パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2005年03月09日(水曜日)----すぎもと

エッキス

花粉、キテますねぇ……から始まる日記が、昨日当たりからドドっと増えた感じですね。

花粉とアレルギーの薬――今までは『アレロック』っていうのを貰ってたんですが、今年から『アレグラ』っていうのに変わりました。こいつは眠くならないらしいのだそうです。どっちにしても、ボクはいつも眠いのですが――のせいか、ちょっとボーっとしてて、ふいに変な事を考えたりします。

例えば、数学で使うxっていう記号を書く時、普通にバッテンみたいに書く人と、半円みたいなのを左と右に分けて書く人が居ますが、この後者のタイプを普段使ってる人を見た事がないなぁとか、その発音が「エックス」っていう人と「エッキス」っていう数学の先生が居て、どっちを信用したら良いのか? っていう疑問がずっとあったなぁ……とか。そんな事です。

あー、猛烈に眠い。先月20日にタワレコのなんとかいうややこしい名前の無料配布の本……、おっと、この名前を思い出す呪文があったのだ。「映画『君の名は』に出てた女優さんって誰だっけ?」「うーんと、岸恵子?……、ウーントキシケイコ……、イーントキシケイコ……、イントキシケイコ……イントキシケイト(intoxicate)。バンザーイ! バンザーイ!」って感じ(苦笑)。この隔月20日配布のintoxicateを貰いに行ったついでに買って来てた、Tower Records RCA Precious Selection 1000 のNO.23。前にもここで欲しいって書きましたが、この『ベリオ・コンダクツ・ベリオ』っていうルチアーノ・ベリオ作品集を聴きながら眠るのだ。このアルバムはお買い得です。


2005年03月07日(月曜日)----すぎもと

茶柱は立ってる時に飲め

大豆スナック 納豆味

このタイトルが人生35年目にしてようやく分った事です。晩ご飯を食べていた時に立った茶柱を見つけたものの、水戸黄門に熱中していたのがいけなかったのでしょうか、飲もうと思ったときには、すっかり寝ておりました。35年ずっとこんな感じの人生です。

しかしですね、茶柱が立ったというのは、その茶柱が立ったお茶を飲むのと何か良い事が起こるという前触れなのか、はたまた茶柱が立ったのを見つける事だけで縁起がいいのか、これはどうなのでしょうか? そういう事に頭を悩ませている間に、読みたい本を読む時間を無くしてしまいました。やっぱり、これから先もこんな人生を過ごすのです。

そういう私が今ハマってるのがVLOOKUPです。いや、それは置いといて、その次辺りにハマってるのが不二家。不二家のホームパイ『リッチバター』です。「焦がしバター」を使っていて、確かに焦がしたバターの絶妙な味わいが非常に美味しいです。これ、210円するんですが、良く行く百均で売ってるのを見かけたら、2,3袋は必ずゲットします。お薦め!

これだけではなくて、次がハートピーナッツチョコレート、それからこのハートピーナッツチョコレート(クラスト)。これも百均で出てたら、とりあえず4、5箱はカゴに放り込みます。でも、片頭痛もちとしては大好きなチョコレートも頭痛の元になるので、食べ過ぎないようにしなくてはならないのです。まぁ、そういう事でもなければ2箱くらい、いっぺんに食べてしまうので丁度いいかもしれません。ちなみに片頭痛の発作を起こしやすいと言われてるのは、他にアルコール(特に赤ワイン)とかチーズとか。あと、人混みとか睡眠不足や寝過ぎ、人によっては香水がダメという人も居るそうです。まぁ、そんな事を書きながら、松尾スズキのミュージカル「キレイ」のサントラから、片桐はいりが歌う『こだくさんが好きさ』を聴きながら、不二家ルックチョコレート・ア・ラ・モードを食ってたりするんですが……。

そういう食いしん坊のワタクシが今狙ってるのは、無印良品で見つけて買った『大豆スナック 納豆味』です。なんだこりゃ、美味いのか? って感じでしょう? カールの納豆味みたいなものと思ったらいいのでしょうかね? いまいち想像がつかないのですが。


