パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2002年12月10日(火曜日)----すぎもと

ぶどう饅頭

朝起きたら何故か「釣り吉三平」のテーマ曲が、これまた何故かはじめの部分だけリピートで頭の中をぐるんぐるんと回っておりました。しかも「おーれはつーりきーち」までは普通なのですが、その後は何故か「三瓶です」ってなってしまう所がポイントです(笑)。きっと昨日寝る前に見ていたテレビに三瓶が出てたからと思うのですが、それが何故「釣り吉三平」になるかが不思議ですねぇ。「釣り吉三平」なんて20年以上見てないような漫画が突然出てくるなんていうのはどういう事なのでしょうね??  突然出てくると言えば、この前BBSに書き込んでたら突然「ぶどう饅頭」が食べたくなりました。「ぶどう饅頭」というのはボクの出身地徳島県ではメジャーなお菓子で、ぶどう果汁が入ってる訳ではなくて、紫色をしていてぶどうみたいだっていう事だと思うのですが、そんなブドウ大の饅頭が5個串に差して有るお菓子なのです。 そしてその箱の中には「一億円札」が入っているとか(もちろん使えません)、コマーシャルでは「海超えて、褒められに行け、ぶどう饅頭」なんていうコピーがますます「謎度200%」な不思議な感じがいいのですが、ボクが住んでた所からはまったく正反対な所で作られていたので、お土産として貰った時しか食べた事がなかったのでした。 そんな「ぶどう饅頭」なんてこれまた「釣り吉三平」くらいのご無沙汰具合で、小学生の頃以来食べてないものが突然出てくるなんてねぇ。しかも1回思い出してしまうと、もうモーレツに食べたくなってしまいますね。どこかに売ってないかな、ぶどう饅頭。四国物産展とかないやろうなぁ。梅田の阪神百貨店の地下にはあるのでしょうか? くそぅ、この前近くまで行ったのに見て来たらよかった! 次に帰省する時は絶対買って帰ろうっと。

関連サイト

2002年12月9日(月曜日)----すぎもと

翻訳して遊ぶ

英語で来る広告メールはムカツキますです。 でも今日は機嫌がいいのでどんな事を書いてるのかと、すらすらーっと英語を解読……できる筈もなく、ボクの御贔屓翻訳家exite翻訳 さんに頼みましたです。なんかこう微妙な片言具合が非常にナイスですねぇ、いつも(笑)。

あなたのウェブサイトで膨れたグラフィックスを見つけて、縮小し、最適化することができ、あなたのHTMLエラーを見つけて、修正することができ、それを検索エンジンにやさしくするために全体のウェブサイトを最適化することができる、賢いツールです。好結果を速く一貫して得てください!敬具。

わたしそれ思います、とっても余計な事。わたし出来る、最適化。htmlエラー自分で出来る、修正。送って来るな、2度と。しかもいつも2通も(笑)。あぁ、「 HR 」のホイさんみたいになってくるあるよ。ホイさんサイコーあるね。超能力はないあるけどね。(ないある? ないことがあるのね・笑)


2002年12月8日(日曜日)----すぎもと

偉大な音楽家を忍ぶ

12月8日と言えば「ジョン・レノンの命日」です。この日が来ると思い出すのが、Frank Zappaの命日です。 Frank Zappaの命日は12月4日でして、何故今日思い出すかというと、ラジオなどで「今日はジョン・レノンの命日だ」なんていうのを聞いて、あ! 今年もまたZappaの命日を忘れていた!! なんてなる訳でして、誠にZappaファンとしては恥ずかしい限りでございます。と言う事で遅ればせながら1996年6月26日、サントリーホールで行なわれましたシャルル・デュトワ指揮のモントリオール交響楽団の演奏する、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」のヴィデオを見ながら、年はちがいますが、この近い日にお亡くなりになられた20世紀の偉大な音楽家を忍んでみました。実はこの2人にも接点はありまして、ジョンとヨーコの1972年のアルバム「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」にて共演したライヴテイクがリリースされていますが、実はこのテイクのノーカット・ヴァージョンがFrank Zappaのアルバム「プレイグラウンド・サイコティクス」の中にも収録されています。ジョン&ヨーコの方を聴いた事がないので、比べて何処がどうって事は言えませんが、ジョン・レノン好きな方は是非このアルバムを買いましょう! ちなみに買ってから「なんじゃこりゃ!」って言われても、責任はとれませんので、念のため……。(苦笑)

