コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。
今日は昼間に、久しぶりに新聞の勧誘さんが来ました。簡単に自己紹介の後、やっぱり第一声は「二万四千円分の商品券を付けますから……」という事でした。いえーい! じゃなくて、これも前にも書きましたが、新聞社の競争の内情、もしくはいろんな理由による「新聞離れ」の中で、プラスアルファを付けるというのはアリだと思うんですよ。勿論、新聞社も販売店もそんなもので売りたくない訳でしょう? しょうがないからそういうので売らざるを得ない、切実な事情があるのはよく分かります。でも、これが第一声だというのはもう笑うしか無い(笑)。もはや最終手段ではない訳です。ペプシは味よりも、スターウォーズグッツで売る時代なのです(よく分からん)。ボクとしては、そんな売り方しか出来ない新聞は絶対に取りません、という話です。だから言ってやりましたよ、「三万円分にならんか?」(嘘・笑)
そして「そういうのはどうでもよくて、記事の内容で決めます」って言ったら、次は「うちの新聞は企業の六割がとっている」とおっしゃるのです。いや、確かにそれは実績があるから、うちの新聞は内容も認められていて良いですよ、って言いたいんだと思いますが、そう言われてもボクは、世界中の六割の人がビートルズの音楽は素晴らしいからCDを買え、って勧められても買う気がしません。そういう性格が曲がった人間なのです。これはビートルズの音楽が良くないとか、そういう問題じゃないですよ、勿論。ただ単に、物を選択する時は個人的な趣味や、それを支える思想みたいなのがある訳です(そんなたいそうな……笑)。大多数の人間が認めた音楽だから、ボクがその音楽を聴く訳じゃない。そのあたりをせめて来られると、腹が立つ訳じゃなくて、どっちかっていうと困る訳です。
今日の人もちゃんとした勧誘をされる方で、感じも良くてよかったのですが、そもそも新聞を取りたくない(というか、新聞をとるお金があれば、ライヴやCDに使いたいという切実な経済状態が正解)人間に向かって、いくら勧誘したって無駄なのでありました。でも実は新聞好きなのでありますが。あぁ、いつかお金持ちになったら、こっちから「お願いですから、新聞配達して下さい!」ってお願いにあがりますから……。
pazapの練習に行く前に、うどんを食べに行く。スタジオの近くの国道一号線沿いの Jolly-Pastaの隣にある、うどん小町(多分こういう名前だったような)。この場所は前はJolly-Pastaの位置に本屋さんがあって(今はちょっと北に移動してます)、うどん屋さんがある場所はローソンだったのです。で、この頃からそうだったのですが、駐車場が二つのお店の共用なんですよ。今日も駐車場に着いた時に、同じタイミングで入って来た人が、どっちの店に入るのかを考えたりして遊んでましたです。ここに来るといつも考えるのです。ファミレス感覚のイタめし屋と安いうどん屋。似ているようでちょっと微妙な感じ(笑)。ボクの中の統計では(少ないサンプルですが・笑)、やっぱり女同士のグループやカップルはだいたいイタめし屋。ファミリーや男はうどん屋が多いですね。当たり前か(笑)。でも最近では吉野家にもOLさんがひとりでふらっと入ってる時代ですけど、安いうどん屋にはひとりで行きたくないのかなぁ? いや、これは牛丼かうどんかっていうんじゃなくて、町中にあるのか郊外にあるのかっていう違いかもしれないなぁ。ふらっと歩いて来て吉野家で牛丼食ってる女の人は良く見かけるようになりましたが、車でひとりで吉野家へ行く人はそれよりは少ないかなぁ、とも思うし。……なんていう、どうでも良い事をずっと考えながら釜揚げうどん(中)を食ったです(笑・ほんとどうでもいい話)。
