パザ日誌


2005年09月28日(水曜日)----すぎもと

赤いTシャツ

昨日はCafe-Independantsにunbeltipoのライヴを見に行きまして、そこで念願のチルドレン・クーデターのライヴも見る事が出来ました。といっても、チルドレン・クーデターはもう解散してしまっていて、今回はチルドレン・クーデターBasicという事で、ドラムさんとベースさんのお二人だけでしたけれど。しかし、内容は素晴らしいもので、ベースとドラムだけでここまで表現できるのか! と目から鱗がポロポロポロポロと落ちまくりでございました。

そういう中、ボクの真ん前に座って居る人のTシャツが気になってしょうがなかったんです。赤いTシャツで漁船の名前らしき文字が書いてあるんで、初めは釣り師さんなんだな……と思っていたのですが、その下の文字を読んでいたらHiwasaという文字が。Hiwasaって我が故郷の隣町、そして我が母校がある町、徳島県海部郡日和佐町の事か? と思って気になってたのです。

で、そのTシャツの一番下にWebサイトのアドレスが書いてあったので、漁船名を覚えて帰って、検索してみますとひっかかりました。それがここ第八源洋丸のサイト。やっぱりHiwasaは日和佐だったのですね! そしてボクの前に座ってた人が来ていた源洋丸オリジナルTシャツのページもあるでわないですかっ! おぉ、これこれ。この赤いTシャツを着ていたのです。いやぁ、Cafe-Independantsで日和佐の文字を目にするとは思わなかったので、大変うれしゅうございましたですよ。釣り師の皆様、四国で徳島で釣りをする時には是非源洋丸に乗って、釣って釣って釣りまくりましょう!


2005年09月26日(月曜日)----すぎもと

Lichter-Wasser

本日、某CDショップのジャズ・コーナーへ寄ってみました。このCDショップには例の"Thelonius Monk Quartet with John Coltrane"の国内盤は1枚しか置いてありませんでしたが、ちゃんとセロニアス・モンクのコーナーに面だしで置いてありました。

このCDがCCCDだという表示がどうなっているのか見に行ってみたのですが、東芝EMIの「セキュアCD」ページに有る様にパソコンでのご使用には制約がありますという様な表示が、帯の裏面――この帯の裏は前面の2倍くらいあります――に印刷されています。専用のソフトでコピーできる事も、MacやiTunesには対応してない事もちゃんと表示されています。それでも、包装ラベルにシールで警告してある訳でなくて、しかも裏側の帯なので、面だしで置いてあってもまったく他の普通のCompact Diskと同じように見えます。いや、このCDを買う目的で決めて来てる人にとってみたら、そういう帯の辺りまでじっくり確認しない可能性も多いので、前面でタイトルと値段を確認して、買ってみてからCCCDだって気付く事も多そうな感じもしました。

ネガティヴな情報は出来るだけ出したくないっていうのは分らなくもないですが、このCDは紛れもなくCCCDなのですから、警告レベルの表示があって然るべきだと思います。未だに根強い反発がある訳なのですから。これでは余計に反感を買うだけの様な気がしてなりません。

そういうこの頃、ボクは最近月に一回Sternklang-Diskでシュトックハウゼン全集のCDを最低1枚は買う様にしてまして、週末に今月買った1枚が届きました。今回は全集58の"Lichter-Wasser"を注文しまして、週末からづっと聴いております。はじめうちのショボいミニ・コンポで流してたら、「あれ? ひょっとしてこれはイマイチか?」とかって思ってしまったのですが、後でヘッドフォンをかけてじっくりと聴いてみたら、時々鳥肌がゾゾゾーっと立つ瞬間がある、とっても美しい音楽で大喜び。いやぁ、シュトックハウゼン、はまりますな。やっぱり「光」は素晴らしいですね。

ちなみにSternklang-Diskのシュトックハウゼン全集は現在メンテナンスに入っている模様で、ページが見えなくなっていて注文も出来ません(勿論他のCDは大丈夫です)。10月中旬には復活する模様なので、なんとか来月の注文は出来るのかな? それまで"Lichter-Wasser"を聴きまくります!

ちなみに、明日はCafe-Independantsにunbeltipoのライヴを見に行くのだ! 楽しみ!


2005年09月25日(日曜日)----すぎもと

国内盤に気をつけろ!

ジョン・コルトレーンがマイルス・デイヴィスの所を追い出されて、セロニアス・モンクの所で演奏した時代の、カーネギーホールでのライヴ音源が発見され、発売されております。「ジャズ界最大の発見!」「世界的大発見!」などと言われていまして、それはその通りなのですけれども、国内盤が「世界先行発売!」みたいに言われているのは、まったくもって眉唾ものですね。先日の東京FM系の深夜番組Wanted!水曜日で、菊地成孔さんがその理由を「日本人はコルトレーン好きだから」みたいに言ってましたが、それ故に、どうしても世界先行発売しなけければいけない理由があるからだと考えるのが妥当だと思いますよ。それは以下のAmazonの国内盤とUS盤のページを見れば一目瞭然。いや、国内盤のページだけ見たらすぐに分ります。

はい、そうですね。糞CCCDなんです!国内盤わ! つまり、CCCDじゃないUS盤より先に、コルトレーン好きの日本人の為に国内盤を発売しないといけなかったのですね。日本盤オンリーなボーナストラックが付く訳でもないですからね。という訳でどうしても日本語解説が読みたいという方以外は、US盤を買う事をお薦めいたします。なんて、こんな事になるから輸入盤を輸入するのをやめさせようとするんでしょうけどね。

それから、Web上の通販サイトでは、ちゃんとこのCDがCCCDで有る事を明記してない所とかがあるので、くれぐれも注意いたしましょう!

しかし、Wanted!で曲がちょっとだけかかっておりましたが、まったく素晴らしい演奏! そして信じられないくらい素晴らしい音質でした。個人的にはドラムのプレイがカッコ良かったのもあるし、絶対購入しようと思っております。勿論CCCDじゃない輸入盤を!

関連記事


pazap研究室 all rights reserved.