パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年04月10日(土曜日)----すぎもと

古着

更新をバックれてた間に何をしていたかというと、古着を漁ってました。

普段、着るものには一向にかまわず、1週間くらい同じものを着ていても――勿論、下着とかは毎日着替えますが――まったく平気なのですが、流石にそれもまずいだろうと思い立ち、3月の終わりに服を買いに出かけました。

新堀川通りの「コミック・ショック」という古本屋さんの南隣りにあるZaccabackerというお店は、前からちょくちょく覗きに行きますが、かつてはCD屋さんとかだったと思います。それが行くたびに中古CD屋さんみたいになったかと思うと、いつの間にか雑貨屋さんみたいになってて、その次ぎに行くと古本屋さんみたいになってたりとしてるという面白いお店でした。それがここ最近、奥の方にあった古着コーナーが、いつの間にか勢力を増してきて、今ではほぼ古着屋さんと言って良い感じになっております。

前に何かを買ったときに貰った割引券の期限が3月末までだったので、それを使おうと出かけたのですが、今はバーゲン中だという事で、1番奥の方にある「350円コーナー」の古着が、なんと5着で480円なのでありました。1着あたりにすると96円!! 百均より安いというので、まとめて買い込み、ついでに1000円のジャンパーも購入したのでした。

そして、その時にまた貰った300円割引券を持って、今日もZaccabackerへ行って来たのでありました。人に上げるものやらなにやらを、安い350円コーナーから漁りだして、結局15枚購入。あと、気に入ったジャケットがあったので、それも600円で購入。しめて16着で1740円也(割引き込み)。安すぎです。前回もかなり買い込んだんですけれど、よく探すと色々と良いものがあったりしますです。5月末までの割引券をまた貰ったので、それまでにまた行かなきゃ。

それから、今日は久しぶりに図書館へ行ってきたのでした。昨日の京都新聞の記事によると、図書館から行方不明になってる――つまりパクられてる――本などが1万点以上あるのだとか。ボクも読みたかった本がパクられてた事がありましたけれど、そういう苦情が多くて、2月から3月にかけて、1週間くらいづつかけて各館で調査をしたのだそうです。図書館から本を盗み出すっていうのはありそうですが、ボクがびっくりしたのは、借りて1年以上返却が無いものが8千点以上あるという事でした。それはちゃんと取りたて出来ないの? というか、返せよ!! ボクが良く行く醍醐中央図書館だけは、レンタル店などの様に出入り口に防犯システムがあるのですが、その為か他の館よりは盗難とかは少ないようで効果があるみたいです。でも、いつまでも帰ってこない「枝雀落語大全10」なんかは、きっと返さないヤツがいるんだろうなぁ……。

そういうヤツも頭にきますが、ライナー・ノーツをパクるヤツや、洋楽とかで日本語の解説だけをパクる輩が結構居るんですよね。図書館の本にかってに線を引いたりしてるアホと同じくらい腹が立ちますですよ!

ちなみに今日借りたのは、前に借りてて読み切れなかった「百鬼園随筆」(内田百閒/新潮文庫/ISBN4-10-135631-9)を延長したのと、「続・百鬼園随筆」(内田百閒/新潮文庫/ISBN4-10-135632-7)。ちなみに内田百間の「間」は、本当は「門」の中が「日」じゃなくて「月」です。変換できないので。表示できました。BBSにて関堂さんに教えて頂きました。

CDは「特選!!米朝落語全集」とギドン・クレーメルが演奏してるアストル・ピアソラ作品「ピアソラ/天使のミロンガ」(ワーナーミュージック・ジャパン/WPCS-10032)。これはピアソラの「タンゴ・バレエ」「天使の協奏曲」「室内オーケストラのための3つの小品」が収録されてるんですが、アルバムの原題が「タンゴ・バレエ」なのに、日本語盤は「天使のミロンガ」なんですね。こういうパターン、多いですねぇ。


2004年04月09日(金曜日)----すぎもと

バナナのケーキ

更新をサボってた間に何をしていたかというと、ケーキを食ってました(笑)。

某日、カナート洛北の地下で、椅子に座って「あべきた」('04 04→06号)という京都市北部の情報が載ったフリー・ペーパーを読んでたら、おいしそうなケーキ屋さんが紹介されていて、近くだったので帰りに寄ってみました。

