パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2002年11月20日(水曜日)----すぎもと

電話勧誘の王道

夜に電話。誰かと思ったら「Yhoo!BB」の代理店だと。またですか……。って感じで一応聞きたくもない説明を聞く。

最近の「Yhoo!BB」の売り込みは最悪で、何ヶ月前かの日誌にも書いたけど、「キャンペーン中だ」とか言って勝手にモデムを送りつけてくる、なんていう ネガティヴオプション(送りつけ商法)まがいかと思うような商売を展開中で、 スラッシュドットジャパンでも話題になってたものです。

もちろん、直接Yahooがやってる訳じゃなくて、マイラインの時のように代理店にやらせてるのですが、今日の代理店のオバハンは最悪。 最終的には「いりません」って言って断わるのですが、一応聞いていたらおきまりの「キャンペーン中で無料でモデムを送らせていただいてますので、住所の確認をさせてくっださい」ってくるんです。これは住所の確認をしたら郵送に同意したという事だとして、勝手にモデムを送りつけてくるというやり方なのです。決して「今なら無料でモデムを送らせていただきますが、どうですか?」っていう言い方は絶対にしません。とりあえずなんとしてもモデムを送りたいのですよ。事情を知っている人が電話を取ったらいいですが、向こうとしては事情を知らない、例えば留守番をしている奥さんとか年輩の訳の分からない人が出てくれた方が良い訳でして、「これこれの住所で宜しいですか?」って言われて分からないうちに「はいそうですが……」なんて言った日には、モデムが届くという訳です。まったく一流企業のはずの会社のやり方だとは思えない汚いやり方だ。

あ、それでですね。住所確認を始めたのでこれを聞いてしまうと郵送されたら困るので、「あ、必要ないので要りません」っていうと何にも言わずに即「プチッ!」って切られてしまいました(笑)。がはははははは。テメェ、分かりやすいですなぁ、がはははは。シバキマワシますよ、あはははははははは。電話勧誘の王道を行く電話対応をされてしまいましたとさ。くそう、くたばりやがれ!


2002年11月19日(火曜日)----すぎもと

ハトハト集会

ニュース・ステーションは京都の醍醐寺からの中継でした。ウーファンさんが出てて演奏をしてたんですが、ウーファンさんの琴だけじゃなくてオケが鳴ってるんですけど、あれはカラオケならして琴は本当の音なのでしょうか? それとも全部CDの音とかなのですかね? 作りとしては秋の京都の紅葉をバックにプロモーション・ヴィデオみたいというか、いやイメージ・ヴィデオっていう感じですかね。そういう意味でも音楽はあくまでもBGMっていう感じで説得力がない感じでした。だから多分生の音は拾ってないのでしょうね。

これがテレビ番組なのですが、これがダメなら電波少年とどこが違うのか? っていう感じもします。だからといってボクは電波少年は嫌いなので見ませんが……。本当にリアリティある紅葉だったらBGMは要らないと思うんですがね。音が鳴ると一気にウソっぽくなるんです。もちろんあの場所で実際に生演奏を聴いたら、それはそれは感動的でしょう。

そうそう、中継のはじめに醍醐寺の住所をテロップ付きで「京都市山科区」って言ってて、思わず「ウソ? 伏見ちゃうの??」って思ってたら、後で訂正してました。誰かがクレームの電話を入れたのでしょうね。こういう時のクレームの数ってどれぐらいあるんでしょう? そういうしょうもない所に興味があったりしますです。

