コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。
とある方に頂いた本があるのを思い出し、ちょろっと読んでみました。すると、一ページ目からバファリンが欲しくなり、二ページ目では吐き気がしてきて、三ページ目以降は「いくらかで売れるだろうか?」とか考えながら(笑)、七〇〇系新幹線並の超高速で飛ばし読みしました。
まったくつまらない本。その二ページ目になにが書いてあったかというと、学校としてどうしても考えないといけないのが、「心の教育」なのです。
なんていう事です。そしてその理由として公立高校などでは「宗教教育ができない」なんて事を問題にしておりまして、そのままゴミ箱に投げ入れたい衝動にかられました。なんでそんなに学校にばっかりやってもらおうとするのだ? 宗教教育なんてものは家庭の問題でしょ? まぁその家庭に宗教が無くて、錆び付いて粉々に砕けそうな安っぽい道徳感と、コンビニの袋に入った工業製品の愛情くらいしか無いのでしょうが。
いや、だいたい義務教育を初めとする日本の学校教育なんて、「もともと心の教育をずっとやってきていた」という意見があって、まったくその通りだと思いますね。本当の問題はまったくの逆で、今こそ「学校は今までやってきた心の教育をやめろ!」って言わないといけないと思うのですよね。心の教育を家庭に奪回しないと。実は学校はずっと国家の名の下に「心の教育」をやってきて、一種の洗脳をしてきた訳です。教育は「自由」であるべきで、「権利」とか「義務」とかという言葉とは馴染まないと思いますですよ。でも結局の所、根本の「家庭」が無いという(笑)そういうオチで終わるのですね。あぁ、人類は確実に退化をしてるのでしょう、皆それを「進化」と呼んでるだけで。
Mac OS X 10.2では本当はDocumentsというフォルダ名なのに(日本語の優先順位を上げている)Finder上では「書類」という名前で表示されます。これが表示されるにはDocumentsフォルダ内に.localizedという空白のドットファイルがあるのだそう。逆にこれを止めたければこのドットファイルをTerminalなどでrm .localizedして消去してやればいいのですね。
そしてOS側で決められたフォルダでなくて、自分で作ったりした任意のフォルダでもこれが出来るのだそうで。 英語名を「pazap」(実際には「pazap.localized」という名前になる)日本語名を「ぱざっぷ」という風にしたい場合。
これはすぐには反映されないようですね。Finderの再起動が必要です。手っ取り早く反映させるのはCmd+Opt+escとかでFinderの強制再起動ですかね。ja.stringsに記述するのはTerminalとかでopen .localizedとかでFinderでは直接みえないフォルダを開いてから、miとかのエディタで記述するのがやりやすいです。これでTerminalでよく操作するフォルダとかシェルスクリプトで操作したいけれど、フォルダ名は日本語で付けたいという時に便利です。なお、あくまで自分で作ったフォルダのみにしておいた方が無難なようですのでご注意を。
昨日から京都では「京都・花灯路(きょうと・はなとうろ)」というイヴェントが始まってます。
まぁ本当はこの前に書いた様に大丸京都店の「北海道市」へ行くのが目的だったのですが、牛乳瓶のような瓶に入ったプリンは見つけられず、案の定人は溢れてるし、「スープカレー」はお持ち帰り専用だったのでやめて、「ソーセージカレー」にしたら美味しかったのですが、所詮ボクは外でカレーを食っても「カレーはやっぱり家で作った二日目か三日目のが一番美味しいよね」という結論を確認するだけの男だったのです。でもソーセージはピリ辛で美味しかったし、ルーも手が込んでそうで、初めは甘くて後で辛みがくるタイプ。でもそんなに辛過ぎずにちょうどいい感じでした。
某店のソフトクリームも食べましたが、濃厚さがなくてイマイチ頼りない感じ。
それからちょっと寄って見ようと思って祇園方面へ行きました。法観寺の塔を見に行こうと思って東山通りの電気屋さんの所から入っていくと、あの有名な看板を発見。おぉ! こんな所にあったのか!! ちょっと感動でした。ここの家(たしか豆腐屋さんだったような)は角にあって、道が狭いのでよく車がぶつかるので、気をつけてもらうようにこの看板を作ったんですよね。結構テレビでも話題になったりしましたので、知ってる方も多いと思います。なんかもうボロボロになってますけど……。
