パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年01月31日(土曜日)----すぎもと

ベース録音

いつもながらに図書館へ。よく「無人島に持って行くならどんなCDを持って行きたいか?」みたいな質問がありますが、今のボクなら「枝雀落語大全」を全部持って行きたいです。音楽より喋りを取るっていうのは、FMよりAMを聞く事が多いっていうのと関係があるのでしょうかね? 最近は毎日、CDは枝雀落語だけしか聴いてない状態です。しかし、枝雀師匠の落語は、ほんとうに麻薬的な魅力があります。多分他の人の同じネタでも、この部分で笑わないだろうなぁ? って所で笑ってしまったり、なんとも絶妙な口調と間が病み付きになってしまってます。そういう事で、今日も枝雀師匠のCDを借りました。やっと60話くらい借りたくらいです。

その後、夜はpazapの練習にスタジオへ。今日のセッションはテーマが「ブラジル」という事で一曲。なかなかムヅカしいですね。もっと勉強が必要でございます。そして生野さんの的確なアドヴァイスにより、少しづついい感じにまとまってきてるっていう感じでしょうか。

それから、ベーシスト高木氏のMTR導入によりまして、レコーディングを各自の家で心行くまで行なって(って言っても、ドラムとか歌はスタジオに入らないといけないのですが……)、CD-Rでデータ交換できるようになったので、試しにオケを渡してベースを録音して貰ったのですが、それが今日帰って来たので聴いてみました。それがなかなかいい感じに録音できてたので、この方法で全曲、ベース録音してもらう事にしようっと。

という事で、「阿弥陀池」を聴きながら、今日は就寝でございます。スビバセンネ……。


2004年01月30日(金曜日)----すぎもと

間取り計画

間取り計画

人んちで新聞を読ませてもらってたら、ちょっとした商品カタログの様な、無印良品の折り込み広告の最後に、「間取り計画」というCD-ROMを店頭で無料配布開始してると書いてあったので、そこから最寄りの無印良品へ寄ってゲットして帰ってきました。

内容はフラッシュ・アプリケーションの様で、部屋の大きさを決めたりして、そこに無印の商品を配置してシミュレーションしていくというものです。最終的には値段がいくらかかるとか、注文まで出来てしまうという新しいタイプのカタログと言った感じのものですね。ついつい調子に乗って、流し台と浴槽と便器を一緒の部屋にレイアウトして遊んでしまいたくなってしまいますね。というか、遊びました(笑)。

そうそう、今日は北の方へ行ったついでに、タンタシオン・ダンジュというケーキ屋さんのケーキを食べました。生クリームが……。


2004年01月29日(木曜日)----すぎもと

NHK

NHKは油断できないです。今日も「スタジオパークからこんにちは」のゲストは、やなせたかしさんだったのでした。くそう、見逃した……。そういう事で、 ぱざはてなに「 スタジオパークからこんにちは これからの予定」を追加して対策をしました。NHKはなかなか侮れないので、他に見逃しはないかと思って今日の番組表を隅々までチェック……したつもりだったのに、朝日放送の「 ナンバ壱番館」――ゲストが元憂歌団の 木村充揮さん――を見てて、CM中にNHKに変えたらマリーンが「スペイン」を歌ってるじゃないの! あちゃあ……しかも終わりかけてるし……。あれだけチェックしたのに……。という事で、NHKは何かと要注意なのです。


2004年01月28日(水曜日)----すぎもと

プラゼール!

今、図書館で借りてるCDは、「Prazer-noite-(邦題:プラゼールな1日〜夕暮れを見つめて〜)」(東芝EMI/TOCP-50650)というもの。ラテンもののオムニバスなのですが、ミルトン・バナナ・トリオの演奏が1曲入ってたので借りてみたのです。ミルトン・バナナはこの前にタワーレコードへ行った時に1枚CDがあって、買うぞと手に取ったものの結局やめてしまったのです。店内を色々と見てたら欲しいCDがワンサと有って、結局全部やめてしまえ! みたいな感じだといえば聞こえは良いでしょう。はい、正直に言うと単純にお金がないのです(笑)。このCDに収録されてるミルトン・バナナ・トリオの曲は2分くらいの短いもので、分りやすく言えばジャズ・ボサノヴァでしょうか。凄くいいです。いつか絶対に買います、ミルトン・バナナ。

それで、このアルバムは男性ヴォーカル、女性ヴォーカル、インストが入り交じったボッサなアルバムなんです。「ワン・ノート・サンバ」「おいしい水」あたりも入ってていいんですが、モアシル・サントス(Moacir Santos)の「キャシー(Kathy)」という5拍子の曲が凄くカッコ良くて何度も聞いてます。いやいや、ドラム的にも色々と盗めそうでいいですね。というか、絶対に盗みます。


