パザ日誌


2006年06月10日(土曜日)----すぎもと

Dig

久しぶりに、正午頃から車で大阪へ。いつものパターンでなんばパークスの毎日放送サテライトスタジオ『パークスラジオパラダイスMBS』から公開生放送の、『それゆけ!メッセンジャー』を聴きながら大阪へ向いました。

13時半には湊町のいつも停める駐車場へ到着。日本橋で中古CDを見たりしたのですが、いつも何かしらあるDisk J.J.にもこれぞ! というモノが無く、ふらりと入ったfunhouseというお店で、もう11年くらい前に出た、別冊クロスビートの"The Dig"という本のザッパ特集のが315円で売ってたので購入。当時買いそびれてて、この前も1000円で売ってるのを見かけたのですが、流石に1000円は出せない――ちなみに定価は780円――ので買わなかったのす。このお店、なかなか良いお店だったので、また大阪に行ったら寄ってみようと思います。

その後、サウンド・パックというお店で、スクエアプッシャーを買おうと思っていたら、竹村延和『子供と魔法』とスピリチュアル・ヴァイブス『ことばのまえ』があったので、この2枚を購入。Sofmapクリエーターズランドとなんばパークス、それからタワレコ心斎橋とアップルストア心斎橋に寄って、フリーペーパーを3誌――『デジレコ』と『Jazz Today』。それからデジデザインの『Digizine』――を貰って、22時くらいから大阪を出発。1時間半くらいで帰って来ました。


2006年06月09日(金曜日)----すぎもと

P-hour 07

ゴールデン・ウィークに東京・秋葉原のグッドマンへライヴを見に行った、岸野雄一さん率いるワッツタワーズ。そのライヴ中に岸野さんがM.Cで「秋に京都の(京大)西部講堂でやります」と仰ってて、とても楽しみにしているのです。

西部講堂という事は、"P-hour"だろうなとは思っていはいましたが、菊地成孔さんのスケジュールからリンクを辿って行くと、なんとSpank Happyも出るんですね! こりゃビックリ。しかも、菊地さんの相方として、元ピチカート・ファイヴの野宮真貴さん!! リップシンクなのか、実際歌うのかも気になる所ですが、楽しみにしておこうっと。

今回――というか、今回っていうのは7月にあるP-hour 06のデートコース2デイズのヤツなので、本当は次回ですが……――P-hour 07という事で、Sparksも一緒です。4月10日に菊地さんが日記速報で

7)スパンクスやります  ステージだけですが。京都と東京でやります。日程以外の全容は決まっているのですが、まだ公開できないのです。ヒントは「スパンクス。とかなり名前が似ている有名なバンドのフロントアクト」とだけ。

と書いており、その頃の「菊地成孔東大ゼミ非公式掲示板」でも「チョビ髭」だとか何だとかっていう話がありましたですが、これがその事だったんですね。東京だけでやるのかと思っていたら、京都と東京ってちゃんと書いてありましたですね。すっかり忘れておりました(苦笑)。

受付が7月1日からだそうですが、これは早く買っとかないと完売の可能性もあるのかな?


2006年06月08日(木曜日)----すぎもと

やな家

最近の夕食時は、録画してあるTBSの昼ドラ『吾輩は主婦である』を見ながらが日課なのです。

クドカンの昼ドラってだけで、どういう展開になるのか興味津々でしたが――テーマが『家族愛』とはいえ、例えば『ぽっかぽか』みたいな平凡な幸せ系の切り口で来る筈もないだろうとか――まさか、主婦がいきなり夏目漱石になるとは! これは見てる主婦は付いて行けてるのだろうか? とか要らない心配をしてしまってたんですが、回を増す毎に、外見は斉藤由貴で中身は漱石っていうのがしっくりきてしまっているのは凄いなぁ。

いや、1番凄いのは、昔の斉藤由貴からしたら考えられないこの配役。しかもこれが名演なんですね。ノリノリって感じで漱石が乗り移っておりますね。学生時代にミュージカル研究会に居たって設定なので、オリジナルの(良い意味で)変なミュージカル・ナンバーを歌うっていうのも、かなり見所であります。

