『病院の屋上』という場所に来たのは、生まれて初めての経験だ。
『病院の屋上』には刑事が居たり、容疑者が居たり、被害者が居たり、新聞記者や探偵が居たり……と、色んな期待が胸をよぎったのだが、現実の『病院の屋上』はそんな気の利いた演出は一切無しの、まことに殺風景なただの屋上だった。
ただ、洗濯物が風にたなびいていたのだけは、せめてもの救い。
第二子が明日産まれる。
帝王切開なので産まれる日は決まっているのだ。下の子が産まれる時にはなんとか自然分娩でと、陣痛が来て2日間頑張ってみたが産まれず、促進剤を打ったがダメで、苦しんだ上でやむなく帝王切開だったので、母子ともに本当に大変だった。それに比べれば、今回は初めから帝王切開と決まっているので気が楽だ。
気が楽とはいえ、お腹を切って産む訳だから、やはり大変なのは大変。とにかく無事に産まれて来て欲しいと願うばかり。
先週末に東京へ行ってた人が、スヌーピーグッズをお土産に買って来てくれた。ボクがスヌーピー好きだと知ってくれている人で、USJへ行った時には沢山のグッズを買って来てくれる。本当にいつもありがたい事だ。
"Snoopy Town mini Tokyo"と書いてあるので、スヌーピータウンミニ東京一番街店で買ってくれた、この店のオリジナル商品なんだろうなぁ。スヌーピータウンでは、どの店舗でもその土地のオリジナル商品があるのだが、あっちこっちに買いに行ける余裕も無いので、こういうお土産は本当に嬉しい!
お土産にと『丹波黒豆ジャム』というものを頂いた。
『ジャム』というイメージから、黒豆のジャムってどんなんだろう? と思ったが、よく考えてみるとそれってあんこの事では? で、早速フランスパンに塗って頂いたが、やはりあんこ。でも、黒ごまや蜂蜜なんかが入っているので、純粋な『あんこ』とは違う。一般的な(ベリー系とかの)『ジャム』のイメージからするとジャムらしいジャムではないが、これはこれでとても美味しいあんこ系ジャムだ。というか、あんこって実はジャムという事なのか!?
牛乳に入れて飲むと美味しいと書いてあったので、それも試してみたい。
天気がいいから娘が公園に連れて行けというので、八幡市のさくら公園まで出かけた。
この公園には八幡市こども動物園という小さな動物園があって面白い。中央には大きな鳥舎があって、孔雀なんかが居る。
園内にはっきりとした声で「こんにちは!」という声が響き渡るので見回すと、なんと九官鳥が言ったらしい。本当に人間が喋ったようなはっきりとした日本語。ここの九官鳥は本当にものまねが上手だ。
ヤギもなかなか味のある顔をしていていい。
公園内を歩いていると、まだまだ蝉の鳴き声や抜け殻が夏っぽさを残しているが、足下を見るとどんぐりがいっぱい落ちていて秋の訪れを感じる。娘が明日幼稚園に持って行く為に、沢山のどんぐりを集めていた。楽しいが、まだまだ蚊が多いのが困り者だ(あと、この写真はどんぐりにピントが合ってなくて困ったもんだ……)。
なかなか存在感のある樹木さんだった。
その後、ラ・ムーで買い物をした後、京都市内に帰る途中で急に流れ橋が見たくなり寄ってみた。しかし、なんとこの前の台風12号によって橋が流出しているという案内が。木津川の土手に登ってみると、無惨な橋の姿が……。
はじめは流れ橋が流出してると聞いてせっかく来たのに残念だなぁ……と思ったが、よく考えればこの姿が見られる方が珍しいし逆に良かったかなと思い直した。直すの大変だろうけれどなぁ。
下に降りて見てみるとこんな感じ。実際はもっと流されて来た木なんかやゴミみたいなのが引っかかっていた。
今度は直って渡れる様になったらまた行ってみたいなぁ。