京都へ戻ってもまだ連休モードが抜けず。そういえばライヴも近いな……と思っても何も準備も出来ぬ。
そういえば帰省する前日は慌ててDMを作って、30日に牟岐郵便局で切手を買って投函。1件だけ出せていなかったDMを本日準備。いつもこういう作業が遅くなって情けない。
夜に外出したついでにArcdeuxに寄ってチケットを受け取る。最近チケットをもらう事もすくなくて、DMを当日清算券代わりにしてる状況なのだが、今回はどうしてもチケットを郵送したい人が居たので貰って来た。これを1件だけ郵送出来てなかったDMと同封して、アンパンマンミュージアムで買って来たハガキにメッセージを書いて送る事にした。
Arcdeuxからの帰り、京都駅近くで久しぶりに京都タワーを見る。
全品105円のパン屋さん『モンシュシュ』 本四高速の淡路S.Aの手前あたり 明石海峡大橋へ Ikeaポートアイランド店の倉庫ゾーン
帰省最終日。京都へ戻る日。
早朝に出発して京都へ戻るのは初めてかもしれない。昨日の段階では早朝といっても朝の7じくらいに出ればなんとかなるんじゃないかなと思っていたのだけれど、結局掃除とか墓参りとかを済ませたら、7時20分くらいになってしまった。交通情報を見てみると今の所は渋滞なし。でも、鳴門までは早くても2時間くらいはかかるし、渋滞すると思われる垂水ジャンクションや淡路サーヴィスエリアなんかまでは3時間はかかる。その頃には渋滞が発生してる事だろうなぁ……と思いながら出発。
日和佐道路経由で福井まで、長生は通らずに橘からバイパスへ入ってそのまま徳島市内へ向う。勿論この辺での渋滞は予想通りないので、徳島市内までは1時間半くらいで到着。朝食抜きで出て来たので、前から気になってたパン屋さんモンシュシュへ寄って、パンを何個か購入して車内で食べました。
モンシュシュのパンは全部105円で安い。買ったなかではドライフルーツが入った四角いパンがかなり美味しかった。菓子パン系だけじゃなく、白身魚ロールみたいな総菜パンも105円。サンドイッチも、(まぁ普通の店で売ってるのよりは量が少ないのですが)全部105円です。店内にイートインコーナーもあり、ジェラートなんかも販売してる模様。また今度も買いにいってみよう。
国道11号で鳴門へ。鳴門インターチェンジから本四高速へ。幸いまだ渋滞はない。大鳴門橋を渡ってすぐの淡路島南パーキングエリアでトイレ休憩だけ入れて、あとは垂水まで直行。結局渋滞はなく、垂水に着いたのが実家を出発してから3時間後の10時20分。パンを買ったりトイレ休憩を入れてこれなので、実質2時間半くらいでしょうか。なんとも順調。夜にはなんと70キロ弱の渋滞になったとかで、朝に出発してやっぱり正解。危ない所でした。しかしこんな渋滞とは無縁だった所が、この連休で1番長い渋滞を引き起こすとは。
垂水からは高速道路に乗り継がずに国道2号へ。ついでなのでポートアイランドのIkeaへ寄って帰る事に。1年ぶりのIkeaでこまごまとした物を購入。あとはゆっくりと店内を見て回りました。2階の展示ゾーンを抜けて、1階の倉庫の部分へ。ここの倉庫は棚が高く、1番高い部分とかの商品の出し入れをどうやってしてるのか興味があったのですが、それは見る事はできず。しかし1年前は見られなかったのですが、今回は1列づつに置いてあるリーチ型のフォークリフトは見る事ができました。国内メーカーのリフトじゃなくて、海外製のよう。今度は是非出し入れしてるのを見てみたいものです。
Ikeaを後にし、国道で西宮まで。西宮から名神高速へ入り京都まで。ここでも渋滞には遭遇せず、すんなりと40分くらいで京都着。京都へは16時くらいに着きました。いつも夜中に戻ってくるので、こんなに早く戻れるととても楽。しかし、今回のゴールデンウィーク。結局渋滞にあったのは徳島に帰る時の垂水入り口料金所でのETCゲート待ち渋滞だけでした。それも15分かかるかどうかって感じだったのでとても楽でしたし、世間では大変だという報道が多いですが、時間帯をずらせば楽に利用できますね。まぁ、京都〜徳島間はそんなに長い距離じゃないので……という事なのでしょうが。