Lamartine(ラマルティーヌ)というお店は、下鴨神社の近くの下鴨本通沿いにありました。

だいたいケーキ屋さんっていうと、外から店内が見える様になっていて、美味しそうに並ぶケーキが、焼き鳥屋の煙やカレー屋から漂う匂いの様な効果を生み出してるんですけれど、このお店は外からはケーキが見えないので、知らないで通るとケーキ屋さんだっていうのが分らなくて、また、ちょっと入りにくい感じがします。でも、ケーキはどれもお手頃の値段なのが、この店の雰囲気からすれば嬉しい所ですね。

「あべきた」で紹介されていた、バナナとショコラのケーキ「フォレ・ノワール・バナーヌ」(360円)を買おうと、店内に入ってみたものの、残念ながら売り切れ。しょうがないので、名前は忘れましたが、そのケーキの親玉みたいなケーキを買って帰りました。そして、これが美味かったのでした。他にも美味しそうなケーキが色々とあったので、絶対にまた買いに行こうと心に決めている毎日です。

そういう毎日を送っている昨日は、蛸薬師通りの烏丸をちょっと西に入った所にある"Vingt-sept Degrés"(ヴァンセット デュグレ)というパン屋さんの「プディング」を食べました。これは安くて美味しくて、かなりお薦めです。なんと1個50円。人気があるのか、売り切れている事が多いので、寄った時にあれば即ゲットです。

そういう食い意地のはった日々を送っている今日は、三条通りの御前角にある、ボクの大好きなパン屋さん「天狗堂」さんの前には、まだ「クリームホーン」が並んでおりました。冬季限定なので、もうそろそろ無くなってるのかなぁ……と思っていたのですが、まだ今でも売ってるのですねぇ。今日は買う事が出来なかったのですが、終了するまでにもう1回食べたいなぁ……。

……そう思いながら、「亀田のカレーせん」をボリボリボリボリとかじりながら、この日誌を書いてるという様な有様です。

関連サイト

2004年04月08日(木曜日)----すぎもと

おとしばなし

結局、昨日は「上方演芸ホール」の桂雀々さんの落語「さくらんぼ」を最後迄聴いてから就寝しました。「さくらんぼ」ってどうな噺なんだろう? と思ってたら、あの頭の上から桜が生えるという有名な噺「 頭山 あたまやま 」だったんですね。ずっと落語で聴いてみたいネタだったので、嬉しかったです。突拍子も無い噺だけに、雀々さんも「着いて来てますか? 考えたらダメですよ」みたいな事を、度々お客さんに言ったり、下座の人に突っ込んだり――仕込んでたんでしょうけど――で、とても楽しい落語でした。頭から桜の木が生えてくる人のキャラクターが、なんともいい味が出てて良かったです。

そういえば、更新が停まってた間に何をしてたかというと、何かひたすら落語のCDを聴いてたという感じがします。「枝雀落語大全」という40集までのシリーズはあと10集1枚を残すだけ――これだけなかなか図書館に返却されないのです――ですし、「特選!!米朝落語全集」もかなりの数を聴きました。あと、桂ざこばさんや桂雀々さん、それから桂吉朝さんのも聴きました。

で、その桂吉朝さんの独演会がもうすぐ京都であるんですが、そのチラシを昨日、地下鉄の駅で見かけました。演題をみると、なんと「 地獄八景亡者戯 じごくばっけいもうじゃのたわむれ 」やおまへんか! 他は「はてなの茶碗」とか、桂む雀さんの「雨乞い源兵衛」など、ボクの大好きなネタばかり。猛烈に行きたいんですけれど、行けないのよねぇ……。残念。

桂吉朝さんの「地獄八景」は、「桂吉朝おとしばなし 吉朝庵」の「その1」(Toshiba EMI/TOCZ-5187)を図書館で借りて聴いたんですけれど、70分を超える大ネタなのに、まったくダレささないのは凄いですね。色々とオリジナルな所とか、落語家さんの物まねとかまでやってて、爆笑の連続で楽しいです。お客さんからのリクエストで、枝雀師匠のマネをやっていたのですが、 CDだと姿が見えなくて、面白さが分らないのは残念な所です。まぁこれは落語CD全般に言える事ですけれど……。

そういえば、米朝師匠の「地獄八景」も聴きましたが、枝雀師匠のが聴きたいのです。そしてそれが、先に書いた「枝雀落語大全」の「10集」に納められてるのですよ。図書館でこれを借りてる人、早くボクまで回してくだされー!!


