コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。
Amazonに注文しているアンサンブル・モデルンの「コンロン・ナンカロウ作品集」。昨日、発送予定の期日が過ぎましたので、今朝がたAmazonからメールが届きました。人間から来たメールじゃなくて、関心するくらい機械的な感情のまったく無いメール。設定されてる予定期日が過ぎたのを自動的にリストアップして、予め用意してあるいくつかの文章の内から、合うものを探して、自動的に送るという、何の人間の情も感じられない、事務的というより、まさに非人間的、機械的、工業的なメールです。
内容は発送をあと1、2週間待ってくれっていうものなんですが、結局はこれ、人間と人間がコンタクトをとって、商品をオーダーしてる訳じゃないんですよね。毎日毎日、機械的なオーダーを大量に処理してるAmazonの仕組み、そして、効率などのために機械化、非人間化のシステムへとならざるを得ないという事なんでしょう。それでも、唯一の直接的コミュミケーションの手段であるメールに置いても、このシステムでやってしまう所が、最大の欠点なんですが、それを小回りの利かない大企業に求めるのはやっぱり無理だというのを、Amazonのやり方を見ていていつも思います。
ボクは最終的には「この商品は入手できないことが判明いたしました。」なんていうメールが届くんじゃないかと思ってます。実際に前にもそういうメールを受け取った事もありますし、Amazonが大量の商品を販売し、そのなかにかなりの「入手できない商品」に「発送可能時期」をくっつけて、公開し続けている事は理解してるつもりです。更に、「予約販売」なんていう確実に入手可能な商品に関しても、発売日に一般のCD屋さんで平積みなってる状態でも、平気で「発送可能時期:通常4〜6週間以内に発送します。」なんていう事をする所だっていうのも経験で知ってます。
「発送が遅れている商品の注文をキャンセルするときは……」なんていうメールの内容は、いかにも紳士的な文句の様ですが、逆に言えば「うちはあんさんなんかにキャンセルされた所で、全然痛くも痒くもありまへんえ」と言われてる気がするのです。商売が大きくなると、この辺りを切り捨てないとやってらんないという、当たり前のリスクなんでしょう。客からしたら、そんな文句よりも「今スタッフが必死に走り回って探してますんで、キャンセルなんて言わないで、もう暫くお待ちください!」なんていう、この残暑の折、汗の臭いがしそうな人間臭いメールを1通くれれば、それだけで納得するっていう話なのにねぇ。
それにしても、現代音楽系が強くて、輸入品も取り扱ってくれるショップっていうのは、どこかに無い物でしょうか? 需要はある筈だと思うんですけれどねぇ。今日も何店舗かハシゴしたけど、「ナンカロウ」の「ナ」もありゃしないです。
おおかたの人がそうである様に――と勝手に思っているのですが――ボクも古谷一行と林隆三の区別がつきません。日本国民の約8割の人がそうである様に――と確信しているのですが――ボクもおすぎとピーコのどちらかが、ひとりで居る所を見つけても、それがおすぎなのか、それともピーコなのかを特定する事が出来ません。
古谷一行と林隆三の場合は、2人とも役者さんだからいいのですが、おすぎとピーコの場合がやっかいなのは、見かけが分らない上に、どっちが「映画評論家」なのか、どちらが「ファッション評論家(?)」なのかも、急に答える事が出来ません。例えば、人に「おすぎって何してる人?」って聞かれた場合、まず「ファッション・チェック」してる人はどっちだっただろう? って考えて、「あ、ピーコのファッション・チェックだ!」って思って、だから「映画評論とかしてる人」って答えるという、1日中ボーっとしてるボクの脳みそをフル回転させて、答えるまでに数分間のタイムラグが生じるのです。
まぁ、おすぎとピーコの違いなんか、日常生活にはほとんど関係ないのでいいんですけれど、これと同じパターンで、困るのが電話番号の117と177ですね。これこそ、小学生が正解率3%、東大生が正解率8%、丸の内OLは正解率10%。そして、新橋のサラリーマン――すっかり出来上がってる状態で――は正解率1%くらいだと思うのです。
そして、これを思い出すものの定番は、やっぱり野口五郎。回すダイヤル177、天気予報に……
とかっていう歌詞の、「ダイヤル177」っていう曲があるのですな。これを1回くちずさんでから、さっきのおすぎとピーコ式の様な思考回路で電話をするのです。でも、この曲を知ってる人っていう事で、若い人には通用しない方法ではありますが。
この方式。Googleとかで「野口五郎 ダイヤル177 天気予報」などと検索したりすると、同じ事をやってる人が居る事が分かって面白いです。でも、歌詞の中の天気予報に
