今年はモーツアルト生誕250年という事で、本日CDショップを覗いたら生誕250周年記念で、モーツアルト・コーナーが出来てました。2棚ぶんくらい。すごいなモーツアルト。モーツアルトっていうとロック界(でいいのか?)でいうビートルズみたいなもんなんですかね? どっちかっていうとバッハよりモーツアルトって感じですよね。ベートーヴェンよりモーツアルト。イメージとして。両方とも苦手な私としては根拠の無い無責任な事言ってますね。
いや、それより、今年はショスタコーヴィチ生誕100年の年でもあるんですよね。そういう訳で、そっちの方が面白そうなので、今月の20日に聴きに行く京都市交響楽団定期演奏会のプログラムは、ショスタコーヴィチの交響曲11番です。実はこの11番って聴いた事がないので、CD買わないといけないな……と思っていたら、昨日図書館へ行ったら何故かありました。何故かっていうのは、前に検索した時には無かったからです。見落としてたのかなぁ? まぁとりあえず借りられたので、20日までに予習しておきます。ちなみに、このショスタコと一緒にマドンナのMusicのリミックス盤を借りて来ました。
そうそう、CDっていうと、今年に初めて買ったCDはマサカーの『キリングタイム』。ロクスソルスから未発表ライヴ音源を加えたリマスター盤で再発したヤツなんですが、先月後半に出る予定が、なんか延期されてて買えてなかったんです。
ディスク・ユニオン限定のオリジナル・ジャケットの紙ジャケ仕様っていうのもあるんですが、通販面倒なのでロクスソルス盤を1月3日の晩に、Joe's Garageで購入。恒例の会員セール期間だったので、10% Offでした。John Zornの『エレクトリック・マサダ』も面だしで置いてあって、思わず衝動買いしてしまいそうになりました。正月早々危ない危ない(苦笑)。
一夜明けまして――と言ってもまた起きたら昼――天気もいい事だし、さぁ今日は京都観光にでも出かけてみるか! と思っていたら片頭痛の前兆が……(苦笑)。前回は9月だったので、約4ヶ月ぶりの片頭痛です。くそう、最近なかったので油断してた。でも前兆が強くなかったので、イミグランじゃなくて、バファリンを飲んで暫く横になっておりました。図書館にCDを返しに行かないと行けなかったんですが、これは明日にする事に。
やっと楽になって来たので、夕方5時に起きだして、電車に乗って磔磔まで。昨日チケットを買いに行ったのは、今日のライヴのチケットだったのです。前日に買うなよなって感じなんですが、正月明けに寄ったら6日まで休んでたんですよね。
で、ライヴは去年の6月4日に見に行った『不思議な六月の夜』の続編の『不思議な正月の夜』というライヴです。このライヴは不思議な実行委員会が企画する(?)ライヴ・シリーズで、サード・クラスとワタナベイビーとTomovskyと知久寿焼の面々が出演するライヴなのです。
前回のライヴは大入り満員で、後ろは立ち見で一杯だったので、メール予約じゃなくて、1番優先的に入場出来る磔磔でのチケットをわざわざ買いに行ったのですが、なんせこの片頭痛のせいで家を出る頃には開場時間をすでに過ぎていたので、開演ギリギリに着いてみると、会場は超満員で身動きも取れないくらいでした。まぁこれはしょうがないんですけれど、体調の悪い中、3時間立ちっぱなしっていうのは、正直かなり辛かったです。
そんな事で、各アーティストのファンが入り交じって盛り上がる中、私の1番のお目当ては勿論、知久寿焼さんなので、記憶しているセットリストを例に寄って……。
この不思議ライヴは、普段の知久さんのソロ・ライヴと違って、サード・クラスのバンド演奏が入るので、また違った知久さんの歌が聴けるのが醍醐味です。前回はたま時代の懐かしい『夕暮れ時のさびしさに』がバンド演奏で聴けて嬉しかったのですが、今回は『らんちう』のバンド・ヴァージョンが かなり良かったです。特に間奏の台詞部分は、サード・クラスのメンバーも同時に、てんでバラバラに重なり合った昔話を語るという嗜好で、これは非常に面白かったです。うわー、やられたー! という感じでした。
前後の皆さんの歌も、最後のアンコールの桃の歌(?)なんかも最高に良かったのですが、片頭痛と立ちっぱなしで腰が痛くて、おまけに煙草の煙にやられたので――私は煙草に限らず煙が大の苦手なんです。蚊取り線香でも呼吸困難になりそうになるくらいに――このへんで(苦笑)。前回のツアーのDVDを終演後にゲットしたので、明日にでも楽しみたいと思います。
しかし、久しぶりの片頭痛は辛かったけれど、帰宅時には大分楽になって来て、夜空を見上げながら歩いてたら、爽快感で幸せな気分になりました。勿論ライヴが良かったっていうのもありますけれども。辛い思いをした後の開放感は最高にいいんですけれど、片頭痛はせめてオリンピック位の間隔で来て欲しいです。
ちなみにこのライヴが今年の初ライヴ観戦。次は今月20日の京都市交響楽団の定期演奏会@京都コンサートホールになると思います。荘園さんが22日に京都ネガポジでライヴをする予定で、メンバー・チェンジなしの第二期荘園が始動という事で、見に行かねば! と予定を見てみたら、pazapの練習日になっていて無理そうです。これは非常に残念!