2005年03月06日(日曜日)----すぎもと

昨日の散財

CD4枚(2210円)と半袖のシャツ(500円)とマフラー(300円)、それからスヌーピーの木箱に入った紅茶飴(630円)。あと、天龍のラーメン並(100円割引で450円)。

CDは先週行ったニノミヤ無線の中古屋さん(Used Mart 吉祥院店)に、再びCDを求めて行ってきました。

1階に有ったCD売り場が2階に上がっててビックリ――初めCD売り場がなくなったのかと思って焦った――しましたが、じっくり選んで、先週見逃してたものから4枚をチョイス。ちょー良いっす(オヤジギャグサムスギ……)。買ったのは……

ライヒは「エレクトリック・ギター・フェイズ」っていう、「ヴァイオリン・フェイズ」をエレクトリック・ギター用にアレンジされたものが収録されていてます。武満徹さんのは、現代雅楽作品。ディスクの状態も言う事無しで、これら4枚で2210円なんて安すぎです。かなり良い買い物をしたという充実感。


2005年03月03日(木曜日)----すぎもと

ネーミング

明治乳業の明治おいしい牛乳という、もの凄いネーミングの牛乳があります。だって、「おいしい牛乳」ですよ。こういうネーミングがブームになったりすると、「さかい仕事キッチリ引越しセンター」「福屋仕事が速い工務店」とか、はたまた「駿台合格間違いなし予備校」とか、「ニッポンほりえもん放送」なんて会社名が出て来るんですよ。

こういう変なネーミングを付け出すと心配するのが、社員の方が電話を取る時ですね。「毎度ありがとうございます。吉田あまいあまい葡萄園でございます」……なんか言いにくいですね。かける時も「あ、すみません。銭田すぐ貸しますローンさんですか?」とか言うの嫌ですよね。キャバクラで指名する時にも「エクボがキュートなミホちゃんお願い」とか言うんですよ。そしたら「あ、申し訳ございません。本日はエクボがキュートなミホちゃんはお休み頂いております。瞳キラキラ(はぁと)ミホちゃんの方なら大丈夫ですけれど」とか言われたらどうします? あぁ、イヤダイヤダ。ジルジャンKカスタム渋い音ライドとかっていうのも嫌だな。

でも、こういうのに近いメニューがある飲食店って結構あるでしょ? あれ注文する時、ホント恥ずかしかったりするんですよね。「究極のお嬢様パフェください」なんて、ええおっさんが言えまっかいな。というか、おっさんがパフェ注文するなって? おっさんでもパフェくらい食べる権利はあるよ。パフェまでならね。クリームあんみつを食べる権利は無いけど。

いやいや、そういう話じゃなくてですね。「明治おいしい牛乳」です。この牛乳の小さめのパックの広告が電車の中に貼ってあったんですよ。コピーは「ケイタイは出来ますが、メールはできません」とかって言うヤツが。一瞬「を! 上手い!!」とかって思ったんですが、メールも出来るやん。だって「のメール(飲める)やん!」。「ケイタイしていつでもノメール」っていう感じの方が面白かったのにね。あれ? 「メールが出来ない」っていうのが「のめーる」って意味だったりして? No Mailっていう事で(笑)。


2005年03月02日(水曜日)----すぎもと

時間切れでありんす

小川未明童話集を読みながら、京都市営地下鉄を京都駅で下車。Sofmapに向かったのは、そろそろCD-Rのストックが10枚を切ったからでした。

三井化学のCD-Rが亡き後、買う様になったのは太陽誘電のものです。Sofmapでは10枚組418円(税込み)で、ボクの行動範囲の中では1番安いので、最近はいつもここです。ただ、今日行くと、このCD-Rが数セットしか残ってなくて、これで終わりだったらちょっとショック。床に転がって、子供の様に駄々をこねたい心境でありんす。……あ、ありんす? タイプミスなんですが、「ありんす」って女言葉ですよね、確か。わちきは駄々をこねたい心境でありんす。あ、女言葉っていうより 花魁 おいらん 言葉だったけ、これ。蟻の巣とは直接関係ありません。間接的にもないと思うけど。

