パザ日誌


2005年07月10日(日曜日)----すぎもと

CD棚

CD棚:現代音楽

昨日は雨の中、外環沿いに有るミドリ電化へ行って来ました。かつては税込み表示を売りにしていたミドリですが、最近は義務化されたせいで、これを売りに出来なくなったのですね。そういうミドリ電化です。

うちにある空気清浄機のフィルターが、そろそろ交換時期なので、そのフィルターを買いに行ったのです。ちなみにうちのはフィルターの交換時期が2年なんですが、勿論これは目安でして、すでに交換1年を経過したあたりからは、要交換な状態だったので、2年を待たずして早めに交換する事にしたのでした。

ボクの知る範囲では、京都市内で空気清浄機のフィルターの在庫が一番多いのが、ここのミドリ電化京都南店なのです。前回にフィルターを探した時に、ここにだけしかそのフィルターが置いてなかったのですが、今回すでに販売が終了してるモデルとなってしまったこの空気清浄機のフィルターはあるのか? と思って出かけてみると、なんとちゃんとあったのでした。しかもフィルターのコーナーが前回よりもよりパワーアップしてまして、本当に各メーカーのフィルターが勢揃いって感じであります。京都市内にお住まいで「うちの空気清浄機のフィルターの在庫がどこにもないわ……」とお嘆きの奥様! 是非ミドリ電化京都南店へ行ってみてくださいな! 行ったら無かったっていう苦情は受け付けませんが(苦笑)。

フィルターを買った後、久御山ジャスコへ移動しました。そして、甘いニュージーランドのキウィ・フルーツ(黄色の方)を試食後、何気なく2階へ上がると、Coxっていうジャスコがやってる服屋さんでセールをしてまして、Converseの7分丈ジャージが安かったので衝動買い。そしてその近くにある店にはスパイク兄さんが大きく描かれたTシャツが売ってて、これも安かったのでつい衝動買い。服なんて買う気全然なかったのに……(苦笑)。あ、スパイク兄さんっていうのは、スヌーピーのお兄さんで、ヒゲをたらーんと伸ばしてて、いつも眠そうな目をしている、砂漠に住んでるキャラクターです。実は好きなんですよね、スパイク兄さん。(参考:ピーナッツ史料館:スパイク

それから、ジャスコの近くに有る久御山ニックに行ってみると、アイリスオーヤマのメタルラックが安くなってたので購入しました。本当は台所で使うように作ってあるみたいだったけど、CD棚にできそうだったので買ってみました。いままでテキトーに棚に突っ込んでおいたCD達がとうとう溢れて来たので、そろそろちゃんと棚が欲しくなって来た頃だったのでした。

家に帰って組み立ててみると、1段に35枚くらいは入るみたいで良い感じ。6段あるのですが、CDの高さに合わせるとあと2段は欲しい所です。結局下の方を余らせて、そこには普段あまり聴かないCDを平積みにする事にしました。

でも、全部のCDを収める事が出来ず(涙)。あと1つ必要かなぁ……と思ってしまうのでした。

写真は現代音楽コーナー。というか、クラシック・コーナーかな。1枚バッハとかもあるし。でもこのバッハも高橋悠治さんのピアノなので、現代音楽と言ってもいいのかも(笑)。


2005年07月07日(木曜日)---すぎもと

竹の音

先週のライヴの日誌に写真を2点追加いたしました。

写真を提供して頂いたのは、ベースの高木氏の行きつけのお店『竹の音』のマスターさんからです。どうもありがとうございました!

竹の音』は滋賀県甲賀市甲南町の深川商店街内にある懐メロ喫茶なのだそうですが、土日を中心にライヴとかも行われているようです。忍者うどんとか、忍者シャーベットとか、とっても興味があるので(笑)、時間を見つけて是非訪れてみたいと思います。勿論ライヴも見てみたいですね。


2005年07月06日(水曜日)---すぎもと

ヴィニー・カリウタのシンバル

話は前後致しますが、この前東京でシュトックハウゼンを見た次の日、朝から新宿へ行きまして、あまりの暑さに歌舞伎町の韓国ドンキで2リットルの水を購入。これを飲みながら、久しぶりに新宿タワレコへ。しかし流石に新宿タワレコですな。ちゃんとシュトックハウゼン・コーナーが出来ておりましたです。ここでMusik In Deutschland 1950-2000 Schöpfung Und Erschöpfung(Amazon.co.jp)を購入。シュトックハウゼンのLichtが入ってて1460円でした。

