パザ日誌


2007年01月10日(水曜日)----すぎもと

道を歩いていたら

歩道側の柵に『掲示物お断り』という掲示物があったので、この『掲示物』の掲示性について考える1日。


2007年01月09日(火曜日)----すぎもと

主張

仙太郎という和菓子屋さんがありまして、自分で皮に餡をつめて食べる最中で有名ですが、デパ地下とかで買うよりも、新京極を四条から1本目を東に入った所――ようじやの近く――に、店内でも食べられる所があって、個人的にはこっちの方を利用します。

ここのお菓子に『老玉(うばたま)』というのがありまして、この正月に2粒ほど頂きました(これは店内じゃなくて、買ってきたものを頂きました)。餡を黒砂糖の羊羹に包んだお菓子なのですが、とても甘くて1個食べれば満足なくらい。でも、黒砂糖が効いていて美味しい。

これを味わいながら、包み紙の裏の『老玉とは』とかいう説明文を読んでいたら、この由来に続いて社長(?)の一見愚痴のような文章が続いていて楽しく読みました。このお菓子につけていた『ケシ』が国内で栽培禁止になったとか、国産胡麻に変えたらこれも入手困難だという事実に続いて、一体日本の農業は、どうなってしまうのだろうか?という問いかけ。更に自社でも胡麻を栽培しようという決意と、収穫があった報告等、普通はこういう所には書かないような文章が、紙面の約半分ほどを割いて綴られているのは興味深かったです。当たり障りのない事務的な文章だけに留めがちな所ですが、こういう主張が強い文章を載せるっていうのも、作り手の姿勢とか個性が現れていて良いですね。

サイトに掲載されている文章をチラッと読んでみても、この方はこういう主張をはっきりと口にする方のようですね。こういうの嫌いな人も絶対に居ると思うのですが――例えば、余計な事は言わずに、お菓子の味だけで伝えろ! とか言う人は結構多いですよね――、ワタシはこういうの面白いです。


2007年01月08日(月曜日)----すぎもと

しかし何故こうもプリンタブルだらけなのか?

各種バックアップをバンバンとDVD-Rへぶち込む日々でございます。

ハードディスクに蓄えたファイルをDVD-Rへ焼きながら、テレビを録画したものをCMカットして、これまたDVD-Rへ焼くという1日。流石にDVD-Rの消費も早いので、ジョーシンへ行ってみたら、maxellの国産DVD-R50枚入りが2980円だったので買いました。

CD-RにしてもDVD-Rにしても、太陽誘電のしか買ってなかったのですが、ちょっと前にソフマップ京都店へ行ったとき、太陽誘電のよりエラーが少なくて1番人気だと書いてあったので、試しに買ってみたものと同じ物でした。しかも、レジに持って行ったら、さらに10%引きになりました。ラッキー。

これでプリンタブルじゃなければなぁ……。


2007年01月07日(日曜日)----すぎもと

んまい!

いちご

徹夜の後仮眠をして、さらにヴィデオ――と言ってもデジカメの動画ファイルなのですが――編集。3枚程DVD-Rに焼いて終了です。やりだしたら止まらないのは性分ですな。ヴィデオカメラも欲しい欲しいと前から思ってますが、調子に乗ってFinal Cut Expressとかも欲しくなりそうで、本当にここらへんで止めた方がいいかも(苦笑)。そんな事より曲完成しろ! と自分に言い聞かせてます。

諸々のバックアップが終了したら、ポリリズムインストにかかる予定。手始めに古典的な4と3のポリリズムと、3と9のポリリズム(?)を構想中です。

構想しながらジャスコへ寄ってみたら、いちごが安くなっていたので購入。甘くてんまい!