2004年04月07日(水曜日)----すぎもと

携帯用絆創膏

Degustation A Jazz

鈍臭い事をして、左手の親指を少しだけカッターで切ってしまいました。ちょっと血なんかが出て来たので、初めはこんな自分にも血が通ってる事に感動してたのですが、そうは言ってられなくなって――そんなに大袈裟な怪我ではないんですが――ある人に絆創膏を2枚貰いました。それで血はすぐに止まったのですが、個人的な絆創膏を貰ってしまったので、自分の分と共に、絆創膏を頂いた方にも返しときたいなぁと思って大手の薬局へ行きました。

……が、しかし、自分用のはすぐに見つかったのですが、お返しの分のが見つからないのです。それは、貰った絆創膏が携帯用のものだったので、同じ様な携帯用絆創膏セットみたいなのを探したのですが、最近こういうのが無いのですね。何件かの薬局とコンビニをハシゴして、それでも見つからなかったのでロフトへ。ロフトなら何でも有るだろう……と思ってたのがダメで、ロフトのテーマ曲(?)をひとしきり口ずさんだ後、近くに居た店員さんに尋ねてみても、置いてないとの事。しょうがないので、その後Sony Plazaとか閉店間際の大丸まで行ってみたんですが、どこで聞いても「ありませんねぇ……」という返事です。ただ、サンリオのKittyちゃんのとかのお子ちゃま向けとか、百均の趣味の悪いのとかは有ったのですが、普通の絆創膏で携帯用のがまったくないんですね。

マツモトキヨシさんちにも置いてなかったので、しょうがなく帰る事にしまして、その電車の中でフと気づいたのが無印良品。そうか! それを忘れてたか!! と思いましたが、もう時間は8時半で閉店してそうな時間。それでも9時迄空いてる店を探して、9時ぎりぎりに滑り込んでセーフ。あっけない程あっさりと、目的のものを見つけましたです。しかし、何で最近は携帯用絆創膏が売ってないんでしょう? その疑問は解けませんでした。売れないのかなぁ……?

そういう事をしてる間に、久しぶりにタワーレコードへ寄りまして、発売されたばっかりの菊地成孔さんのアルバム"Degustation A Jazz"を購入。初回特典で菊地成孔クインテット・ライヴ・ダブのライヴDVD(2曲入り)のオマケ付きで、さらに7月16日(金曜日)にタワーレコード難波店で行なわれるインストア・ライヴ&サイン会の引換券付きでした。京都で買っても難波のインストアの権利が有るのは嬉しいですねぇ。 musée(Vol.48)にも菊地さんのインタヴューが載ってましたです。

……という事で、疲れたのでCDも聴かずに寝る事にいたします。そういう今、テレビでは「上方演芸ホール」という、多分関西ローカルなNHKの番組をしておりまして、桂南光さんのお弟子さんの、桂こごろうさんの落語が終わりまして、今、桂雀々さんの落語が始まった所です。見たいのですが、ヴィデオに録画してるので、またそのうちに観る事にして、おやすみなさい……。


2004年04月03日(土曜日)----すぎもと

日焼け

今日は1日中外に居たせいで、顔が日焼けでヒリヒリしてます。家に帰ってからはずっと氷で冷やしたりしてましたが、特に鼻の辺りが真っ赤っかになってます。風呂に入ったときに鏡で見たら、眼鏡のフレームの線だけは焼けてなくて、それがなんとなく水着の跡みたいで、どことなく恥ずかしいのが気になります(笑)。


2004年04月01日(木曜日)----すぎもと

うそ

生まれてこのかた、嘘なんかついた事なんて無いこのボクは、どうやら今日は公に嘘をついてもいい日らしい……という事を聞いて卒倒しそうなくらい驚きました。「あぁ、今日嘘をついてしまった人が、閻魔さんに舌を抜かれてしまわない様に……」と、今日は1日中お祈りをして過ごしました。

……まぁ、そういう事です……(笑)。



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