ボクは前にも何回も書いてるのですが、うどんは「釜揚げうどん」が一番好きなので、うどん屋で「釜揚げうどん」があれば、それ以外を頼む事はほとんどありません。だからこのお店でもいつも「釜揚げ」で、値段は(中)で三九〇円。さすがに「釜揚げ」なので、ちょっと時間がかかりますが、むしろ「釜揚げうどん」を注文して、すぐに出てくる方が怪しいうどん屋なので問題なし。そして、この「かけうどん(小)」が一〇〇円という、いま流行りの新しいタイプのうどん屋さんでも、味は悪くないですね。むしろこの「釜揚げうどん」も、大手チェーン店の某うどん屋と比べても(ボク的には)よっぽど美味いのです。
そういえば伏見情報で言えば、新堀川通り沿いに「くら寿司」らしき外観の建築物を発見。ちょっと嬉しい。
ドラム道場から帰ると、最近金曜日ごとにまとめて見ているNHKのドラマ「ブルーもしくはブルー」(最終週)が遅れていました。長崎で列車事故があったので、そのせいの模様。そういえば、今日阪急に乗った時に、四条駅を出てすぐに何か音がして急停車。なんだろ? と思ったら「電車と(?)接触しそうになったので、急ブレーキをかけました」と説明があってビックリ。結局何も無かったのですが、一両目にのってたので特にビックリしました。長崎の事故もそうですが、一両目と二両目の人がけがをしてますよね。いや、これは列車事故の場合は当たり前な話でしょうが。その二つの出来事でつくづく電車に乗る時は出来るだけ前は避けた方が良いなと、改めて思いましたです。今さらながら。
"M"は明日にも到着するかも。楽しみ。何が楽しみなのかっていうと、マニュアルを読むのが楽しみだったりします。前はマニュアルを読むのが大嫌いだったのですが、何かここ数年は逆に好んでマニュアルを読んでる感じです。これはひょっとしてアナログものとデジタルものの違いなのでしょうかね? でもCD-Rom版の"M"には紙のマニュアルは付いてない模様。マニュアルがpdfなのは最近の傾向なのですね。マニュアルを読まない主義(?)のひとには、その方が邪魔にならなくていいのかも知れないけれど、読みたい人にとっては何か物足りない感じ。フロッピー版の"M"には紙のマニュアルが付いている様で、通販でもまだ売ってる所があったのですが、ちょっと高いしいまさらフロッピーも要らない感じなのでやめました。"M"の使い方やTipsなんかについて、色々とサイトを調べてみたりしたのですが、ほとんど無い感じで残念。というか、"M"っていうネーミングのせいで、検索がしにくいのが最大の難点だったりするのですが(笑)。いや、ひょっとすると、マニュアルが良く出来ていて、わざわざサイト上にTipsのっける意味も無いとかなのでしょうか?
前から欲しいと思ってたMac用の音楽製作ソフト "M" なんですが、古いソフトなのでもう販売されてないと思い込んでおりました。でも売ってるんですね。それを知ったら猛烈に使ってみたくなって、デモ版を落として使ってみました。
何がなんだかサッパリ使い方が分からず、色々と触って遊んでたら、何となぁく曲らしいものになってきて、面白いので試しに録音なんぞをしてみました。その曲をその他の音楽というページを作って置いてみました。なんせ使い方が全然分かってないままに作ったので、このソフトの特性が活かされてるのかよく分かりませんし、実際聴いてみても面白くないと思います。どっちかっていうと何かのBGMにだったら使える事もあるかも? という感じですか。Flashで使う音とか、そういうので使えるのかも。商用以外で使うのならば自由に使って頂いてかまわないので、使ってみようっていう物好きな人はどうぞ(笑)。
いまいち、まだ把握できてないこのソフトですが、魅力は充分に分かりましたし、かなり面白いので購入することにしました。たまってるポイントがあったので、それと引替えでソフマップの通販で購入。pazapでも使えそうですし、Mで作ったのをMIDIデータとして書き出しも出来て、それをVisionで編集できそうなので、色々な使い方が出来そうで楽しみ。普通のシーケンサーとは発想自体が違いそうですし、今回作ってみた曲でもそうですけど、メロディなんか作ったつもりもないのに、何気にメロディになってるというのが面白かったりしますね。リズムもそうですけど。この曲(タイトルは「カビの生えた落とし蓋」)は二十個ぐらいの音を、キーボードから入力(というか登録と言った方が近い)しただけで、作曲といえるのかどうか。つまり、このソフトを使ったら誰でも曲が作れる感じですね。オリジナルの曲をヴィデオやFlashに付けてみたいけど、作曲は出来ないし……っていう人でも出来そうですね(ただ、OSXには対応してないですが)。