さて、そんな偉そぶってこんな事を書いたり、いかにもZappa好きな事を書いたりしてますが、ボクがFrank Zappaを聴きはじめたのはFrank Zappaが天国へのツアーに旅立った後でした。しかも初めて買ったアルバムがZappaの最後のアルバム「イエローシャーク」だったのでした。Zappaの歴史を逆に巡りながら、今まで自分は何をしてきたのかと思ったものですが、今から思うときっとボクにとってはこのタイミングは絶妙なタイミングだったと思います。ちょうどドラムを始めた頃の事でした。あれから来年で10年になるというのを、今日のスタジオでの練習が終わった後に発覚しまして、今まで「遅くに始めたんでまだ初心者です」なんていう言い訳ももうそろそろ出来無くなるかな、とか恐ろしくなった訳でして。それにしてもギターの生野さんは来年でギター暦20周年らしく、お互いきりのいいところで記念にライヴなんぞをやりましょうか! なんて盛り上がってましたです。ボクもギターを弾き続けていたら今年が20周年なのですが、そういえばギターを弾いててZappaに出会えなくて、ドラムに転向してからすぐに出会えるなんて、やっぱりZappaはドラムと縁があるのですかねぇ。

あ、そうそう、今日が「太平洋戦争開戦の日」というのも忘れてはいけませんね。あ、それから前の職場でお世話になったS谷さんの誕生日もです(笑)。


2002年12月7日(土曜日)----すぎもと

Rolling Coconuts#17をゲット

明日の久々のpazapの練習までに、色々と揃えないといけないものなんかがあったので、大阪まで出かけました。
ローリング・ココナッツ
梅田の MIKI楽器 にて知久さんの表紙&インタヴューが載っている、フリーのウクレレの情報誌「 Rolling Coconuts 」を発見して、貰ってきました。インタヴューではウクレレの話しなのか「虫」の話しなのか分からなくなるような(笑)、知久さんの虫好き、いやいやウクレレ好きな話しが楽しい特集でしたですよ。しかし、知久さんの口琴かっこいいなぁ。 (参照:編集裏話

そして、pazap用にハーフラックの音源ををラックに取り付ける為のアタッチメントを、心斎橋ロフトとクラブクアトロに挟まれた、閉店間際の イシバシ楽器にてゲット。(午後9時まで営業してるんですね。開いててよかった!)1900円でしたです。思ったより安かったので嬉しいです。イシバシオリジナルなのだそうで、店員さんによるとビスの位置はYAMAHAを想定しては空けてないようでしたが、なんとか付きました。よかったよかった。

Sofmapの梅田と難波のクリエーターズランドにも行きましたが、梅田も結構中古とかの品数があるのですねぇ。難波では数日前なら飛びついてた、OpcodeのMidi Transrator(MIDIインターフェイス)が1500円であったのですが、もう必要無くなったのでやめときました。そのSofmap難波では中古のPowerBook550cが特価の19800円であってちょっと触って遊びましたが、良いですねぇ。2年前なら間違いなく買っていたでしょう(笑)。そしてこのPB550c、インターネットに接続していたので、 ぱざはてな経由で 矢堀さんのBBSに行ってみたら、矢堀さん本人の書き込みで、アメリカのサックス奏者 Bob Berg 氏が交通事故でお亡くなりになったとの書き込みがあって、ショックを受けて暫く動けませんでした。 慎んで御冥福をお祈りいたします。(合掌)


