パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年01月10日(土曜日)----すぎもと

ブロッサムの眼鏡屋さん

アジのお寿司はまずまずの出来で美味しかったので、今ボクの体の五分の二くらいが柚子で出来てる計算になります。

そうそう、この前に大阪は鶴見区のナミハヤ・ドームの隣にある 鶴見はなぽーと・ブロッサム――前はこういう呼び方だったと思うんですが、最近は「ブロッサム・アウトレット」っていうんですかね?――に行った時に、久しぶりに眼鏡を新調しました。今の眼鏡は多分四年くらいは使っていて、そろそろ新しいのが欲しいなぁとは思っていたんですが、それをブロッサムで買う気ではなかったんです。

ブロッサムはナイキとか無印良品とかのアウトレットのお店が一杯入っているショッピング・モールですが、ボクがここへ行く目的はスヌーピー・タウンがあるからで、アウトレットは二の次のオマケという感じです。優れたビジネスマンであって、個人的には漫画家とは思ってないディズニーより、ボクは生涯毎日ピーナツを描き続けたチャールズ・M・シュルツさんが大好きで、大のピーナツ――スヌーピーが出てくる漫画――好きとしましては、日本で一番初めに出来たスヌーピー・タウンのブロッサム店には、開店当時からよく通いました。今では全国に何店舗も出来て、大阪にも二店舗目のHEP Five店が出来て、USJにもアトラクションが出来て、その反面ブロッサム店は規模が大幅に縮小してしまって残念ですが、それでもここには色々と思い入れがあるので、たまに無性に行きたくなるのでした。何年か前は正月に販売される福袋を求めて、連日訪れた事もあったのでした。そういえば開店を並んで待って、非売品の限定記念メダルを貰ったりもしましたです。

スヌーピー・タウンをひととおり観た後、アウトレット店もひやかして帰ろうと思っていると、多分前は回転寿し屋さんがあった一階のスペースが、T.G.Cという眼鏡屋さんになっていたのです。買う気なんか無かったのですが、3600円、5400円、7200円の三段階の料金設定で、それにはフレームだけじゃなくてレンズ代も込みだというので、つい一番安い3600円ので気に入ったのがあったので、試しに買ってみたのです。出来上がりまでに五十分くらいというので、他の店をひととおり廻る間に出来てる感じでいいです。ちょっと検眼とかはいつもの眼鏡屋さんの方が安心だなぁとも感じましたが、それでも悪い訳じゃなくて、予備のとかお遊び様とかにはもってこいだなぁと思いましたです。今度行った時はお遊び様の派手なのを買ってみようと思ったりしております。


2004年01月09日(金曜日)----すぎもと

スーパーの犬

ついでがあったのでスーパーに寄ってみたら、そこそこいい感じの大きさのアジが7匹で98円だったので買ってみました。これでアジのお寿司にチャレンジしてみよう……と思いながら店を出ると、車止めかなにかの太い鉄棒にロープでくくりつけられて飼い主を待ってる、プリティなシーズー犬が一匹居ました。その犬はボクを見ると飛びつかんばかりの勢いで近寄って来たので、一瞬なでてやろうと思ったのですが、買い物袋とかで両手が塞がってたので――なんせトイレットペーパーとかを買ったので――諦めたその瞬間、その犬のロープがポロリと鉄棒から外れてしまったのです。ゲ! これはヤバい。こういう時は見て見ぬ振りが一番! (笑)と無視をして二、三歩進んでみたものの、やっぱり気になって後ろを振り返ってみると、自動ドアをクリアして店内に向かって全力疾走している瞬間でした。あはははははははははははは。その姿があまりにも面白かったので、大爆笑しながら帰ったのでした。犬って楽しいですね。

アジはぜいごを取って三枚におろしたのですが、久しぶりだったので手間取ってしまったのです。「白い巨塔」の唐沢みたいに、曲を口ずさみながら、空中で三枚おろしをシミュレーションしたんだけどなぁ……。


2004年01月8日(木曜日)----すぎもと

ウィルキンソン

ウィルキンソン

リーガルという靴のメーカーが日本の企業だというのを、最近のテレビで初めて知ったのです。そして、ウィルキンソンというジンジャ・エールも舶来っぽい顔をしながら、実はアサヒ飲料が作ってるのですね。そういうウィルキンソンを買ったのを冷やして飲みました。ずーっと売ってる店を探してたのですが、なかなか見つからないのです。どうやらこれはカクテル用に使われる場合が多いので、だいたいが業務用として飲み屋さんとかに卸されていて、なかなか小売りしてるのを発見できないのですな。喉がカーッ! となる感じで辛口なのも、小売り向きではないみたいです。これを飲むと普通に売ってるジンジャ・エールがお子ちゃまの飲み物に感じる位の違いがあります。

