パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2003年08月31日(日曜日)----すぎもと

夏休みが終わる感じ

何か疲れていつのまにか寝ていたと思ったら、夜中に目覚めてこんどは寝付けなかったりしてます。言葉で説明できないような思いが、頭の中一杯というより、胸に一杯つっかえて寝付けない感じです。何か不安があるとか心配事があるとか、そういうものじゃなくて、強いて言えば「行った事のない街の細い裏路地を思い浮かべて懐かしい」という様なもの。分からないでしょ? ボクも分からないのです。なんだろうと思ってたら、今エアコンがタイマーで切れました。


今日は京都駅まで出かけたついでに、例の「兵士の物語」のCDが残ってないか、CDショップを散策してました。規模の割にはきちんとした品揃えで好感がもてるプラッツ近鉄の中の新星堂にも、とりあえずおいてあるという感じのアヴァンティのJEUGIAにもありませんでした。アヴァンティの二階にあるCDショップには、明石家さんまさんが語りをしてる「ピーターと狼」は新品で残ってました。これもAmazonで調べたら「在庫切れ」になってるので、もう手に入らない様なものでしょうね。手に入ります。「兵士の物語」発見(2003年09月01日の日誌)探してる方は京都駅八条口アヴァンティの二階まで! しかし、こういう感じであの「兵士の物語」が残ってたらなぁ。まぁ気長に探しましょうか。

明石家さんまさんといえば、金曜日の夜は「心はロンリー、気持ちは……」というドラマをやってましたね。これは高校の頃から友達とハマって、ヴィデオに録って何回も繰り返し見ていた程のファンなのですけど、回が進む毎にちょっと飽きて来てる感じです。始めは斬新なドラマだと思っても、これだけずっとパターンが同じだと飽きてきますね。ドラマの中でさんまさんがリストラされる証券会社の名前が「ハギワラ」で、「ショーケン」とかけてあったりする細かい所は笑えましたけど。そういえば、今日本屋さんで演劇関係の本を見ていたら、NHKでやってた「ロッカーの花子さん」の続編を撮影中というのが載ってまして喜んでます。あと、「トリック」がゴールデンに進出とか。

あ、この何とも言えない「寝付けない感じ」はひょっとして、八月三十一日だからかなぁと気付きました。そうか、これは「夏休みが終わる感じ」なのかも。大好きな夏が終わるという感じと、たっぷりと残しておいた宿題に青ざめてる感じが、軽いトラウマになってるのかも。


2003年08月30日(土曜日)----すぎもと

夜多羅拍子

巻上公一さんや戸川純さん、それにデーモン小暮閣下とかが語りで参加してるストラヴィンスキーの「兵士の物語」のCD。思い出したらどうしても聴いてみたくなって、あっちこっち調べてみて、実際にJBookでは注文してみたんですが、結局「品切れのためにキャンセルさせて頂きました」というメールが来ました。残念。もう恐らく新品では手に入りそうにないので、中古を探すしか方法はないのでしょうね。こういう状況になると、余計に聴きたくなるんですよね。「そのうち買おう」なんて思ってて、今まで買わずに放っておいたくせに。とほほ。 新品発見しました。「兵士の物語」発見(二〇〇三年九月一日の日誌)

とある本を読みたくて、図書館の蔵書をインターネットで検索してみると(便利な時代ですね)、ラッキーな事に有って、しかも「貸し出しできます」との事。それならばと図書館へ行って、念のために館内でもう一度検索。これまた「貸し出しできます」との事で、探してみたのですが結局見つかりませんでした。こういう時ってたまにあるんですが、誰も貸し出しの手続きをしてないという事は、館内で見ているか誰かがパクって持って帰ったって事ですよね(あ、全然関係ない所に紛れてる可能性も有りますね)。だから、館内に居ると精神衛生上悪いので、とっとと帰りました。ちくしょー、誰だあの本を持ってるのは! とかって、つい疑心暗鬼になって、人が持ってたり座って読んでたりする本をジロジロと見てしまうのでした。冷静になろうと思って、「宮川大助・花子」の花子さんは何故ずっとピンクハウスの服を着てるんだろう? というのを考えてみたりしたのですが、余計に気が滅入ってしまったのでやめて帰ったという感じです。

