パザ日誌


2006年08月17日(木曜日)----すぎもと

23時京都着

明石海峡大橋

帰省最終日。京都へ戻る日。

目覚めると雨はやんでいて、快晴。台風はどこへ? という感じ。天気予報では雨マークなのですが。

午前中は掃除の残りをやってしまって、なんとかひと段落ついたという感じ。シーツとかを洗濯して、近所のコインランドリーで乾燥。それから、先日買い出しに行ったときに買っておいた、車のエンジン・オイルを交換。そのあと、何ヶ月ぶりかに車の洗車とワックス掛け。雨が降ってきたりしだしたの手こずっていて、気がついたら昼過ぎに出発しようと思っていたのに、もう3時を過ぎている。慌てて帰り支度をして、荷物を車に積み終えたら、結局4時近くになっておりました。

薬王寺 アンリコのジェラート なかちゃんまんじゅう

日和佐の道の駅で土産とか買い物をして、これも外せない阿南のたこ焼きや『大吉』によったものの、これはやってなくて、しょうがないので同じ系列店の羽ノ浦店へ寄る。キョーエイというスーパーで『ナカちゃんまんじゅう』を買ってみたりして――当のナカちゃんはまだ居るのですかね?――この前フラれた『アンリコ』へもちゃんと寄って、鳴門金時とバナナのジェラートを食べました。やっぱり旨い!!

そして、鳴門では指示器も出さずに、交差点手前で無謀な進路変更をするおばはんの車に殺されそうになりながらも――マジで死にそうでした。危機一髪――なんとか京都へ戻って参りました。かなり寄り道しながら、23時京都着。結局帰りもたこフェリーには乗れず……。


2006年08月16日(水曜日)----すぎもと

雨の花火大会

青い柚子

台風10号が迫ってきてると言うので、今日はてっきり雨だろう、夜には姫神祭りの花火大会があるのに、きっと中止に成るだろうなとは思っておりましたが、なんと起きてみると快晴。ふと柚子の木を見に行ってみると、ちゃんと青い実が大きくなってきておりました。あと3ヶ月もすると絞り時になります。

そういう訳で、今日は大掃除のクライマックス。叔父夫婦も手伝いにきてくれて、古いアコースティック・ギターを地面に叩き付けて割るという事を初めて体験したりしました(笑)。いやぁ、壮快ではありませんでしたよ。楽器を叩き割るなんて。心苦しいだけですな。冷蔵庫を移動したら、後ろから食器棚がガシャーンと倒れてくるというハプニングもありまして、大変でありました。床がシロアリにやられて腐ってて、そのせいで食器棚が陥没していたみたいなのですが、かろうじて冷蔵庫で止まっていたらしいのですよ。長い間まったく使ってなかったらこうなるのね。使い物に成らない他の棚も全部出して、チェーン・ソーやハンマーでばらばらにして、焼いてしまいました。

そんな事をしているともう夜。叔父さんたちと一緒に揚子江という中華屋さんで食事をしました。唐揚げ定食にしたのですが、唐揚げが美味しく、お腹パンパンになって20時頃帰宅すると、ポツポツしだした雨が急に降り出して、家を揺らすような雷がゴロゴロと鳴りだして、小学校から聞こえていた阿波踊りのお囃子も聞こえなくなりました。花火は21時からだったので、この調子だと無理だなと思っていると町内放送がピンポンパンポンと。やっぱりな……と思っていると、「雨のため30分繰り上げて、8時30分から打ち上げます」ですと。はははははは。意地でもやる気かい!

ますます雨は激しくなるばかりで、雷も激しいので、港の堤防の先から打ち上げるのですし、命の危険もあるのでこれはやっぱり中止だろうと思っている所へ花火があがる音。うわー、ホンマに上げだした! というので、あわてて2階へ。廊下の窓に皆で並んで、雨の花火大会を楽しみました。いつも見る大迫力の、打ち上げ場所至近距離の堤防で寝そべってみるのとは違いますが、これはこれでオツな花火大会でございました。水中花火は見えませんし、最後の『おしまい』っていう仕掛け花火が見えないので、終わりがいまいち分かりづらかったのですが、たまにはこういうのもいいなぁと思いました。