しかし問題は夏だな。このゴールデンウィークは特に後半休日が多かったですが、夏はカレンダー上では土日だけです。1000円で高速使いたい人がこの土日、しかも8月15日と16日に集中して、かなり酷いUターンラッシュになるのではと思われます。夏はまた阿波踊りやらよさこいやらがありますし、16日は京都で五山の送り火。帰省に加えて観光客も入り乱れますので、十分に対策が必要ですね。混乱を避ける為には、土日祝とは言わず、お盆シーズン通して1000円にするとか、そういう対策も考える必要があるのでは? と思います。1000円の恩恵は得られずに巻き込まれるトラック運転手さんとかの仕事で走ってる車はたまらないでしょうからね。
朝ごはんを食べる前に、どうも目がおかしいと思ったら、またまた片頭痛の前兆だった。空腹は片頭痛の原因になるという話しも聞きますし、そういえば休日の朝に起こるというのも、休日というキーワードだけでなく、ひょっとしたらちょっと遅く起きて空腹だというのも原因のひとつなのかもしれない……とふと考えてみました。
さてさて、毎度の薬選択でありますが、前兆がやや軽めだという事も有り、迷わず『ロキソニン』を選択。慌てて朝食を済ませてロキソニンを飲み、まだ頭痛がやって来てないうちから、実家に置いてあった冷えピタを貼って横になりました。これが効果あったのか、今回の頭痛はそんなに重くなく、比較的楽に収まりました。それでも夕方くらいまでは芯が残った感じではありましたが。
実家で片頭痛が起こるっていうのは初めての体験でした。とはいえ、ワタシが初めて『片頭痛』という強烈な頭痛を体験したのが、2003年12月27日の事で、当時の日誌によると眼精疲労からくる頭痛が酷くて眠れない
なんて書いておりますが、これが実は片頭痛だった訳です。勿論当時はそんな事がまったく分からず、前兆が目にくるものですから、眼精疲労だと勝手に思い込んでいた訳です。
この日は外出をしていて、夜帰宅後にコタツでiBookを開いてネットを見ていたら、目がおかしくて字が読めなくなったのです。これが初めて経験した片頭痛の前兆だったのですが、その数十分後に強烈な頭痛がやってきて、明け方まで眠れなかったのでした。その翌日が正月の帰省をする予定の日で、頭痛のせいで予定が狂ったのでした。
つまり、今回は初めて実家で片頭痛が起こった訳ですが、人生初の片頭痛は帰省の前夜だった訳です。改めて当時の日誌を読み直してみて、この日がかなり自分の人生の大きなターニングポイントになってる気がします。今の所、それが良い意味なのか悪い意味なのかはまだ決めかねますが、100パーセント良いだとか100パーセント悪いだなんて事はあり得ないので、そのまま受け入れるしか仕様がない訳ですが。どっちにしてもあの日からやり直せる訳でもないですしね。でも、あの日の前後暫くは、ワタシの人生の中の暗黒時代ではあったと思います。勿論、これも良いか悪いかは本人にも知る由は有りませんが。
片頭痛にやられた本日は、帰省中の行事が全て終わり、さぁゆっくり出来るか! という日。やっぱりそういうのも片頭痛が起こる典型的なパターンではあります。明日は京都へ戻らなければ行けないので、今日は娘を連れて海にでも行こうと思っていたけれど、予定が狂ってしまいました。ちょっと頭痛が収まって楽になって来た昼過ぎにやっと起き出し、海南のホームセンターまで車のエンジンオイルを買いに出かけました。3店舗回って、結局コメリでオイルを購入。日産の純正オイルで1200円くらい。