それでもちゃんとCDは借りて来まして、ひとつは最近はずっと借りてる桂枝雀師匠の落語と、もうひとつはキングレコードから出ている「小泉文夫の遺産〜民族音楽の礎」というシリーズの中の五九枚目の「第三章 リズムのいろいろ」っていうのを借りてみました。これは多分ラジオ番組かなんかの為に録音されたものらしく、音楽CDというより「英会話講座」とか、そういうノリのCDですね。解説がずっと入ってて、その例として音が入ってるって感じです。

その中で興味深かったのは、雅楽の中にも「変拍子」があるという事でした。民族が伝統的に持ってる「リズム」っていうのは、主に「二拍子系」と「三拍子系」に別れるというのは良く言われる事ですね。「二拍子系」は農耕民族で、「三拍子系」は狩猟民族に多いっていうのも良く言われますね。馬に乗る民族は、あの「パッカパッカ」っていうリズムが遺伝子にあるから、「三拍子系」が強いとか。それで農耕民族の日本人は「シャッフル」が苦手な人が多いとかって言われたりします。日本人が「農耕民族」っていうのは、なかなか微妙な所だとは思いますが(日本人が農耕民族になったのは弥生時代からでしょ?)、なんとなく日本人が「二拍子系」の民族っていうイメージはありました。でも、ちゃんと雅楽には「 夜多羅拍子 やたらびょうし 」 っていう五拍子の変拍子があるというので、その例に「環城楽」という曲が入ってましたが、たしかに五拍子でした。

「夜多羅:やたら」が5/4(2拍+3拍、アクセントは1,3,4拍目)

この「夜多羅拍子」の「夜多羅」っていうのはどういう意味だろう? と思って調べてみると梵語(サンスクリット語)の「ヤターラ」からきていて、意味は「早く踏む調子」の事だそうです。日常的に使う「やたら」という言葉の語源も、この「夜多羅拍子」からきているという説もあるようです。

当然、演奏の方は生半可なテクニックでは出来ずに、かなり上級者のさらに特殊な人たちだけにしか許されていなかった為に、いつの間にか「やたらと出来ない」「やたらと難しい」と言う用例の言葉になっていったのです。

トルコの九拍子みたいに、民族的に変拍子を持っている場合もありますが、この「夜多羅拍子」の場合は高度なテクニックだったと言う事ですね。と言う事は、日本の音楽の中での初代プログレッシヴ音楽は雅楽の曲だったという事になりますかね(笑)。ちょっと面白いですね。


2003年08月29日(金曜日)----すぎもと

「助けて」

マニュエラ の山口優さんの日記、 無事なる男の八月二十四日分のが興味深かったです。

タクシー前部に「賃走」「空車」「割増」「支払」とか
表示される電光パネルがあるでしょう。
あそこに赤い字で「助けて」と表示されてたんです。
緊急用に仕込まれてるんですな。ああいうの。

もし何か緊急な事が起こった時に、タクシーでもそういう表示が出るのだとしたら、バスとかも出るんですかね? 例えばバスジャックに有った時には、前後の行き先とかを書いてある部分が「助けて」とか、「バスジャックされてます。警察に連絡を!」とか。そういえば、最近のバスの運転手さんはインカムとかしてますよね。だからあのマイクの辺りに飲酒を検知するセンサーをしこんどいて、それによって自動的に「酒飲んでます」とか出る様にしたらいいのに(笑)。


2003年08月28日(木曜日)----すぎもと

京都いろいろ

padma colorsさん(2003/08/26)より

時代劇ファンだったらどこに行けばいいのでしょうか

一応京都在住のワタシですが、十年くらい住んだだけで京都人づらしてたら、本物さんに「ケッ!」と一笑に付されそうですが(笑)、実際十年くらい住んでても、自分の行動範囲は限られてしまうもので、特に名所旧跡なんて小学校の修学旅行の時に行ったきりっていう所ばっかりだったりします。太秦映画村は「日本三大ガッカリ」に入りそうだという意見もありますが(あとの二か所はどこ?)、勿論これは人に寄ると思いますし難しい所です。映画村以外でとなれば、時代劇ファンとなればやっぱりここ! というのは 流れ橋(上津屋橋)でしょう! ちょっと市内からは外れるのと、橋があるだけというだけなのですが、時代劇で大きい川に橋といえば必ずここ、と言って良いくらいの有名な所であります。後は 大覚寺・大沢池とかですかねぇ。 時代劇の風景さんというサイトが参考になりますです。