2004年01月27日(火曜日)----すぎもと

しぐれ焼き

しぐれ焼き

この前、やっとのことで「カーニバルすずや」(堀川通り北大路上がる西側)のしぐれ焼きを食べました。どれくらいぶりなのでしょう。ここ最近、ずっと食べたくてちょくちょく行くんですが、何故か色々な理由でふられてばかりだったのです。相変わらずおいしいです。しかも1皿3個入り250円と安いです。あと、折角なので一緒にたこ焼きも買いました。普通の大きさの倍くらいの大きいたこ焼きで、こちらは8個入り400円(しぐれ焼きとたこ焼きをセットで買うと、確か50円引きになったと思います)。もうパクパク食べてしまいました。

それはそうと、初めてテレビを買う実験をしてみました。というのも、うちにあったテレビは、ボクが京都に出てくる時に、実家にあった14インチのテレビを持って来たもので、それも1986年式のものだったので、なんと18年ものだったのです。18年って言ったらあれですよ、その当時生まれたかわいい赤ちゃんも、成人映画を観に行けるくらいに大きくなるくらいの年月なのですよ! そりゃガタガタになりますよね。というか、毎日それを当たり前の様に見ていたので、8チャンネルを見ていたら「8」っていう番号が消えずにずっと右上にあって、テロップが出ても「8」が邪魔して見にくいとか、背景がシマシマだったら、前面に居る人の体も一緒にシマシマになってたりしてても普通に見てたんです。でもちょっと前に病院にお見舞いに行った時にそこのテレビを見てみたら「あれ? テレビってこんなにクッキリとしてるものなの?」という、まるで知らないうちに視力が低下してて、初めて眼鏡を掛けた時のクッキリさくらいの衝撃があってですね(苦笑)、そう思うと、最近目が疲れやすいとか偏頭痛がする時が有るのを、ひょっとしたらこのテレビのせいじゃないかっていう、なんなら古賀議員がペパーダイン大学の単位を取れなかったのもこのテレビのせいにしそうな勢いで、買い替えた方がいいんじゃないかって思って来たんです。で、実験的にテレビを買ってみました。大きいのもいいなぁって思ったんですが、なんせ部屋が狭いんで(というか、予算的にもキビシいので……でも今テレビも安いですよね、ブラウン管は)、前よりちょっとだけ大きい15インチのフラットのやつにしてみました。いやぁ、クッキリ。これで人のアラが余計に探せる気がして、とってもウキウキしています。


2004年01月26日(月曜日)----すぎもと

平和な戦時下

悲しくて切なくて、まるで短編小説の様な昨日の菊地成孔さんの日記(ですよね?)を読んで、朝から涙して始まった今日という日は、とうとう日本を戦時下へと誘う命令が下った日になりました。「誰がなっても一緒じゃん」とかって選挙に行かなかった人たちは、実は「誰でも一緒」だと思わされて、その1票1票の白紙委任を自分たちの都合のいいように使われてるという事を知らないのですかね……。

ちょっと前にここのアクセスログを見てたら、法律関係の情報サイトからのリファラがあって、見に行ったんですがうちへのリンクはありませんでした。まぁこういうのはブラウザのバグでたまにあって、前に見てたサイトがリファラに残っているという事なんでしょうが、そこから飛んで来たうちのページが2003年08月13日の日誌(モバイル版)という事で、あながち違う話題でもなかったりして面白かったです。法律を勉強してる人が何かのネタにしたかと思うと、ちょっとコッパズカシイ感じもしますが、何らかの結論があるならちょっと興味ありますです。


2004年01月25日(日曜日)----すぎもと

*U-ウラン-05

念願の*U-ウラン-05(BMT/IL-1008)が到着しました。買ったのは初めて(見たのも初めて)で、「DVDマガジン」っていう感じで聞いてたので、本に付録でDVDが付いてるタイプなのかと思ってましたが、そうじゃなくてまんまDVDなのですね。10アーティストのライヴが入っていて110分、それに5.1chサラウンドで1800円っていうのはお得な値段ですね。ちなみに収録アーティストは……。

表紙が菊地成孔さんで、このVol.5のタイトルが"L'Ange et le Démon Naruyoshi Kikuchi"という事で、菊地さんが大フューチャーされてて、DCPRGのライヴ2曲――「構造1(本当はギリシャ数字の1)現代呪術の構造」と「構造5(同じく)港湾と歓楽街の構造」――の間とかに、結構長めのインタヴューが収録されてます。

DCPRGの2曲がノーカットっていうのは凄いですね。それにカメラが9台なのだそうで、なかなか迫力が有る映像で素晴らしいです。5と4のポリリズムの映像という事でも、個人的には見応えがありますです。まぁ本当はライヴ開場で踊るのが一番なんですけどね。見るといつも思うのですが、ジャズ・ミュージシャンが集まって、インストで、ソロなんてジャズのインプロヴィゼーションなのに、これだけオーディエンスが一杯入って、それでもって総立ちで踊ってるっていうのは、ジャズという絶滅危惧種が生き残るチャンスみたいなものを感じますね。素晴らしいです。それはそうと、ロックっていうのが有ったらしいんですが、もう絶滅したんでしたっけ?