「京都・花灯路」は二〇〇三年三月七日(金曜日)から三月十八日(火曜日)までの午後六時から十時まで、京都市東山区の清水寺から青蓮院までの約二キロの道の両端を
円山公園では有名なしだれ桜も奇麗にライトアップ。(クリックすると大きい画像が見られます)昼間はそうでもなかったんですが、流石に夜になると冷え込んで来まして、途中で暖かい甘酒を頂きました。そんな円山公園の中では光のオブジェや現代的な生け花(?)なんかも沢山展示してありまして、アマチュアカメラマンと思われる人たちが熱心に写真を撮ってました。
なんか「京都・花灯路」なんて言われたらさぞ「京都っぽい」とか「和風」とかっていうイメージが強いのですが、この展示とかは結構現代アートっぽいものが多くて面白かったです。
保守的っていうんじゃなくて、こういう新しい事に対しても取り入れたり、理解を示す事が出来ると言うのは京都もなかなかだなぁと思いましたです。しかもそれらは明らかに異質っていうんじゃなくて、なかなか溶け込んでいてよかったですよ。一番面白かったのは大きな透明のビニール袋に水を入れて、その中に花が入っていて、そのビニール袋の上を絞って吊り下げて、周りをカラフルな荷造りで使うようなビニール紐みたいなので囲ってあるものでした(なんか分かりにくいなぁ・笑)。京都みたいな街はとかく「古いものを守ろう」ってな発想ばかり強くなりがちなような気がしますが、やっぱり同時に新しい発想っていうのは重要だと思います。そしてそのバランス感が面白い街になっていくのだと思うのです。新しい発想は未来から見れば「古典」になるものですし、そういう百年単位後の古典を造り出すというのも京都みたいな街が抱えている課題なのでしょうね。なんて偉そうにも考えてしまいましたです。
最後は
法然上人の浄土宗の本山です。清水寺もそうだったのですが、ここも夜間の特別公開中だったようです。山門の上にも上がれた様ですね。いやぁ、久しぶりに京都見物って感じでした。京都市内に住んでるのにもかかわらず、こういう所はめったに行かないですからねぇ。いつもの行動範囲からちょっとだけ寄り道したら行けるのですが、そのくせテレビの京都紹介を見ながら「京都行きたいなぁ」なんて思ってしまうのですよねぇ(笑)。
……と言う事で、買っちゃいました。
Halloween[DVD-Audio]とCheap ThrillsをAmazonで購入。Amazonを使うのは今回が初めてでした。でもこれは便利ですねぇ。今までも通販でCDを購入した事はありましたが、こうシステムがバッチリと作ってある所は初めて利用したのです。商品の検索やら在庫状況とか発送までの時間がどれくらいかかるかとかが分かるし、プライヴァシー情報の暗号化は出来てるみたいだし、商品が今どういう状況なのかも大体が把握出来るのですな。まぁ、宅配業界の大手は商品が今どこに有るかがネット上で分かるようになってるし、ホントにインターネットって便利だと実感する限りであります。そういう訳で、今回の発注分は在庫が有ったので二十四時間以内に発送という事だったのですが、実質注文してから四十八時間以内には商品がうちに届きました。凄い時代ですね。
Frank Zappaの一番新しいアルバムで初のDVD-AudioでのリリースとなったHALLOWEENですが、内容は十三曲のオーディオ部分と二曲のヴィデオ。それからライナーノートやらZappaのラジオインタヴューやらが入っております。オーディオトラックはDVD-Audioに対応したプレーヤーなら5.1チャンネルのサラウンドで、96k/24bitにて高音質の迫力有るサウンドが再生出来る様です。同時に普通のDVDプレーヤーでもpcm2.0Stereo(48k/24bit)でのトラックも収録してあるために問題なく聴けるという事です。(その間には、画面では静止画と曲名やらのクレジットが写ります)うちはPMG4(400/AGP)しかDVDが再生出来ないのですが、これがなかなか再生が出来ない……(涙)。もともと普通の映画とかを見ててもしょっちゅうフリーズしてどうしようもないのですが(OSは9.1です)、このDVD-Audioは認識もままならず、五回に一回認識したら良い方です。しかも認識してもフリーズするのでたちが悪く、また認識するまで頑張らないといけないのですな。まったく。いや、これはうちの環境でだけの様な気がしますので、参考にされない方が良いかもしれません。