2002年12月6日(金曜日)----すぎもと

口琴ワークショップ

明日見に行く予定だったライヴ(シカラムータ@磔磔)は都合により断念。誠に断念、じゃなくて残念です。(笑・オヤヂギャグ!)前から見たかったのに……。

さてさて、今週の火曜日は待ちに待った口琴ロードムービー trumpiを見に行きました。 場所は勿論「京都みなみ会館」です。今、日本中のスクリーンの3分の1で「ハリーポッター」を上演してるらしいのですが、そんな一人勝ちに群がる映画館とは一線を画す、素晴らしい企画力で本当の映画好きをハッピーにしてくれる映画館です。東京で言えば「BOX東中野」ですか? 大阪で言えば「シネヌーヴォー」、そして京都は「みなみ会館」なんて、ボクの中ではそういう図式になっております。勿論狭い経験と知識の中の図式なんて話もあります。他にもあるぞ! という気もしますし、シネコンはシネコンで良いと思います、勿論。ただ、与党に対しての野党。巨人に対しての阪神。Windowsに対してのMacとかLinuxとか、IEに対してのMozillaとか、i-modeに対してのauとか。ニッシンに対しての金ちゃんラーメン(?)いやいや、主流に対してちゃんとカウンターの立場は必ず必要です。民主党・社民党みたいに野党なんてまったく機能してない今の政治を見ても、アンチ主流が頑張ってない代表みたいなもの。魂を売ってまでジャイアンツには行かないぜ! なんていう人達が沢山出てこないと何も変わらないのかも知れません。

いやいや、そういう話ではなくってですね。口琴の話です。
口琴
今日は映画の前に 「超歌唱家」である巻上公一 さんの「口琴ワークショップ」なるものが1時間程行なわれましたのですよ。これは素晴らしかったです。 初心者向きのワークショップという事で、口琴の説明やら基本的な吹き方などがレクチャーされました。実際この日初めて口琴を演奏したという方もかなり居たようです。ボクもその1人でして、会場前にひとつ口琴を購入しまして、巻上さんに教えてもらった通りにやって初めて音を出してみたのですが、もうこれが楽しくて楽しくて。初めての人もその日のうちに有る程度は出来てしまうというのもこの楽器の面白い所なのでしょうねぇ。映画館中がびょんびょんしてて、とてもハッピーなイヴェントでしたです。

印象に残った巻上さんのお話
  • 下を向いて演奏しがちなので、ちゃんと前を向いて演奏する。
  • よだれ対策がプロの間でも難しいらしい(笑)。
  • 口琴はボディと弁の間の隙間が少ない物が良い。
  • 楽器屋さんに置いて有る口琴は、オモチャ用に作られたものがほとんど。
  • ちゃんとした口琴を使う方が良い音がするので、楽しくて上達する。
  • 弁はまっすぐに弾く。
  • 楽器によって前から弾く方が良い音がするか、後ろから弾く方が良いのかがある。
  • 他の楽器と合わせるときは平均律の楽器じゃない方が合いやすい。
  • 声を一緒に出して演奏する時は「あ」などの単純なもので、口琴の音程と同じ当たりの音が合う。
  • 大きいファイルをダウンロードしてる間に練習する(笑)。

演奏法もすごく奥が深くて、流石にその日のうちには全部出来る訳がなくて、巻上さんのテクニックに「ほー」とか「へぇー」とか感動しまくりでした。あえてデッドな弾き方をして雨の音を表現する方法や、ノドの奥で「かっこう」ってやったり、口琴を吸って音をだしたり、息を吹きながら演奏したり……等、とても色々なテクニックが有って豊かな表現が出来る楽器なのだなぁと思いました。この日以降、すっかり口琴にはまってびょんびょんとやっております。あぁ楽しい! あ、巻上さんは 徹子の部屋12月12日(木曜日) に出演いたしますです。口琴も演奏してるみたいなので、ヴィデオに録らねば!