本屋さん系では、「三月書房」「アスタルテ書房」と来たら、もう一件 恵文社一乗寺店というお店も有名です。あとCD系ならば Joe's Garageがお勧めです。 ここもちょっと中心部からは外れますが……。 お茶をするなら アンデパンダンとか、老舗では ソワレとか。レンタサイクルは色々とあるみたいです。例えば 自転車で旅する京のまち レンタサイクルとか。

京都って狭い街なんですけど、なかなか奥が深い街でもありますね。実は最近やっと、そう思える様になってきたんですけど(笑)。

うー

まだ書きたい事とかが色々とあるんですが、力尽きました(笑)。寝ます。


2003年08月27日(水曜日)----すぎもと

知久寿焼ソロ・ライヴ@京都

それで月曜日の夜は、またまた京都での知久さんソロ。某所某イヴェントの中での登場で、予定では夜の十時四十五分から知久さん登場だったのですが、イヴェント開始が三十分押しだったので、ちょっとズレてました。知久さんの登場まで結構時間があったので、木屋町の川の所で座って、うちのうたうたい氏と二人で口琴をビョンビョンして暇をつぶしてましたです。まぁ通る人通る人が変な顔をするので、ちょっと人生の落伍者になったみたいで楽しかったですが、それもすぐに飽きて来て、別に他のバンドも見る気にならなかったのでお茶でもしにカフェ・アンデパンダンへ。ひょっとしてライヴやってるかなぁ、やってたらお茶だけは無理やし、しかも全部見る時間もないしなぁ、などと思いながら行ってみると、なんと大友良英さんのライヴをやってました。あちゃあ、もの凄く見たい気分にかられながらも、諦めて「サンマルク・カフェ」で「大阪ミックス・ジュース」を飲んだりしました。そこへ行くまでの鰻屋さんの二階では落語会があるみたいで、店先にお客さんの靴が並んでました。噺家さんは「桂 こごろう」さん(南光さんのお弟子さん)とかでした。これも見たいなぁと思いながら、京都もなかなか面白い町だなぁと思いながら歩いてましたです。

十時過ぎに会場へ戻って来て一旦会場へ入ったのですが、もうひとバンドありそうだったのでまた外へ。外に出て来てた知久さんに、首から下げているベトナム式の口琴(木製の口琴で、歯に当てないタイプ)の音を聴かせてもらったりしてました(ちょっとこの口琴欲しいなぁとか思いました)。そうこうしてる間に知久さんの番。約三十分のステージでしたが、明らかにアウェイな場所でも「知久ワールド」にしてしまうのは凄いですなぁ。途中カポを五フレットにして「らんちう」に行きかけた感じだったのですが、「やっぱこっちにしよう」っていう感じで、急に七フレットに変えて「ロシアのパン」になったりしてました(笑)。

セットリスト
  1. サルビアの花(早川義夫さんの曲)
  2. ねむけざましのうた
  3. ロシヤのパン
  4. 夜の音楽
  5. 口琴ソロ
  6. むかしむかし(どんとさんの曲)
  7. 無理なお土産

前日の大阪でも「口琴ソロ」はあったのですが(金曜日のアンデパンダンでもやってたそうです)、この日の知久さんコーナーで一番盛り上がったのが、この口琴のソロでした。多分ちゃんとした口琴のソロを初めて聴いた若者が多そうでしたが、とても素直に感動してる感じで面白かったです。特に女子が「テクノやん」とかって言ってたのが面白かったですね。巻上公一さんも口琴の面白い所を、生の楽器なのにシンセサイザーの様な音が出るって所って言ってましたが、まさにそういう所が伝わったのでしょうねぇ。あんなに小さい楽器なのに、この表現力はハマりますねぇ。これで再び口琴熱がやってきて、今日も練習してたんですが、お陰さまで唇から出血して口琴血だらけにしてしまいました。ようやく音痴な「かっこう」を鳴かせられる様になったんですが。これで次のpazapの新曲は口琴入り決定です。しかもボクはドラム叩きません(笑)。ひたすら口琴をやる静かめの曲にしてみます。