朝の駅前の交差点ではいつも、電線に止まってる鳩を見ています。今日は多いとか少ないとか思うだけだけれども。 そんな風に今日も電線の上の鳩の集会を見ていたら、珍しく横断歩道を駅へ急ぐ若い男の人がやたら上を気にしていました。そう、横断歩道を渡りきった所の頭上にズラリと鳩が並んでいるのです。通勤時間だけに誰も鳩の事なんて気にもせずに、自分の目線だけ見てる人ばかりなんですが、遠目に見てると不自然なくらいその男の人は上を気にしているのです。もうこれはかつての被害者しか考えれない。 きっとこの男は過去にこの場所で、鳩にフンを落とされた事があるに違いない。入社試験に向かう前にフンを落とされて、採用されなかったとか、初めてのデートの前にやられて彼女にフラレタとか、もうそうとしか考えられない程の警戒のしよう。いや、ひょっとしたら鳩の方も面白がって、この男をカモにして面白がってたりして。

そんなしょうもない事を考えながら今日1日もスタートしたのでしたとさ。


2002年11月18日(月曜日)----すぎもと

謎の「毎日ドリヒラス」

ネットラジオをiTunesで聴いてましたが、何かいいチャンネルはないでしょうかねぇ。時間も無くてあんまり探せないので、iTunesにデフォルトで入っているの以外では、2つぐらいしか登録してません。一つはこの前書いたJ-POP専門みたいな所で、もうひとつはアニメ専門でやってる所です。ボクはアニヲタでもゲームヲタでも無くて、どっちかっていうとあんまり興味ない方なのですが、J-POPばっかり流れてると頭痛がしてきそうで、精神衛生上よくありません(笑)。それならばアニメ専門チャンネルの方がよっぽど面白い曲がかかってて良いですね。 なんかJ-POPはカッコ付け過ぎで面白みがないです。勿論中には良いのはありますが。アニメのは、いかにもアニメの曲っていうのはやっぱり面白い。J-POPみたいに枠に捕われ過ぎてる感じが嫌なのかも知れません。もっと枠からはみ出してワクワクさせて欲しいもんです。ちょっと恥ずかしすぎるシャレでしたね(笑)。オヤヂなので許してちょ。


テレビでは朝から、高知県の一部の町ではメジャーメニューである、「鍋焼きラーメン」なるものを紹介してました。さすがに高知県。すごいですね。

高知県で思い出すのは、ボクが高校の頃演劇部の四国大会へ向かう車の中で発見した看板でした。 その名も「エチオピアまんじゅう」! これは「 はなまる」の「おめざ」のコーナーでも紹介された事があって、今では謎ではなくなったのですが、初めてこの「エチオピアまんじゅう」という看板を見た時は、たまげました。何といっても「エチオピア」というのがいい。「ロシア」とか「インド」とかでなく「エチオピア」という微妙な感じ。その感じが最高に面白くて、それでいて謎でいい感じで、いつまでも謎のままにしておきたい、だれもボクに正体を明かさないでくれ! っていう感じで、それでも「エチオピアまんじゅうって何なんだ! なんでエチオピアまんじゅうなんだ!!」っていうこの謎でモンモンとしたまま、生きて行きたいですね(笑)。

そういう意味ではいまでもボクの中で謎のままなのは、「毎日ドリヒラス」です。徳島市内から国道55号線を南下して、(長生を通らずに)阿南市内を抜けて「ウトウーク」というハンバーグ屋さんを超えた当たりにずっと看板がでている、この「毎日ドリヒラス」。この裏には「毎日ドリプシ」っていうのが書いてあって、これは飲んだ事があるので、きっと毎日牛乳が過去に売っていた飲み物だろうというのは想像できるのですが、その実体はずっと謎のままです。もうかれこれ10年以上に渡ってモンモンとしています。うぅ、何なんだぁ、美味しいのか? 知りたいですが、誰も絶対に教えないで!!(笑)


2002年11月17日(日曜日)----すぎもと

パーク・アンド・ライド

良く通りかかる二条駅の所に広い空き地があるのですが、そこに最近ガレージのような線が運動会でおなじみの石灰で白くひかれていました。何かイヴェントでもあるのかな? なんて思ってたら、「パーク・アンド・ライド」の実験だったのですね。