2007年01月06日(土曜日)----すぎもと

動画

デジカメの動画で撮ったファイルが、デジカメのjpgファイルに紛れて、あっちこっちにバックアップされているので、試しにこれを集めてDVDにでも焼いてやろうかと、Macにバンドルされていた、iMovieとiDVDにて作ってみました。

手軽に作ってみようと思ったものの、やっぱり普段慣れてる音楽制作とかとは違って、時間はかかるしハードディスクの容量はバカ程食うしで、1時間程に繋ぎ合わせて間を処理して、メニューを作ってDVD-Rに焼き付けるだけで、気がついたら徹夜(苦笑)。ほとんど初めて使うソフトだし、使い勝手が分からないっていうのもあるんですが、うかつに手を出してハマってもエラい事になるので――特に音楽やSEに懲りだしたりして――ほどほどにしておこうと思います。

でも、デジカメのオマケ程度な動画も、こうしてDVDに焼いてテレビで見てみると、そこそこ見られるものになるのには関心。


2007年01月05日(金曜日)----すぎもと

水性ボールペン

Vcorn

ちょっと近くまで行く用事があったので、久しぶりに烏丸高辻を下がった西側にある文房具屋さんTagへ。

実はちょっと前にここのサイトの究極の文房具として紹介されているボールペン、PilotVコーンが気になってたので、近くに行った時には買ってみようと思ってたのでした。青色を購入して、確か98円だったと思います。究極のボールペンがこの値段というのは安い。

実は私、水性ボールペンとかゲルインクのボールペンって好きじゃなくて、ほとんど選びません。でも、この値段で『究極の文房具』に選ばれているっていうのなら、ちょっと使ってみようじゃないの! って思ってしまいまして。推薦の理由である、インクが出ない事がない信頼性の高さは、ちょっと試しに書いてみただけでもなんとなく分かる感じ。とにかく書きやすいですね。これなら水性ボールペンでもいいかも。


2007年01月04日(木曜日)----すぎもと

7歳

杉本兄弟

どうですか皆様。まだまだ正月気分ですか?

ワタシは未だに正月気分にすらなっておりませんので、正月気分が抜けるという以前の問題です。ただ、今日はお雑煮を頂きまして、それもうちの田舎の味で、いりこ出汁に道の駅日和佐で買ってきた地元の白みそで作ってみたら、もうワタシの記憶の中にすり込まれたお雑煮の味のそれ! プチ正月気分でした。失礼ながら、おせち料理は美しい国日本の伝統料理から削除して欲しいくらい嫌いなので、見たくも有りませんが(苦笑)。

本日は実家に帰省した折りに、自分の部屋の整理をしていて見つけたアルバムを1冊持ってきたので、それをスキャンしてデジタル化などしておりました。リアルな写真と、デジタルなメディアに記録したデータのどちらが長持ちするのか? それは案外リアルな写真じゃないかと思うのですが、それでも念のためにデジタル・バックアップをとるという無駄な行為を続けていたのであります。

その中から1枚だけ紹介するとしますと、この写真は裏に『52-4-10』って書いてあったので、昭和52年4月10日に撮影された写真なのでしょう。ボーっとして困ったような顔をしているのがワタシです。隣に座っているのは、多分マジンガーゼットなのでしょう(笑)。この部屋は叔父宅なので、遊びに行った時に撮ってもらったのでしょうか。昭和52年という事は、7歳か。ボーっとした所は全然変わらないな(苦笑)。


2007年01月03日(水曜日)----すぎもと

帰省は旅といえるのか、ちょっと悩む

夜の明石海峡大橋

昨日の夜7時半に実家を出発。7時間かけて京都へ戻って参りました。夜に下から見る明石海峡大橋を見るのも久しぶり。

暮れに実家に帰ったときは、京都から西宮までは名神高速を使ったのですが、今回は明石からもずっと下の道で、2号線と171号線を通って京都まで。出発した時刻じたいが遅かったので、どこでも渋滞はなしでした。最も安あがりな帰り方――鳴門北から淡路島南までの、大鳴門橋を渡るだけの1区間900円とたこフェリー1700円。合計2600円(全て軽自動車料金)――をした訳ですが、JB本四高速−通行料金のご案内:通行料金表(神戸淡路鳴門自動車道)を見ると、淡路から垂水までの、明石海峡大橋を渡るだけの1区間を使っても、たこフェリーの料金+150円くらいなので、同乗者が増えると橋を渡った方が早いし安いという事になるんですね。