っていう後の歌詞が分らないのですな。これは、検索先のサイトを見ても、だいたいそうなのです。人間っていうのは、必要な所だけは覚えてるものなのでしょう。それがとっても面白くて笑ってしまいました。
昨日、地震の事に付いて書いてアップした後、もう1回きましたね。更に大きいのが。しかも長い。これだけ続くと正直ビビリます。何故って、この前賞味期限が切れかけてた、ブルボンのカンパンをおやつがわりに食ってしまった所だったので。
確かに防災グッズを準備するのもいいのですが、実際に地震がいつ起こるのかって言えば、電車の中かもしれないし、スタジオでドラムを叩いている時かもしれない。はたまた、滝に打たれていたり、酔っぱらって地下鉄のホームのベンチで眠っている時かも知れないのです。その時に家に置いてある懐中電灯やカンパンが役に立つかっていうと、なんか微妙な感じです。かと言って、防災グッズをいつも持ち歩くなんて、非現実的です。つまり、どのタイミングでヤツがやってくるのか、その時に自分はどこに居るのか、それは運でしかないのですよ。
勿論、家で遭遇する可能性もある訳で、そのためには靴を履いて、懐中電灯を抱いて寝る事が、無意味だとは思いません。しかし、阪神大震災が後数時間、後にズレてたら、被害は何倍にもなっていた事も、これまた容易に想像がつくし、否定出来ないでしょう。
東南海地震に関係ない地方にすんでいるからって、その時にたまたま牟岐町の内妻海岸でサーフィンしてるかも知れない。いつどこで来るかっていうのは、ある意味、本当に運でしかないんですよね。
ただ、前兆っていう事について、色々と調べてらっしゃる方も居るようです。たまたま前兆現象と発震のトリガーについてというサイトを見ていたら、前兆現象として「発光現象」というのがありました。地震の前には火球(火の玉)が観られる事があるのだとか。
それで思い出したんですが、最近こういうニュースありましたよね。探してみたら、四国新聞社のサイトに残ってました。
三重県や徳島県で2日夜、空を飛ぶ「大きな火の玉」が目撃され、同夜から3日にかけて、気象台や天文台などに問い合わせが相次いだ。
→「火の玉」目撃相次ぐ/徳島の天文家が動画撮影(四国新聞社)
我が故郷の隣町、海南町の天文台では、この火の玉の動画撮影に成功したそうで、四国放送のサイト上の ”火球”を撮影っていうニュース・ページでは、今日現在ではまだ見る事が出来ます。
これ、見る限りでは、やっぱり流れ星っていう感じがするので、これが地震と関係あるかっていうと微妙な感じなのですが、海底内のプレートの隙間からのガスの影響で、こういうのが起こるっていう事もあるかも知れないな……っていうのも、素人考えながら有りそうな気はするのであります。まさにタイムリーですしね。
現実問題としては、絶対にやってくるっていう津波を身近に、そして真剣に考えている筈の自治体が、昨日の地震で津波警報が出てるのに、避難勧告さえも出さなかったという所が、結構あったのだとか。今までさまざまなシミュレーションをして、対策を考え抜いてるはずの自治体がそんなんじゃ、昨日のが本番だったらどうなってたのか、本当に怖いです。勿論、これは自分への戒めでもありますが。
それにしても、本当に人災にしないためには、やっぱり堤防をつくるとか、そういうハード的な事だけじゃなくて、ソフト面でもキッチリ、住民と自治体がお互いに作り上げていかなければいけないのでしょうね。もう時間はありませんよ。でも、今からでも遅くない。昨日の教訓をこれから生かして欲しいと思います。
という、阪神大震災の教訓が生かしきれていないボクが、えらそうな事を書いてみました。
今日の夜あった地震は、久しぶりに大きめでしたです。揺れも長かった。京都は震度4だったらしいですね。
阪神大震災の後からなんですが、地震があってまず考えるのは、震源地はどこだろう? っていう事です。そういう事を考えることが出来るっていうのは、そんなに大した事がない規模の地震の中でだからなんですが、それまでは小さい地震なら、あんまり気にせずに、いつもどおりボーっとしてたんです。えーと、ボクを直接知らない人の為に補足しておきますが、ボクは基本的に1日中ボーっとしてます(笑)。どれくらいボーっとしてるかっていうと、グッチ裕三が「愚痴言うぞ」をもじってるんじゃないかっていう事に、昨日やっと気付いたくらいです。
地震っていうのは震源地があるわけで、今自分の所が揺れてるって言っても、それは殆ど自分の所の地下で起こった地震じゃないですよね。いや、こんな事はまったく当たり前の事ですが、それを初めて認識したっていうのが、京都でも「これは尋常じゃないな」と実感できた、阪神大震災を体験してからです。
今回もすぐにテレビなどで速報がでてましたけど、津波の注意報が出た時には、もうすでに和歌山には津波が到着した後だったですね。これ50cmの津波だったからいいようなものの、5mの津波だったらどうなんだろうって感じですね。勿論、地元ではもっと迅速に対応してるんでしょうけど。