それから他のアーティストさんも凄く面白かったです。実は「あぶらだこ」(収録曲は「ひかり号」「生きた午後」)は初めて見たのですが、カッコイイですね。篳篥のサウンドもかっこ良いです。あと、ライヴ映像ではなかったですが、Great Adventureというバンドも面白かったです。映像も含めて曲も好きです。8ビートですけどです。あとはThe Jerry Lee Phantomのキーボードさん最高。


2004年01月24日(土曜日)----すぎもと

musée(Vol.47)

DCPRGとか菊地成孔クインテット、それから渋さ知らズとかのライヴが収録されているDVDが付いているUran(Vol.5)をタワーレコードとか、色々と探してるんですが、やっぱり無いですね。もう発売元の在庫は無くなってて、追加の予定もないそうなので、今日で入手は諦める事にしました。そうは言っても、Amazonには注文してあるのですが、こういうケースでのボクのAmazonへの信用は10パーセントくらいしかないのです……とか書いていたら、Amazonから出荷のメールが(笑)。信用度グググーンとアップ(苦笑)。とりあえず良かったです。

そういうものあって、今日は滋賀県大津市のタワーレコードまで行ってまして、musée(Vol.47)というフリーの冊子を貰って来たのです。なんと、アンサンブル・モデルンの記事が2ページ載ってまして、アルバム「グレッガリー・ペッカリー」を指揮したジョナサン・ストックハマーのインタヴューが掲載されてます。

そしてアンサンブルモデルンのプロフィールを見ると……。

2004年1月には、現代音楽祭に招かれて台湾で初公演を行ない、《ザッパ:グレッガリー・ペッカリー》など6回のコンサートを打った。

……とあったので、調べてみたら台北で1月4日にやってるんですね。

04.01.2004, Taipei/Taiwan, Concert Hall
Zappa: Greggery Peccary & Other Persuasions (2000)
Arrangements: Ali N. Askin

グレッガリー・ペッカリーもやったのかなぁ……と思って調べてみると、プログラムが載ってるサイトを発見。

What will Rumi do?
Night School
Revised Music for Low Budget Orchestra
The Dangerous Kitchen
Envelopes
The Beltway Bandits
A Pig With Wings

ここに載ってるのが全てなのかは分りませんが、載ってる分ではグレッガリー・ペッカリーはありませんですね。でもEnvelopesとかいいですね。是非生で聴いてみたいです。DVDとかになったりしたら嬉しいのになぁ。それより来日してください!


2004年01月23日(金曜日)----すぎもと

iBook復活

そう言えば今、元気になったiBookで更新してるんですが、これは昨日アップルから帰ってきまして、持って来てくれた時には不在だったのですが、不在票によりますと朝の九時半。二日前にも書きましたが、夕方四時に作業にかかるというメールが来て、夜七時に発送しますというメール。そして、その次の日の朝九時半には配達されているという驚異。中一日といいましても、実質的には40時間で帰って来たので、二日にも満たない時間で修理が完了したのでした。そして修理内容はマザー交換ではなくて、ディスプレイのケーブルを交換したという事でした。素直に素晴らしいと思いましたです。そして同じ位素晴らしいのはMac OS Xに戻れた事。iBookがない時にOS9で更新とかしてて、もうホントにうんざりでした(苦笑)。

そしてまたまたOSも綺麗にクリーンインストール。DVDにバックアップしてあったデータをスパっとコピーして、思ったより早く復旧しました。X11環境もバックアップしてあった/usr/X11R6/と/etc/X11を入れ替えで復旧。Finkも/sw/を戻してオッケー。でもw3mとかがダメだなぁ……と思って考えてみたら、/usr/local/のバックアップを取るのをすっかり忘れていたのでした(笑)。w3mとかwgetとかqkcとかは再度、ソースからコンパイルして復旧。で、ほぼ完成です。


2004年01月22日(木曜日)----すぎもと

氷点下

あまりにも菊地成孔さんとインリン嬢一同の発展性の無いバトルを見ていたら、あまりにも楽しくて頭が痛くなって来たので、気分直しに徳島新聞のサイトを見てたら……。

鴨島町西麻植の吉野川遊園地に三月六日、大型魚などを展示した水族館がお目見えする。

という事で、徳島の遊園地といえば吉野川遊園地。ボクも遠足やらで何度か行った事があって、ジェットコースターという乗り物に生まれて初めて乗った場所です。知ってます? ジェットコースター。昔はそういうのがあったんですよ。え? 今でもあるんですか?

