パザ日誌


2005年08月19日(金曜日)----すぎもと

冷やし甘酒80円

甘酒80円

昨日は帰省最終日。京都とは違って、朝は涼しい……というより寒いくらい。前日の夕方からジャージ姿で釣りに行って、3時間くらい釣りをして――アジが入れ食い状態で、餌を投げ入れると同時に食いつくという状態。サビキだったら何十匹も釣れたかも。メッキアジ(これはこの辺りの呼び名で、正式にはギンガメアジっていうそうですね)も釣れまして、かなり楽しい釣りになりました――その後で、寝る格好に着替えてから車の洗車なんかをして、ビショビショになったものだから、寝る時にはパンツ一丁でして、風邪を引くかと思いました。

それでも日中に畑の草むしりなんかをしたら、汗がポタポタポタポタと落ちて、これはこれで楽しい作業でした。結構こういう作業は好きかも。こういう時でも日陰にはいれば、風がいい感じに吹いて来て最高に気持ちいいので快適です。都会ではこうはいかないですからね。もう快適すぎて帰るのが嫌になるくらいです(笑)。

でもそういう訳には行かないので、荷物を整理して、夕方に京都へ向いました。

途中、買い物したいのもあって阿南のアピカへ向う途中、ボクの好きなたこ焼き屋さんの前を通ると、なんとやってるではないですか! ここ数回、帰省した折に立ち寄るも、いつも閉まっていて、てっきり閉店したんだと思い込んでいたのでしたが、どうやらそういう訳じゃなかった模様。良かった良かったと2皿買って、ひとつはアピカの駐車場で、もうひとつは持って帰ってきました。しかし、久しぶりの大吉のたこ焼きは格別。やっぱりこの味じゃないと! この甘めのソースと中に入ってるコンニャク。生地も玉子が多めに入ってそうな独特の感じで、とっても美味しゅうございました。

その後、徳島市内のチャーリー文具館に立ち寄ってボールペンを購入。最後にアンリコでジェラートを食べようと思って寄ると、こちらはすでに照明を落として、閉店準備に入っていて断念。これは残念でした。そのまま鳴門へ向って、これまたいつも立ち寄る大型スーパー『マイケル』へ。買い物をした後、ここの駐車場に置いてある自動販売機を見ていると、なんと『冷やし甘酒』というのを発見。非常に気になったので買ってみました。80円也(他のジュースとかも50円くらいで安い!)。森永の甘酒だったのですが、これは冷やでもかなりいけますね。とっても美味しかったです。という事で、我が家の冷蔵庫にはあと4本入っております(笑)。

という事で、今から大吉のたこ焼きをチンして食って寝ます。うひひひ。


2005年08月18日(木曜日)----すぎもと

あんてな5本

京ポン:サブディスプレイ

今回帰省する前にウィルコムのニュースリリースで、2005年7月末に開通した地域が発表されたのですが、その中に我が故郷『牟岐町』の隣町『日和佐町』の文字がありました。ウィルコムは今年度中の人口カヴァー率を99パーセントにすると発表していて、来年3月末までに開通するエリアにはちゃんと『牟岐町』の名前も入ってたのですが、どうせギリギリになってからだろう……と思っていたので驚きました。これで少なくともここの更新をしたり、メールチェックをするために、車で1時間も走る必要がなくなった訳です。

で、ついでにウィルコムのエリア情報を再度確認してみると、『牟岐町』の開通予定は8月から9月に変わっておりました。日和佐まで開通してるって事は、これはひょっとして牟岐も開通してるんじゃないか! と期待して帰郷してみますと、なんとちゃんとアンテナが5本立ってるではありませんか! これは嬉しい!!