その後、中央線で西荻窪へ。お腹がすいたので『丸藤』という食堂で昼食。美味しくて安くて大満足になって、西荻窪駅前のお店で5本指の靴下を買って、そのまま『ニヒル牛』へ。みやざわえいこさんという方の絵葉書やパスカルズのCD『どですかでん』を購入。

それから渋谷に移動して、楽器屋巡りでした。クラッシュ・シンバルが欲しいなと思って探しに行ったのです。イケベ楽器のドラム・ステーション渋谷と、京都にもあるドラム専門店ゲイト・ウェイ渋谷店、Musicland Keyと回って、結局これぞ! っていうシンバルには出会えず。しかし、これだけ楽器屋が集まってるといいですね。そして、折角だから道玄坂のYamahaへも寄ってみました。ここはアブソリュート・ドラム・ショップがあるからです。で、ここは高いんだろうなぁ……と思って見ていると、ZildjianのZXT Trashformerっていう14インチのエフェクト・シンバルが半額になっておりまして、見ておりますと、店員さんに「スティックで叩いてみて下さい」って言われまして、このシンバルは個体差があるのだそうで、他の在庫品も持って来てもらって、叩き比べさせて頂きました。これが本当に同じシンバルかって程音が違うので悩んでいると、「ドラム・セットに組んで叩いてみますか?」って言われました。ここはこのドラムショップ自体が試打室みたいなものですから、個室にはいって試打するっていうんじゃなくて、人目に晒されるので、スランプ真っただ中な私めとしましては、こんな所で恥をさらして成るものか! とそれは辞退しまして、チャイナ的に鳴る方を選びました。クラッシュ探しに来たのになぁ……(苦笑)。でも良い買い物ではありました。で、これこの前のライヴにも早速クラッシュにひっくりかえして重ねて使ってみましたが、なかなか使い道のあるシンバルでした。良かった良かった。

で、ライヴが終わってから、大阪のドラム専門店ACTのサイトでシンバルを見ていたら、ヴィニー・カリウタ氏 使用のシンバル入荷っていうページを発見。ユーミンのバックでドラムを叩いた時に、実際に使用したシンバルにサインを入れて、販売しているのだとか。現在まだクラッシュが2枚残ってますが、この値段だとちょいと予算オーヴァーだなぁ……。しかもヴィニー・カリウタが叩いたって言われると、そしてサインまで入ってると、実際に買っても使えないじゃないか! 『カソリック・ガールズ』で歌詞にも登場する人なんだから(笑)。そういえば、ヴィニー・カリウタは現在日本ツアー中のジェフ・ベックのバックでドラム叩いてるんですよね。まだ生で見た事がないので、いつか見てみたいなぁ。


2005年07月03日(日曜日)---すぎもと

2年半ぶりのライヴ

懐メロ喫茶と手作りのお店

約2年半ぶりのライヴが昨日、無事に終了いたしました。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!!

このメンバーでの初ライヴである今回は、pazapのライヴ史上――ったって少ないのですが(苦笑)――初の試み、機械の体を捨てて、生身の体で再出発をするというものでした。とはいえ、もうすでに、1年くらいはシーケンサーを使わずにスタジオに入ってますので、最近はこのスタイルが普通になっております。

で、一応メンバーの投票によって決められた、今回のセットリスト。

  1. くらむぼん
  2. ひげの魔法
  3. ボク
  4. おやまのフジー
  5. Hell Ditty

SEとして使ったのは、アメリカの作曲家Lou HarrisonのSimfony #13というパーカッションの曲と、ザッパが愛したエドガー・ヴァレーズの名曲『イオニザシオン』を左右に振って、真ん中にルチアーノ・ベリオのセクエンツァIXaのクラリネット・ソロを。そして、バックにはイアニス・クセナキスのHibiki-Hana-Maという電子音楽をミックスしたものでした。ボクが打ち込んだ部分までは出てたのかな? セッティングしてたので、ちょっと分りませんでした。

『くらむぼん』は、今回のライヴの為に急遽付けくわえた、台詞付きの短いフリー・インプロから始めました。5拍子のシーケンス・フレーズは、ギターの付点8分ディレイのフレーズに置き換えられました。7拍子になる辺りからは、最近はカリプソを7拍子にしたパターンを叩いてるのですが、前回のライヴでは、色々な理由からこの辺りがボロボロだったのを記憶しておりますが、今回はやっと上手い事いったって感じです。

