日曜日のpazapの練習の後、いつも使ってるスタジオStudio RAGの会員の更新をしたら、24日にLive Spot RAGで行なわれるライヴの招待券を貰ったのです。
会員は1年更新なんですが、最近は更新の料金も下がって210円でした。それに前売り4000円のチケット、しかも2名まで入場可なので8000円分が付いて来るならかなりお得ですね。貰ったチケットはTim Armacost Quartet from N.Yというタイトルの付いたもので、メンバーはTim Armacost(Sax)、Bruce Barth(P)、Ray Drummond(B)、Billy Hart(Ds)というもの。最近RAGはとんとご無沙汰ですので――というか、観たいライヴがないのですが――久しぶりに行ってみようかとか思ってます。
でもちょっと普通のジャズだったらどうしようかとか、心配はあるのも事実。まさに大友良英さんのはてなダイアリでの次のコメントに激しく同意なのです。
逆にすでに定まった方法だけで組まれるアンサンブルのジャズと呼ばれる音楽に、私は興味がもてない。
→大友良英のJAMJAM日記-はてな版-2005-05-17 ジャズ?より
このコメント、「私は」っていう部分も重要だと思うんですね。そういうジャズを否定する訳ではなくて、「私は」興味がもてないんです。ボクがRAGに最近行かなくなった理由もその辺に有る様な気がするんですが、さぁどうなんでしょ?
相変わらずゴールデン・ウィークをまだひきずってるのですが(苦笑)、ゴールデン・ウィークのフィニッシュは京大西部講堂でのライヴ。しかも2デイズ行って来ました。
1日目、7日(土曜日)の出演は
この日は20時からpazapの練習だったので、19時には会場を後にしなければいけませんでした。ちょうど羅針盤の途中でしたですね。せっかく浜田真理子さんが生で観られるチャンスだったのに……。もの凄く観たかったのですが、涙をのんでスタジオへ向かいました。この時の音源が最近アップしたセッションです。語りで京大西部講堂が出て来るのはこのためですね。
西部講堂に入るのは、2回目。p-hour 01のDCPRGを観に行った時に初めて入りました。いや、正確にはその前に知り合いのバンドを観るために学祭に行った時に、ちょっとだけ入った事はありましたが、ほんとにちょっとだけで何がなんだか分りませんでしたです。古くて味が有る講堂ですけれど、音響的にはあまり良くない会場のような気はしますが、それでも何故か好きな場所ではあります。これは、かつてこのステージでZappa御大が演奏したという先入観からなのでしょうかね?
2日目、8日(日曜日)は
Watts Towersは2度目ですが、その前にフォルティ・タワーズを1回見てるので、岸野雄一さんの舞いを観るのは3度目でした。造形のフォルティ・タワーズは「花道一人旅」、メトロの時は「ボヘミアン・ラプソディ」と「花道一人旅」。で、今回の舞いは「花道一人旅」だけでしたが、岸野さんのBBSによると、何と、この舞いは今回が最後なのだと!! とっても残念でございます。
相変わらず、岸野さんのステージは全体で一つの物語りを観てるようで、エンディングは脳内でエンド・ロールが流れるという爽快感。それと同時に、笑いを誘う岸野さんの語りのひとことひとことが、心の奥に突き刺さって、少しずつ少しずつ、しかも静かに溶け出して来るようでした。
ただ、今回は「何処へ帰る道」が聴けなくて残念ではありましたが、最近お気に入りの曲魔法の機械に針を落とせば
っていうサビの曲(曲名が分りませんです)が聴けたので大満足でした。この曲はレコード(CDじゃなくて)がテーマの曲ですが、針が飛んだり、回転が遅くなったりっていう趣向が凄く楽しいです。これ、リリースして欲しいなぁって思うのですが、まぁそれは大きなお世話さ心配ご無用です。聴けなくたって歌えますからね!
あと、カヒミカリイさんを生で観るのは初めてでした。あのウィスパー・ヴォイスですっかりとろけました。トロントロン。そして、京都が誇る天才! レイハラカミ氏も生で観るのは初めてでした。これも凄い! レイハラカミさんってRolandのSC-88使いとして有名ですけれど、今でもそうなのでしょうか? どんな機材を操ってるのかっていうのも興味有る所でしたけれど、それよりも四つ打ちが鳴ってたりしてても、フロアがまったく踊ってないっていうのも印象深かったです。これは踊れないっていうよりも、音が心地よすぎて酔いしれてるっていう感じでした。これは凄かった!