その帰り道に大砂の海岸で、恒例のガラス拾いをしました。正月にも拾いにきましたが、今回はその3倍くらいの収穫。これをしに帰省してるのか? という感じの我が家の恒例行事としてすっかり定着してるガラス拾いでありますが、実際拾ったガラスを何かに使うとか、部屋に飾ってるという事も無く、ただ拾う、これだけなのですが(笑)。
1時間くらいでガラス拾いも切り上げ、牟岐の駅前のポルトというショッピングモール内の通称『ひーやんく』という店で、夕食用のお寿司を買って帰宅。我が愛車ゲポポ号と草刈り機のオイルを交換しました。
帰省のUターンラッシュは今日の午後からと明日がピークという事で、明日の出発時間を決めかねていたのですが、今日の渋滞情報をネットで見ていたら、結構えげつない感じだったので、明日は早朝に出発する事に決定。帰ってくるときはほとんど渋滞に遭わなかったのですが、明日はそうは行かないだろうな……と思いながら就寝したのでした。
高知小旅行から帰宅した後は、京都へ戻る日までゆっくりとするつもりで、何の予定もない。ボーっとして過ごすのもいいものだと思ってみてもそうはいかず、なんやかんやとやることはある。
いつも実家に帰って来ては掃除したり、古い家なので色んな所が痛んで来てて、それを修繕したりと、もうそれだけで休みが終わってしまうくらいする事はあるのだけれど、普段から何かと叔父夫婦がやってくれてて、非常に助かっている。
今日も朝からずっと手つかずだった物置のものを全部出して、捨てるものと残すものに分けて、捨てるものはゴミ袋に入れ、残すものは物置を掃除した後に再び戻した。中身が入ってない段ボールだとかそんなものを捨てていったら、中のものは半分以下になってスッキリ。中にはワタシが赤ちゃんの頃につけていたらしき布おむつまであってビックリ。何でこんなものが! とは思ったものの、これ、ガラが可愛くって結局捨てられず終い(苦笑)。
後は鯉のぼりとか五月の節句の人形とかがあって、長い事閉まっていたせいでガラスにカビが生えていて汚かったのを綺麗に掃除。せっかくだから、今は娘しかいないのだけれど、乾燥させるのに帰るまでの間飾っておくことに。
昼からは従兄弟夫妻が子供を連れて遊びにきてくれて、娘が遊んでもらって喜んでいて、それを横目にワタシは叔父と、奥の間の虫に食われたりして腐った畳を外に放り出したりしていた。なかなか賑やかで楽しい時間だった。
はじまりも おわりも笑顔 土佐の旅 おにぎりが絶品! トーストも美味しかった 土佐電氣鐵道 坂本龍馬ぜよ! 龍馬像のまわりは記念写真を撮る人がいっぱい 人気者ぜよ! 桂浜1 桂浜2 桂浜3 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線香我美駅 こんな所にもやなせたかし氏の絵が 『味の駅こだわり市』へ寄り道 唐揚げ1人前300円也 玉子かけご飯(みそ汁・漬け物付き)300円也 手作りアイス『ドルチェかがみ』 しぼりたて牛乳とフルーツヨーグルト チョコレートとクリームチーズ 夜須駅 何だろうと思って良く見てみると、なんと可動橋!
高知2日目。
「セミダブルの部屋に3人ですから狭いですよ」とチェックインの際にフロントで言われましたが、まったく問題無し。部屋も清潔で綺麗でしたし、快適でした。
朝食は別料金でしたが、1人100円の追加でしたので和と洋の朝食を2人分頼んでありました。ありがちなビュッフェ・スタイルじゃなくて、簡単なモーニングセットのようなものでしたけれども、量的にもちょうどいい感じでしたし、なにより美味しかった。ワタシは和のおにぎりの方を食べたのですが、このおにぎりが絶品。こんなにおいしいおにぎりを食べたのはいつぶりだ? というくらいに美味しかったです。これ食べるとコンビニのおにぎりなんておにぎりじゃなくて『おにぎり風』の食べ物って感じ。まぁあれは工業製品だからしょうがないですが、これはちゃんと人のぬくもりが感じられるおにぎりでした。いやぁ、ごちそうさまでしたっ!