この日のP.Aはあまり良くなくて残念でした。ただ、ひとつ気が付いたのは、知久さんってマイク持ち込みなんだなぁという事。お気に入りのマイクなんでしょうが、どこのなんというマイクなのかは確認できませんでした。良く有るSM58とかではなかったですね。ちょっと気になりました。

えぇと、この後「月曜日の日誌」へと繋がる訳なのです。知久さんの後に登場して深夜のラジオ体操を繰り広げたTaske氏のM.Cでは、「たま」つながりで石川さんや 突然段ボールの話題も出たのですが、雷雨の中帰って来てすぐに覗いた石川さんの掲示板で、突然ダンボールの蔦木栄一さんがお亡くなりになったのを知りました。ご冥福をお祈り致します。


2003年08月26日(火曜日)----すぎもと

知久寿焼ソロ・ライヴ@大阪チャクラ

この日曜日には大阪でのワンマン、月曜日は京都でイヴェントに出演した、知久寿焼さんのライヴに行ってきました。更にその前の金曜日も京都のカフェ・アンデパンダンでのイヴェントに出演してたので、近畿地方で四日間の間に三回のライヴがあったという、お得な知久さんウィークだった訳ですね。

日曜日の大阪は、北浜のあたりにある「チャクラ」さんという、インド雑貨屋さんの奥のスペースでのソロ・ライヴ。二部構成で休憩を含めて約二時間のライヴでした。会場は古い蔵を改造したような雰囲気の良い感じのスペースで、うるさくない系のライヴがちょくちょく行われているようです。席は五十くらいでしょうか? テーブルとかはなしで椅子だけがならべてあるという感じです(ひょっとしたら、他の日は違うのかも)。チラシによりますと、なんと来月はゴンチチのチチ松村さんも登場とのことです。失礼ながら思ったより音響がしっかりしてて、きれいな音で大満足でした。P.Aの機材も充実してる感じに見えました。関西では約一年ぶりの知久さんソロだったのですが、前回にも感じたあの「世界が迫ってくる」感じは相変わらずで凄いです。しかも「たま」と違ってギター一本なんですが、このギターが凄く良いんですよね。知久さんのソロを見ると思うんですが、この「世界観」と「ギターテク(アレンジ力も含めて)」はちょっと、駅前とかでジャカジャカやってるフォーク野郎は見習ってほしい所ですね。同じ様にアコギとハーモニカでやってるのに、このスケール(音階という意味じゃなくて)の違いは何なんだろうという感じです。

ドリンク券でオレンジ・ジュースを頼んだのですが、帰る時にメニューを見てみると「スパイス・チャイ」(確か三五〇円くらいだった)っていうのがあって、ちょっと飲んでみたかったなぁと思いました。一応インド雑貨ですから美味しいのかなぁと気になりました。ライヴのドリンクには入ってなかったのですが、次に行った時は飲んでみようと思いましたです。なんせ去年のライヴの会場はもう最悪な店だったので、今回は気持ち良く知久ワールドに酔っ払いながら帰りました。

帰りは京阪の特急に天満橋から乗ったのですが、結構混んでて補助席の前に陣取ったんです。この補助席は「京橋」から「中書島」までは座れるので、次の京橋まで我慢したら座れるや……と思ったのですが、京橋を出ると「本日はくらわんか花火大会の為……」というアナウンスが。いつもは止まらない枚方駅に停まって、結局立ったままで気分が悪くなってしまいました。ボクは乗り物酔いするんですが、電車でも特にJRと京阪は弱いんですよね。阪急は席が空いてても立ったままで乗ってるくらいなんですけどね。

