コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。
本当に久しぶりに京都の老舗ライヴハウス「磔磔」へ。元ボガンボスのDr.Tosh?さん(永井利光さん)と元たまの知久寿焼さんのライヴでした。今回で二回目なんですが、前回は観る事が出来なかったので初めて観ました。観る前の勝手な思い込みでは、Dr.Tosh?さんのツアーに知久さんがゲスト参加してるものかと思っていたのですが、初めにDr.Tosh?さんだけの演奏、次に知久さんだけの演奏、その後で2人そろっての演奏という構成でした。
初めのDr.Tosh?さんのライヴは、Dr.Tosh?さんの不思議な部屋「マジック・トッシュ・ルーム」へ迷い込んだという感じの設定……いやいや、迷い込みました。何曲か打ち込みのシーケンスに合わせてのM.Cやら歌やらが何とも不思議で心地よい感じ。その後、シーケンスに合わせてベースを弾きながら歌うというスタイルになりました。ベースは親指だけの指弾きでしたけど、凄く早い16ビートのフレーズを弾いてて、よく親指だけでそんなに速く弾けるなぁ……と思ってたら、良く聴いてみると「付点8分ディレイ」のフレーズだったんですね。効果的に使われてて、カッコ良かったです。
暫し休憩の後、今度は知久さんのステージ。前日は大阪でのライヴで、今日の朝は大阪城まで散歩した知久さんは、梅園を楽しんだ後、歩いててころんでしまい、カッコ悪いので「いかにも自分の意志でそうしたように」暫く寝転んで空を見ていたのだそうです。そういう訳で2曲目の「326」を歌おうと思ったのだとか。転んだ時の足の傷が痛々しかったです。セットリストは以下。
知久さんのステージが終わってからは、お2人で競演。Dr.Toshさんが打ち込んで来たシーケンスに合わせて、まず「学習」。Dr.tosh?さんはシーケンスを操作してたのですが、途中で服の袖が機械に触れてしまい、シーケンスが停止してしまうハプニングがあって、後半は知久さんの弾き語りとDr.Tosh?さんのコーラスのみでした。
次の「地図にない場所」も打ち込みヴァージョン。出だしが難しくて知久さんが大変そうでしたが、後半の「ワープ部分」は打ち込みのリズムに合わせて、知久さんが口琴ソロ。口琴で16ビート・フレーズを演奏するとモロに「人力テクノ」っぽくなるのですが、まさにそういう感じではまってました。凄い口琴力。
この後アンコールが1曲あったのですが、時間的に大きい音が出せないので、知久さんがノーマイクで、 Dr.Tosh?さんがベースアンプの音を絞って演奏。こういうのも、これはこれでなかなか感動的でした。曲名忘れましたけれど……(苦笑)。
なんとも、心地よくて居心地の良いマジック・トッシュ・ルームでございました。
街を歩いてたら、とある学校のそばの植え込みに動く物体を発見。なんじゃらほい……と思って見てみると鳥でした。なんだ、鳥か……と思ったものの、どうも違和感があるのでよく見てみると、なんとキジでした。あの、桃太郎がお供に連れてるやつです。ちょっとビックリ。きっと鳥インフルエンザが京都にもやって来たという事で、こっそり飼ってたりした人が捨てたのでしょうか? このキジが山に帰れたかどうかは分りませんが、これはキジにとってはラッキーだったのかなぁ……。