朝食を食べた後、朝風呂に入ってから10時すぎにチェックアウト。いっぱいだったホテルの駐車場がガラガラだったので、他の宿泊の方々は早々と観光に向われた模様です。どこへ行こうか決めてなかったのですが、1番ベタなコースという事で、桂浜へ。高知市へは何度か来てますが、実は桂浜にはまだ行った事がなかったのでした。
駐車場へ車を停めて、階段を上って坂本龍馬の撮影会場へ。もう皆タレントの撮影会か? という感じで記念撮影をしておりました。
アイスクリンも食べずに、今度は階段を下って桂浜へ。まだ朝とあってそんなに人はいませんでしたが、綺麗な砂浜から海をながめながら座っておりますと、急に波がザブリ。まだまだここまでは来ないだろうと思ってた所まで、急にドっと押し寄せて来る波に意表を付かれ、狼狽えていたら娘が驚いて濡れてしまいました。慌てて着替えをとりに車へ戻ったり、替えの無い靴を干して乾かしつつ、さらに砂遊びをしたりと、なかなか楽しい時間を過ごせました。
しかしここの浜は油断させておいていきなりデカイのを一発かませにくるので、知らないで油断している人達が次々に犠牲になっていきます(笑)。それならと大学生風のグループの男子数名が果敢にもこの波に突入して遊びだしまして、ビショビショになり、岩の上で大声で演説までぶっておりまして、青春を感じたりしたのも面白かった。若いって良いな(笑)。
昼2時くらいまで居て桂浜を後にしたのですが、駐車場を出たら対向車線は駐車場待ちの車の列がズラリ。多分キロ単位の渋滞になっていたのでしょう。やっぱり朝に来ておいてよかった。
さて、まだ2時すぎと早いのではありますが、これで高知市内を後にして帰ります。来た道は戻らずに高知龍馬空港の方面へ進み、空港のあたりから国道55号線へ出て、そのまま徳島方向へ。後はこの55号をひたすら走るのみです。
昼ご飯を食べてなかったので、途中で道に駅で何か食べるつもりだったのですが、その手前の土佐くろしお鉄道の香我美駅に『味の駅』という看板を見つけ、ふらりとたちよってみました。そんなに食べるものは多くなかったですが、玉子かけご飯の中(300円)と唐揚げ(1人前300円)を注文。玉子かけご飯は漬け物とみそ汁付きなので、これで唐揚げ定食の出来上がり。唐揚げもとても美味しくて、これで600円なら値打ちあります。柚子の酢のなますも買って、すっかりお腹いっぱい。
そうなると今度はスウィーツです。ここへ着いたときから気になっていた、隣に有るお店『ドルチェかがみ』へ。アイスクリームのお店みたいなのですが、なんせ行列が出来ていて、しかも次から次から車が来てはアイスを買っていきます。列に並んでちょっとづつ進みながら、何を注文するかを検討。結局カップのダブルで『チョコレートとクリームチーズ』と『しぼりたて牛乳とフルーツヨーグルト』を注文。たっぷりのダブルで300円とは安い。オープンデッキで頂きましたが、これがまた絶品の美味しさ。これはひっきりなしにお客さんが来る訳だ。徳島市内の大好きなジェラート屋さん『ジェラテリア アンリコ』に匹敵する美味しさでした。是非また立ち寄りたい。
その後は道の駅へ寄ったり遊びながら帰って、結局家に着いたのは夜の8時でした。やっぱり早めに高知市内を切り上げて正解でした。2日間高知を堪能。お隣の県とはいえ知らない所だらけなので、また行ってみたいです。香川県にも長い事いってないので、今度は香川もいいかも。今は高速1000円の影響で讃岐うどんツアーの人が多くて大変そうですが……。