関連サイト

2003年08月25日(月曜日)----すぎもと

うへへ、眠い

まったく濃ゆーいライヴ観戦から、日付け変わって一時半に帰宅。雨にうたれてビショビショになりました。

ライヴの内容は濃すぎて、とても書きたくない感じ(笑)。ライヴも深夜十二時を過ぎると、ちょっと頭がぶっ飛びますね。見る方もやる方も。最後には全員でラジオ体操をするというくらいに。しかも伴奏を歌いながら。あはははははは。とりあえず寝ます。


2003年08月24日(日曜日)----すぎもと

京響みんなのコンサート

「オレはミュージシャンになるんだ!」なんて家族に言おうものなら、「そんな安定しない仕事より、公務員にでもなりなさい」とベタな事を言われそうなものです。まぁ、ロックミュージシャンかクラシックの演奏家かでは、ちょっとその反応が違いそうなものですが。でも京都市交響楽団は、日本で唯一の自治体が運営するプロのオーケストラなのです。全員が市の職員という事になるのでしょうか? とりあえず安定してそうなイメージですよね。家族も安心しそうですね(笑)。

それはともかく、京都市が運営してるという事が大きい理由のひとつにもなってるのだと思いますが、夏には毎年恒例の巡回コンサートがあります。京都コンサートホールにこちらが足を運ぶのではなくて、オーケストラの方から近くの開場へ来てくれて、料金は無料。親しみやすいプログラムの生演奏で、クラシック音楽に親しんでもらいたいという意図もあったりする訳です。今までも何回か足を運んだ事があって、今回から「みんなのコンサート」と名前が変わったこのコンサートに、昨日は昼間から出かけてきました。会場は呉竹文化センター。徒歩で行ける距離が嬉しい所であります。

昨日のプログラムは以下のとおり(会場によって曲とソリストが変わります)。

ヨハン・シュトラウス二世
喜歌劇「ジプシー男爵」から「入場行進曲」
モーツァルト
交響曲第三八番ニ長調「プラハ」K.504から第三楽章
シベリウス
ヴァイオリン協奏曲ニ短調から第一楽章
ブラームス
ハンガリー舞曲第五番
プロコフィエフ
交響的物語「ピーターと狼」

指揮者は柳澤寿男さん。一九七一年長野生まれの若手指揮者さんです。シベリウスのヴァイオリン・コンチェルトのソリストは三瀬由起子さん。京都市立芸術大学の大学院を修了して、この京都市交響楽団に入団が決まっているそうです。赤いドレスで、カデンツァーアアアアアアアアーアアアアアアアアー……(ザッパの"Planet Of The Baritone Women"@Broadway The Hard Wayより。誰も分からんか……笑)もカッコよかったですぅ。

こういう企画にお決まりの「指揮者体験コーナー」があって、ちびっこが二人(今回は抽選で二人とも女の子が選ばれました)「ハンガリー舞曲」のダイジェストを指揮しました。いつも思うのですが、終わった後にコンサートマスターに握手をしにいったら、会場だけでなくてオケのみんなに大ウケなのになぁ(笑)。あと、オケの全員を立たせてオジギするとか。そうしたらオケのみなさんも酒の席にネタにして盛り上がるのになぁ、きっと(笑)。でも、前に一回、小さい男の子で堂々としてて「カッコだけはいっちょまえ」な子が居て、この子は指揮をするまえに譜面台を指揮棒で「トントン」と叩いて会場が大爆笑した事がありました。これは面白かったですねぇ、コントみたいで。来年お子様を連れて行く親御様におかれましては、くれぐれもネタの仕込みを宜しく御願い致しますです(笑)。

そして最後の曲は、これもお決まりの「ピーターと狼」。語りは今回司会をしてた都築由美さんという方。この曲は生で聴いたの初めてで、聴いたのも久しぶりだったので新鮮でした。良い曲ですね。CDでは明石家さんまさんが関西弁で語りをやってるのがあったりしてよく聴いてました。語りモノといえば、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」で、デーモン閣下がやってるのが有ったと思うのですが(確か他にも巻上公一さんや戸川純さんも参加してたような)、これがいまだに聴けずにいます。まだ手に入るのでしょうかね? 日本語の「兵士の物語」は一回聴いてみたいのですよね。ということで、来年の「みんなのコンサート」は是非「兵士の物語」で! 無理か……。