ちなみに色々と格闘して、B'sCrewを起動したままDVDを挿入すると認識する事が多いです。でもこれで認識しない時はイジェクトが出来ず、強制的に取り出すか再起動が必要なので余計に厄介だったりもします。OS XのDVDプレーヤーは安定してるので、そっちで見ても良いのですが、なかなか認識しないし、うちのオーシオカードはOS Xにまだ対応してないので、G4のちゃちな内臓スピーカーでなんて聴いてられないのです。これはたまったもんじゃないという事で、OS9環境で認識したすきにサウンドカード経由(アナログ出力です。デジタル出力は無理でした。)でHDRに録音してCDに焼き直す様にしました。まったく不便です。単体DVDプレーヤーが欲しい所ですな。
内容はもういう事なしです。ヴィニーのドラムソロまで入ってて最高。この前にiTunesでCDをリッピングして、曲名でソートしてみたりしたんですが、同じ曲が何曲もありますよね。でもたとえばBig Swistyを四曲続けて聴くっていうのでも全然飽きないので凄い。その時代のメンバーやアレンジによってかなり曲が違う感じです。改めてZappaの凄さを感じました。このHalloweenでも「そうくるか!」っていうアレンジの違いとかがあって面白かったです。かなり良いアルバムです。
そして今日は京都の蛸薬師通りの烏丸を西に入った所にある「アルケミーブックストア」がこの十五日で閉店してしまうという事で、ちょっと寄ってみました。
そんなに大きくない本屋さんですが、ボクにとっては大型書店よりも「欲しい本」が一杯ある本屋さんなのです。欲しい本の量と書店の規模は必ずしも正比例しないのですね。そういうのを思い知らされる素晴らしい本屋さんです。こんな本屋さんが無くなるのは非常に残念でなりません。
アルケミーブックストアが閉店してしまう理由は知らないのですが、折からの不況と活字離れとインターネットの普及とかが関係あるのでしょうか? それから最近、大型の書店が近くに出来たというのも打撃になったのかも知れませんね。そういう事を考えながら、自分が昨日Amazonで知った便利さが、こういう本屋さんを潰している部分もあるのかも知れないなぁ、なんて胸が締め付けられる思いにかられました。たしかにAmazonで本やCDを購入するのは便利で快適なのですが、それがこういう素晴らしい本屋さんの閉店につながっているのだとすれば、結局自分の首を絞めているようなものだなぁ、なんて思いますです。やっぱりこうして一つ一つ手に取って本を選んだりするのが一番楽しいですからね。それに何とAmazonでも売っていない、もう一生手にする事もないだろうと諦めていた一九九四年五月号の「フランク・ザッパ特集」の「ユリイカ」(青土社)を発見したのですから!! しかも新品ですよ!! 手にした瞬間の嬉しさは言い表せませんです。あぁ、どうしても本屋さんで買えないものだけAmazonで買おうと、今日はこの「ユリイカ」を手にして固く心に誓いました。あぁ、こういう本屋さんは京都市内では後、恵文社一乗寺店くらいでしょうか?
それから、東京ではBOX東中野が閉館なのだとか……。(映画館自体は残る模様ですね――二〇〇三年三月二十七日追記)くそぅ、まだ行った事なかったのにぃ。そのうち絶対に行きたい映画館だったのにぃ。あぁ、悲しいお知らせが続きますねぇ……。
小泉首相は、さまざまな世論調査でイラクへの武力行使に反対する声が多いことについて、「世論の動向に左右されて正しいかというのは、歴史の事実をみればそうでない場合も多々ある。
「世論に左右されて正しいか」 イラク問題で首相 (asahi.com)
政治家は国民の代表であって、本来は国民の声をちゃんと受け止めないといけないのでしょうが、同時に国民の利益の為に「正しい権力」を使って判断をしないといけないものでもあると言えます。でもその場合はちゃんと説明責任をはたすのが筋。あなたが世論を説得してアメリカの支持をするくらいやらないと「ブッシュの犬」扱いされて当然じゃないのでしょうか?