このあたり、勿論『旅のスタートは目的地に着いた時から派』な人や、急いでる時間のない人なんかには向かない方法ですけれども、渋滞さえ回避できるのなら、ゆっくり下の道なんてのもたまにはいいもんですよ。ただ、神戸に入ってからの2号線や43号線の信号の変わる早さには辟易しますが。だから、信号の少ない淡路島の国道は景色をみながら走ると快適でした。


2007年01月02日(火曜日)----すぎもと

TR-505のカタログ

TR-505カタログ

昨日の元旦は雨の予報だったようですが、初日の出を見られるくらいの晴天。でも昼くらいからは曇り空に変わって、今日は朝から雨。今回の帰省では、洗濯をする予定ではなかったのですが、たまってきたので朝から洗濯。雨なのでコインランドリーに持って行ったのですが、なんとフル稼働中で人がいっぱい! 福袋でも売ってるんじゃないかという程の、この町での人ごみでございました(笑)。しょうがないので諦めて、エアコン付けて部屋干し中です。

さて、昨日は元日というのに夜中まで大掃除。自分の部屋の整理をしていたのですが、恥ずかしながら、お決まりの写真とかに見入ってしまってはかどらないのでありました。中学の頃から楽器をやっていたので、その当時からの楽器のカタログとかがどこからともなしに出てくるのですが、何とRolandのTR-505のカタログが出てきたのはビックリ。

TR-505が新発売として載ってますので、ボクが高校時代に貰ったカタログだと思います。裏には徳島市内、東新町の仁木文化堂という貰った店の名前が載ってます。懐かしい。このお店、帰省時に東新町に寄った時には行ってみたいと思って探してしまうのですが、もう無いようです。あの頃は、汽車で2時間以上かけて徳島市内に遊びに行くという事が、ワクワクするようなイヴェントだったのですが、中学時代にクラシック少年だったボクは、この仁木文化堂にオーケストラのスコアを買いに行くのが、もの凄い楽しみだったものです。今で言うと、東京の大きな楽器屋さんを覗きに行くようなものですかね。例えば渋谷のヤマハのドラムショップとか。当時の文化的聖地みたいなものだったので、無くなってるのは寂しいものです。

それはともかく、このTR-505――TR-707やTR-727も一緒に載ってます――のカタログが何故うちにあるのか、一瞬疑問だったんです。当時そういうものに興味が無かったと思うので。で、よく考えてみたら、あの頃こういうドラムマシンを持ってる友達がいて、それを触らせてもらって打ち込んで遊んだ事があったのが、記憶の奥の奥の方から蘇ってきました。あれを触ってみて、ちょっと興味が湧いたので貰ったのでしょうね。このカタログを見てみると、TR-505が48000円。ちょっと今のボクにも買えませんな(笑)。Battery3より高いし。ひょっとしたらYamahaのQY10で打ち込みを始めるきっかけとなる、そして今打ち込みをやってるきっかけの1つが、実はこの出来事だったんじゃないかっていうのを、この年始で思ったりしました。


2007年01月01日(月曜日)----すぎもと

初詣

杉王神社

牟岐写真集に写真を追加しております。

今日は十数年ぶりかで、ここいらでは通称『すぎのっさん』と呼ばれている杉王神社へ、散歩がてらに行ってみました。

テレビで紹介される、明治神宮だの住吉大社だの、京都では平安神宮や八坂神社、それで伏見稲荷大社なんかとは月とスッポン。誰も居りません(苦笑)。おまけに賽銭を入れようと思ったら、賽銭入れさえもないという神社。ゆったりとお参り出来て快適です。