全国有数の紅葉の名所・嵐山で年々深刻化する交通渋滞の解消を目指し、京都市は11月16、17日の両日、マイカーで訪れた観光客に鉄道への乗り換えを促す「パーク・アンド・ライド」を初めて実験導入する。

「パーク・アンド・ライド・システム」っていうのは、市街地に車を入れないようにして、その手前に駐車場を作り、そこからは公共の交通機関等を使ってもらって、温暖化防止や渋滞解消などの為に、最近は自治体などが手掛けはじめているのです。

京都っていうのは観光地で、しかも道が狭い。だから物凄い渋滞になるのです。二条駅っていうのは場所的にはどうかとも思うのですが、(中心部すぎるやん)実験という事と色々と交通機関とも兼ね合いもあるでしょうし、一番混む嵐山周辺のそれも道の狭い所の渋滞を解消するという点では有効な気もしますね。ただ今回、初日のお昼頃の段階で駐車率が1割強と言う事で(京都新聞夕刊紙面の情報)アピール度が低かったのではないかという気もしますね。そんな情報全然しらんかったし。あの場所で1日100円じゃぁ物凄いお得ですし、「知ってたら使ったのに!」ってな人も多いんじゃないでしょうか? まぁ、パチンコ屋にしても、大手スーパーにしても、駐車スペースでない所や体が不自由な方のためのスペースに、入り口に近いというだけで平気で停めて行く人が多い、そういう国民ですしね。どうなんでしょうね。それに周辺の駐車場としては、商売あがったりっていう問題もあるでしょうし、メリットが無ければ(高ければ)このシステムを使わないでしょうしねぇ。難しい問題が山積みなのでしょうが、観光都市としてはこういう事はもっと力を入れて、早く浸透させて欲しいものです。


2002年11月16日(土曜日)----すぎもと

おしゃれ刑事

ライヴに気をとられていたせいで(ホンマか?)車の車検の時期を忘れて居たのです。2日程前に前の職場の仲間で今でも整備士をしているT氏から電話があって気付いたのです。で代車を用意してもらってるので、今日車を持って行こうと玄関のドアを開けたら、目の前に人が立っていてビックリ。もちろんボクと同じぐらいに、その人もビックリしてたのですが。良い感じにヒゲを貯えたそのおじさんは、一見アート系な感じで、一番ぴったりくるのが「デザイナー」さんという感じ。着てるブラウン系のスーツもまさにそのイメージ。でもその人の手から出てきたものは、なんと「警察手帳」だったのだ。おぉ、オシャレな刑事さんですねぇ。名付けて「オシャレ刑事(デカ)」。この「おしゃデカ」さん(笑)は、格好に似合わないような関西弁である人物を探して聞き込みに来たらしい。おぉ、テレビカメラどこ?(笑)ちょっと感動しました。

しかし何が感動したって、警察手帳ですよ。警察手帳って初めて見た訳じゃないけど、最近変わったんですかね? なんか無茶苦茶カッコよくて「お! FBIか?」ってな感じで「モルダーの知り合い?」って思いました(発想が貧困・苦笑)。でもその後で良く考えたら、このあたりに容疑者が居るって事? なんの容疑者か分からないけど……。まぁ、パンツ泥棒ぐらいだったらいいけど、ボクのヨレヨレパンツなんかウエスにしかならないだろうし(誰ですか、ウエスにもなるかっ! って言ってる人。その通りかもしれないけど……)。

まぁそんな感じで、今日も平和な1日でした。


2002年11月15日(金曜日)----すぎもと

南海大地震の前兆?