それで、開通ったってどうせ駅前周辺とか、何かの施設辺りとか、部分部分しか電波がないんだろうと思っていたのですが、これが結構広い範囲で使えるんですね。これにはまたまたビックリ。でも電話なんだからそうじゃないと困る訳でして、至極当たり前な事なんですが。ちなみに海南町とか海部町あたりでもすでに開通しておりました。ウィルコムさん、凄い! この調子で頑張って欲しいですね。

という事で、現在も実家から更新中。この町にもすでにADSLは開通しているようで、うちの叔父宅なんかも京都の我が家よりも速いスピードらしいです。


2005年08月17日(水曜日)----すぎもと

2005年姫神祭り花火大会

姫神祭り:花火

帰省中の我が故郷では、昨日姫神祭りの海上パレードと阿波踊り、そして花火大会が行われました。

去年は雨のせいで何度も延期になったお陰でこの花火を見る事が出来たのですが、今年は好天に恵まれて予定通り21時からの打ち上げでした。

晩ご飯を食べて19時過ぎ、友達と一緒に歩いて小学校まで。久しぶりに歩いて、昔の通学路を通ったのですが、道は狭いし塀は低いしという、定番の不思議さを味わいながらの散歩になりました。学校のグラウンドではすでに阿波踊りが始まっていて、人も一杯で賑わっておりました。このグラウンドで阿波踊りを見るのはもう何十年ぶりになるんだろう? 徳島市内の阿波踊りとはまた違った雰囲気で、なかなか懐かしかったです。

踊りが終わった後は、150円なんていう破格ないちごミルクの氷を食べながら、花火を見る為に移動。ほとんどの人は浜へ移動したのだろうと思うのですが、ボクらはいつもの特別な場所へ。誰も居なくて寝っ転がって見られる絶好の場所です。

約320発っていう打ち上げ数は、数字だけ見るととっても少ないものなのですが、いつも書いている様に、花火の値打ちっていうのは数字だけで語れる様なものじゃないのです。ここの花火を見ているといつもそう思います。これだけ近い位置で、波の音と阿波踊りの音を聴きながら、貸し切り状態の場所で寝転びながら見るこの贅沢! ほんとうに素晴らしい。予算的な理由から存続も危ぶまれているなんて話も聞きましたが、来年からも絶対に続けて欲しいと切に願います。


2005年08月14日(日曜日)----すぎもと

渋滞

渋滞:名神高速道路

帰省のため、朝8時過ぎに自宅を車で出発。

いつもこれくらいに出発して、10時半くらいに明石からたこフェリー→お昼くらいに鳴門へ到着→『あらし』で刺身定食→徳島市内『アンリコ』でジェラート→実家到着。というパターンなのです。今回もこのパターンを予想していたのですが、甘かった(苦笑)。

京都南インターから名神高速へ乗ると、電光掲示板には「西宮まで2時間」の文字が! いつもは45分くらいの表示なんですよね。あらら……。という事で、天王山トンネル直前で渋滞にハマってしまいましたです。40キロの渋滞だった模様ですが、それでも始点は中国自動車道だったので、丸々40キロの渋滞ではなかったのが救いでした。中国道の分岐前に右の車線へ移動して、大渋滞の列を左にスイスイと進みだしたのが、それでも出発後2時間をゆうに過ぎておりました。西宮到着がだいたい11時頃。

そのまま阪神高速神戸線へ行こうとしたら、今度はここが大渋滞。渋滞25キロと表示が出ております。京橋までが120分という表示を見て、だめだこりゃ……と思って、それならば43号線に降りようと思ったのですが、ここも西行き降り口が渋滞。もういい加減渋滞にも飽きたので、一旦大阪行きの車線へ出て、熱戦を繰り広げている甲子園球場を過ぎた辺りでUターンをして明石を目指しました。

が、これまた大渋滞。本当は鳴門着の予定だった時間には、まだ神戸市にも着いてなくて、『あらし』でかつおの刺身定食を食ってる時間に、トイレ休憩がてらの立ち寄ったスーパーで、おにぎりとかを買い込んで、渋滞中の車内にてこれを食っておりました。

結局渋滞は続いて、明石に着いたのが14時前。たこフェリーはそんなに混んでなくて、30分くらいまってやって来たイルカの方に乗船。後はスムーズに行くかと思いきや、淡路島内の国道28号線で思いがけない大渋滞。これは何の渋滞なんだと思っていたら、神戸ナンバーと八王子ナンバーが正面衝突していたせいでした。あぁあ……。

洲本インターから淡路鳴門縦貫道に乗って、鳴門北で降り、『あらし』に着いたのが17時過ぎでした。なんと9時間もかかってしまったのだ。しかもここから実家までは2時間半くらいかかるのでした(笑)。でも食事後は阿波踊りを見物するために徳島市内へ移動。当然これまた渋滞な訳ですね。おまけに事前に調べておいて、やっとたどり着いた県外ナンバー専用無料駐車場は満車で入れず、1時間くらい他の有料駐車場をグルグルと回り、やっと空いてる所を見つけたのでした。22時半まで踊りを見物して、自宅に帰ったのはちょうど日付が変わる頃でございました。あー疲れたー!!