あ、マニュアルも読んでなくて、全然使い方分からないのでかなり無責任なんですが。製品版が届いたら、また色々と遊んでみようっと。
京都は祇園祭。そして今日は宵山なのでした。今日、生野さんにメール送った時に「宵々山」って書いてしまった。失敗失敗。この場を借りまして、訂正をいたします(笑)。どっちでもたいした問題ではないのだけど。
祇園祭といえば、今日明日だけでなく、実は七月中祇園祭っていうのは、トリビアでもなんでもなく有名な話ですね。そういう訳で、今日も街には浴衣を着た人が結構いらっしゃいまして、祭り気分を盛り上げている訳ですが、浴衣に無印良品の紙袋を下げてる人とかを見ると、何か違和感があるんですね。異文化がぶつかりあって、いい具合に新しい文化を作り出そうとする、流行りのコラボレーション的なものなんかそこにはなくて、ただのブチ壊し感があるだけ。……と、ボクには映りましたが。
そういえば、今日は前に購読してた「中島らもの辞書占い」というメルマガが久しぶりに届いてビックリしたりしました。らもさんが逮捕されたっていう日が、確かちょうど水曜日でマルマガ発行の日だったと記憶してます。そしてその日から今日まで、そのメルマガが届かなかったのでした。とうとう復活か! とか思ったら、何と今日が最終号なんだそうで、とっても残念。 そして、その 中島らも さんの今日発売の本のタイトルが、何と「牢屋でやせるダイエット」(青春出版)。わはははは。流石らもさん。何かちょっと前に「手錠をしたままサイン会」みたいな記事がありましたけど、それがこの本の発売記念のイヴェントだったのですな。まったく困ったおっちゃんで素敵ですなぁ。
最近何か疲れるなぁと思ったら、キムタクが自分の夏バテを「お前のせいだよ!」って言ってくるので、いちいち「知るかっ!」とか「なんでやねん!!」って突っ込むのが忙しいからだった。
しかし、今日は夜九時くらいから急にネットにつなげなくなって非常に困ったりしてました。結局プロヴァイダの障害だったようで、一時間以上つなげない状態だったりしました。別にそれくらいネットにつなげなくても情報から孤立して不安になったり、作りかけてる爆弾の(嘘・以下自粛)。いや、つまりこの状態が「回線の障害」なのか「パソコンや周辺機器の故障」なのか「設定がおかしくなった」のかが分からない、或いはそれを確認しないといけないのが手間だったりする訳です。「何日何時から何時間使えません」っていうんだったら、その間、本でも読んでゆっくり出来るんですが、お陰さまで無駄な時間と労力と思考力を使ってしまって、キムタクに「お前のせいだよ!」って言ってやりたくなってきましたね。
そういえば、昨日デートコースの「構造1」って、ティポグラフィカの「侵略はゆっくりと確実に」っていう曲に感じが似てるって書いたら、今日見たとあるBBSにも同じ事書いてる人が居て、やっぱり同じ事を考えた人が居るんだ! ってちょっとガッツリ握手をして、ウーロン茶で乾杯したくなりました(別にウーロン茶でなくてもいいんですが)。
あと、これも昨日書いた岸野雄一さんはユリイカのザッパ特集を見たら、その中でディスコグラフィの解説をされていて、興味深く読み直したりしてました。これにはザッパ御大のインタヴューやら、鈴木慶一さんと八木康夫さんのザッパ対談、日本のミュージシャンへのインタヴューなど内容盛りだくさんなのですが、「へぇ」と思ったのは、一柳慧さんがザッパに会ってるんですね。オーケストラの自筆譜を貰ったのだとか。見てみたいなぁ。ドラマーの植村昌弘さんもコメントされてて、植村さんの最近の日記の内容くらいの黒いコメントで楽しいです(笑)。大友良英さんのコメントもあったりします。あ、この前の西部講堂に行ったって人のレポートを読んでいたら、岸野さんも外で食べ物を売っていたのだとか(大友さんも売っていたらしいですが)。雨が降ってたのでお店には近付かなかったのですが、ちょっと勿体ない事をしたかなって気分です。