最近寒いので温かい鍋をよく食べます。そのせいでこの前に絞った「柚子の酢」がかなりのスピードで無くなっていきます。うまーい! ごくごく さいこー! ずるずる……と飲むように消費しているのです。せっかく絞ったのもすでに小さい方のビンは無くなってしまったのですが、なんとライヴの前の日に実家のおばぁちゃんから一升瓶で届きました。嬉しすぎ……。これで残りを気にせずに堪能できます。ボクにとっては米の次に大事なものなのです。

さて、そのボクの田舎の友達からこの前に電話があって、色々と喋っていたのですが、なんか最近ボクの田舎では町中に動物が多いらしいのです。たしかに昔から家の前に居たら、前の道をイノシシが走り抜けていったりはしてたのですが、最近は台所でゴソゴソ言うなぁと思ったら、タヌキが買い物袋の中を漁ってたり、猿が集団でいたり、名前も分からないような動物が走って行ったりとするそうな。

なになに、それをいうなら京都のこの当たりだって、ワニが出るワニよ! なんて反撃したけれど、その友達はこの前隣のうみがめの産卵で有名な日和佐町から、夜中に車で帰ってくる時に物凄い光景を目にしたのだそうだ。

友達同士2台の車で家路を急いでいた所、前を走っていた車が急停車、その友達も何事かと慌てて急ブレーキをかけたら道のまん中に黒い大きい影が。ぶつかりそうになって、あわててギリギリでその物体をかわしてみたら、それはなんと「牛」だったとの事。牛が国道のまん中でのうのうと(もうもうと?)なにをしてたのか? んー謎でありますな。いや、その前にそれどこの牛や? 野生の牛なんておらんやろ?

まぁ、そういうような事が日常的に起こる辺境の地(笑)の愛すべき我が田舎「牟岐町」(むぎちょう、と読みますが、そう言えばこの前に放ったらかしの自分のサイトに牟岐の紹介がちらっと載ってるからか、"mugi.net"っていうドメインどうでっか? っていうメールが来たなぁ。笑いながら即削除したけど……)の動物増加話を聞いて、ひょっとして? と思ってしまったのは、この何十年かの間には必ず起こると言われている「南海大震災」の事でした。ほら、動物とかは本能的に察知するって言うでしょう? 前回の南海大震災では、このうちの田舎も大きい被害をうけたらしい。ボクがまだ生まれる前の話なのだけど、学校や家でそういう話をずっと聞かされてきたのです。海沿いのあの当たりは、地震による津波の被害を受けたのです。津波がくる前は港に海の水が無くなって、その後で大津波が押し寄せたなんて話も、漁師のおっちゃんから聞いたりした記憶があります。その地震は100年に1回ぐらいの周期で必ずや、やってくるらしく、もうカウントダウンは始まってるのだそうです。おぉ、こわっ。ほとんど予告なしにやってきた阪神大震災とは違って、「必ず来る」と分かっている地震だけに、被害は最小限にとどめて欲しい所ですね。いや、他人事では無いのですが。

関連サイト

2002年11月14日(木曜日)----すぎもと

OS X・システムの最適化

Mac OS X上でのメーラーはCocoaなメーラー Nameraを使っていたのですが、導入当時から終了時にはほぼ100%異常終了をしてます。スリープをするだけでシャットダウンしてないMacなので、一日中立ち上げっぱなし状態ですし、そのまま放ったらかしにしてたのですが、思い立ってシステムの最適化などをしてみましたら直りましたです。らっきぃ、っていうかこれが普通なのですが。

やりかたは、まづTerminalを立ち上げてsudo update_prebinding -root /でリターン、するとパスワードを聞いてくるので、入力するだけです。最適化には暫く時間がかかりますが、放っておいたら勝手にやってくれます。そのあたりはMac OS Xですから、バックグラウンドでやっておいて、その間に作業も出来るというもんです。これに慣れるとOS9に戻れない体になっていきますね。もちろんまだOS9使ってますが……。動作もこころなしかサクサク感があるような感じがします。たまにやるといいかもしれませんねぇ。