日本のおなからへんミニツアー@京都

大阪に知久寿焼さんのライヴを見に行った次の日の11日、京都はCafe-Independantsで知久さんのライヴ。

知久寿焼ライヴ@Cafe-Independants
  1. 326
  2. 夜のおんがく
  3. おるがん
  4. 鐘の歌
  5. らんちう(台詞なし)
  6. くだもの
  7. 無理なおみやげ(ウクレレ)
  8. あるぴの(ウクレレ)
  9. きんとんうん(ウクレレ)
  10. ケロリーヌ
  11. すいか畑
  12. あんてな
  13. 夢みているよ
  14. 電車かもしれない
  15. 学習
  16. 月がみてたよ(オーバーステイ)
  17. おるすばん(ウクレレ)
  18. いちょうの木のしたで(ウクレレ)
アンコール
  1. ちょっと今ここだけのうた
  2. いわしのこもりうた

前日のワンマン・ライヴとは違って、この日は対バンがあったので――渕上さんのベース、むっちゃカッコ良かったです!――そんなに長くないのかな? と思ってましたが、アンコールを含めて20曲。1時間半くらいはありましたですね。嬉しい限りです。それに、カフェ・アンデパンダンは大好きな場所ですし、料金も安いし、ご飯は美味しいし、音も良いし、言う事なしです。

『らんちう』は台詞なしでしたが、久しぶりに『ケロリーヌ』が聴けたのは嬉しかったです。アンコールの1曲目『ちょっと今ここだけのうた』は新曲のようで、『おるすばん』をしてる黒姫の家から、歩いて40分程の所に美味しいおそば屋さんがあるそうで、そこへ行く途中に出来た曲だそうです。忘れないようにするのに、そばを食べてる間もヒヤヒヤものだったそうです(笑)。

パスカルズでやってる曲『きんとんうん』の出だしでは、カズーとハーモニカと、もうひとつ何だか分らない笛を吹いていて、とても良い音で興味深かったので、後で知久さんに尋ねてみたら、貰い物で名前も分らないのだそう。百均とかによく売ってる振ってピョコピョコ音の出るオモチャみたいなのと同じ様なリードが中に入っているのだそうです。オモチャ屋さんとか民芸品やさんにあるかも? という事でした。絶対に探してpazapに導入したいと思いましたです。


2005年08月11日(木曜日)----すぎもと

ミラーボール

昨日は夕方から阪急電車に乗って大阪へ。

車内でおにぎりを2個パクついていたのですが、まだ足りないので、梅田に着いてからホーム内にある「阪急そば」にてきつねうどんをつるつるつるーっと。

ホーム内にはiPodの宣伝広告がズラリと並んでまして爽快でございました。

知久寿焼さんのライヴがある某会場には開場数分前に到着。開場待ちの列が出来ていたので、その最後尾に並んで開場を待ちました。程なく開場。地下の会場へ階段を下りて、受付で料金を支払い、着席すると、なんとスピーカーから流れるB.G.MはFrank Zappaじゃなーいですか! これは珍しいですね。あんまりこういう所では聞きませんですから。そういえば、ちょっと前にpazapの練習でスタジオに行ったときにも、待合室でZappaの「ベスト・バンド」っていうアルバムが流れててびっくりしました。

まぁそれは意外な事で嬉しい事だったので、これはいい感じじゃないかと思ったのですが、そうは問屋が卸さない! なんと暗いホール内の前方左上でクルクルと回ってるミラーボール。これが眩しいったらありゃしない。ミラーボールって普通ホール中央で回すものじゃないの? そうじゃないとあんまり効果ないような気がするのですけど。それに前方からだと眩しいし! でも開演までの辛抱だと思って、耐えておりました。