そんな記事を見て思い出したのが、ラジオで毎日新聞の近藤勝重さんが紹介してた川柳ですね。こういう川柳です。
感動をしたがるだけでさせぬ人
(毎日新聞のサイトの記事中にも紹介されてました。 感動と感激=近藤勝重)
つまり、そういう事なのでしょう。
Rovoやemergency!、DCPRGをはじめ、超売れっ子ドラマーの芳垣安洋さんのリーダーバンド"Vincent Atmicus"のスタジオライヴが今日NHK-FM「 LIVE BEAT」 (23:20-24:20)で放送されます。ドラマガの二〇〇三年一月号に付属されていたCDにて、打楽器陣三人の素晴らしいプレイは拝聴いたしましたが、VINCENT ATMICUSは聴きたいと思いながらまだ聴いた事が無かったので楽しみなのです。NHKのサイトの説明によると。
そのサウンドはジャズ/ロックをベースに、エスノ、ラテン、テクノ、現代音楽がモザイク状にちりばめられ、即興以上に緻密な構成をもとにしたアンサンブルが追求されています。
→NHK-FMLive Beatサイトの This Weeks Guestより引用
メンバーは(敬称略です)
3人のTipographicaなメンバーも居て、ヨダレだらだらものなバンドの訳ですね。ちなみにこのVincent Atmicusは「 ヴィンセント I」 (ewe records)というアルバムを発売中です。
日曜美術館で岡本太郎さんの再放送があるそうです。備忘録として以下サイトからの引用です。
「新日曜美術館」 日曜美術館 私とピカソ NHK教育 2003年3月18日(火) 夜10:00〜10:45 ※NHK放送50周年記念に際し、1980年2月3日放送された番組が再放送されます。
某BBSにて菊地成孔さんが「 ブラックワイドショー」 の話題をしてて、その番組は何じゃらほい? と思って調べてみると、日本テレビで土曜日の夜二十四時五十分から二十五時五十分まで放送してるもよう。でも関西地方(読売テレビ)では放送してないのよねぇ。残念。 ちょうどその時間は「 発熱! 猿人ショー」(朝日放送) だから、東西深夜濃ゆい番組対決になりそうなのになぁ。(いや、ブラックワイドショー見た事ないので「濃ゆい」かどうか分かりませんが) そう言えばこの前の「ホイダラホイ」(我が家で「発熱!猿人ショー」の事をそう呼ぶのであった)は初の東京ロケでゲストが水野真紀なんていう豪華さのせいか、かなり面白かったですねぇ。是非関東の人にも見て欲しい番組であります。関西ノリなのでどこまで受け入れられるのかも興味あります。
でも深夜放送ってのは面白い番組が多いですね。 HondaがF1マシンの開発のノウハウを一般車に還元するように、実験的で斬新でリスキーな番組は深夜放送で試された後ゴールデンへ。 そして大人の理由で角が削られ、安全策や変な妥当性で斬新さも死んでしまうというお決まりな路線へ。という感じですか。 関西地方では日曜日の朝九時から放送されているという深夜番組「 トリビアの泉」がゴールデン進出だとか。いつも寝てるのでちゃんと見たのは一度きりなのですが、面白い番組ですね。で、司会はタモリかぁ。絶望的な感じがするのですが。まぁ個人的な趣味かも知れませんし、タモリさんは(も?)深夜が面白いので、番組自体に「ゴールデン向き」っていうのがあるのかも知れませんね。「トリビアの泉」が深夜向きな番組だったのかどうかは、この番組がどれだけ続くかで来まるのでしょうが、折角のいい番組の生命を断ってしまう可能性もあるので、深夜放送ファンの人達は「ゴールデン進出でバンザーイ!」とはならないのでしょうね。
iTunesでのFrank Zappaのアルバムのリッピング作業がずっと続いております。でもボクはZappaの全てのアルバムを持っている訳ではないのです。持っているのは四十枚(二個いちになってたりするのも含む)ちょっとぐらいですかねぇ。正式にリリースされているZappaのアルバムは七十枚ちょっと(二個いちとかになってない数)くらいだと思うので、まだまだなのです。勿論マニアみたいにBootまでカウントすると、もの凄い数になるのでしょうが(京大西部講堂のライヴCD-Rなんてのまで売ってたりしますからねぇ)、ボクはBootものまで手は出さないつもりなので、ぼちぼちと正式ものを制覇していく事にします(なんて思いながらここ何年かはピタっと停まってますが)。