話変わって、京都新聞に河原町ビブレに「 ロフト」が入るっていう記事が載ってました。

河原町ビブレは現在改装中で、地下1階地上6階建ての店舗のうち1階から5階部分に「京都ロフト」の店名で出店する。規模は梅田ロフトに次ぐ約4800平方メートル。

1階から5階が「ロフト」のテナントになるって事は、ほとんど「ロフト」になるみたいなものですね。6階は今も営業している「HMV」と、いつもスティックを買っている「Key楽器」があるので、 マイカル自身のお店はほとんど入らないというコトでしょうか? ん? 地下はどうなるのでしょう?「 河原町ビブレへの生活雑貨専門店・ロフトの導入について」(pdfファイル・直)によると「メンズ アンド レディーズ、ユニセックスのセレクト型新ショップ」が地下1階に出来るらしいです。


2002年11月13日(水曜日)----すぎもと

Arearea

たまにiTunesでインターネット・ラジオをストリーミングで聴いたりしています。 MUMIX というラジオ局を最近聴いたりしてたら、いい感じのボサノヴァの曲が聴こえて来ました。誰だろう? と思ってアーティスト欄を見てみると" Arearea "という女性デュオのグループ。おぅおぅ、あれあれあ! 知ってる知ってる。一回だけ生で聴いた事がありました。

あれは確か去年の8月。恒例のドラム道場発表会が終わって、川崎市(梶ヶ谷)から東京に移動。その次の日の夜に新宿の駅あたりをブラブラとしていたら、ストリートでライヴをしておりましたねぇ。女性ふたりで発電機を持って来て、キーボードとうたで、ちゃんとマイクでやってたので、最後まで見てしまったのです。ストリートで面白くもない(ボクの趣味からしたらですよ)どこにでもあるような3コードなんかでジャカジャカやってるのは、こっちが見てて恥ずかしくなるのですが、こういうのは立ち留まってしまいます。M.Cを聴いていたら、ひとりの方は神戸の大学生で、ライヴになると上京してるなんて言ってましたねぇ。なんか東京ってパワーあるなぁって思いました。「アンチお江戸」であるはずの関西ってなんか元気ないような気がしますねぇ。なんて、それじゃぁお前らがもっと何かしろや! と言われれば辛い所なのですが。まぁ、うちはうちでマイペースに、でも反骨精神だけは持ってやって行くつもりですが。

考えてもどうしようもない事

LOTTEチョコパイを食べようと、何気なく包装部分を見たら、「おかしのミニ辞典」なるものが書いてありました。

パウンドケーキは、卵、バター、砂糖、小麦粉がそれぞれ1ポンド=1パウンドずつ配合されてつくられることから名付けられました。

成る程、そうだったのか。

こういう名称は(とくに日本語以外だと)そのまま覚えてしまってて、「どうして?」なんて考えるという発想すら湧いて来ないですが、ちゃんと理由があるのですね。まぁ知らなくたってどうってことはないものですが、「こういうものだ」と思い込んでいて考えもしないという事は、日常生活にはゴマンとあるのでしょうね。考える必要のないものは(特に考えてもしょうがないものは)考えなくてもいいのですが、考えないといけないものまでそのままにしがちになっている自分が居るのではないかなんて、気付かされるのはいつもこういう些細な何気ない事からですね。

だけど人間なんてどっちかっていうと「考えてもどうしようもない事」ばかり考えているような気がします。仏教には「極楽浄土」などといういわゆる「死後の世界」みたいな発想がありますが、お釈迦さんは「死後の世界」や「宇宙の有限・無限」なんていう問題には、弟子の問いにもいっさい答えませんでした。だから仏教の基本は「考えても答えが出ない様な問題は考えるな」という事だそうです。