関連サイト

2002年12月5日(木曜日)----すぎもと

自動食器洗機

なんか最近テレビとか見てたら、やたらと「自動食器洗機」っていうんですか? あのお湯で自動でお皿とか洗ってくれるやつ。あれの紹介を目にするんですが、注目されてるんですかね。そういえばどこかの自治体ではこの「食器洗機」を購入するのに補助金が出るのだそうで、なんか以外に水道代とかは普通に洗うより安くすむらしいですね。

でも、そういうのを見てて思う事があるんですが、「カレーの油汚れをこのとおり!」なんてデモンストレーションをしてたりするのですが、そもそもそんなカレーの残りがついた鍋とかお皿を、そのままその機械に入れて洗ってしまうという事自体がダメな事なのではないのですかな? まづその油の汚れは新聞紙とか使わない電話帳とかで取って、油分が取れてから洗わないとダメでしょう? ボクはいつもそうしてるのです。ペペロンチーノとか食べたりした後も、餃子食った後も、そのお皿に着いた油ギトギトはまづ紙で取ってしまってから洗う。それは常識とすべき事だと思うのです。

以前に「ナホトカ号」と言う船が座礁して、日本海に重油が流出した時に、ワイドショウとかでも話題にもなった事がありましたよね。その時に一番「けしからん!」なんて言ってる人達が台所でこういう生活廃水としての油を流出させてる張本人だったりするのですよ、結局。いや、主婦の皆サマを責めてる訳じゃないんですが、一度に流出する量の多い少ないの問題か? という事を思ったのですよ。この洗浄機の普及が、そういう意識の少ない連中をまた増やす事にだけはならないように願います。ほら言うじゃ無いデスか、人間の7割が水分で地球の割合と同じとか。地球の水を汚すという事は自分の体を汚す事なのですよね。地球の為なんて嘘くさい事を言わないで、生きとし生けるもの全ての未来のためにですよ。勿論それは人類を含むのですから。

Chimera0.6 nightly-Jの文字化け

ちょっと前に"Chimera 0.6 nightly 112204"の日本語版にしたら文字化けして見られなくなったサイトがあって、リリースされている"Chimera0.6J"に戻したのですが、日本語ローカライズをされている よっしんちさんのサイトを覗いてみると、その対策法がありました。

*最近の nightly で見るサイトによっては文字化けする方、Chimera を終了しておいてコンテクストメニューの「パッケージの中身を表示」後、Contents/MacOS/defaults/pref/all-chimera.js の all- を消して chimera.js に名称変更してみてください。

上記の通りにやってみたら見事に解消しました。と言う事で"Chimera 0.6 nightly 112204"快適でございます。


2002年12月4日(水曜日)----すぎもと

2つの音源をMIDIインターフェイス無しで使う

QY700からMacへの移行をするにあたって、MIDIインターフェイスを買わないといけないなぁ、なんて思ってたのですが、どうやら無くてもいけそうです。ベースも打ち込みになってから音源が3つも必要なので(ベース、クリックは単独で出す為)あまり荷物を増やしたくないなぁなんて思ってたのでラッキーでした。どうすればいいかというと、結局音源を2つに出来る事に気が付きました。ベースはモノラルで出しますし、クリックは片耳でしか聞いてないのですから、ベース、クリックを左右に振ってしまえば一台ですむという事にやっとこさ気付いたのでした。それならこの前のライヴもそれでいったらよかった。と言う事で音源は2台で、2台ともYAMAHAのMU(XG)です。どうするかというと

以上です。
勿論これはYAMAHAの音源の場合のセッティングです。メーカー、機種、その他もろもろの条件によって、やり方は変わってくるかと思います。完成したデータをバンド用に修正するのは、QY700の頃よりもシンプルになりました。(シスエクを打って、ポートを選んで、パンを振るだけ)シスエクは元の時から打ち込んでしまえるし、テンプレートに入れとけば良いだけなので、実質2アクションだけですねぇ。これはかなり快適になったと思いますですよ。


2002年12月3日(火曜日)----すぎもと

pazapシステム構築中(QY700よさようなら!)