ここは小学生時代には遊び場所の1つでして、広いから野球をしたりとか缶蹴りをしたりとかをしたかといえば、そんな記憶はあまりなくて、どっちかっていうと山で遊んだ印象があります。神社に向かって右手に山に登れる獣道みたいなのがあって、そこから山へ登って遊んでたんです。子供はよくやる遊びに、基地を作って遊ぶというのがありますが、まさにこの場所はボク達にとってはその場所で、山の中に基地を作って遊んだ記憶が蘇って、とても懐かしい感じでした。もう25年以上も経ってるのに、あの頃のままの遊び場で、思わず山に入ってみようと思いましたが、子供が登って遊んでるのは微笑ましいですが、おっさんが1人で入って行ってたら、不審者以外の何者でもないと思って思いとどまりましたですよ。

JR牟岐線ワンマン汽車

初詣を終えた後、そのまま写真を撮りがてらに散歩。JR牟岐駅の裏手を通ってると、ワンマンの汽車――電車ではないです。ディーゼル車ですよ。しかも1両編成のワンマン汽車――が徳島方面に出発する所で、1枚パチリ。そういえば、牟岐線の汽車なんか長い事乗ってないなぁ。

そこからは福松の所へ出て、国道を横断。中央橋を渡って中学校の前から、東の町へ。港へでて八幡さんへ出てきた所で、デジカメのバッテリーが切れてしまいました。その時に撮った写真を、牟岐写真集へ追加しております。

ヘタクソな素人の写真ではありますが、牟岐にゆかりのある全世界の方が、懐かしんでくれるような写真が1枚でも提供できれば幸いです。

だいたい結成10周年

年賀2007

明けましておめでとうございます!

pazapがいつ活動しはじめたのかっていうのは、どの時期で活動開始とするかによって変わってきます。ボクがドラマーとして新しいバンドをやろう。その名前はpazapだ! と決めた日からという考え方も出来るし、pazap用に曲を準備しだした頃からだっていうのもアリ。メンバー募集を始めた時もそうだし、もちろんメンバーが揃ってスタジオの練習が開始された時からという、1番まっとうな時もそうです。ただ、このまっとうな開始時期がいつなのか、メンバーがはっきりと覚えていないのですな(笑)。まぁだいたい、そろそろ10年くらいだろうという、そういうのだけがはっきりしてるという感じ。だからそんなあやふやな感じで、今年を『pazap結成だいたい10周年くらいアニバーサリーイヤー』という事で、勝手に2007年のテーマにしてみたい所ですが、どうでしょうメンバー各位。

まぁそういう訳でして、今年はひと味違うpazapや、進化する新曲、後ろずさりする聴衆という形でいきましょうか。

昨年末くらいの日誌でザッパとティポグラフィカのポリリズムの違いについて、ちょいとだけ触れましたけれども、pazapも結成当初はザッパ的(西洋音楽的、現代音楽的)なポリリズムと変拍子がテーマで曲作りをしたりしてましたが、最近はそういう意味ではティポグラフィカ的で、ちょっとアフロ回帰な部分も含めて、ポリリズムの強化をしようとしてるフシがあるのですが、これはボク個人のライフワークと思っていて、日々勉強し実践していきたいと思ってるのです。ただ、これはメンバーからすれば迷惑なことでしょうね(苦笑)。

でも、それでも極端にどちらにもよらずに、きわどい位置をキープするっていうのは、ずっともっているテーマで、これこそがボクがフランク・ザッパを大尊敬する所でもあります。ポップとポリリズムの綱渡りはつづく訳ですが、あまり無茶苦茶にはならないと思いますので、ご安心ください(笑)。

という訳で、色々と書きましたが、これまで通りで行くって事ですか(苦笑)。よければまたお付き合いくださいませ。よろしくお願いいたします!



pazap研究室 all rights reserved.