日が変わってしまったので、もう昨日の話になるのですが、15時くらいから家を出て、まず磔磔にチケットを買いに行って、その後河原町から阪急に乗って大阪へ行っておりました。そして先ほど京阪電車に乗って帰宅いたしました。
梅田に着くともうすでに夕方の5時。本当は朝から出かけて、夕方に磔磔へ行く予定でいたんですが、起きたらもうすでに昼前だったので、順番を逆にしたのでした。ただ、時間が無くなってしまったので、難波とか日本橋とかに行くのは諦めて、梅田だけ散策いたしました。
今回行きたかったのは、大阪駅前第一ビルの地下1階にある、クラシックとジャズ専門のCDショップWalty堂島でした。前から行きたいと思ってて、なかなか行けてなかったので、初めて行ってみました。クラシックとジャズ専門て言っても、ジャズはそんなに多くないので、ほぼクラシック専門という感じでしょうか? 輸入盤がたくさんあっていい感じでした。中でも中古CDに現代音楽がそこそこあって、個人的には嬉しかったですね。しかも安かったので、その中から2枚程購入して来ました。
1枚はPeter Sadloという打楽器奏者の輸入盤"Percussion in Concert 2"っていうアルバム(420円)と、Eratoから出てるアンサンブル・アンテルコンタンポランが演奏する、クセナキスの2枚組(840円)です。
Peter Sadloのアルバムは1枚持っていて、これがなかなか良いアルバムなので、名前だけで即買いです。『クラシック』というだけで、何故か輸入盤の中古でも高価な値段を設定する店が多い印象が有るので、この値段はかなり良心的だと思います。ただ、新品の現代音楽があまり見当たらなかったのが残念。時間がなかったので、そんなにじっくり見られなかったせいかも知れません。次はゆっくり見てみようと思います。
Waltyを出た後、ちょっと小腹も減って来たという事で、そういえば第一ビルって佐世保バーガー『ログキット』があるやん! という事で、これも前から食べてみたかったので寄ってみました。Waltyからは階段を上がって1階に出たらすぐそこにありました。テレビなんかでは長蛇の列で、1時間待ちくらいは当たり前なのかと思ってましたが、今日はそんな事はなくて、すぐに注文できて、10分か15分くらいで出来上がりました。ビックリ。
注文したのは『佐世保バーガー』のレギュラー・サイズ。860円とハンバーガーとしては高価に思いますが、サイズはかなりデカイですね。直径15センチくらいはありますかね? もうこれ1個食べればお腹パンパンです。小腹が減ったくらいでこれ食べたらダメですね。すっかり晩ご飯になってしまいました。Sサイズもありますので、女性の方とかはそっちの方がいいかもですね。味は確かに美味しかったですが、病み付きになるような感じではなかった……というかですね、よく考えたら私は牛肉嫌いなのでした(苦笑)。でも美味しかったですよ。今月11日には心斎橋にもオープンだとか。また行列になるんでしょうね。
その後、Hep Fiveのスヌーピー・タウン梅田へ寄りまして、Gapとかを覗いたりして、最後はNu茶屋町へ。地下の眼鏡屋さんとか、イシバシ楽器でシンバルを見たり――18インチのクラッシュを探してるんですよね。ここでも特価のお買い得シンバルがありましたが、とりあえず保留。ライドはKジルジャンのカスタムのドライが半額で出てました。このライドは見た目も音も大好きなのですが、我慢しました――した後、タワレコへ。
まぁ、特に買うものも無かったのですが、シュトックハウゼンの新譜(全集79番の打楽器とエレクトロニクスのやつ)が置いてあって見てたのですが、このCDの裏ジャケはなんと京都での御大のショットなのですね。去年の6月に来日して、東京での後に京都に立ち寄った時のものです。このアルバム、猛烈に欲しいのですが、タワレコでは高いので買いません(確か5450円くらいした)。いつも協同購入してるSternKlang-Diskのこのアルバム(全集79)は2000円も安いですよ。今月の注文――15日締めで来月に入荷――はこれにしよう。
年が明けてもう一週間ほど過ぎてしまいましたが、正月気分が抜けないとかいう以前に、なんか正月気分にならなかったというのが正直な所。餅つきやコマ回しや凧揚げをしないのが原因かどうか分りませんが、まぁそれでも良い正月ではありました。