2003年08月23日(土曜日)----すぎもと

「えびボクサー」大阪で公開

「切ない矢田亜希子」ファンとしましては、 米倉、矢田、サトエリで「ジョージア」ラップCM(SANSPO.COM)のCMが「切ない矢田亜希子」なのかどうかは非常に気になる所ですが、もし、いくらこのC.Mが「切ない矢田亜希子」だったとしても、「シールを一杯集めて、切ない矢田亜希子Tシャツを当てようキャンペーン」を繰り広げられたとしても、ちょっと「ジョージア」は絶対に買えませんですね。なぜならば、アンチ・コカコーラだからです(笑)。スーツをビシッと決めた姿が、ボクには何となく赤装束グループ(別名チーム・モデム・モッテカエレ美女集団)に見えてみて面白いですね。「ジョージア」買ってみようかな(どっちやねん)。

それはともかく、同じ日の記事で 笑激の怪作”「えびボクサー」大阪で公開(SANSPO.COM)というのもありましたが、今日から大阪で公開です。

英国では動物愛護団体からエビを虐待しているとのクレームがつき、上映禁止になったという

CG(コンピューターグラフィックス)全盛の現代に反発するかのように、見た目はチープな着ぐるみそのもの。動くシーンの想像を超える安っぽさは、見る者に衝撃すら与える。

この引用のあたりがとても気になる所であります。この映画のどの辺りが「動物虐待」にあたるというのか? という辺りも、実際に見てから文句をいってみたいです。だいたい、動物愛護団体がちゃんとこの映画を見て、こういう主張をしてるのか疑問ですしね。そもそも「反対してる」ってのもネタだったりしたら面白い所なのですがね(笑)。そういえば、この前に読んだ三谷幸喜さんのインタヴューで、「オケピ」が岸田戯曲賞を受賞したという話で、選考員の人の中には実際に舞台も見ないで、本を読むだけで選んでいる人が居てどうかと思う、という話をしていました。「戯曲賞」とはいえ、それは芝居をする為にに書かれている訳で、舞台を見ないと分からない部分というのもあるというのは良く分かりますね。ライヴを見ないで譜面で判断されているというものでしょうか? 「戯曲賞」なので、間違いではない所が難しい所ですね。でも、製作サイドの思いは分かる様な気がします。ライヴを見てくれ、という。

違う方向へ行ってしまいましたが「えびボクサー」、明日大阪へライヴを見に行って、その帰りに時間が合えば寄ろうと計画していたのですが、流石に二日目で日曜日、しかも一日に一本のみのレイト・ショーとなるとかなり混み合いそうですね。ちょっとずらそうかなぁ。

それから、テアトル梅田ってのは、茶屋町のロフトの地下にあるんだというのを、昨日初めて知りました。


2003年08月22日(金曜日)----すぎもと

発表会の話などを聴く

昨日のきらめかせてくれるGIMPは、面白くて何度もやってたら、やっぱりだんだんむかついてきました(笑)。いや、何がむかつくかって言うと、何度やっても同じなのですね(当たり前だけど)。「だいたいお前は、やれと言われたら何度でも同じ事をやり続けるのか!」とか、「たまには違うことも言いやがれ!」とか、「お前に主体性というものは無いのか!」とか思ってしまって、最後には「ケッ、人間のイヌめ!!」なんて思う始末。あまりにも無茶苦茶で理不尽な扱い(笑)。

さて、ドラム道場へ行く日でした。スタジオジュエルに着くと、いつも通りに道場着に着替えスーパードラマー養成ギプスを着用。そして軽く腹筋背筋腕立て指立てスクワットを各20回10セット。あ、勿論嘘です(笑)。着替えもしませんです。