ネガポジにライヴを観に行った時とか、カフェ・アンデパンダンとかに行った時に飲んでるんですが、家で飲みたいなぁ……と思ってもなかなか飲めないんですね。この前のクリスマス……じゃなかった、ザッパッパ・ディでも飲もうと思って探したんですが見つけられませんでした。前に大阪の梅田の「成城石井」では売ってたんですが、大阪からビンものを買ってくるのは辛いんですよね。今回のは鶴見区のブロッサム・アウトレットにあるグランマルシエで買ったものですが、前に久御山町の同じ店に行った時には売ってませんでした。

そうそう、fujiiさんの日記によると、生野さんの参加してるSomethingも何回かライヴをやった事がある、西院のライヴハウス「ウーララ」でもこのウィルキンソンを出しているのだとか。

関連サイト

2004年01月7日(水曜日)----すぎもと

靖国参拝メモ

正月から、小泉首相が靖国神社へ参拝とかなんとかで話題になってますが、その辺りの報道にもまっとうなものがないので、備忘録をメモしておきます。ボクが持ってる資料の中からなんですが、ソース元はメモしてないので、調べてみます。

靖国神社が神道の考え方によって戦死者やA級戦犯を祀ってるのだとしたら、その神道はどういう考え方によって成り立ってるのかっていうのが一番大事な事なのに、そういう事に言及して批判する人たちを、マスコミとかでは一向に見かけないのはまったく不思議。日本人がいかに宗教音痴や宗教嫌いなのかが分るという事なのでしょうか? だから、A級戦犯の十四人が三十三回忌を待ってから祀られているっていうのを知らない人も多いんじゃないんでしょうか? この辺りの「戦犯だから」っていう批判は、神道の考えでいくと的外れな感じがします。宗教的には同じになってるんですから。

だからといって、小泉首相が私的参拝と言いながら「内閣総理大臣」と記帳したりすると言った、まったく中途半端などっちつかずの態度なのは呆れますね。行くならちゃんと議論をして憲法改正してから、堂々と公式に行けばいいのに(公式参拝しろ! と言ってるんじゃなくて、するなら筋を通してからしろ! という意味ですよ)、「これは初詣だ」なんてボケた言い訳は、お得意の思いつきなんでしょうけど。今回は知らないけど、神道の儀式を無視して批判をかわそうとする無礼も許せないです。自衛隊を軍隊じゃないと言ってるのと、まったく同じまやかしが、いかにも日本的と言った所でしょうか……。


2004年01月6日(火曜日)----すぎもと

ポン酢って何?

パンプルムースのモンブラン

しかしこの正月は食いまくりの日々でして、体重計に乗るのが怖いです。久しぶりに実家に帰ったからっていうのもあるんですが、その食欲は京都に戻って来ても続いております。今日はパンプルムースというケーキ屋さんのモンブランをごちそうになりまして、大変おいしゅうございました。

実家では久しぶりに祖母の作ってくれたお寿司とかを堪能しまして、あまりの美味しさに京都でも作ってみようとたくらんでます。うちの方のお寿司っていうのは独特で、米酢を使わないんです。柚子をしぼったモノをお酢の変わりにして、砂糖も使わず、押し寿司や、これまた柚子の酢でしめたアジをのせたにぎり寿司なんかをつくります。それから、ちらし寿司にしても押し寿司にしても、金時豆を入れるのが特徴なんですよね。これ結構美味しいですからお試しください。あと、紅ショウガも梅酢に漬けたもので、これがこのお寿司に合うんです。梅干しを漬けてある中に一緒にショウガを漬けておいたりするだけなんですが、京都でもスーパーで買って来た「梅酢」に漬けて作ってたりします。普通の紅ショウガとは違って、これまた美味しいです。

最近のお気に入りは、徳島で買って来た柚子もろみをご飯にのっけて食べる事です。そういう訳で、きっとボクの体の五分の一くらいは柚子だと思います。柚子なしでは生きて行けません。ポン酢にしても、旭ポンズ派と馬路村のポン酢派でどっちが旨いか? とかって論争(?)を聞いたりしますが、その発想が分りません。ポン酢を買った事がありませんし、食べてもおいしいと思いません。一升瓶の柚子の酢があればオッケーです。鍋のスープと醤油と柚子の酢とかで自分で調合するのが一番です。