で、和歌山の沖っていう今回の震源地が、今世紀前半に必ずくるという、東海・南海地震の震源地と同じ場所なのかっていうのが、もの凄く気になるのですが、そういう情報はNHKを暫く見ていても、まったく話題にされませんね。同じ場所なら、その前兆的なものがあるのかどうか、若しくは、これくらいの地震が起きる事で、プレートのストレスを分散する事が出来て、本震の規模が小さくなるとか、そういう話題が欲しいものです。違う場所なら、これに刺激されて起こるなんて事もありえるんだろうし。
そういえば、最近の徳島新聞に……
徳島県牟岐町は、地域の各種防災情報を盛り込んだ防災マップを町のホームページ(HP)上で公開した。近い将来の発生が予想される南海・東南海地震に備え、住民の防災意識を高めるのが目的。
→牟岐町が防災マップをHPに掲載。南海・東南海地震に備え(徳島新聞)
なんていう記事が載ってたのです。
さっそく見てみようと思ったのですが、我が故郷の牟岐町っていう所の公式サイトはずっとMugi-Town Web siteっていう所だと思ってたんです。実際にそうやって紹介してるサイトも数多くあります。でも、いつのまにか別のサイトも出来ていて、そっちのほうがどうやら公式サイトみたいです。牟岐町のホームページへようこそっていうサイトです。あの、ご覧になる方は注意して欲しいんですが、悪い見本と言っても良いサイトです(笑)。
何が悪いって、まず勝手におせっかいな事に音が出るっていう事。それを自分の所で音が出る様にしておいて、「ボリュームは小さめにお願いします。」っていう注意書きがあるっていうのが、どうも笑えます。いや、これは個人のサイトなら笑って、即ブラウザのウィンドウを閉じるんですけれど、これは町の公式サイトですよ。町の顔なんですよ。まったく笑えませんね。
それに、先の注意書きも「画像」なんですが、他も文字の部分を必要以上に「画像」やフラッシュで作りすぎ。何故、それを「画像」にしないといけないのか、まったく理解が出来ません。オマケにalt属性がほとんど付けられていないです。試しにターミナルからw3mでテキスト・オンリーで見てみたら、まったく何がなんだか分らないです。このIBM WebSphere Studio Homepage Builder Version 8.0.2.0 for Windowsで作られたサイトは誰が作って、誰がオッケー出してるんでしょうね?
情報を知る手段っていうのは、今では氾濫してるといっても良いくらい、色々な手段がありますが、意外な所で言えば、アクセスログっていうのもその1つだったりします。
丁度1週間前。ここのサイトのログを見ていると、「大戸屋、難波、閉店」っていうキーワードがあって、ビックリして大戸屋のサイトを見に行ってみました。大戸屋っていうのは、関東地方を中心に展開してるご飯屋さんなんですが、関西方面でもちょっと前に大阪に2店舗、奈良に1店舗進出して来てたのでした。フランチャイズの店といっても、値段の割には美味しいので、ボクも大阪に言った時には、この難波店をちょくちょく利用してたのです。戎橋の南側。am/pmの下にあったんですが、閉店したんですね。場所の割には、結構空いてて大丈夫かなぁ……と心配していたのです。
それで、この前の土曜日に大阪に行った時に、実際に前を通ってみましたが、やっぱり閉店してました。でも、アメ村の店は残ってるので、そっちへ行ってみました。「炭焼き鶏ご飯と稲庭風うどん」っていうのを食べてみたのですが、なかなかおいしかったです。うどんもコシがあって、わさびも生で美味しい。この店は無くなって欲しくないなぁ。というか、京都に是非進出を!
話変わって、この前の大河ドラマ「新撰組」では、坂本龍馬と近藤勇が寺田屋の風呂に一緒に入ってましたが、その寺田屋は実際にまだあって、その前を通って週に2回ほど、水を汲みに行っております。京都の水道水は、以前に比べるとマシになった――それが実際に美味しくなってるのか、単に慣れの問題か判断は付きかねるんですが――と思うのですが、やっぱり美味しくない訳です。
でも、伏見には美味しい水が湧いてる所あって、例えば御香宮っていう神社の中の「伏水」っていうのは有名ですが、それだけじゃなくて、その周辺に何ポイントか、自由に水が汲めるポイントがあります。それで、やっぱり1番水が汲みやすいという事で、大手筋商店街の近くにあるSATYの向かいにあるポイントへ行ってます。2リットルのペットボトルを10本くらい持って行く訳です。夜に行くんですが、それでも次から次にひっきりなしに、水を求めて人が来てます。中には大きいポリタンクに何個も水を汲んで行く人もいます。でも、ここは水量も多くて、長い事待っていなければ終わらないっていう程でもないので、なかなか良い場所なのです。
主に調理用やお茶用、湯冷ましの水として利用してるんですが、なんかまろやかな感じで美味しいです。コーヒーとかお好きな人は1度試してみてはどないでっしゃろ。