『ひげの魔法』は、ついついテンポが走り気味になってしまう傾向がありまして、なんとか走らないように気を付けていたのですが、本番はやっぱり速かったですね(苦笑)。メンバーの皆様すみませんでした(土下座)。個人的にかなりのスランプ状態真っただ中に居まして、ライヴ数日前でも人に聴かせられる状態に無かったので――これは謙遜でも何でもないです。事実です――意識的にツーバス踏むのをやめてましたが、この曲ではついつい踏んでしまってました。今回唯一エンディングが派手な曲でもありましたですね。

『ボク』はライヴでは初めてやった曲です。繰り返されるフレーズは鍵盤ハーモニカに置き換えました。ギターソロ後半のポリリズム部分は、この編成ではポリリズムにはなりにくいですが、エンディングはこの編成でもしっかりポリリズム。3と4と5のポリリズムです。つまり全員ちがう拍子で演奏しておりますので、単調でずっと4拍子の曲みたいなものですが、実は難しいという曲です。

『おやまのフジー』は間奏にあったピアノ・ソロの部分をベース・ソロに置き換え。ポリリズムも無くしてシンプルな感じにしました。安心して気持ちよく演奏できますです。

『Hell Ditty』はイントロのDitty部分を無くしました。そして、この曲の中盤からフロア・タムが傾いて来ました(笑)。出来るだけフロアを叩かないようにしてたのですが、それでも2回くらい叩いてみると、更に右足に寄りかかって来て大爆笑でした。くそっ! 最後の方は右足ふとももでフロア・タムを押さえつつ、バスドラを踏むとハメに。実はスタジオではたまにある事だったので、若干なれてはいましたが。でも最後の曲で良かった。

pazap Live 2005-07-02-2

個人的にはもの凄く楽しくて、楽しくてしょうがない! って感じで叩いてました。今までも良く「楽しそうに叩く」っていうのは良く言われるのですが、今回は特に楽しそうに叩いてたらしいですね。自分では分らないのですけれど……。いや、でも楽しかったですよ。

実はライヴ前日のスタジオ練習終わりに話していたのは、こういう音楽だからライヴハウス側に受け入れられないかもしれないなぁと、きっとそうだから、その場合はすでに決まっていた次の8月のライヴは、フリー・インプロとか好き放題やって、無茶苦茶にしてケツまくって逃げようっていう話まで半分冗談でしていたのですが(笑)、実際はもの凄く良い印象を頂いたみたいで、本当にビックリでした。いやぁ、別に人の為に音楽やってる訳ではないと常に思ってやってるのですが、評価されるっていうのは励みになるのだなぁとしみじみ思ってしまいました。勿論、ライヴハウスの方々だけじゃなくて、fujiiさんや弟ソルティまさゆき氏や、その他来ていただいたかたから、励みになる言葉などを頂きまして、本当にありがとうございました。今朝おきたら6センチ程鼻が伸びていて困りました(笑)。

これからも皆様の評価を良いプレッシャーといたしまして、楽しく音楽していきたいと思います。うちにしては珍しく(苦笑)、次回8月27日(土曜日)のライヴも決定しておりますので、またよろしければお越し下さいませ!

では最後に、ARCDEUXのスタッフ皆様、対バンの皆様、全てのお客様、本当にありがとうございました!


2005年07月02日(土曜日)---すぎもと

小川るみさんインタビュー

クラシックニュースのインタビューで、来日中のアンサンブル・モデルンから、打楽器奏者の小川るみさんのインタビューを動画で見る事が出来ます。しかも、なんとフランク・ザッパの話がインタビューの大半を締めているというのも嬉しい限りです。ザッパファンは要チェック。

現代音楽ファン、ザッパファン、打楽器をやってるものとして、そして、なによりアンサンブル・モデルンのファンとしても、大変興味深いインタビューです。それにしても小川さん、喋りだすと止まらないタイプですね。素晴らしい。この調子で2時間くらいのインタビューにして欲しかったです(笑)。

今から寝て夜はライヴなので、早く寝ようと思っていたのですが――ちなみに今は午前2時22分です――ついつい全部見てしまいました。今回シュトックハウゼンは見る事が出来たけれど、アンサンブル・モデルンも生で見たかったなぁ。あ、いけない、寝ないと。



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