2004年01月5日(月曜日)----すぎもと

天龍のラーメン

天龍のラーメン

京都へ戻って昨日は、京大の近くにあるCDショップ"Joe's Garage"へ。2日から5日までは恒例のメンバーズ・セールをやっていて、新品は10%オフ、中古は20%オフなので行ってみました。うーん、やっぱりお金さえあれば欲しいCDが山の様にあるんだけどなぁ……と思うのでありました。ちなみにアンサンブル・モデルンの「グレッガリー・ペッカリー」も今回はちゃんと置いてあるのを発見。その隣には、これも先月にでたばっかりのイタリアのバンドOssi Duriのザッパ・トリビュートアルバムが置いてあって、マイク・ケネリー、アイク・ウイリスらもゲスト参加してるとの事で、ちょっと衝動買いしそうになりましたが保留。

ずっと欲しくてまだ買ってなかったザッパ御大のCDを買おうと手に持ったんですが、紙ジャケしかなかったのでやっぱりやめて(紙ジャケって好きじゃないんですよね)、中古の「ビート・ザ・ブーツ!」モノを二つ購入。他にもエドガー・ヴァレーズのCDが中古で二枚あって、これも衝動買いしそうになったんですが、ヴァレーズは何枚も持ってるのを自分に言い聞かせて、事なきを得ました(苦笑)。ピエール・ブーレーズ指揮のものと(多分)ズビン・メータ指揮のものだったんですけれど。

その後、お腹がすいたので、北まで来た(シャレじゃないですよ)ついでに、最近何故かラーメンづいてるので天龍へ。堀川通りの北大路を上がって「しぐれ焼き」の「カーニバルすずや」を超えた辺り、今宮通りの手前の歩道橋の西側にあるラーメン専門店です。久しぶりにボク個人的には一番好きなラーメンの並と、前から食べてみたかった手羽餃子――手羽先の中に餃子の具を入れて揚げてあるもの――を食べました。ラーメンは濃厚な味の醤油ラーメンで、ボク基準である「ご飯に合う」というのにぴったりなのがポイントです。よってあっさり好きな人と一緒に行っても受けはいまいちなのです。濃厚と言っても天下一品のコッテリとはまた違う感じですけど(ボクは天下一品が苦手)、これに辛子味噌みたいな赤いのをちょっと加えて食べると美味しいのです。今日はお得意の「ラーメン定食」じゃなくてラーメンだけだったんですが、ラーメンだけでも美味しいというのを再確認しました。ひょっとしてラーメンって、麺がご飯でスープがおかずという感じで食べるのが正しいんだろうか? と思わされたのですが、どうなんでしょう? とにかくスープが美味しくて、ここでスープを残した事がありません。

でも久しぶりに行ってみたら、いつもこのお店って演歌がかかってるんですが、今日はポップスっぽい曲がかかってて変な感じがしたのでした(笑)。

関連サイト

2004年01月4日(日曜日)----すぎもと

大吉のたこ焼き

大吉のたこ焼き

完全に日付との同期がずれてますが、帰省最終日の1月2日のもの凄いローカルな話(笑)。午後2時過ぎに自宅を出発。またまた日和佐のうみがめ荘でお土産を買い足して再出発。でも日和佐には徳島県内では初詣の名所の一つである薬王寺があるため、裏道である我が母校のある道から国道五十五号線へ出る信号で渋滞につかまってしまいました。ようやくそこから脱出したら後はスムーズなんですが、実はもう一つどうしても行きたい所があるのです。それはたこ焼きを食べる事でした。ボクが一番好きなたこ焼き屋さん「大吉」のたこ焼きを買う為に、阿南市内へ向かいたいのでした。

阿南市内に向かうには大まかに行って2ルートあるのです。初めはそのまま国道五十五号線で阿南へ行こうと思ったのですが、分岐点である福井町辺りで車が多くなって来たので、前の車たちが行く方とは逆の道を行こうと決めて、結局は国道じゃなくて新野町・桑野町を超えて 長生 ながいけ という所を通る、阿南市内をバイパスするために地元の人にはおなじみの道の方を選びました。それでも途中――桑野駅近辺――で渋滞はしてましたが後はスムーズ。長生を超えて裏道へ入って阿南市内へ入って、大吉へ。お店へ入るとタイミング良く、ちょうど焼けた所だったらしくすぐに買えました。十二個入りで350円。