そんなこんなで、今日は(も?)ティポグラフィカの"Tipographica"とDCPRGのライヴ、それからFrank Zappaの「ホット・ラッツ」を久々にフルで聴きました。「ピーチーズ・エン・レガリア」って分かりやすいインストで人気もあるんですが、ザッパらしいのはやはり、メロディに5連符があるって事ですね。こういうのってあえて5連入れてるんですよね。勿論ザッパ御大にはそこに5連がある必要があるのでしょうが。普通他の人がこの曲のメロディを作ったならば、あの場所で5連は出てこない筈ですから、それはやっぱり「ザッパらしさ」の一つなのでしょうね。というか、あんまり意図的に5連とか使わないと言った方がいいのか? でもMBSラジオの「ありがとう浜村淳です」のフルートのジングルは5連が入ってたりします(笑)。聴いてて嬉しくなります。関西の人は探してみましょう(笑)。
今日はティポグラフィカのファースト・アルバムなんかを聴いておりますが、昨日聴いたデートコースの「構造1」って、ティポグラフィカの「侵略はゆっくりと確実に」っていう曲に感じが似てるなぁ、とか思ったりしております。
そういえば、この前に久しぶりにボクが持ってる、Frank Zappa御大の「ホット・ラッツ」のCDの日本語解説を読んでました。解説は 岸野雄一さん(多分このリンク先の岸野さんで合ってるんだと思いますが)。ここにティポグラフィカの名前が登場してたりするんですよね。
その昔、「ピーチーズ・エン・レガリア」という読み方が出来なかった頃にこのアルバムを手に入れた俺は、この一曲目を「アメリカ」というタイトルで呼んでいた。最近はティポグラフィカの「アメリカ」こそが俺にとってのアメリカだが、とにかく自分がアメリカ的だと感じる和声の進行のほとんどがここにはあったからだ。
→Frank Zappa Hot Rats 日本語解説より引用
ボクがティポグラフィカというバンドを知ったのはこの解説でして、その後サウンドを聴いて、特にギターの今堀さんにはFrank Zappa御大を感じました。ボク的にはMats & Morganよりもティポグラフィカの方が何倍もザッパ御大を感じます(って言っても、Mats & Morganを聴き込んでる訳ではないのですが・笑)。そしてティポが「アメリカ」だとしたら、(特にセカンドシーズンの)デートコースは「アフリカ」って感じじゃないかと、土曜日の講義以降考えています(いまさらだとしても)。もちろん「アメリカ」の血も入ってるハーフと言うとこになるのでしょうが。
ボクの狭い認識の中でのポリリズムは、アフリカとかの民族音楽あたりが原点で、それが西洋音楽に取り込まれて体系化して来たんだと勝手に思ってるのです。それでFrank Zappa御大のポリリズムは、どっちかっていうと現代音楽的なポリリズムですよね。つまり西洋的にシステム化されたポリリズムという感じ。でもティポグラフィカでもそうでしたけど、それからデートコースへ流れるポリリズムは、Zappa御大のものよりもっと原始的(悪い意味でなく)で、意図があってポリリズムなんじゃなくて、自然に訛りからポリリズムになったっていう感じの原点的なものを感じた訳です。この体験はボクにとってはとっても刺激的で、西洋的発想だけでなくて、民族的発想をもっと上手い事取り入れられたらなぁ、と思う様になってて、次のpazapの曲でそのあたりを出して行けたらなぁと考えてます。歌ものポップ系な路線で、体にいいポリリズム(笑)街道まっしぐらで行きたいものです。
そんなこんなで、ボクにティポグラフィカを教えてくれたヒゲの未亡人こと岸野雄一さんは、なんと昨日のライヴで大友良英さんのThe "blue" bandの中の曲で、飛び入り参加してたのでした! 嬉しかったぁ。
