パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2001年10月14日(日)----すぎもと

必要性

アメリカの空爆が始まってますね。悲しいことに誤爆などで民間の罪のないヒト達の犠牲がでてます。「テロと戦うには多少の犠牲はしょうがない」と言われれば納得せざるを得ないのだろうか? ニュースを見るたび胸がつまります。

でも、せめて非戦闘員に対する被害が無いようにと思ったとき、どうもひっかっかるポイントがあるのです。あの広島・長崎で被害にあった人たちの何人が兵隊だったのだろう? 原爆投下の必要性など、どこにあったのか…。


2001年10月9日(火曜日)----すぎもと

「ひこうせん」のチーズケーキ

明石大橋

レインボウブリッジこと明石海峡大橋ですな。

饂飩とケーキ

一年以上実現できてなかった里帰りをしてきました。四国は徳島、その中でも南部の太平洋側。車で三十分程走れば高知県境という小さい港町でボクは十九年過ごしました。ここに帰ってきていつも思うのは、時間の流れがゆっくりだという事。今回も「もう遅いから寝ようかな」と思って時計をみるとまだ十時だったりするのです。これは、明かりがなくて暗いからとか、人がいなくて静かだとか、そんな事じゃないのです。きっと本当に時間がゆっくり流れているのでしょう。つくづく普段の生活がどれほど人間的でないか、考えさせられます。ところで都会育ちの人は、ここの夜の暗さが恐いといいます。ボクは最近、都会の夜がとても恐かったりしますが…。まるで夢のような故郷から帰って、今日からまた日常です。まぁ、京都は京都で良いところだと思いますが。いや、ホンマ。そうそう、写真はボクの定番、淡路島南パーキングエリアの「鯛うどん」(五五〇円)と宍喰町にある「ひこうせん」のチーズケーキ(四〇〇円)とミックスジュース(四五〇円)です。


2001年10月2日(火曜日)----すぎもと

月の話

あをによし 奈良山の 空に満月

今日は満月!まんまるでとても奇麗だった。しかし、世の中には不可思議なことがいっぱいある。例えば、「地球から見て月は決して裏側を見せない」とか。僕がいつも不思議に思うのは、太陽と月の大きさがほぼ同じだと言うこと。だって、皆既日食ってピタリと重なるでしょう?地球から月と地球から太陽って、僕らの感覚からしたら途方もない距離が離れてて、しかも月と太陽の大きさも違うのに、まったく不思議ですなぁ。

満月の夜は人を狂わせるとか良く言うけど、月と太陽って確かに人間の体に影響を与えてるらしい(もちろん、地球上のもの全てに差別なく影響を与えてると思うけど)。潮の満ち引きに関係してる月の引力が、人間の体液をも満ち引きさせてるそうだ。そういえば人間の体内の水分と地球における水の割合も同じだと言うし…。なんか考えれば考える程、奇跡的で神秘的だ。大宇宙の意志がきっとそこにあるのだろう。

悲しいニュースを聞くことが多いこの頃だけど、月の光は誰にも等しく降り注ぐのだろう。だけど地球上で、一番それに気付かないのは愚かな人類という下等動物だけのような気がする。


2001年10月1日(月)----すぎもと

インディアンカレー

昨日、大阪に行ったついでに、やっと行ってきました!「インディアンカレー」!! 大阪には何店鋪かあるのですが、僕がいったのは「クリスタ長堀」の店。孝三先生や矢堀さん、はたまたバーゲンズまで絶賛するカレーを、今までなかなかチャンスがなくて行けなかったのでした。「インディアンカレー!」と注文したんやけど、カレーはインディアンカレーしかないので「カレー」でいいみたいでした。聞いた話によると、通は「横がけ」とかなんとか言うらしい?? カウンターのなかに玉子があったので、玉子もオプションでトッピングできるのだろう、きっと。今度チャレンジしてみよーっと。

味の方は、初めは甘味があるのですが、後からくる辛さはけっこう強烈ですねぇ。ハウスバーモントカレーの甘口が好きなお子ちゃまとしては、ちょっと辛かった…。やばくなってきたら、キャベツのピクルスで中和するとちょうど良い感じでした。でも、やっぱりファンが多いだけあって深い味でおいしかったっす!!