国道195号線を行く 徳島県と高知県の県境 アンパンマンミュージアムの駐車場の看板 アンパンマンミュージアム 道の駅のあたりから 屋上にアンパンマンがちょくちょく姿を現します ミュージアムの中 ここにもスタンプラリーが かびるんるんと戯れる娘 やなせたかし先生 絶品のぶっかけうどん。なんと限定で1杯100円! しかも餅つき!! JR高知駅前でアンパンマン電車発見! 夕食はひろめ市場へ 日本三大がっかり? レトロな『はりまや橋』 土佐電氣鐵道の電車。こちらも高知駅前 初めて見たブックオフカフェ
今回の帰省での最大のイヴェントはアンパンマンミュージアムへ行く事。
アンパンマンミュージアムといえば、今までにも2度行った事がありますが、それは横浜の横浜アンパンマンこどもミュージアムで、今回行くのは高知県香美市にあるアンパンマンミュージアムです。
高知県はアンパンマン大国で、それは作者のやなせたかし氏の出身地だからです。このミュージアムが横浜のように市内の中心部ではなく、山間に作られたのは、この場所こそがやなせ氏の故郷だからです。にもかかわらず、当初年間10万人の入場者を想定していたのが、開館49日目にしてこの目標を達成したというのですから、アンパンマン人気は凄いですねぇ。
我が故郷牟岐町からアンパンマンミュージアムへ行くには、一般的に2つのルートが考えられます。1つはうちの町を通る国道55号線をそのまま南下、宍喰を超えて高知県へ入り、室戸を経由してさらに55号を西へ。高知市内へ入る前の香南市辺りで山の方へ入っていく……というルート。
2つ目のルートは逆に国道55号線を北上、日和佐を超えて海賊船の辺りを赤松方面へ、川口ダムの辺りで国道195号線を左折、木頭村を抜けて高知県入り、そのまま国道195号を進めば道沿いにアンパンマンミュージアム。
初めは国道55号を南下する1つ目のルートを行くつもりだったんです。道が良いし、何より一旦日和佐へ戻るという2つめのルートは遠い様な気になるので。で、前日に叔父宅にお邪魔した時に話しを聞いてみたら、2つめの195号線ルートで行った事があるそうで、木頭村の中だけが狭いくらいで、高知県へ入ればあとはスイスイと行けるとの事。考えてみれば、一旦日和佐へ戻ると行ったって、1つめのルートも途中から山の中へ入らなければいけない訳で、そう考えると同じような気もするし、55号線ルートは室戸から先が渋滞しそうな感じもするし……という事で、行きは195号の山中ルート、帰りを55号の海沿いルートにする事にしました。55号ルートは何度か通った事がありますしね。20年くらい前ですけれど。
朝7時40分に実家を出発。日和佐・赤松経由で195号へ入り、ひたすら195号を走ります。この辺りは夏に鷲敷へ行く時には通る道なので、年に1度は通る道なんですが、今回は鷲敷とは逆へ進みます。しかもあいあいランドから先は初めて通る道。暫くは片側1車線の走り易い道を進みますが、木頭村へ入ると道が急に狭くなります。対向車が来ればすれ違えないような狭さ。それに所々臨時の信号があって、道路工事もしてる模様。それが四ツ足峠の長いトンネル抜け高知県へ入ったとたんに道がよくなり、本当にスイスイとアンパンマンミュージアムへ到着しました。道はガラガラで走り易いし、2時間半で到着です。
後で聞いた話しによると、木頭村の道が悪いのはかつてダム建設に反対していたからで、嫌がらせのようなものなのだとか。それでも道路工事をしていたという事は多少は良くなるという事でしょうか?