なら何故「極楽浄土」のようなものが必要なのか? 矛盾してますよね。それは人間なんて弱いものなので「考えるな」と言われたって考えてしまう人が居ます。そういう人のために、わざわざ具体的な「極楽浄土」を出現させて、それを信じるようしたのだそうです。死後に極楽浄土に往き生まれると信じる事で、「死後の世界」という問題を考える必要がなくなるという訳ですね。一件矛盾しているのですが、実はどちらとも「考えるな」と言う事がテーマなのですね。考える必要がない事(考えた所でどうにもならない事)にこころを煩わせず、楽しく暮らしましょうという事です。でも実はかなり難しい事ですがね。


2002年11月12日(火曜日)----すぎもと

伏見区のサイトは-180点

ボクが住んでいる 伏見区にホームページが出来たと言う事で、見に行ってみました。Chimeraで見ると文字化けで何が書いてあるか見られない。なのでソースを見てみると、iso-20022-jpで書いて有るのにヘッダーにはcharset=Shift_JISなんて、まったく間抜けな事をしているでわないですか。試しに「Chimeraべんりセット」に入っている、「文法チェック」を使って Another-HTML-lintでチェックしたら「103個のエラーがありました。このHTMLは -180点です。」だそうで……(笑)。情けない。

いや、細かいのはいいとして最低限の文字コード位はちゃんとして欲しいです。読めないと意味ないやん! まぁ「IEではちゃんと見えてますよ」なんて言いそうですが。それから行政のサイトなのだから、一番に率先してしないといけない事があると思うのです。 accesskeytabindexとかも率先して使って欲しい所ですが、せめてimgalt属性くらいはちゃんと書きましょうよ。障害を持った人もちゃんと見られるようにするのは、公共のサイトのツトメでしょう? いや、ちゃんとそういうフィードバックもしないといけないのでしょうねぇ。言って聞いてくれるかは、かなり疑問でしょうが。

Chimeraべんりセット

前にも書きましたが、今MacOS X環境ではChimeraを使ってWeb巡回をしてるのですが、新規ウィンドウを開けたりなんかしたらDockの部分を避けるように開いてくれます。まぁ、気の効く事……ってうっとうしすぎ! Dockなんか常に出してないんじゃ! とホント嫌になります。 そこで ねこめしにっきで有名なありみかさとみさんが作ってくれています「 Chimeraべんりセット」の登場です。これはBookmarkletというやつだそうで、ブックマーックにJava Scriptを入れておいて、表示中のページに動作させるものです。 もう痒い所に手が届き過ぎて孫の手要らず。そんなスクリプトがたっぷりと入った、ホントに便利な素晴らしいもので重宝しておりますが、その中の「窓サイズ調整」を使って画面一杯になるように変更してました。しかし、いちいち変更するのも邪魔くさいので、何かいい方法はないかなぁ……なんて考えてたら、ありました! ホームへ登録してしまうのです。環境設定の「ホーム」へこのスクリプトを登録すると、新規ウィンドウを開くと自動的に空白の画面一杯のウィンドウを開いてくれます。それにホームのアイコンを押せば、サイトを見てる途中でもアイコンを押せばそのまま窓サイズを調整してくれます。おぉ、便利! こういう使い方も出来るのですね! いやぁ、快適快適。

2002年11月11日(月曜日)----すぎもと

ライヴ終わりました

昨日のライヴから一晩経ちましたけれども、来て頂いた皆様、MOJOのスタッフの皆様、対バンの皆様、本当にありがとうございました。とても気持ちよくライヴが出来て幸せでした。

やるたびに思うのですが、やっぱりライヴは楽しいですね。もちろんその時のコンディションやら失敗やら、良い状態でばかり出来るとは限りませんが、ライヴで直接伝えるというもののエネルギーは凄いものです。勿論それは演奏者側からのパワーだけでなく、オーディエンスのパワーというのも凄いですし。なんせ、嘘はすぐに見抜かれてしまう恐さも含めて、やっぱりライヴは面白いです。個人的には今までで一番気持ちよくやれたライヴでした。失敗も色々とありましたが、それよりも「気持ちよく出来たかどうか」が一番ですよね。始めての形態でのライヴでしたけど、致命的なトラブルもなくてホント良かったと思います。そういう意味でもホントに良かったと思いましたね。