2001年9月30日(日曜日)----すぎもと

楽器の名前

昨日は久しぶりにpazapの練習でした。ギタリストの生野さんが使ってたのは、今回初登場のギターでした。なんと、同級生にもらったTOKAIというメーカーのもので(最近聞きませんなぁ、このメーカー)磨いて使えるようにしたそうです(マーシャルアンプの前の赤い方)。

ギターとベース

「名前は?」と聞いてみたら「マイク」との事。あら、ほんまに名前つけてたのね。冗談で聞いたのに。ちなみに右側のギターシンセ着いてるのは「ジョン」だそうです。ベースの桐久井氏にも聞いてみたら、この五弦フレットレスは「チャーリー」だそう。なんや、みんな名前つけとんのやねぇ。ほかの人達もみんな名前付けてんのかなぁ?


2001年9月29日(土曜日)----すぎもと

Mac OS X10.1のアップグレード版

寝坊した。面白かったので「朝まで生テレビ」見てしまったのじゃ!(途中でダウンしたけど…)今日はMac OS X10.1のアップグレード版、無料配付の日だったのだ。京都での配付予定については、どこにも正式にアナウンスされてないけど、試しにSofmapに行ってみようと思っていたのであるが…。東京では、混乱を避けて「朝九時から整理券配付」らしいけど、京都のSofmapはデパートの中に入っているのでオープンの十時に行けばいいと思っていたのに…。目がさめると、十時だったのだ!!

でも、ゲットしました!!

MacOS10.1

Sofmapに着いたのが十時半(が、がんばりました!)整理券はまだ配布中で七十番台後半だった。十一時配付開始だったんですが、その時点でも多少整理券はまだ余ってた模様。Web上でのレポートを読むと、東京は整理券が十分以内に無くなったようですねぇ。でもAppleさん、もっと上手い事やって欲しいですなぁ。

MacOS10.1

でも、とっても豪華なパッケージ!! タダなのに!


2001年9月26日(水曜日)----すぎもと

Mac OS X

祝!Mac OS X 10.1!! やっと出ます、10.1。 と言ってもそんなに使ってないのです、Mac OS X。 発売してすぐに買って、早速G4にインストールしたものの、ずーっとそのまま。 でも、まったく触ってない訳ではなくて、 XFree86をいれてみたりして、 WindowMakerやらをソースをコンパイルしてインストールしたりして遊んではいましたが…。(でも、WindowMakerは失敗した。トホホ)おかげで、UNIXコマンドの打ち方には多少なれました。そう、Mac OS XはUNIXなのです。AQUAというGUIは綺麗なのですが、いままでのMacらしさが無くなって(Finderがファイルブラウザーになってたりする所とか)意見は別れるところですが、10.0.4にしても動作が遅すぎてあまり使いものにならなかったのです。今度の10.1はスピードアップして、やっと使える感じになったようなので楽しみです。しかし、今度でる Windows XP。 なんで、ゴミ箱右下にあるの? 不思議。Macみたいで嫌がるヒトいっぱい居るやろうなぁ…。


2001年9月24日(月曜日)----すぎもと

「テロ」と「報復」

久々の更新です。月曜日の八時と言えば僕はだいたいNHKみるんです。なんか裏では音楽番組やってるけど、僕の趣味ではないし。「地球!ふしぎ大自然」という番組なんですけど。今日はミッドウェイ環礁のアホウドリの事をやってました。そのなかで紹介された悲しい話。

人間が捨てたゴミが海流に乗って、ミッドウェイあたりに溜まるらしいです。そこで、子供達のために餌をとる親鳥が海上に浮かぶライターなどを餌と間違えて、ヒナにあたえてしまって、たくさんのヒナが死んでいるのです。ごみのなかには日本語の物もたくさんあるようでした。人間の勝手な行動のなかで、罪もない命が知らないところで奪われている。環境問題に国境はないのです。そして、今さかんに議論されている「テロ」と「報復」。ニュースで「大使館の人とかが国外に避難した」と聞くと、脱出したくてもできなくて巻き込まれる人の事を考えると何とかならないのかと悲しくなります。