いまさらながら、ゴールデン・ウィークの写真などを……。
帰るときに徳島市内に寄って行ったんですが、ちょうど「はな・はるフェスタ」っていうイヴェントをしていて、色々と見て回りました。
藍場浜公園ではステージが組んであって、阿波踊りとかをしていたり、その周りでは徳島県内の市町村の屋台等が出ていて、名産品等を販売していました。
この写真は、新町橋の所で行なわれていたライヴ。帰った時にはいつも行くジェラート屋さん「アンリコ」のすぐそばだったので、ジェラート――今回は「なると金時」と「桜」のダブルをチョイス。「なると金時」がお気に入りなのです――を食べながら、このグループの演奏だけ拝見しました。
この日は風が強くて、P.Aにも風の音が入ってしまうくらいなのですが、それもなかなかオツなものでございました。一番手前の人はシタールなのですが、シタールを生で聴いたのは初めてでした。いいねぇ、シタール。
今回の帰省中は、毎日毎日掃除の日々でして、あんまり遊べなかったんですが、タケノコ掘りと釣りには行って来ました。
タケノコは時期的に終わりかけていて、ほとんど残ってませんでしたが、それでもなんとか4本くらいは掘れまして、久しぶりにかまどに火を入れて、茹でて食いました。これは美味しかったんですが、よくテレビで刺身にして食ってるのを真似してみたら、これが不味くてえらい目に合いました。あれって本当に美味しいんでしょうかね。食い方が悪いのでしょうか?
それはともかく釣りです。最近釣りに行く時には、家に置いてある安物の竿とリールを持って、ジャージにサンダル履きで、釣り具屋さんでパックに入った大粒のオキアミだけを買って出かけるっていうお気楽なやり方をやっているのです。2日釣りに行ったのですが、かかった金額は餌代350円のみ。まぁ、そんなに大したものが釣れる訳ではありませんが、釣れなくてものんびり出来るのでいいのです。
今回は久しぶりにてんびんを付けて、投げてみましたが、食える魚はシロギスが1匹釣れただけでした。全体的に小さい魚ばっかり釣れましたので、キス以外はリリース。久しぶりにゴイズイを2匹釣ったんですが、これは勘弁して欲しいです。小学生の頃は学校から帰ってから、よく釣りに行きましたが、友達がこのゴンズイを釣って、針を外す時に刺されて、次の日に学校を休んだのを思い出しました。
写真はこの辺りでは「ガガネ」と呼ばれている魚。まだちっちゃくてかわいらしかったので、もちろんリリースしました。
帰省する前から徳島新聞のサイトのニュースで情報は得ていたんですが、隣町、日和佐町に道の駅日和佐という施設が出来てたので、寄ってみました。これは道の駅から見た、23番札所薬王寺です。
この「道の駅」では地元で取れた野菜や特産品などを売ってたのですが、思いのほか安いのでびっくり。スーパーで買うより安かったりしてお得です。ボクはこれがないとダメなもの、柚子酢を買って来ました。一升瓶で1400円也。普通スーパーで買うと、200mlくらい入って300円はするでしょう。全国的なブランドになった、高知の馬路村の柚子酢は、ちなみに一升瓶で3000円です。うちはこれ一升瓶で買っても、大事に使って半年くらいで無くなります。これで寿司なんか作るとすぐに無くなってしまうので、やっぱり一升瓶で買わないと。ボクはこれで育ってるので、米酢がダイッ嫌いなんです。給食で酢の物が出て来た日には、拷問でした。
そして、この「道の駅日和佐」には無料の足湯がありました。
ちょうどこどもの日が近かったので、ちゃんと菖蒲湯になってました。今回は入れなかったけれど、次回帰った時には入ってみよう。でも、100円でタオルは買ってみました。ここオリジナルのタオルを。
あと、お土産もの売り場で売ってた「すだちソフトクリーム」っていうのも食べてみましたが、思いのほか美味しかったです。
日和佐町の大浜海岸はウミガメが産卵に来るので有名な所です。だから、公衆電話もウミガメの形をしております。珍しいでしょ。まぁ、最近は公衆電話自体が珍しいっていう話もありましょうが……。
京都には5日に戻ったのですが、その途中にも日和佐に寄りました。
こどもの日のイヴェントで、子カメの放流とかのイヴェントをやってたのですが、行くのが遅くて見る事が出来ませんでした。残念。
ウミガメ博物館「カレッタ」の前に行くと、カメの着ぐるみを発見。「カメ子」と「カメ吉」かと思ったら、名前は「カレッタ君」と「カレンちゃん」なのだそうです。