昨日講義の続き物で、実はこのライヴも当初は精華大学で行われるはずだったのですが、西部講堂に変更になったのでした。昨日の話では一〇〇〇人ぐらい来る予定だというので、こりゃ危険だなと言う事で、開演三時以降に会場に着く位に行って、後ろの方でゆっくりと見ていようと思ったのに、西部講堂に着くと長蛇の列。開演時間の3時を超えているのに、まだ開場も始まっていないと言う段取りの悪さ。しかもその場でドリンク代五〇〇円を払って、再入場のスタンプやら押すなんて、今からやってたら一時間押しは確実だな……なんておもってたら、実際そんな感じになりましたね。しかもみんな入ってないうちから、一組目のライヴはスタートしてしまったのでした。昨日もそうでしたが、今日はさらに主催者側の不手際が目立ったイヴェントでした。なんか頭痛くなってくる感じです。最後にはそれを通り越して、笑ってましたが。そんなこんなで、DCPRGのライヴは短縮になってしまったという、なんとも納得できない感じになってしまったのですね。でもDCPRGのライヴは最高に楽しかったし、学園祭と思えば十分に満足できるかなという感じ。確かにこの破格の料金(前売り二五〇〇円)を考えれば、かなり良いライヴではありましたです。
ボクは今日初めてDCPRGのライヴを体験したのですが、一番興味があったのは、ポリリズムでオーディエンスがどう踊っているのかでした。今回のツアー唯一の「アイアンマウンテン定食」だった京都。(たしか)二曲目がボクの大好きな"Playmate At Hanoi"だったのですが、この曲は前にも書いた事ありますが、ほぼ一曲まるごと3と4のポリリズムになっています。細かい事を言えば、1小節の長さは同じなのですが、それを三等分するか四等分するかで、3と4のポリリズムになってる訳です(16分音符でとれば3、3連でとれば4)。そういう曲なので、何の違和感もなく3でも4でもとることができるのです。会場を見てたら、これがみごとに3と4で踊ってまして、3ばっかりでも4ばっかりでもなく、いい感じにみんな3で踊ってる人と4で踊ってる人がいて面白かったです。ボクは行き来するのが楽しいというちょっと変態な感じなので、3になったり4になったりで楽しんでました。菊地さんも3になったり4になったりで動いてましたですね。
あんまりDCPRGのレポートで、ポリリズムについて書いてるのを見かけないので、とりあえず今回はここだけにしぼって書いてみますが、大友さんが帰ったあとのアンコール一曲目は昨日ちらっと聴かせてもらった、九月二十五日発売のセカンドアルバムから「構造1」。これもポリリズムの曲で、なんと4と5。普段FRAGILEのL.C.Mで鍛えられてるで、この曲でもずっと5でもとれるし、ずっと4でもとれました。しかもとってもかっこいい曲。この曲はずっとポリリズムっていうより、5(5/4拍子)がメインで、途中4(5拍4連)の部分が時々顔を出すって感じですかね。本編はノリノリだったのですが、この曲は慣れてないせいか、みんな聴き入ってたので、そのせいか菊地さんはお客さんに向かって、指で5と4を数えて、この曲の構成を説明してるみたいで面白かったです。3と4と違って、4と5はちょっとギクシャク感があるのですよね。それは……、あぁ説明しても面白くないでしょうし、やめようっと(笑)。
車で走ってたら、踏切で前の車が線路内に車体を残したまま困ってまして、ちょっと車の中でそういうのを見ながら、ここには書けない様な暴言を吐いたりしてました(笑)。踏切り超えてすぐに信号があるにも関わらず、一時停止もしないという危機意識の無さには呆れます。
一時停止をしないといけない場所で、それをしない人っていうのは、何かそういう事をするのがかっこ悪いと思ってるのか、それとも邪魔臭いのかなのでしょうが、一時停止なんていうのは、自分の身を守る事なんでしょ? 特に踏切りは「一時停止すりゃいい」ってな問題じゃなくて、踏切りの向こうに自分の車が進む事が出来るスペースを確認してから進まないと、最悪死にますよね。そういう危機感がなくて、カッコ悪いとか邪魔臭いとか思ってるんだったら、ちょっとこれぞアホでバカな日本人っていう典型じゃないかと思いますね。国の安全も大切でしょうが、生活上で安全を考えてない奴が、国の安全って考えられるのか?