明日京都へ戻るので、延期されたら見られなかった花火ですし。


2006年08月15日(火曜日)----すぎもと

正常な生活

ミックスジュースヨーグルト

本日も大掃除の日々。天候にも恵まれて、今日も快晴だったのですが、ひたすら作業です……。

休憩に近くのローソンで買ってきた森永乳業の『みっくすじゅーす・ヨーグルト』を食べてみたら、これ結構美味しかったです。

それから、夜は友達が勤める職場のパソコン(Windowsなノート)が、パソコンを変えたら印刷出来なくなったってんで、何故かMacしか扱えないワタシが見に行く事に(苦笑)。3時間近く格闘するも、結局ダメで、おまけに起動に変な文字化け画面が出るようにしてきてしまいました。ごめんなさい(苦笑)。

帰って風呂に入って、洗濯ものを干した後、いざ海へ! 星を見に行ってきたんです。都会では見えないですから、実家に帰ったときには必ず見るようにしてるんです。月が出てきてしまったのでどうかな? と思ったのですが、それでも満点の星空。天の川も流れ星も見て、夜は風がちょっと肌寒いくらいに感じられて、都会でも考えられない快適な時でした。都会の生活ってのは本当に異常なんだなと再確認する時でもあります。


2006年08月14日(月曜日)----すぎもと

大掃除スタート

牟岐のちらし寿司

さぁ、本日からメイン・イヴェント。実家の大掃除でございます。何か、最近は帰省するたびに掃除ばっかりしてるような気がしますが、まぁそれは今まで放っておき過ぎのツケが回ってるという事で、しょうがないのでございますね。せっせせっせと掃除をいたしました。

ご飯はポルトという、こじんまりしたショッピング・モールっぽい所に入ってる魚屋さん。正式な屋号は何だか知りませんが(苦笑)、おばあちゃんがいつも『ひいやんく』って言ってたお店で買ってきたちらし寿司。お酢はもちろん柚子酢で、金時豆が入ってるのがポイント。これが美味しいのだ! 値段もなんとこれだけで300円しないという安さ。本当は四角く型押ししたお寿司が欲しかったのですが、今日は売り切れたのか、これしかありませんでした。残念。


2006年08月13日(日曜日)----すぎもと

蝶の舞うライヴ

大塚製薬:ソイジョイ

今回の帰省では、今日が唯一のゆっくりできる日なのです。それでも午前中はお盆の準備でちょいとバタバタと。正午を過ぎて慌てて車に乗り込み、昼ご飯も食べずに鷲敷へ向かいました。エキサイティング・サマー・イン・ワジキを見るためです。というか、Bennie Kアンジェラ・アキを見るためってのが本当の所。

でも、流石に腹も減ってきたので、日和佐の道の駅でお寿司を買って、走りながら食べる事に。

郡内で唯一、平成の大合併に取り残されて、町名が変わってないわが町から、エキサマが行われている大塚製薬の工場がある鷲敷町――ここも合併で町名じゃなくかったのかな?――へのルートは大まかに2つ。1つはそのまま国道55号線を阿南市方向に向かって、桑野から195号線へ入る方法。もうひとつは日和佐――本当は合併して美波町――の海賊船を過ぎた所から赤松へ入り、相生町――これも旧の町名ですね。今は那賀町ですか。名前が変わっててややこしい。だれも新しい名前で呼んでないのに――へ抜けて195号線を桑野方向へ向かうルート。

どう考えても、ほとんどの人が前の方法で会場に向かうと思うので、赤松経由で行こうと計画してたのですが、すでにライヴがスタートしてしまってる時間ですし、どっちからでも同じだったのですが、久しぶりだったので赤松経由で行く事にしました。しかし、ボクが高校時代に比べたら本当に道が奇麗になって走りやすくなっててビックリしました。高校2年の夏休み。赤松の体育館でバンド合宿をした時の事を思い出してしまいました。夜中に道路の真ん中で大の字になって寝たり、体育館に向かう途中でムササビが飛んでるのを見たり、川で泳いだり、先輩達――メンバーのほとんどが1こ上の先輩でしたので――が麻雀してるのを見てたり……あぁ、あれは夢だったのではないでしょうか! 今と成ってはそうとしか思えない思い出です。

奇麗な清流を見ながら会場に着く頃には、時間も午後1時を過ぎ、雲行きが悪くなり、雨が降り出してきた所でした。駐車場が会場から遠く。びしょぬれになりながら歩いて、会場に着いた頃にはお目当てのひとつだったBennie Kがちょうど終わった頃(涙)。あとはアンジェラ・アキまで興味なかったので、雨宿り代わりに工場見学へ向かいました。大塚製薬の鷲敷工場はカロリーメイトのブロックを造っているというイメージだったのですが、今回はSoy Joyの製造工程や梱包行程が見られるというので、実はライヴよりこっちの方がメインで来たようなものです。