この前久しぶりにMKバイキングに行った帰りに、 Joe's Garageへ寄りました。 Joe's Garageは、おおよそその辺の普通のCDショップには置いてないであろう、マニアック目のCDがワンサとあるので大好きな場所なのです。でも欲しいものが一杯ありすぎて、結局なにも買いませんでしたです。 今年行きたかったライヴの内ついに行けなかったアランホールズワースの六ピのライヴをCD化したアルバムがあって買おうとしたのですが、他にも ONJQやらなにやら、色々と候補があがってきて、結局まとまらずにヤンペしたのでした。はははは。 いやぁ、しかし音楽業界がどうのこうの聴衆がどうのこうのとか、そういう事を思ったりしますが、実際素晴らしい音楽というのは(それがメジャーであろうとマイナーであろうと)一杯ありすぎて、手が付けられない程です。本当に素晴らしい音楽が、限定されたファンの支持の中でも、閉鎖的にならずオープンで続けられていく事を祈ります。紅白のメンバーが発表されたりする度に、「子供からお年寄りまでが口ずさめる曲がない」なんて言うわりには、「売り上げ枚数の新記録を塗り替える」ヒットが出てるのはどういう事なのだ?

さぁ、そんな事を考えながらpazapの新しいシステムについて考えたりしています。毎日のように「QY700」なんてキーワードで検索エンヂンぶるんぶるんして来てくれる人達がいるのですが、正直もう限界が来ています。QY700の素晴らしさ(例えば専用機ゆえの安定性、いきなり電源が落ちても大丈夫とか、色々)にしても、チープになってきたと言わざるを得ない「音源部」やら、メモリーの少なさなどをカバーする事が出来無くなってきましたです。という事でそろそろQY700には引退していただいて、Macでもってシステムを再構築中です。と言ってもそのために新しいMacを買うなんて事も出来ず、結局PowerBook1400にその役割を任命しました。MIDIだけなので最新マシンである必要はどこにもないのです。そして肝心のシーケンス・ソフトはやっぱりVISIONで決定です。なんせFreeになったVisionは音楽ソフトによくある「オーサライズ.キー」が不要なのでもってこいです。この前のライヴの設定では16トラックしか再生が出来なかったので、これで「魔女」が出来るようになります。それに長い曲やら使える音色が増えて、次の曲作りの可能性も広がりましたですよ。よかったよかった。まぁ心配事がその分増えたりもしますが。


2002年12月3日(月曜日)----すぎもと

ストラヴィンスキーのポリリズムの記譜法

この前にストラヴィンスキーの事を書いたら、昨日の「N響アワー」はストラヴィンスキーだったでわないですか! ラッキー、「春の祭典」だぁ! という事で久しぶりに聴く「春の祭典」を、うちのおんぼろな14インチの、リモコンが壊れてて現在のチャンネルが表示しっぱなしで消えない(笑)一九八六年年製のSHARPのテレビ、しかもモノラルのスピーカーで聴く「春の祭典」はサイコーでした。いや、そんな事関係ない。どんなクオリティーの低い音質であっても「春の祭典」は素晴らしかったのであります。しかしえげつない変拍子とポリリズムにもかかわらず、こんなにポピュラーになって認知される理由は何なんだろう? クラシック界でもやはり「現代音楽」の地位はまだ低いらしいのでした。