そんな事を考えながら(嘘)、京都市営地下鉄にのって、初めて北大路駅より上まで行きました。京都精華大学で行われた菊地成孔氏と大友良英氏の講義「難しい音楽」っていうのを聴きに行ったのです。終点の国際会館駅。結局地下鉄なので、初めてここまで来たって言ってみても、景色が変わる訳でもなく、別に代り映えしない訳なのですが。三番出口から地上に出て、精華大学行きのピストン運転をしている、女性ドライヴァーのスクールバスに乗せてもらって精華大学へ。
講義内容はヴィデオで録画されていて、Web上で公開もされると言う事でしたし、ここで書くまでもないと思いますので書きませんが、念願のTipographicaのスコアも見る事が出来て、更にお二人の講義内容も素晴らしく興味深い内容でしたので大満足。ただ、時間の関係で菊地さんの話が途中までとなったのが残念な所。これからポリリズムの話か! っていう所で終わってしまいましたです。ポリリズム普及委員会会員(嘘)としては残念でした。どっちかっていうと、技術的な話じゃなくて、西洋音楽史から始まって「難しい音楽」というものの分析っていう感じでした。でも面白かった。結局、予定より一時間くらいオーヴァーして、スクールバスもなくなって、京阪で帰りたくないので国際会館駅まで歩いて帰りました。前には良く通ったこの道も、とっても久しぶりで良い散歩になりました。楽しかった。
各所で話題の Web永浜商店さんの ご当地チェック(ご当地の踏み絵) が面白かったので、ボクもやってみました。徳島県民暦十九年弱、京都府民暦約十四年の身としましては、これは一応両方やってみるべきということで、長くなるので別ファイルにしてみました。見ても何の腹の足しにもなりませぬが、ヒマでどうしようもないってな人は見てやってください。
しかし、長い事徳島を離れていたら、分からない事も多いですね。というより、うちの実家は徳島市内から大分離れた田舎なので、住んでても分からないかも(笑)。でも 「あんたい」 っていう懐かしい番組名を聞いてしみじみしたんですが、まだやってたのですね。しかもパーソナリティも一緒で! それよりも パワフルトクシマどないしよん がまだやってる方がビックリでしたが。この番組は高校の頃に良く聞いてました。徳島のアマチュアバンドの音楽番組っていう感じでした。
実は京都市内でも 四国放送 のラジオは入るポイントがあって、だいたいそういう所はちょっと郊外の、まわりに建物があんまりない所なのですが、そういう所へわざわざ行って、「あんたい」とか聞いてた頃がありましたです。でも中学とか高校の頃は文化放送のセイヤングとかMBSのヤンタンの方が熱心に聞いてたんですけどね。ヤンタンは明石家さんまと島田紳介(白井貴子の頃)がすんごい好きでしたです。京都へ出て来てびっくりしたのは、MBSが入り難い事でした。徳島の実家でははっきりと入るのに、京都で入らないなんて考えられなかったのです。最近は京都にもアンテナを建てて、入りやすくなりましたけどね。だからやっぱり「スジャータ派」なのです(MBSラジオの時報はいつもスジャータの提供なのだ)。大阪人チェック! も見てみましたが、これも面白かったですよ。大阪って徳島と京都の間っぽいし。徳島ってなんやかんやと言っても関西文化圏だと思うのですよ。うちの田舎の方言は河内弁が間違いなく入ってるし。ボクの関西文化圏の基準は、関西ローカルの番組の天気予報を伝える範囲だと思ってるのですが(笑)。違いますか? だから三重県も関西文化圏ですよね? 福井県は? ちょっと分かりませんが……。