なんとか置き忘れた正月気分を取り戻すべく、年末年始を思い出してみる事にします。
暮れも押し詰まった28日の夕刻、京都のタワレコに寄って見ると、目的のCDが無い。しょうがないので、タワレコお薦めで置いてあった500円のCDを、紹介文だっけで購入。『ポリリズム』というキーワードが書いてあると、つい興味がいってしまうっていうのもあるし、まぁなにより安かったので購入したのでした。一応、試聴機に入ってないかどうか見てみたんですが、なかったのでそのまま購入したのですが、これが大失敗。音は良くないし、個人的に魅力無しだったので、バリバリと2つ折りにしてゴミ箱行きです。
iTunes Music Store等で楽曲を購入した事はありませんが、食べ物以上にかなり好みに左右される音楽というものを、試聴もできずに買うという行為がいままでまかり通っていたっていう事自体が、まったくもって不可思議に思えて来る今日でありますね。ジャケ買いという行為が、これから絶滅する日も近いのかもしれませんね。それと同時に、30秒の試聴によって、素晴らしい音楽を聞き逃すリスクも有る訳です。この世の中には、第一印象だけで判断できないスルメみたいなものが、無数に存在するのも事実です。
そんな事を考えつつ、これでは年が越せないと、翌29日の夕刻、リベンジにタワレコへ。『ポリリズム』には『ポリリズム』で対向という事で――というか前日買った曲にポリリズムが使われているのかどうかは別としてですが――この日は試聴機にあった涼音堂から出てる『ポリリズム・システム・エクスクルーシヴ・メッセージ』というアルバムを購入。こちらは有名な日本の、そして京都発のエレクトロニカですね。PsysEx(サイセクス)というユニットです。もう素晴らしすぎです。PsysExという名前もツボを付いていますし。sysEx(システム・エクスクルーシヴ)っていうのはMidiやってる人ならおなじみですしね。それにポリリズムのPが付いてるんですね。アンビエント系のエレクトロニカはどっちかっていうと苦手ですが、こういう有る意味ファンキーで、かつ繊細なリズムのエレクトロニカは最高にカッコいいですね。大満足。
大満足な気分で、次の日30日の早朝に、このPsysExのCDと、後はJohn Zornの"Naked City"とマリーンの"Stay Beautiful"。それから、これも前日に中古で購入した加藤いづみの"Sweet Love Songs"――『好きになってよかった』っていう名曲が、急に聴きたくなったのです――を持って京都を出発。
お盆とは違って、まったく渋滞なしに、明石のたこフェリーに乗るコースで、10時には淡路島に到着。あとは洲本まで国道28号で、洲本から高速に乗って鳴門北まで。
それから阿南で知人と待ち合わせをしてたのですが、でもどうしても食べていかねばならぬものがあるので、ちょっとだけ寄り道。そうBBSにも書き込んで頂いた、もうこんなおいしいジェラートがあるのか! という感動的なジェラート屋さん、ジェラテリア・アンリコさんです。
今回食べたのは、お決まりの『なると金時』と『いちごミルク』。それから『カフェ・ラッテ』です。『なると金時』はいつもどうり美味しかったですが、『いちごミルク』がまた超美味! くあーー、これはたまりません。あと、『カフェ・ラッテ』――ミルクのジェラートの下にコーヒー・ゼリーが入ってて、上からコーヒー・シロップがかかってるというもの――も初めて食べましたけれど、ジェラートとコーヒー・シロップが絶妙で美味しかったです。
あまりに美味しかったのですが、急いでたので、食べてしまうとそそくさと退散。阿南市内で知人と再会して、一緒に焼き鳥定食を食べました。炭火焼の焼き鳥が美味かったので、また行きたい店でした。焼き鳥って大好物なのですが、下戸の私はなかなか外で焼き鳥が食べられないので、こういう店はありがたいです。
それから日和佐の道の駅に寄って、実家に帰ったのですが、正月を迎えた後、2日の午後には京都へむけて出発。本当は14時前後には出発する予定が、色々をする事が一杯あって、結局出発できたのは16時前。帰りにまたアンリコでジェラートを食べて帰る予定だったのですが、正月三ヶ日は18時までだったので、なんとかそれまでにはと頑張ったのです。しかし、初詣帰りの車などで日和佐や桑野あたりが大渋滞。しかも55号バイパスも混んでて、アンリコに付いたのが18時を10分ばかり過ぎておりました。残念無念! 折角三ヶ日も店が開いてたのに! 普通の時だったら間に合ってたのになぁ……と思いつつも、しょうがないので、そのまま鳴門のマイケルによって帰ったのでした。