工場に近づくとどこからともなく良いにおいがしてきます。ここの工場は公園工場という珍しい所で、誰でも敷地内に自由に入れます。物々しく守衛小屋があって、入門証のチェックとかがあるような所じゃないのが面白いのです。でも、流石に普段工場内に入るにはセキュリティが必要だという事で、入り口には生体認証による個人認証を行う機械が設置されておりました。工場見学時は自由に出入りできましたが。

見学出来るのは、研究室みたいな部屋や、成形されたSoy Joyが並んでオーブンへ入って行く所から、袋詰めされる所。そして、X線によるチェック――これは異物チェックなのでしょうか?――を経て、箱詰めされる所でした。いや、面白い。おまけに焼きたてのSoy Joyも各味が試食出来たりして、なかなか楽しい工場見学でありました。

工場見学から出てきたら、ちょうど雨もやんだので会場内へ。無料ライヴにもかかわらず、入場時にカロリーメイトとSoy Joyを貰いました。太っ腹! 雨が上がったらまた真夏の暑さが戻ってきて、ポカリスエットを飲みながら、芝生に座って名前も知らないバンドの演奏を聴く。会場が山の中なので、天然のディレイが凄く、これはP.Aさん泣かせだなぁと思いました。ステージにどんな音が返ってるのか分かりませんが、あのやまびこ天然ディレイが聞こえてるなら、相当やりにくいんじゃないかなぁと思ってしまいました。

そんなことを考えていると、次はアンジェラ・アキ。遠くから、しかも座ってたので男前な姿は見えませんでしたが、ピアノ弾き語りの歌だけでは、あの天然ディレイもほとんど気にならず、いい音で聴く事が出来たのは良かった。曲も、そして歌も良かったけれど、バリバリの徳島弁でのM.Cも素敵で、ラストの『Home』前のM.Cでは、交通事故で亡くなってしまったおばあちゃんのエピソードで、なかなか心をじんわりとさせてくれました。小さい頃、大好きなおばあちゃんのところへ泊まりに行ったときに、ふいにおばあちゃんが死んでしまうんじゃないかっていう思いが湧いてきて、泣いていると、蝶の好きだったおばあちゃんが「もし、死んでしまっても、蝶に成っていつも見守ってあげる」という約束をしてくれたのだとか。今日飛行機で徳島へ来てから蝶がいないなぁ……と思っていたら、ステージに向かう途中に見かけて、あぁ、おばあちゃんが居るなぁと思ったというM.Cから『Home』。1コーラス目の途中から、感極まった感じで声を詰まらせてしまったアンジェラの歌声に、思わず目頭が熱くなってしまいました。

と、その直後。目の前を大きな黒いアゲハチョウがすっと横切ったのは、きっとアンジェラのおばあちゃんだったのでしょう。


2006年08月12日(土曜日)----すぎもと

バレンシーア

淡路サービスエリアの観覧車

ちゃんと法定速度を適度に守りながら(苦笑)、所用で近くまで来ていたので、大丸京都店へ。大丸前に着いたのが開店の20分前。開店を待つ人がそこそこ集まっていて、開店を今か今かと待っておりました。そんな中、京ポンで名神高速道路の渋滞情報を睨みながら、今日からの帰省の出発時間を考えていると、大丸の店員さんが出てきて、手話をしながら店舗の案内を始めました。

デパートの開店を待つなんて久しぶりだったのですが、今はちゃんと手話でも案内するのですね。いつも決まった文句を案内するのならそんなに難しいものではない気もしますが、期間開催の催し物を案内するのはちょっと大変でしょうね。もともと手話の出来る人がやってるのでしょうか? とか考えていたら開店。

地下で帰省のお土産を買うのが目的だったのですが、いやぁ開店直後のデパートっていうのはコッパズカシイものですね。あっち行ってもこっち行っても丁寧に挨拶されて。あれが快感で開店に行くっていう人も居るみたいですが。

結局京都を出発したのが午後3時半頃。渋滞は朝よりも減っていて、それでも25キロっていう表示が出てたのですが、これは中国自動車道からの長さなので、中国自動車道への分岐点あたりからではそんなにたいした事ないだろうと思って出発。実際、この分岐点の吹田あたりはそんなに混んではなかったのですが、なんと予想外な所で事故を起こしてる車があって、京都南インターに乗ってほどなく、ばっちりと渋滞につかまってしまいました。