それで、今日も夕食は『吾輩は主婦である』を見ながらのかなりお行儀の悪いもので、見終わるとちょうど『うたばん』が始まって10分くらい。今日のゲストは、この『吾輩〜』出演の斉藤由貴と及川光博のユニット『やな家』なのでした。番宣も兼ねてるのでしょうけれど、番組オープニング曲のCD『家庭内デート』(Amazon.co.jp)も発売されているのですね。これ、なんとDVD付きらしいのでちょっと見てみたいのですけれど、あのミュージカル・ナンバーも入れておいて欲しかったですねぇ(ひょっとしてサントラとか出たりして? それか、後のはDVDでって事かな)。

この曲、普通の尺で聴いたの初めてでした。やっぱりテレビのはコンパクトに編集してあるのですね。これの普通のヴァージョンが先のDVDに入ってるって事でしょうか。しかし、『うたばん』の『やな家』は口パクがバレバレでしたけれども、後ろに竹下景子とお子が2人も出演してて豪華でした。

それから、大人計画繋がりでいうと、この前の月曜日放送されたNHKの『ポップジャムDX』でプロモーション・ヴィデオが流れてた『大人計画社歌』が、ここ数日耳から離れません。もうiPodのヘッドフォンをしている時以外はずっと、「どん、どん、どどんどん」と骸骨が扇子でお蕎麦を食べ続けて困っております。くそう。それが、それが大人計画なのだな。


2006年06月07日(水曜日)----すぎもと

四万十川の水

菊地成孔さんの今日付けの速報閲覧ページに、今回のデートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンのツアーのプレイタイムが発表されております。

地方では90分の略式が多く、180分の本式コースが不可能という問題があったらしいのですが、今回のツアーはそれを克服し、本式の180分コースでいくのだとか! 各会場のプレイタイムも発表されておりますが、それによると大阪は180分、京都は2デイズなのですが、各60分とのこと。やっぱり大阪に行く事は正解だったようです。京都は2日合わせても60分も少ないのですからね。勿論、大阪も京都も両方行くのがベストなのでしょうが、そういう訳にもいかない事情もあったりするのです……。各会場では録音と録画が行なわれるという事で、リリースも楽しみですが、なによりこのツアーでは新曲が演奏されるそうで、これが一番楽しみです。あ、でも『ミラーボールズ』は絶対に聴きたいなぁ。

新しいアルバムのタイトルも発表されてて、今度はカフカの小説タイトルから『アメリカ』だそうです。カフカの『アメリカ』読んだ事ありますが、いきなり話が飛んだり、いきなり終わったりしますが、不条理感も含めて凄く印象に残る作品でしたですね。

あ、よく考えてみると、単純に演奏時間が3時間ってことは、電車がある内に帰れるのだろうか? まぁ、それは終わってから考えるとしよう。

さてさて、最近は午後から3時間くらいで2リットルの水を飲むのを日課にしております。これはたまたまキリン堂で『四万十川の水』(2リットル入りで88円)を買ってみて飲んだら美味しくて、すっかりハマってるからです。水は色々と買って飲む方ですが、美味しいと感じたのははじめてかも。ひょっとしたら、四国の水という事で、生まれ故郷の水に似てて体に合うのだろうか? とりあえず、毎日2リットルの水を飲んで、2リットルの尿を出す日々を続けてみたいと思います(苦笑)。


2006年06月06日(火曜日)----すぎもと

新たなるトラウマ

ここ1月程、外出する時にiPodを携帯する事はありませんでしたが、昨日買った"Radio-Acoustique"を聴きたいので、久しぶりに持って出かけました。聴けば聴く程良いアルバムです。

話変わって、今まで食ったお菓子で何じゃこりゃ! って程マズかったものっていうのは、1位はダントツ『花びらもち』。これは正月のお菓子らしいのですが、なんとゴボウが入っているのですね。美味しいから食べるっていうより、縁起物というか、風物詩というか、そういう感じで食べるようなものかな? とか思うんですがどうなんでしょ? これ美味しいって食べる人いるのかな? もしかしたら、小さい頃から食べてたら美味しく感じるのかもしれませんが、少なくともそういう経験をしてこなかった私にはキツい食べ物でした。

2位は『青じそが入ったぼたもち』。何故そんなものを入れるのかが理解出来ない(苦笑)。小さい頃から乗り物酔いをする私は、小学生の頃だったと思うのだけど、親父の運転する車で遊びに行った帰り、生まれて初めて回転寿司屋さんへ行きました。その時に大葉が乗った寿司を食べて、もうすぐ家に着くという所でその大葉を戻した記憶が有って、その時のトラウマから20歳を過ぎるまで、一切大葉がダメだったんです。今は克服して大好きなんですけれど。そして、このぼたもちを食うと、あの小学生の頃の記憶が蘇るのです。他は大丈夫なのですが、この時だけ。