帰りは鳴門北から高速へ。明石海峡大橋を渡って、第二神明を通って阪神高速へ。途中で事故渋滞に遭って時間がかかりましたが、名神は空いてて、なんとかその日のうちに京都へ着きましたです。
実家に帰省中なのです。
最近の年越しは隣町日和佐町の大浜海岸での花火です。そういえば京都からこっちへ帰る道中の道の駅ひわさで、今年はLEDを使った光のドームをやってるっていうのが書いてあったのですが、場所が大浜海岸の近くの臨時駐車場――ここは町民グラウンドになるのでしょうかね? 前に日和佐中学校があった所ですね――だったので、花火の前に覗いてみようと思って家を出ました。
最近のイルミネーションは本当に青色LEDが多いですね。京都のクリスマス・イルミネーションで有名なRohmのも、青色LEDが増えて来ましたし、その程度だろうと思っていたのですが、会場についてびっくり。青い光のくらげかと思う様なドームで、綺麗なもようになっておりました。Rohmのは車の中からチラっと見ただけで、なんだ、青色LEDのイルミネーションってあんまり綺麗じゃないな……と思ってしまったんですが、ここのは凄く綺麗。Rohmのも近くからちゃんと見たら綺麗なのでしょうか?
そしてですね。ここのドームはただずっと光ってるだけじゃなくて、ドーム内に設置されたスピーカーから音楽が流れておりまして、この音楽にシンクロして光が色々なパフォーマンスを披露してくれます。これがまた凄い。電光掲示板みたいに、LEDのオン・オフで模様を作り出して、それが音楽と同期して動くんですよ。これは一見の価値ありです。お近くの方は1月5日までやってるみたいなので、是非に! ちなみに、この中から映した写真は、大きい写真にリンクしております。
光のパフォーマンスに感動したあと、花火にはまだ暫く時間があったので、駐車場内に出されていた、多分地元のお母さん達による出店で甘酒を頂きました。これが美味しくて、しかも1杯100円という安さ。皆で町を盛り上げようという意気込みを感じますですね。寒い夜に暖まる味でございました。
甘酒を飲んでまったりとしてたら、浜のほうからドーンという音が。花火が始まったようです。
こりゃいかんと、慌てて浜の方へ移動しました。人が一杯いましたけれど、みんな砂浜には降りずに見てるのが不思議。砂浜は寒いんですかね? まぁそんなのより、人混みが嫌いなので、人をかき分け砂浜へ。
300発くらいの花火ですけれども、今年もなかなか気合いの入った素晴らしい花火でございました。
今日のテレビでTOKIOの長瀬氏がスマイルの花火を作って打ち上げてましたけれど、まさにそれと同じ花火をここでみました。なんせ、昨日はもの凄く風が強い日で、なかなかスマイルに成りずらそうでしたけれど、それでも3回は完全なスマイルになって、なかなか面白かったです。
それよりも、フィナーレ。特に『オワリ』の文字が出て、あぁ終わりかと思わせてからの花火が凄くて、感動的でございました。これでもか! という感じ。最後の最後は真っ暗になって、やっと終わりかと思わせておいて、赤い光が暗闇からふわっと浮かぶ演出は圧巻でございました。いやぁ、冬の花火っていうのもいいもんですね。
そういえば、京都の花火とかは、どこで花火が終わったのかが分りにくくて戸惑う事がありますよね。
うちの故郷あたりの花火では、いつもちゃんと『オワリ』っていう文字が、仕掛け花火で最後にあるので、終わりっていうのが分りやすいです。子供の頃からずっとそうだったので、花火ってそういうものだと思っていたのですが、これはひょっとしたら規模の小さい田舎の方の花火大会だから出来るのかもしれませんね。離れてみてると分りませんし。
ちなみに、昨日の『オワリ』を写真に撮ってみました。『リ』の左側が無くなってしまった時で残念だったのですが、こんな感じです。
明けましておめでとうございます!
2006年のpazapも「お前ら、ええ歳してもうちょっと落ち着いたらどうなんや?」と言われたり、ライヴを見てる人が自然に体を動かしてくれたり、露骨に嫌な顔をしてくれたり、呆気にとられたりするような、大人げないライヴをしていきたいと……個人的には思います。
どうか、よろしくお願いいたしますです!!