パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年12月14日(火曜日)----すぎもと

アンサンブルモデルン公演覚え書き

来年のアンサンブルモデルン来日公演の予定が、ちょっとだけあったので、あわててbloc.jpへ登録。いやぁ、このサーヴィスは便利ですね! 今日は(も?)力つきたのでネマス……。


2004年12月12日(日曜日)----すぎもと

装飾

11月は色々な事があったのに、なかなか更新できませんでしたが、ちょっとづつ書いて行きます。旬が過ぎてしまった事は、なかなか細かく書く気にならなくなってるのですが、逆に1回クール・ダウンさせる事によって、そして、自分の中で咀嚼する事で、良い発酵食品が出来上がる場合も有ります(曲作りもそーですね)。勿論、腐ってしまう場合も有り、これが困ったもんです(笑)。

もう1ヶ月近くも経ってしまったのですが、先月の14日は、うちの弟がやってるバンドSaltyDogのライヴを見る為に、大阪は難波にあるライヴハウスロケッツへ初めて行きました。

ガード下にあるせいか、ホール中央に柱が合ったりするのですが、それでもステージは広めだし、こういうロック向きなコヤにありがちな、やたらと音がデカすぎる「難聴系ライヴハウス」でもなくて、良い感じでした。面白かったのは、ドラムのオーバーヘッド・マイクが天井からの吊り下げになってて、しかも見た感じコンデンサ・マイクでしたですね。オーバーヘッドはオフ・マイク――スネアやタムの様に打面すぐそばの音を拾っているんじゃなくて、音源から離れた所で音を拾う事――なので、コンデンサ・マイクの方が良いんでしょうけれど、ライヴ・ハウスでドラムにコンデンサ・マイクって使ってるのは初めて見た気がします。スティックで叩かれたら大変ですからね。だから天井吊り下げなのかな? 一石二鳥ですもんね。

それはともかく、SaltyDogはトップ・バッター(?)でしたが、出来は前回のライヴの方が良かったという印象。バンド全体のまとまりが、ちょっとしっくりいってなかった感じがしました。

次のバンドが、けっこう勢いのあるストレートな感じのバンドだったので、余計に思ったのですが、(ボク個人が感じている)SaltyDogのバンド・カラーからしたら、例えばボクはドラム担当なのでドラムの事を言えば、もうちょっと装飾音符を織り交ぜたら、もっとカッコ良くなるんじゃないかなぁ……という事。ロック系の曲は、ストレートなままの方がかえってカッコいいとは思うのですが、SaltyDogは16ビートの曲とかもあるし、そうすると、もっとファンキーなノリが出せるのになぁ……と感じました。ゴースト・ノートだけじゃなくて、ロール系やドラグをまぜるとかがあれば、もっとよくなりそうなのになぁ。いや、これはアマチュア・バンドのライヴを見ると、いつも感じるんですけど。

ボクがロック・バンドみたいな事をやっていた――pazapをロック・バンドとは思ってませんしね、ボクは。ましてや、プログレだなんて、これっぽっちも思ってないです。本当にボクはプログレを知らないんです、全然――いわゆるバンド・ブームの頃は8ビートが主体だったんですが、最近はダンス・ミュージックが頑張ってる影響からか、16ビートの曲が多いので、アマチュアでも16ビートの曲をやってるバンドを良く見かけます。そうすると、16の曲をカッコ良く叩くには、やっぱりシングル・ストロークだけじゃ物足りないんですよね。ダブル・ストロークが出来たら、単純に出来る事が倍になるだけじゃなくて、フレーズも3倍4倍……となるものだと思うんで、もっとルーディメンツとかやればいいのになぁ……って、ライヴ見ながらいつも思うデス。



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