク』と『ミクロ』は今回用の新しい繋ぎを作ってノンストップで。『ミクロ』も相変わらずオヤジ達には厳しい早さで、曲の後半ヘロヘロになっていたら、ギターのikubon氏も今までで一番辛そうな表情をしていたので、失礼ながら笑ってしまいました。もう本当にオヤジバンドのライヴとなりましたよ。

次回ライヴは四条堀川に新しく出来るライヴハウス『Rooterx2(ルータールーター)』で11月15日(土曜日)の夜。演奏時間が最近のライヴから考えると5割増となりそうなので、10分くらいあるあの曲が登場しますよ! ご期待くださいませ!

最後に、折角の三連休の中日に時間を作って観に来て頂いた皆々様、本当にありがとうございました! スタッフの皆様も対バンの皆様も、本当にお世話になりました。ありがとうございました!

DM20080914

日時
2008年09月14日(日曜日)
会場
ARCDEUX(河原町通高辻下る清水町454-1 林ビルB1)
開場
18:30
開演
19:00
前売り
1,000円
当日
1,500円
出演(出演順)
  1. Suspend on R
  2. pazap
  3. パイナップル ソバット

2008年09月13日(土曜日)----すぎもと

ライヴ前日

ドラムセット

午後から2時間個人練習。

明日のライヴへ向けてっていう事なのですが、今回は『ひげの魔法』で全てが決まってしまいそうなので、『ひげの魔法』を重点的に練習。何故か絶好調。ライヴ前日に絶好調なのは、だいたいライヴ当日が不調ってパターンが多いのでちょっと心配なのでした。

そして、夜にはバンドで最後のリハ。前日なのだから、軽く合わせる程度で行こうと思っても、何故か本気になってしまうメンバー達(笑)。悲しい性といった所でしょうか……。昼間の個人練習のせいもあって、特に腕がパンパンで筋肉痛。この前の尾てい骨の痛みは腰痛へと変化していて、これまた心配の種だったのですが、なんとかライヴは大丈夫そうです。


2008年09月11日(木曜日)----すぎもと

フライド・プライドにノックアウト

返却期限なので右京中央図書館へ。

フライド・プライドの『ストリート・ウォーキング・ウーマン』(amazon.co.jp)と、『ヒート・ウェイブ』(Amazon.co.jp)を借りる。あとはフュージョン・フォー・マイルス・ギター・トリビュートの『ア・ビッチン・ブリュー』(amazon.co.jp)と、シャルル・デュトア指揮モントリオール交響楽団のフェリャの作品。

先月フライド・プライドのファースト・アルバムを借りてかなり良かったので、今回はセカンド・アルバムとサード・アルバムを借りたのです。その時には今をトキメく中田ヤスタカのcapsuleのアルバムと一緒に借りたのですが、圧倒的にフライド・プライドの方がワタシには良かった。

ワタシ自身は機械で作る音楽よりも、人力で演奏する音楽の方が優れているなんていう事は微塵も思いませんし、音楽は『上手い下手』よりも『(自分にとって)面白いか面白く無いか』で優劣を付ける主義ですが、どちらかっていうと非常に興味の有る分野のカプセルよりも、アコギと歌だけのフライド・プライドに打ちのめされたのは、非常に意外だったので驚き。まったくノーガードの所を拳で一発打ちのめされた思いでした。

さっきセブンイレブンへ行く道すがら、サード・アルバムの1曲目の"Smoke On The Water"を聴いたのですが、音が出る前は「なんだよ、こんなベタな曲やりやがって……。でも歌詞の中にFrank Zappaって出てくるから聴いてみるか……」くらいの勢いでいたのですが(笑)、音が出て来たらまたまたノックアウト。歌を歪ませてあるっていうのとは関係なく、この人はこういう歌い方も出来るのかと、懐の広さに脱帽しました。素晴らしい。

ちなみにワタシ、最近気になってしょうがない歌は『るるるの歌』(YouTube)。



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