前回のライヴ後、ベーシストが脱退した時に一番思ったのは、「もしベーシストが決まらなくてもライヴはやろう」という事でした。うちの場合はそういう事でライヴの間隔が延びる事が多かったし、そうなるとバンドとしても失速してしまうし、第一少ないけれど「ライヴが見たい」と思っていてくれる人達に申し訳ないですからね。継続は力なりなんて言いますが、ホント継続する力って凄いもんですよね。バンドとしても動いてないと何もならない。だからできるだけライヴの間隔も開けたくない。そして動いてるとそれに付いてきてくれる人っていうのは居るものだとホントに思います。それはこの日誌を毎日更新するようになっても思います。全然更新なんかしないサイトには行かなくなるものです。こうやって一応毎日更新していると、少しづつでもアクセス数は増えて行くものなんですね。

そういう意味でも動いていると興味をもってくれる人も必ず居るというのが、最近身を持って分かってきたように思います。勿論ライヴもやりたくてやる訳ですし、サイトも義務感から更新している訳ではありません。好きでやってるからこそ続くのは当たり前ですし、好きでもない事をイヤイヤやるなんてまっぴらです。だいたい「売れたい」とか「絶対メジャーになってやる」とか、そんな気持ちならこんなバンドはやってない訳で(笑・もっと売れ線ねらってるよねぇ)楽しいからお金にもならない事をやってる訳です、正直な話。

まぁ、そんな話しは置いといて、とりあえずホントに関係していただいて皆様に感謝いたします。ありがとうございました。そしてアンケートにお答え頂いた方々本当にありがとうございました。とても励みになります。批判的な意見もありましたが、とても嬉しいですね。好き嫌いの世界ですからそういうのは色々とあります、当たり前。一番嫌なのは「別に……、どうでもいいや」っていうものです。嫌悪感でもなにかインパクトは与えられた訳です。嫌ならアンケートなんか書かなきゃいいだけなのに、わざわざ書いてくれたという事はホントに嬉しい事なのです。ほんとうに有難うございました。

あ、それから質問もいただいてるのですが、この場で答えておきましょう。ひょっとしたら他にも気になってる方がいるかも知れません。「Q ドラムの人のヘッドホンには何が聞こえているの?」一応匿名にしときますが、お答えしましょう。それは「クリック」です。業界用語では「ドンカマ」と言いますが、うちみたいな同期系のバンド、つまり生で演奏してるのではなくて、あらかじめプログラミングされたシンセサイザーの音と生演奏(今回ではドラムとギターと歌ですね)を同時に演奏する場合、基本と成るテンポが必要です。言ってみたらメトロノームですね。だからヘッドホンには「コン、コン、コン、コン」という基本のリズムが鳴っていてそれに合わせて、ドラムがカウントを出し、そして打ち込まれた音も生演奏もぴたりと合う、とこういう事です。

ただ、このクリックとズレてしまうと演奏が崩壊してしまうという、ものすごい恐怖がある訳で、実は慣れないと上手くいきません。それになんてったって、うちのバンドは変拍子やポリリズムなんてものが多用されている訳で、さらに難易度は高くなりますし、失敗率もあがるのです。実際ライヴでの失敗も何度かありました。でも慣れてくるとグルーヴも出せるようになるものです。ちなみに今回の生野さんの曲(インストのTime80)ではギターとドラムのデュオでしたので、ヘッドホンはしてましたが、何も鳴ってませんでした。取りたかったのですが、次の曲との兼ね合いで着けたままやりましたのです。そして最後に、その匿名様がアンケートに書いてくれた、ギターの生野さんの似顔絵を公開させて頂きます(笑)。途中までだそうです。

生野さんの似顔絵



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