CD-Rを買う前に、ハードディスクとハードディスク・ケース(USBのもの)を偵察。ケースはFireWireのをひとつ、160GBのを入れて音楽用に使ってるんですが、これとは別にもうひとつ有ったら便利かなぁと思って考えているのです。USBのケースって安いですよね。CenturyのCSL35U2っていうのが3980円(税込み)で売ってて、ちょっと欲しい感じです。コスト的に考えても、ハードディスクの内容をCD-RやDVD-R等にバックアップを取るっていうよりも、外付けハードディスクにバックアップを取るっていうのが良いという時代ですものねぇ。ただ、クラッシュした時の事を考えるとゾッとしますが……。

Sofmapを出て、下の階の本屋さんで『ユリイカ3月号』のポスト・ノイズ特集を読む……と思ったら、途中までで時間切れ。欲しいなと思ったものの、1300円出すんだったら、他に欲しいCDがあるというのが悩ましい。うーん……、とりあえず立ち読みも時間かかるし、これは京都芸術センターの図書室でゆっくり読もう(苦笑)。

読んでいた小川未明童話集は図書館で借りたもので、明日が返却期限。半分しか読んでないけれど、本日返却してしまいました。うちに別のがあるので、とりあえずそれを読むことにしよう。


2005年03月01日(火曜日)----すぎもと

アニヴァーサリー

昨日の日誌を読んでたら、やたら「〜でして」っていう記述が有って、読んでてムカついて来まして、書いたヤツをここへ呼びまして、ちょいと正座させまして、小一時間説教をしたいくらいでして。そういう3月です。個人的には恐怖の3月です。でして。

そういえば、この前の日曜日にはpazapの練習日だったのですが、その前の週の練習が終わって「DスタジオとBスタジオの音響学的な響きの違いを夏目漱石的に表現するとどうなるか」とか、日本の食生活の急激な欧米化による生物学的影響を幼稚園レヴェルで議論したり、滋賀県特産の筆頭は「フナ寿司」か「サラダパン」か? など雑談していたら、「このバンドってそろそろ10年ちゃうの?」みたいな話になったのです。ボクがドラムを叩きだしたのは遅くて23歳の夏頃だから11年半くらい。それから、こういうバンドをやろうと曲作りをして、pazapというバンド名を付けた時――この名前は、メンバーを集める前から付いてました――からは、もう10年くらいは経ってるでしょうけど、メンバー4人が揃った時にpazapがスタートしたと考えると、必然的に生野さんがpazapのメンバーになった時点でpazapの始動という事になるのです。

それで、生野さんが3日3晩かけて家で調べてくれた結果によりますと、どうも来年がpazap10周年になる模様。おお、そんな事まったく考えて来なかったんですが、気付けば結構長い事やってるんですねぇ。10年って言えばひと昔ですぜ。生まれた子供も10歳になる年ですし、小学校3年生だった子が今では小学校13年生になってるって事ですぜ。年間100万円貯金してたサラリーマンは、今貯金が120万くらいにはなってるでしょう(途中、3年目に悪いおねいさんに騙され、エルメスだのヴィトンだの貢いで、4年目逃げられたショックで会社を退職。パチンコ通いに競馬につぎ込み借金。6年目で宝くじが大当たりで会社設立で社長に。8年目で負債を抱えて倒産。寝る間を惜しんで働いて、9年目でようやく人並みの生活に復帰。というごく一般的なケースを想定)。

さぁ、来年は10周年アニヴァーサリー企画を考えなくっちゃ。コンビニに行かなくっちゃ。コンビニにいかなくっちゃ。pazap10周年記念たこ焼きを作って発売とかですかね。当たりくじ付きで、練習風景を見物できるとか。それだけじゃアレなので、機材のセッティングや自販機でジュースを買って来たり、コーヒーを入れたり、スタジオ代を支払ったり、次のスタジオを予約出来たり出来る素晴らしい権利が当たるお得なオマケ付きでどうだ!



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