ここのたこ焼きの特徴はたこと一緒にこんにゃくが入っているのと、それと何と言っても特徴のあるこの甘めのソースです。こういうソースがかかってるたこ焼きはここでしか食べた事がないので、帰って来た時には絶対に食べたいのでした。この「大吉」は県内にも何店舗かあるのですが、ボクはいつもこの阿南の店で食べてます。いつもながらに旨い! このお店が京都にも欲しいなぁ……といつも思うのでした。

たこ焼きを堪能した後は新しくなった阿南駅の前を通ってバイパスの方へ抜けて、後はひたすら徳島市内へ。今日一番渋滞してたのが、この徳島市内手前から市内を抜ける迄の間でした。ちょっとうんざり。淡路島に渡る前に鳴門市内の大型ショッピングセンターへ寄って買い物したあと、鳴門北インターから高速へ。事故があったらしく、速度が四十キロ規制でした。大鳴門橋の上だったので、普段スピードを落としたり、停まったり出来ない場所なので、ちょうど夕方だったら景色を堪能できたんですけど、もう暗くなってしまってて残念。すぐに渋滞も解消してスムーズに動き出したんですけれど、西淡三原インターで降りました。

明石海峡大橋

今回は行きはたこフェリー、帰りは明石海峡大橋を渡ってスムーズに帰ろうと思ったんですが、行きのたこフェリーがあまりにも快適で楽しかったので、帰りも乗る事にしました。それでも別に西淡三原で降りる事はないんですけど、どうせなら下の道で行こうという事になりました。流石に下の道は混んでるかな? とも思ったんですが、思いのほか快調で渋滞も無くスムーズに岩屋港まで到着。フェリーも次の船に乗る事が出来るというので、暫しの待ち時間に自販機のどん兵衛を食べました。これも久しぶり。車が少なくてすぐにフェリーに乗れるのはいいんですが、出店とか土産物店とかが無くなって、活気がなくなったのはちと寂しい感じでした。そういうのは全部、明石海峡大橋が見渡せる巨大なサービスエリアに持って行かれたという所ですかね。

強い風の中、夜の明石海峡大橋の下をくぐって約二十分で明石まで。その後は来た道でほぼ順調に帰りましたが、京都南インターの料金所が混雑してるというので、最近開通したばっかりの一つ手前の降り口である大山崎インターで降りて、国道171号線から帰りました。交通費はガソリン代別で、往復9400円也。安く上がったもんです。次は春くらいには帰れたらいいなぁ……と思ってます。


2004年01月3日(土曜日)----すぎもと

五番館のラーメン

実家からは二日の夜に京都へ帰って来てるんですが、その前の日の話が残ってるので田舎話が続きます(苦笑)。しかしなんですねぇ、帰省する時も「帰る」と言い、帰省先から戻るのも「帰る」と言うのはちょっとどうなんだろうか? と思いながら、両方に「帰る」と使い始めてはや十数年。一向にこのモヤモヤ感が解消する訳でもなく、さりとて慣れる訳でもなく、右肩上がりのまま季節の風物詩の様になっております。

その言葉を使う前日――元日の夜なんですが――地元で職業としてトナカイをやってる友達(謎)に五番館という店に連れて行ってもらいました。五番館というお店は昨日も書いた隣町の日和佐町にあって、港に近い飲屋街みたいな所にある、カウンターと奥にコタツ付きの座敷があるお店です。帰省した翌日に「昨日、『いのたに』(徳島市内にあるラーメン屋さん)に行って来たんやけど、行った事ある?」っていう話になって、「ラーメンやったら『五番館』の『にんにくラーメン』が美味しい」という話になって、じゃあ食べてみよう! という事になったのでした。

こう書くと、この五番館っていうお店がラーメン屋さんだと思われるかも知れませんが、実はそうじゃなくて、店内にはカウンターにも鉄板が敷かれてあるお好み焼き屋さんっていう感じで、店の看板には「お好み焼き」と並んで「ラーメン」の文字が並んでる様なお店でした。店内に入ると白い可愛い子犬が居て、「にんにくラーメン」(650円)を二つ注文した後、出来上がる迄この子犬と遊んでおりました。なんか捨て犬らしくて「貰って下さい」って言われたので、誰か貰ってやってください。アイフルの様な目をしておりますが、アイフルに行く必要もありませんですよ! この犬はカメラが好きらしく、カメラを向けると喜んで飛んできます。