ゴールデン・ウィーク中とはいえ平日という事もあり、そんなに大勢の人が詰めかけているという訳でもなかったですが、駐車場の車のナンバーを見ると、そのほとんどが他府県ナンバーで、うちの様に帰省のついでか、若しくは高速千円を利用しての旅行の方々なのでしょう。ほとんどが子供連れのファミリーです。
入場料は大人が700円で3歳以下は無料なので、合計1,400円。駐車場は無料です。横浜アンパンマンこどもミュージアムは流石に規模がデカイですが、1歳以上は大人と同じ料金をとるので、それからしたら今回は半額以下です。それぞれに良さはありますが、高知のアンパンマンミュージアムは、アンパンマンの絵がいっぱいあるし、しかも油絵の原画もたくさんあって、大人でも楽しめる所がいいです。『アンパンマン』と聞くと子供っぽいイメージがあると思いますが、黒い縁取りが無いこの油絵のアンパンマンを見ると、多くの人がアンパンマンの見方を変えるでしょう。それくらい心を動かせる素晴らしい絵です。
そういう素晴らしい絵が沢山展示してあるのに、館内は作者の配慮によりカメラもヴィデオも撮影オッケーです。勿論それを無断利用する事は出来ませんが、子供が家族で楽しむ場所でありますし、大好きなアンパンマンの仲間達の絵です。こういう配慮もやなせたかし氏の素晴らしい所ですね。
アンパンマンミュージアムのチケットを持っていれば、併設されている『詩とメルヘン絵本館』も見る事が出来ます。今は『やなせたかし90年のあゆみ展』というのをやっていて、なかなか見応えが有りました。特に我が家にもある絵本『やさしいライオン』の原画には感動。残念ながら休刊してしまった『詩とメルヘン』に掲載された原画なんかも展示してあって、これも素晴らしかったです。
ひととおりミュージアムを見て、お腹がすいてきたので、ミュージアムの近くにある道の駅の食堂へいって昼食。カレーライスとぶっかけうどんを頼んだのですが、このぶっかけうどんが絶品でした。ここの食堂の5周年記念らしく、限定150食で提供されたうどんらしいのですが、とても良く冷えていてとにかく美味しい。しかも1杯100円という安さ! あまりに美味しかったので、もう1杯食べてしまいました。こんなに安いのに5周年記念のお祝いのお餅まで貰って、本当にお得でした! もう1杯食べたいと思うくらい。
ミュージアムを見終えた後は、『やなせたかし記念館別館』でゴールデンウィークだけ特別に物品販売コーナーが出来ていて、ここでちょっと買い物などをした後、ミュージアム前の公園で娘を遊ばせました。滑り台が大好きな娘は大喜びですべりまくり。結局閉園時間の夕方5時くらいまで楽しめました。じゅうぶんに1日遊べますね、ここは。ミュージアムは再入場も出来ますしね。
さてアンパンマンミュージアムを後にし、高知市内へ。当初本当は日帰りで行こうと思っていたのですが、安いホテルはないかと探してみると、ビジネスホテルですが、高知駅前にもかかわらず安いホテルがあったので泊まりでゆっくりする事にしました。5時半くらいにチェックインし、しばらく部屋で休憩したあと、晩ご飯を食べに『ひろめ市場』へ。ゴールデンウィークという事で、観光客や地元のひとたちで混雑しておりましたが、お寿司やらかつおどんぶりやらうどんやらを食べ、入り口で売っていたメロンパンを買って、公園でデザート代わりに食べ、一応お約束という事で『はりまや橋』も見てきました。
その後は町中を散策。このあたりは高校の頃に演劇部に居た頃、四国大会で訪れた事があって、その時に見た事が有る風景なんかを急に思い出したりして懐かしい感じでした。確かこのモスバーガーで朝ご飯を食べたよなぁ……とか、このあたりに得々(うどん屋さん)があって、ここで釜揚げうどんを食べたよなぁ……とか。
最後にちょっとJR高知駅へ寄ってみました。発着音がアンパンマンの曲だったりするのも、流石にアンパンマンの地元って感じです。駅の隣にブックオフがあって、そこにブックオフカフェがあってびっくり。そんなのがあるんだぁ。結局欲しいものは無かったので、9時半くらいにホテルへ戻って、風呂入って『釣りバカ日誌』を見てたらそのまま朝まで寝てしまいました。