そうそう、ストラウ゛ィンスキーのポリリズムといえば、この人のポリリズムの記譜法は面白いですね。この前に書いた「ペトルーシュカ」のフルスコアを持ってるんですけど、クラシックの作曲家はこういう書き方がスタンダードなのだろうか? 例えばこの曲の始めの方にでてくるのは全体が3/4で進む中、ピッコロとオーボエだけ7/8になってたりします。ボクが普段接してるポリリズムの書き方だと、こういう場合は3/4のままにしておいて、3拍7連という書き方にすると思います。確かにこの方法だと全ての音符に3拍7連のカッコとかを付けないといけないので、ストラヴィンスキーの書き方の方がシンプルで効率的です。演奏する側はどうなんでしょうね、どっちが見やすいんでしょう? 勿論記譜上だけの話であって、聴く分には同じなのですが。しかもその後では「2/4の上で5/8(2拍5連)」とか「3/4の上で8/8(3拍8連)」なんて1小節単位で拍子が変わる上でのポリリズム事になってたりするんですよね。凄まじい、そしてカッコイイこの浮遊感がたまりません。こういうコムヅカしい顔をして聴くような曲じゃなくて、楽しいポップな曲の後ろでこういう事が行われているというのが、ボクにとってのカッコイイと思う所です。


2002年12月1日(日曜日)----すぎもと

久しぶりにMKバイキングに行った

何年ぶりかに上賀茂のMKボウルにある バイキングに昼飯を食べに行って来ました。前にも書いた事があるのですが、ここには毎日のように昼飯を食べに行っていました。

500円の食べ放題で、ボクの大好きなカレーがいつも有って(肉が期待出来ないバーモントカレーって感じですが)麺類がいつも有るし、そして「ひじき」とか「こいも」とか「切り干し大根」なんていうのがあって、一人暮らしで栄養が片寄りがちなヤロウにとってはとても助かったのです。なにしろ安いのでそのへんのオッシャレーな二〇〇〇円近くするバイキングと比べてもらっては困りますが、社員食堂ノリでは満足のいくものでした。(というか、ここはMKの社員食堂を解放しているのですが)実はここは一時六〇〇円に値上げをしたのですが、今ではまた五〇〇円に戻ってます。そしていかにも社員食堂な感じから、改装してちょっとだけオシャレな感じになってますね。それにドリンクバーもできて、バイキングに一五〇円プラスするとドリンクバーも利用できますですよ。

ここのバイキングはナニが良いかというと、なんせ食器が自由に取れる所ですかね。普通バイキングは大きいお皿に取る感じになる事が多いのですが、ここはお茶碗やらお椀やらドンブリやら、四角いのやら丸いのやらが色々とあって、使い勝手がいいです。ボクはだいたいドンブリに御飯をいれてそれにカレーをかけて、お椀に麺類をいれるパターンが多いです。今日はワカメ御飯があったのでカレーはかけませんでしたが、最近ではスパゲティが3種類くらいある時があって嬉しいですね。

でも時間帯や日によって「当たり外れ」もあったりします。今日は当たりだったと思います。なんせ鳥の唐揚げがとても美味しかったのです。それにデザートにグレープフルーツがあったのだ、美味しかった。杏仁豆腐やオレンジの時が多いのですが、グレープフルーツ(皮がむいてあってナタデココも一緒に入っていた)なんて初めてでした。いやぁ、お得な感じでしたです。前の会社の食通な人には向かないようでしたけど、ボクは好きな場所です。

ただ、初めて行く人には分かりにくい場所にあります。建物の一番奥の「こんな所入って行くの?」っていう所から入って行くのです。社員の人の通用口みたいな所です。(今は前に比べて入りやすくなったけど)そこを入って2階に上がった所にありまして、食券を買うスタイルです。よく手前の外に有る階段を上がって行った喫茶店と間違う人がいるのですが、そこは違いますですよ。時間はやっぱり12時から1時の間は混むのでその後に行くのがいいですね。でも昼は2時までなので注意が必要です。 いやぁ、お腹一杯になりましたです。満腹満腹。



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