そして本日、堂々2位タイと言っても良いものを頂きました。最中の皮とあんこが別々になってて、食べる時に自分であんこを詰めて食べるのあるでしょう? あれを頂いたのですけれど、なんとあんこの中に『タケノコ』が……(苦笑)。うっそー。そのままのが美味しいのに、何でわざわざそんなもの入れるのよ(苦笑)。食べた感想は、皮がパリパリの美味しい最中と一緒に、タケノコの煮物を食べた感じ(笑)。参った。これも好きで食べてる人いるのでしょうけれど、私はダメでした。好きなタケノコも嫌いになりそうで危険です。


2006年06月05日(月曜日)----すぎもと

Radio-Acoustique購入

もし『保守派ジャズファン』てのが居たとして、それはどこまでなら許せるのか? っていうのを考えながら、タワレコまで向いました。

アコースティック・ジャズ以外はダメだとか、いくらアコースティックでもフリー・ジャズはダメだとか。4ビートじゃないとダメだとか。ウェザー・リポートは許すとか、でもマハビシュヌ・オーケストラはダメだとか。そういうようなパターンを色々と考えながら歩いてた訳です。で、一般的にいうジャズ・ファンにとって『デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン』はどう評価されるのか? 『渋さ知らズ』はどうなのか? 『Rovo』は? 『東京ザヴィヌルバッハ』は? そして、この"Radio-Acoustique"は? と、色々妄想しながら河原町Opaを9階へ。

天下のタワレコなら、このアルバムが売り切れてる訳がない(そこそこの数は確保してある)と思って安心してましたが、流石タワレコですな、ずらりと6面だし(そんな業界用語があるのかどうか知りませんが……。あ、8面出しだったかな?)。これを見ると、さっきまで『保守派ジャズファン』がどーのこーの……とかって考えてた事が馬鹿らしくなって来たので、さっさと坪口昌恭トリオの"Radio-Acoustique"を購入して、タワレコを後にしました。そんな事は無いと思いますが、万が一、このアルバムがジャズ界から無視されたとしても、そんなジャズ界なんか糞くらえだ! それだけの事です。ちなみにこのアルバム、京都のタワレコでは勿論ジャズ・コーナーにありました。

帰宅後、"Radio-Acoustique"をひととおり聴いた後、NHKではポップ・ジャム・デラックスなんていうのが始まりまして見ておりました。23時過ぎに『菊地成孔クインテット・ライヴダブ』が登場。渋谷アップルストアでのライヴから1曲オンエアされました。ステージ上の4人のうち、菊地さん以外の3人は、そのまんま坪口昌恭トリオなのですよね。"Radio-Acoustique"を聴いた後だったので、それもNHKの地上波、しかも『ポップジャム』で『菊地成孔クインテット・ライヴダブ』が見られるなんて、さすがNHKは凄いなと感激でした。

で、NHKを見た後にまた"Radio-Acoustique"を聴いてるのですが、これ、やっぱり凄すぎです。『菊地成孔クインテット・ライヴダブ』っていうのも、クアルテットのアコースッティク・ジャズをリアルタイムでダブ処理するっていうコンセプトだけをとってみても素晴らしいのですが、このピアノ・トリオをミックスするっていうコンセプトも凄い。しかも、どのミックスも秀逸。アコースティックな音楽と(編集を含む)電子音楽の共存関係が絶品。しかし、坪口さんはホント凄いなぁ。デートコースでのプレイも楽しみです!


2006年06月04日(日曜日)----すぎもと

デートコースのチケット

今月29日に大阪である、デートコースペンタゴンロイヤルガーデンのチケットをまだとってないので、出かけた帰りにファミリーマートにて購入。オールスタンディングなんで、どこで買っても同じだし、整理番号がついてても開演ギリギリにしか行けないので、今頃ファミマにて購入です。開場時間までに行けたとしても、早く入って前の方に陣取るなんて危険な事したくないので、おっさんらしく後ろの方でおとなしく盛り上がっていようと思いますです。

わざわざ平日に大阪に行かなくても、その次の土日は京都(西部講堂)でもやるんだけれど、2日に分けての公演でアレ(?)なので、大阪に行く事にしました。関西でデートコースなかなか見られませんよ。時間有る方は是非行きましょう!