それでやっとこさ大体はリッピングが完了したのですが、ボクが持ってるのだけで「七百四十四曲、二百六時間九分四十一秒」で容量は3ギガ弱(2.92GB)でした。これには「ベスト盤」は外してありまして、そのかわりEnsemble Ambrostiusの"The Zappa Album"というクラシックの古楽器によるZappa曲のアルバムを入れました。まだJean-Luc Pontyのアルバム"King Kong(Plays The Music Of Frank Zappa)"とかもあるので、もう少し増えますが。
結局何を持ってないのか、書き出しておかないと二重買いしそうなので……。
最後の"Halloween"というのは、なんと最近出たアルバムなんですが、CDではなくてDVDのようです。でもDVDと言ってもDVD-Audio(音楽用DVD)なのだとか、普通のDVDプレーヤーでも再生はできるようですが。音源は一九七八年のニュー・ヨークでのハロウィーン・ショーだそうで、Vinnie Colaiutaがドラムの時の模様なので、近いうちに絶対買うでしょう。二曲分のライヴ映像も付いているようで、しめて$19.98! でもAmazonで日本円で買えます。二千三百四十円。安い!!二十四時間以内に発送だそうですぞ! さぁどうする!!(笑)
朝の田原総一朗さんの番組で「キリスト教原理主義」の特集をやってましたが、「原理主義」という言葉が「イコールテロ」的な響きでドキっとするのですが、宗教の本質は「原理主義」です。ただ、宗教というのは仏教的にいうと「彼岸視点」であるのに対しての「此岸視点」(つまり世間や自分の都合に合わせて解釈を変えてしまう事)にだんだん傾いていく傾向にあるので、そのレジスタンスとして「原点に帰れ」という事になる様です。仏教やキリスト教はある意味「自由な宗教」であるので、自分の都合、世間の都合に迎合しやすいんですね。だから「原理主義」という言葉が馴染みにくい宗教なのかも知れません。本来は宗教を信じるものは「原理主義」なのが普通であって、そこから外れていく方が異端なのかも知れません。だからといって全ての「原理主義者」が正しいという事には勿論なりませんけれども。
ブッシュが言ったと今日の番組で報道されていたキリスト教の信者以外は天国に行けない
という発言は面白いですね。キリスト教の根本は「神が創造主」なのですから、地球上の全てのものは(キリスト教徒にとれば)「神のもの」なのです。だからキリスト教徒にとっては例えばボクみたいな仏教徒は「神のお造りになった土地の上に邪教を信じている者が勝手に住んでいる」という事になります。これはキリスト教の根本に流れている思想だそうで、だからキリスト教徒は神のものを神の元へと奪い返す為に、フランシスコ・ザビエルみたいな宣教師として世界に散った訳です。フランシスコ・ザビエルとか「キリスト教を日本に伝えた」なんて教科書で習いますけれども、その根本理由は「神の造った土地を神の元へと奪い返す為」なのです。ただ、一九五八年のガーナでの世界伝道会議以降は、そういう考え方は改められたそうなのです。だから先のブッシュの発言とされるものは、そういう意味でもまさにキリスト教原理主義的発想ですよね。
まぁ結局の所「宗教と政治」は水と油のように混じり合うものではないんですよね。宗教戦争のほとんどは、宗教対立によって起きた戦争ではない
宗教に政治が絡むことにより、激しい対立が起きる
(宗教衝突/ひろさちや著/ビジネス社/ISBN4-8284-0959-9)という事なのでしょう。だから宗教が政治に近寄り過ぎるのは危険ですし、そういう教団はボクは支持しません。
うなじがなかなかセクシーな(笑・Bobさんのサイトトップの写真参照) Bobさん がご自身のバンド「コールドターキー」にてワンマンライヴをされます。
金沢、北陸方面の方は(いや、それに限った事じゃないですが)是非足を運んでみてください。
最近バックアップの為にCD-Rを焼きまくりでありまする。
これはこの前のライヴの時にバックアップのミスで、用意してあった曲を消去してしまったからではなくて、実はボクはもともとバックアップ魔なのです。こう書くと几帳面なA型のようですがそうではなくてですね、ボクがまわりからA型っぽくみられたりB型と信じられなかったりするのは、自分が典型的なB型のマイペースでゴーイングマイウェイで大雑把でテキトーな人間だと分かっているので、それをカバーしようという力が無意識に(もしくは意識して)働いてしまうからなのです。右足を怪我してる時に、それをカバーしようとして左足が活躍するというような感じですね。勿論そうして無理な力が掛かって、左足も痛めてしまうなんていうそういうオチがいつも有りますけれども(笑)。