渋滞をやりすごして、吹田サービスエリアで休憩を超えると、あっというまに西宮まで着いたのですが、予定外の渋滞のせいで予定が狂ってしまったので、いつものたこフェリールートは断念して、そのまま阪神高速神戸線から第二神明経由で明石大橋へ。たいした渋滞も無く橋をわたって、淡路サーヴィスエリアで休憩。このサーヴィスエリアは5月に観覧車が出来ていたのですけれど、ゴールデンウィークは千葉へ行っていたので、見たのは今回が初めて。観覧車の中から見る明石海峡大橋もいいかもしれませんですが、あんまり興味ないので今回は乗らず、それより何か食べようかと思ったのですが、あんまり食べたいものも無かったし、人も一杯だったので次のサーヴィスエリアで久しぶりに『鯛うどん』でも食べようと思って、先を急ぎました。

鳴門海峡大橋手前のサーヴィスエリアに着いたのが夜8時35分くらい。やっと晩飯にありつけると思って入ったら、なんと8時半で終わりなのだとか(笑)。しょうがないので、また車に戻り、ササッと鳴門海峡大橋を渡って、鳴門北で降りずにそのまま最後まで。途中で港の方をから大きな花火が上がってて、それを左手に見ながら夏気分で徳島に上陸いたしました。鳴門は花火大会だったのですね。

お腹はすいたけれど、徳島に帰ってきたら絶対に寄りたいと、阿波踊り初日の雰囲気の中、ジェラートのアンリコへ急いだのですが、アンリコ前へ着くとすでに閉店(苦笑)。週末は夜10時まで開いてると思っていたら、なんとお盆は夕方で閉店なのだとか。残念。また帰りに寄る事にしよう! と気を取り直し、もうここまで来たらあそこへ行くしか無い! と初めて徳島に来る人には是非寄ってもらいたい場所『バレンシーア』へ。

バレンシーア バレンシーアのライト チキンカツ

久しぶりに行った『バレンシーア』は、昔と変わらず過剰な程の装飾で、品がいいのか悪いのかっていう絶妙なお店で楽しいのです。ボクが高校生くらいの頃、田舎町に深夜までごはんが食べられる場所っていうのは、自動販売機の弁当くらいしかなく、それ以外には約70キロも離れたここバレンシーアか、あと数店しかなくて、たまにはるばるご飯を食べに行くのが楽しみなものでした。今みたいにコンビニもなく、24時間営業や深夜営業のファミレスもないような時代ですよ。それがこのインパクトある店だったので、余計に印象深い思いでになってるのです。

相変わらずでっかい器に入った定食(うどん付き)を注文して、相変わらずデザートのパイナップルを見て懐かしかったです。本当にいつも面白い店です。

腹をたっぷり満たした後、長生経由でセブンっていうスーパーで買い物しつつ、日和佐で友達に会いつつ、実家に到着したのはすでに深夜でございました。


2006年08月11日(金曜日)----すぎもと

16キロオーバー

と言っても、体重の話ではありません。最近は酒もまったく飲まないにもかかわらず下腹が出てきて、そのせいで気がつけばズボンのファスナーが勝手に空いてる事があってビックリするというか、ちょっとした感動すら覚える毎日ですが(苦笑)、もともと痩せてる方なので、流石にそこまではまだ体重は増えません。

となると、そうスピード違反で捕まってしまいました。所謂『ねずみ取り』ってヤツですね。午後8時57分。場所は大宮通りの五条を上がった所。オーバーすると高辻通りで西に誘導されますので気をつけましょう。というか、スピードは守りましょう(苦笑)。しかし、16キロオーバーって言ったって、片側2車線のあの道を、車も少ない時間に先頭で大宮五条の信号待ちで止まったら、青に変わって出発したら、40キロの規制とはいえ、56キロくらいつい出てしまうってものですよ。

そりゃ違反ちゃ違反で言い訳も出来ませんけれど、なんかもっと悪質な運転してるやつは山ほどいるのに、こんな安全運転な善良な運転手を捕まえるとは(笑)、これはもう運が悪かったとしかいいようがないなぁ……。

でも、違反で捕まるのは5年ぶりくらい。あの時こそ(詳細は省きますが)納得がいかない理不尽なものだったのですけれど、またこれでゴールド免許は逃してしまったか。「軽微な違反なので、2ヶ月で点数は戻りますし、今回だけにしておいたら次も5年免許ですよ」と言われましたが、点数より反則金(12000円也)が痛いのよ(笑)。あーあ……。



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