それはさておき……。

開設される水族館の名称は「アルフィー坂崎さんのおさかなランド」。

なんとも微妙な、素敵なネーミングですね……。


昨日は天気予報でさんざん「明日の朝は氷点下だから、水道の凍結にご注意ください」って言ってたので、恐らく関西圏の世帯の約半分の家庭で繰り広げられたであろう、「ひょーおてんかー、ひょうてんかぁー(と歌う)」「アンタ、そりゃ『鳳仙花』(演歌の名曲)やがな!」というお決まりのボケ・ツッコミを一応イヤイヤながらやりまして(関西ではこれは義務みたいなものですから、やらないとしょうがないのです)、その儀式の後で湯沸かし器の水をちょっと出しっ放しにして寝たんですが、今朝は思ってたよりは寒くなかったし、水道管も凍ってなかったのでホっとしました。

それよりも、目が覚めたら涙で濡らした枕が凍ってるんじゃないかと(ヨダレだという話もありますが……)、一番に確認したのですが、幸いこれも大丈夫でした。水道の対策を……とかって言いますが、「涙が凍る可能性があるので、寝る時に『ほたるの墓』をエンドレスで流しましょう」みたいな注意はしませんから、まぁそのへんは大丈夫なのでしょう。

しかし、今日は久しぶりに道路の水たまりが凍ってるのを見ました。昔はバリバリと割りながら、学校へ行ったものなんですが、最近は少ないですね。


2004年01月21日(水曜日)----すぎもと

修理完了だそうです

初弘法の朝、「環境のために鉄道運輸を」という様な事が書かれたコンテナが、大型トラックで運ばれてたのが間抜けでした。

どこの家にもひとつやふたつ、「我が家の早口言葉」っていうのがあると思うんですが、うちでは「赤ジョンパティトゥッチ、青ジョンパティトゥッチ、黄ジョンパティトゥッチ」です(ちなみにもう一つは「赤ジョンマクラフリンアンドマハビシュヌオーケストラ、青ジョンマクラフリンアンドマハビシュヌオーケストラ、黄ジョンマクラフリンアンドマハビシュヌオーケストラ」なんですが)。そういう訳で、図書館で借りてたベーシスト「ジョン・パティトゥッチ(John Patitucci)」のソロ・アルバム"Mistura Fina"を返して「コマソン黄金時代 懐かしのTV-CM大全集(1962-1973)」っていうCDを借りて来ました。「服地のみゆき」は入ってませんが、レナウンの「ワンサカ娘」とか、あの辺りのCMソングが70曲入ってる素晴らしいアルバムです。本当に「黄金時代」と言うに相応しい楽曲のオンパレードです。

それから、ピエール・ブーレーズのインタヴューをまとめた本、「ブーレーズは語る(身振りのエクリチュール)」(ピエール・ブーレーズ:著/セシル・ジリー:聞き手/笠羽映子:訳/青土社/ISBN4-7917-6075-1)が新刊のコーナーにあったので借りてきました。

さてさて、昨日引き取られて行ったiBookですが、夕方四時頃に作業にかかりますというメールが来て、夜七時には出荷しますというメールが来ました。早っ!! 今売ってるMac Powerという雑誌のコラムで宮沢章夫さんがアップルのサポートを大絶賛してましたが、その気持ちは良く分かります。確かに今回、色々と文句みたいなのを書いてますが、ホンキでムカツイテル訳じゃなくて、それと同じくらいに凄いな……と思う事が色々とあるのです。宮沢さんも中一日でiBookが返って来たと書いてますが、他のサイトを見ていても、この「中一日」というのを良く見かけます。大切なマシンを預かる訳ですから、その期間はできるだけ少ない方が良いにこした事ないですし、そういう意味でもアップル的に「中一日」っていうのを目標みたいにしてるんじゃないか? とかって推測するんです。そしてユーザー的には、「修理に出すイコール時間がかかる」っていう図式が出来てるところに、中一日で返ってくるってなると、このインパクトは非常に大きいと思うんです。そういう意味ではアップルの今の体制は大成功してますね。ただ、良い面だけじゃなくて、裏には悪い面もあるって事です。そういうのを克服して、もっと素晴らしいサポート体制になることを切に望むところなのであります。



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