予定時間よりも15分程押して知久さんが登場。狭い会場内は凄い人で、ステージ前――というより、横の方までも――地べたに座って見る人で一杯でした。さすがにうっとおしいミラーボールに当たる照明も落ちて、落ち着いた良い雰囲気の暖かい光の中で1曲目「夜の音楽」がはじまりました。

すっかり知久ワールドに浸っていると、何と、また回りだしたのですよ、ミラーボールが! それも「おるがん」とか歌ってるときにもクルクルクルクル。あの、ワタシ、ミラーボールって凄い好きな方なんですよね。デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンの名曲「ミラーボールズ」も含めて(笑)。でも、あれって、「ここぞ!」という時に効果的に回してナンボのもんじゃないんですかね? あれだけ数曲置きにクルクルさせられたらもう台無し。しかも位置的に前方にあるので眩しくて、ステージの知久さんを見てられないのです。下を向いて目を閉じてても、目蓋を通して光が差してくるくらいだから、手でそれを遮る格好でずっと聴いてないといけないのです。これは大好きな知久さんの歌だけに、苦痛も苦痛。怒りさえ込み上げてきました。せっかく久しぶりの知久さんワンマンなのに。

勿論、ホール内の全ての位置から眩しい訳じゃないですよ。たまたま最悪な場所に当たったってだけでしょう。それに、この会場のステージ照明が簡素なものなので、ちょっとでも演出したいっていう気持ちも理解出来ます。でも、全然効果的じゃなかったし、それに当たってしまった方は気分が最悪ですよ。この会場は初めて来た場所だったんですけれど、もう行きたくないですよ。正直。こんな仕打ちをされると。考えてみると、ボクは大阪のライヴハウスでこういう仕打ちに良く会うんですよね。なんか相性悪いのかなぁ(笑)。

大阪のライヴハウスっていうと、知久さんのライヴ前とライヴ後に、知久さんが参加してるniっていうインスト・グループの曲がかかってまして、これがまた凄くかっこよくて、アルバムが発売されたら絶対に購入しようと思ったんです。で、このレコ発ライヴが秋くらいにあって、それは「大阪は無理かもしれない。京都くらいまでなら来れるかも?」って感じで知久さんがM.Cで言ってたんですね。これって色々と思うところがあるんですよね。

例えば、大きな会場で出来るアーチストが大都市をツアーする時って「東京・名古屋・大阪」とかってなる訳じゃないですか。もうちょっと広げると、ここに「札幌」と「福岡」が付くとか。でも、ボクが個人的に好きなアーティストがライヴをする時、例えば、この秋にunbeltipoがバンドとしてツアーに出るんですけれど、これ「東京・名古屋・京都」なんですよね。これ、京都在住のファンとしては行き易くて嬉しい訳ですが――平日だしね――大阪のファンはどう考えてるんだろう? って思うわけです。何故そこが大阪じゃないんだ! って。これはやっぱり会場の問題だと思うんですよね。ちょっとアンダーグラウンド的というか、「その他」のコーナーの音楽をやってる人たちがライヴする会場っていうのが大阪にはあんまりない感じですよね。特にライヴハウスとして。それってどうしてなんでしょうか? 大阪の「その他のコーナー好き」音楽ファンはどう思ってるんでしょうか? それとも、ボクが知らないだけなんでしょうか? まぁ、話は関係ない方向にそれてしまいましたけれど(苦笑)。

知久寿焼ライヴ@大阪
  1. 夜のおんがく
  2. 金魚鉢
  3. おるがん
  4. 鐘の歌
  5. ロシヤのパン
  6. あるぴの(ウクレレ)
  7. きんとんうん(ウクレレ)
  8. ぎが(ウクレレ)
  9. むかしむかし(ウクレレ)
  10. 安心
  11. すいか畑
  12. らんちう
  13. あんてな
  14. 夢みているよ
  15. 電車かもしれない
  16. 学習
  17. いなくていいひと
  18. 月がみてたよ(おばすて)
  19. おるすばん(ウクレレ)
  20. いちょうの木の下で(ウクレレ)
アンコール1
  1. ちょっと今ここだけのうた
  2. いわしのこもりうた
アンコール2
  1. 口琴ソロ(ベトナム口琴・目次口琴・雲南省ナシ族三片口琴)
  2. ねむけざましのうた(リクエスト)


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