2006年06月03日(土曜日)----すぎもと

不思議な六月の夜@京都磔磔

昼過ぎから出かけて、河原町界隈を散策しつつ、夕方からは老舗ライヴハウス磔磔にて、不思議な六月の夜ツアーの京都公演を見ました。前回の不思議ツアーを見て以来なので、半年ぶり。

出演順は各会場で違うかもしれませんが、京都はTomovsky→サード・クラス→ワタナベイビー→知久寿焼の順番。知久さんのセット・リストは以下の通りです。

  1. 月がみてたよ(Over Stay)
  2. おるがん
  3. でんちう
  4. 学習
  5. おるすばん
  6. (新曲:曲名未定)

『月が見てたよ』はギターの弾き語りで。『おるがん』は知久さんがギター。ベイビーがストラト型のウクレレとコーラスで共演。続く『でんちう』はベイビーがギターに持ち替えてデュオで。ベイビーが去った後はサード・クラスの演奏で『学習』と『おるすばん』を。知久さんはギターからウクレレに持ち替え。最後の曲は新曲らしく、まだタイトルは決まって無いのだとか。ウクレレの弾き語りでした。

知久さんコーナーが終わった第5部は、お決まりの出演者全員で1曲づつ歌うのですが、知久さんは『ちょっと今ここだけのうた』でした。

しかし、久しぶりに行った磔磔の音のバランスは良いですね。ロック系のハコにありがちな、やたらデカイ音じゃなくて、本当に丁度良いバランスです。素晴らしい。これくらいで丁度良いんですよ。ホント。


2006年06月02日(金曜日)----すぎもと

Firo

久しぶりにタワーレコード(京都店)へ。

Firoの2nd.アルバム"Light court"を買うつもりで行ったのですが置いてなくて残念。1st.アルバムの"Paddle"は有ったのでそれにするかとか、いやそれよりも竹村ノブカズさんのアルバムにするかとか、はたまた坪口昌恭トリオの"Radio-Acoustique"はまだ出てないのかとか、PsysExもいいな、レイハラカミもいいな、アキツユコも聴いてみたい……などなど、悩みはつきないので、とりあえず今日の目的の本筋に戻って、やっぱりFiroの"Paddle"を買って帰りました。

タワレコへ行く前に、最終日滑り込みでジャンボな宝くじを買ったので、これが当たったら思う存分CDを大人買いするぞ! と心に誓いながら帰って参りましたが、Firoの1st.はかなり良いです。本当は今日欲しかった2nd.も是非買ってみたい。宝くじが当たらなくても(苦笑)。

そんなこんなで帰宅後に坪口昌恭さんのサイトをチェックしてみると、なんと坪口昌恭トリオの"Radio-Acoustique"は今月5日に発売なのだとか! レーベル(Flyrec)のサイトで試聴したらぶったまげました! 前に大谷能生さんの講義でチラッと聴いた時にも、そのかっこよさに発売日に絶対に買おう! と誓ったのですが、他の曲も滅茶苦茶にカッコ良いではないですか! これはまた月曜日にタワレコへ急がねば!


2006年06月01日(木曜日)----すぎもと

柚子もろみ

実家に帰ったときには、京都へ戻る前にスーパーへ寄って、『柚子もろみ』をお土産に買って帰る事が多いのです。これでモロキューとかしたら美味しいのですよ。

正月に帰って以来、実家には帰ってないので、すっかり買いだめて有った味噌も底をついてしまったので、スーパーへ買い物にいったついでに味噌コーナーへ行ったのです。「だから、何で味噌コーナーには信州味噌ばっかりなんだよ!」と、いつものように決まりの文句を言いながら味噌をみていたら、見慣れた『柚子もろみ』を発見。しかも、いつもお土産にするのと同じメーカーのおなじもの。チクショー、ここに売ってたら値打ちがないじゃねーかよー! とか、嬉しいんだか悲しいんだか微妙な気分になりました(苦笑)。

おまけにここのスーパー、良く探してみると徳島の『御前みそ』もちゃんと売ってました。これは嬉しい。ちょい高めだけど、ちゃんと添加物無添加のやつ。買いだめの味噌がなくなったら、またここで買おうっと。



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