ボクは音楽CDはDigidesignのMasterlistCDを使ってますが、その他はB's Recorder Gold(BHA)を使ってるのです。でも最近頻繁に書き込みミスが起こりまして、どうしたことだろうと困っていたのですよ。CD-Rメディアのメーカーを変えてみても同じなので、ディスク側の問題ではないと思いまして。それにほとんどISO9660のアップル拡張フォーマットで焼いてたりしまして、この場合OS9環境ではマウントするのに、OS X環境では2バイト文字が文字化けしたり、CDのタイトル自体が2バイト文字だとマウントすらしないというOS X側の問題(仕様? バグ?)がありまして、CD焼き回りの問題で悩みが多いのです。
OS XのISO9660で日本語タイトルが使えないのは今の所どうしようもないので、化けないHFSフォーマットを出来るだけ使おうなんて思うのですが、そもそもISO9660をよく使う様になったのはB's Recorder GoldではHFSはヴォリューム単位の書き込みしか出来ずに、フォルダ・ファイル単位の追加書き込みが出来なかった為でした。
そういう事でエラーで焼きが失敗する事もあるし、前に何かについていたMacのCD焼き焼きソフトの定番であるToast(OEM版)をインストールして使ってみました。OEM版はHFSしか焼けない様なのですが、フォルダ・ファイル単位の追加書き込みも試してみたら出来るのですね。ビックリしました。しかも使い易いでわないですかいな。ありゃ、流石に定番ソフト! と思いましたですよ。音楽用に使ってるMasterlistCDはDigidesignがOS X「対応無し」と表明してて困ってたのですが、これはB's Recorder Goldのヴァージョンアップをやめて、Toast with Jamに乗り換え決定ですな。PeakLEも付いてるしフェーダーや曲間調整も出来るみたいだし。いや、今すぐは無理ですが、OS Xに移行が進んで来たらそうしようっと思いました。
そんな事を考えるも、今のOEMのToastではISO9660が焼けないと。これはこれで大変に不便なのですな。それでまたBHAのサイトなどをチェックしたりしてましたら、いつかのアップデートでHFSジェネレートに対応との事。あれ? 知らなんだ知らなんだ。試しにCD-RWにてヴォリューム単位じゃなくて、フォルダ・ファイル単位で書き込んでみましたら書き込めるじゃないですか。ほぅ、これはいい。それでは追加も出来るのでは? と試してみましたがこれはダメでした。でも色々と試してみた結果、環境設定で「HFS]にして「実サイズ書き込み」のチェックを入れた場合は、HFSでの追加書き込みも出来る事を発見。(二回書き込むとパーテーションを二つ切った状態になりますね。二つヴォリュームがマウントされます)何や、出来るやん! これは便利!! もっと早く気付きべきたった……。
後は次のOS XのアップデートでISO9660の日本語タイトルのマウントと文字化けを「仕様」と言わずに解決して欲しいもんです。
今日は(今日も?)本屋さんへ行って、「 クイック・ジャパン 」の 野坂昭如さんの対談記事を読んだりしました。野坂さんは最近は先の事について発言はしない事にしてるのだとか。この先に自分が亡くなったら、その発言についての責任がとれないからだとか、なんとも野坂さんらしい発言でかっこいいなぁ、とか思いましたです。
Digidesign からはPro Tools LEライン(Digi001,M-box,Digi002)製品デモ無償DVD「ホームスタジオDVD」が届いたので見ました。Digi001のデモVideoは前にも送ってもらって持ってるのですが、今回のは恋愛がらみもあるストーリーもので、ドラマ仕立てになってて面白かったです。急にデモを送らないといけない事になったバンドが、時間が無い中で別々にデータをやりとりしたりして、デモを作るっていう話なのです。メンバーが各々Digi001,Digi002,M-boxを持っていて、その上家にドラムセットがあって自宅でドラム録りができるなんて、もの凄い恵まれてるバンドなんですよね。
このDVDに出てくるMac版のProtools Softwareは全部Mac OS X上で動くVersion6の様なのですが、いい感じですね。音楽関係も全部OS Xに移行したいものです。いつの日になるのやら……。Gibsonさんはデジタルギターも良いですが、Visionの開発をするか、しないんだったら開発してくれるどっかに売っぱらってくれないですかね。