話によりますと、先週行われたドラム道場発表会の大阪ジュエル校からの参加者は二人だけだったのですね。それはちと寂しいですね。不参加者が言うのもなんですが。来年はなんとしても参加したい所であります。しかし今年の発表会では元大阪道場生B君がフランク・ザッパの「ブラックページ・パート2」をやったのだとか。クー、それは見たかった。しかももの凄いパワーアップしてるとかで、凄かったらしいです。元々桁外れの上手さなんですが、更にパワーアップしてるのかぁ。あぁ、見たかった。残念。という事で、今年から限定受注生産されるという発表会のDVDを、今回も参加されたFさんと共同購入することにしました。楽しみ楽しみ。今まで参加したヴィデオは持っていても、見るに耐えられない自分の演奏に遭遇しないように、事実上封印しているので、今回のDVDは心おきなく楽しめそうです(笑)。


2003年08月21日(木曜日)----すぎもと

「英宗」と「サルマタケ」

きのうの「サルマタケ」。padma colorsさんが反応してくれました。

...確か清酒(英宗)をドンブリに注いでガブ呑みしながらサルマタケを焼いて食べる、というまさに上で引用した状況がどこかに載っていた筈だとあちこち探したんですけども結局分からず終い。

ボクもそういうシーンを見たような記憶があります。そして、いかにも有りそうなシーンでもありますね。で、そんなに多くない手元に有る四畳半系のを探してみましたが、残念ながら発見できませんでしたです。サルマタケの露出量から言って「男おいどん」の確率が高いかなぁと思いましたが、おいどんってあんまり酒を飲まないのですよね。手もとに有る「おいどん」は半分しかないので、それ以外の所に出てくるのかも知れず、また探してみたい所です。

「おいどん」は本編以外にも番外編みたいなのがあるんですが、その「はるかなる第2世紀 おいどんの地球」「元祖・男おいどん」「聖サルマタ伝PART 1」「聖サルマタ伝PART 2」にもありませんでしたですね。あとボクの好きな「大純情くん」にも「ワダチ」にも出てきませんです。清酒(英宗)というと、ヒマで死にそうな時が有ったら、いったいこの漫画の中では何人の人が首をつったのか、「正」の字を書いて調べてみたい「聖凡人伝」とかの確率が高くなりそうですが、こっちはサルマタケがあまり出てこなかったりします。ボクもパラパラと見た限りなので、見落としてるかも知れませんですが。それからずっと読みたいと思ってる「元祖大四畳半大物語」はまだ読めてないし。これは長期戦でも探してみたい所です。

きらめかせています

こうなったらヤケクソという事で(笑)今日は「もみじ饅頭」(B&B調で)。

もみじ饅頭

こんなの全然スウィーツ日誌じゃなくて、ただのご当地名菓お土産数珠つなぎ日誌という感じになってきましたが(いや、もともとスウィーツ日誌じゃないんだけど)。広島県佐伯郡宮島町さん橋前の後藤製菓のもみじ饅頭。ちょっとパサつきぎみ。一日づつに食べずに、一気に食っちまえって事でしょうか。


それよりも、今日もGIMPのフィルタをいじってたら、フィルタ処理中の表示が面白かったのでした。「きらめき」っていう少女漫画の瞳キラキラなフィルタを試しにかけてみたら、下に「きらめかせています」って進行状況がでるんですよね。

きらめかせています

そうか、きらめかせてるのか。がんばってくれ! とエールを送りたくなる感じ。ただ単に「処理中……」なんて出るよりは、人間味がある感じ。こういうの大事ですよね。だんだんムカついて来たりする事もあるんですけどね(笑)。


なんて書いてると、テレビでは「愛していると言ってくれ」とかいう、昔のドラマの再放送をやってます。常磐貴子若ーい。でも一番びっくりしたのは、矢田亜希子が出てたって事でした。知らなかった……というより、見てなかったんですけど。かといってこの再放送を見る気もないのですが。ドラマっていうと、関西地方では最近まで「僕の生きる道」の再放送をしてて、ヴィデオ録ったりしてちょこっと見てみたのですが、矢田亜希子に今流行りの(?)言葉でいうと「違和感」があると思ったのは、やっぱり恋愛が成功してるからですか。個人的にはやっぱり、矢田亜希子は「思ってるのに振り向いてもらえない切なさ」が最高に似合うと思うんです。そういうのにこだわってしまうボクは、ひょっとして矢田亜希子のファンなのでしょうかね?



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