パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年11月30日(火曜日)----すぎもと

ホーメイ

ぎゃ! 早くも11月も今日で終わりじゃないですか! 今月は色々とライヴも行ったし、CDもちょこちょこと買いましたが、その辺りがまったく書けてないですね。遅くなっても書いてみたいと思います。

そういう11月の最終日の今日は、モンゴルの人とお知り合いになったりしました。ボクの中では「モンゴル」イコール「ホーメイ」な訳なので――というか、それぐらいの知識しか持ち合わせてないという事なので恥ずかしいのですが――「ホーメイ」について聞いてみたのですよ。勿論、いきなり「ホーメイ歌えますか?」とは聞きませんですよ。いくらボクでも、モンゴルの人が全員ホーメイを歌えるなんて思ってないですから。徳島県人が全員阿波踊りを踊れる訳もないし、フランス人がワインを水代わりに飲むなんていうように、愛媛県人がポンジュースを水代わりに飲んでるとも思ってませんよ。大阪の全世帯にたこ焼き焼き器があるなんてのも、ちょいと怪しいものです。ただ、京都人は全員「どすえ」って喋りますどすえ。

いや、それはいいとして、モンゴル出身の人にホーメイの事を聞いたんです。するとですね、「ホーメイって何ですか?」って聞かれました。ですからね、「ホーメイっていうのは……」とかって、説明したりしたのですが、コテコテの日本人のボクがモンゴルの人にホーメイの説明をする状況ってどうなんでしょう? ひょっとして世界っていうのは、イメージどうりではないっていう事なのか! って悲しくなったので、憲法九条を改正する前に、日本男児は全員チョンマゲを義務づけるようにする法案を提出させましょう。

ところで、「コテコテ」っていうのは「日本人」の枕詞として正しいのでしょうかね?


2004年11月24日(水曜日)----すぎもと

備忘録がてらに超高速で更新

いやぁ、週末からずっと「こゆーい毎日」を過ごしております。

そういう事もあって、財布の中身が寂しいのですが、こういう時にうかつにCD屋になんか立ち寄ってしまうのですな。今日も地下鉄の四条駅で降りて、クラブメトロに菊地成孔さんのメトロ大学の講義を聴きに行く道すがら、うっかり入ってしまったんです、中古CDショップに。で、JazzコーナーにあったONJQのライヴ盤を衝動買いしそうになるのを必死でこらえたと思った時、現代音楽コーナーでリゲティのCDを見つけてしまい、これには制止が効かず、買っちゃいました。

Sonyから出てる「リゲティ・エディション」は何枚か持ってますが、今日買ったのはTeldecから出てる「リゲティ・プロジェクト」の1です。「メロディーエン」とか「室内協奏曲」とか「ピアノ協奏曲」とか「マカブルの秘密の儀式」が入ってるやつ。これまた素晴らしいアルバムです。る*しろうの井筒さんお薦めのリゲティのオペラ「グラン・マカブル」も、Sonyのエサ・ペッカ・サロネンさん指揮のやつを、すでにAmazonで発注済み。もうすぐ来るので楽しみなのであります。いやぁ、やっぱりリゲティ、ええわ!

そしてですね、NHK-FMでは海外の現代音楽祭の模様が、すでに月曜日からオンエアされてて聞き逃してるのですが、明日あさっても面白そうなプログラムがぎっしりです。次のあたり、とっても期待しております。アンサンブル・モデルンですぜ!

「中国のシンバルと声のためのトリオ“ドラマ”作品23」
グオ・ウェンジン作曲(23分19秒)
(演奏)ケルン打楽器四重奏団のメンバー

「打楽器四重奏のための“スエロ・インチェルト(測りえぬ大地)”(世界初演)」
ナターリャ・ガビオラ作曲10分57秒)
(演奏)ケルン打楽器四重奏団
「弦楽器と鍵盤楽器のための“室内協奏曲 6分音の領域における探求”(ドイツ初演)」
ジャック・ウィルトベルガー作曲(17分43秒)
(演奏)アンサンブル・モデルン
(指揮)ハインツ・ホリガー

「魚はいつか水にあきるか?(世界初演)」
ニコラウス・フーバー作曲(17分20秒)
(ソプラノ)アンゲリカ・ルス
(演奏)アンサンブル・モデルン
(指揮)ハインツ・ホリガー


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