そんな事をしてる間にラーメンが出来てきました。食べてみるとたしかに旨い。具はにんにくと豚肉とネギだけで(多分)、スープはこれは豚骨かなぁ。ラーメン専門店じゃないんですけれど、これは全部オリジナルなんだろうか? 兎に角、ボクの中では「いのたに」よりは遥かに美味しかったです。今度帰って来た時にも行ってみようっと。

五番館の看板犬 五番館のラーメン


2004年01月2日(木曜日)----すぎもと

うみがめと花火

……という訳で、年が明けて2004年に成ったんですが、ちょっと過去に戻って、まだ去年だった大晦日の話。帰省してからずっと天気が良かったんですが、大晦日の31日は曇ってて、時々小雨も降る感じでした。

大浜海岸 うみがめ

花火

昼間にはお土産を買いがてらに隣町であり、ボクが高校時代に通学していた日和佐町の大浜海岸のそばにある国民宿舎「うみがめ荘」へ(我が母校は人口減少の為に、もう少しで無くなってしまうんですけれど……)。大浜海岸は夏場にはうみがめが卵を産むために上陸するので有名な浜です。夏にはうみがめの為に街頭も砂浜には照らさないようにしてあって、監視員さんも居て花火も禁止なんですけど、なんと大晦日から元旦にかけて花火が打ち上がるというのを徳島県のメールマガジンで知って楽しみにしていたのでした。花火は午後十一時四十五分からだったんですけれど、それでは恒例のうみがめを観に行けないので、一旦昼間に日和佐へ。小雨が降る天気でしたけど、久しぶりにうみがめに再会。これまた二年と二ヶ月ぶりです。「うみがめ荘」の隣は「カレッタ」といううみがめ博物館があって、プールみたいな所にうみがめが何匹も泳いでるんですが、博物館に入らなくても出口の辺り――このあたりが「うみがめ荘」と共有されている感じ――から無料でうみがめが見物できます。水族館みたいにガラス越しじゃなくて、手を伸ばせば触れそうな感じの所をうみがめが泳いでるのでいいのです。

一旦帰った後、紅白などを何年かぶりに見たりしながら、小林幸子の衣装に資本主義を見る様な悲哀を感じた後、日和佐へ。大浜海岸近辺へ到着すると、昼間に歩いていてもあまり人に会わない様な地方の町なんですけど、さすがに花火っていうイヴェントがあるということで人も集まってきてて活気があります。車を前は中学校が建っていた跡地――この中学校は移転していました――の町民グランドの仮設駐車場へ停車した頃、丁度花火が始まりました。あわてて砂浜へ移動。前座の様な花火がひとしきり終わった後、年が明けるのを待って本番の花火が派手に上がり始めます。都会のド派手な花火ではなくて、こじんまりした花火で数も少なかったですけれど、なかなか素晴らしい花火でございました。なんせ、自分と花火の間に誰も居ないという贅沢な状況で花火を見る事が出来るっていうのは、おそらく地方の花火の特権ではないでしょうかねぇ。人ごみに押されながらじゃなくて、何なら砂浜に寝そべったまま花火見物ができる位です(実際にはちょっと寒いので、そんな事をする気にはなりませんが)。ボクがこっちに居た頃は、夏祭りに数メートル先の灯台の先から上がる花火を、堤防に寝っ転がったまま見るのが楽しみでした。いくら花火が凄くても、見る方の環境と差し引きしたら、とてもじゃないですが都会の花火なんて、小林幸子を見るようです。


2004年01月01日(木曜日)----pazapメンバー一同

あけました

信念、空け増して小目で問う御財増す

2004年の年賀状

新年早々ヤンキー(ヤにアクセント)っぽい変な変換ですけど、御財増すっていうのは何かお目出度くて正月向きでしょ?

それはさておき、今年もpazapを、そしてこのサイトをよろしくお願いいたします!

ウッキー。ウッキウッキ。ウッキッキウッキッキ。あ、明けましておめでとうございます。ついさっきまでサル仕事(そんな仕事はなーい! by峰村さん)してたもんですから、ついサル言葉になってしまいましたでしわ(だはは)。ま、とにかく今年もよろしゅうに! で、ございますでし。ウキーッ! byその



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