そしてまた、人間以外にも動物や自然が崩壊されるのです。戦争は一番の環境破壊だと良くいいます。この世の中は、やっぱり弱いものが一番悲しい思いをするのですね。もうこれ以上、罪のないモノのいのちが奪われることがないように祈ります。


2001年9月9日(日曜日)---すぎもと

マイカル茨木

ドライブがてらに茨木市の マイカル茨木に初めていきました。やっぱり結構混んでたので時間はかかりました。駐車場も満車で「臨時駐車場」へ誘導されたのですが、こんなに遠い「臨時駐車場」は初めてでびっくり! なんと エキスポランドの外周にある、駐車場だったのです。こりゃ、歩いたら三、四十分はかかるぞー! と思ったら、あ、シャトルバスがあるのね…(そりゃそうか)。エキスポの外周は一方通行なので、グルッと一周して行くのでちょっと時間かかるけど、ものは考えよう。はじめは「ムッ」としましたが、駐車場は長い事停めてもタダやし、バス代もタダ。おまけに「太陽の塔」も生で久しぶりに見られたので、結構快適でした。マイカル茨木に着くと、まずは イケショップへ。お店はこじんまりしてますが、けっこう掘り出し物もあってよかったです(Power Book 2400の96MBのメモリーまだうってるのですね!感動!!)。でもいちばんの収穫は念願の フレッシュネスバーガーに行けた事です。メンチバーガーとオレンジジュースを頂きました。ハンバーガーのパンはカボチャが練りこんであっておいしいし、オレンジジュースはその場で生のオレンジを絞ってくれるし、味は他のメジャー系ジャンキー店とくらべても、圧倒的においしい! おすすめです!!


2001年9月7日(金曜日)---すぎもと

お相撲しりーず

今日はドラム道場にいきました。烏丸から阪急電車に乗って、淡路で北千里線へ乗り換え「関大前」まで。

二週間振りのレッスンは、「フラム」。「フラムタップ」のインバーテッドが難しかったですねぇ。孝三先生曰く「遅いテンポから手順を体に覚えこませるしかない」そうです。あと「フラムパラディドル・ディドル」の一拍ごとに右左が変わるヤツもやりました。前回の時にもらった譜面に「パラディドル・ディドル」にラフがついたのがあって、それが気にいって最近練習していたので、フラムの所がラフになってしまい困りました。体に覚えさせたものもコントロールするのが難しいですねぇ…とりあえず、もっと練習しなきゃ!!と思いました。

今日の課題曲は孝三先生のソロアルバムより「Mistic Island」でした。矢堀さんの曲で「お相撲シリーズ」です。トリックプレイが盛り沢山で大変な曲です。一番手だったのでボロボロでした(最後でもボロボロでしょうけど…)。あーあ(笑)。


2001年9月6日(木曜日)---すぎもと

乗客三人

四国方面は台風の影響で大雨らしいです。 徳島新聞によると「六日午前六時十五分ごろ、日和佐町内のJR牟岐線山河内駅−日和佐駅間で、同五時五十七分牟岐発徳島行き上り普通列車(三両、乗客十人)の車輪が空転し、坂を上ることができなくなった。」(同ホームページより引用)らしいです。

ボクはちょうどこの区間を高校時代に通学してたので、良く分かります。たしかに坂が急なところなんです。この辺りになるとスピードが急におちるんです。山のなかなので、鹿とかと目が会ったりするぐらいなのです。しかし、乗客三人というのは微笑ましくていいですねぇ。「タヌキとかキツネとかも乗ってんのちゃうの?」って言われてムッときたけど!そんなに毎日乗ってる訳ちゃうわっ!!(笑)


2001年9月5日(水曜日) ---すぎもと

ラジオように作れって

ラジオを聴いていたら、某ミュージシャンのコンサートのCMが。何気なく聴いていたら「公演スケジュールはごらんの通りです。」 「……。ラジオやっつーの!!」(笑)


2001年9月4日(火曜日)---すぎもと

ヤバい

Macお宝鑑定団 を見てたら Digidesign社が、 Pro Tools LE及びAudiomedia IIIに、マスタリング向けプラグイン/アプリケーションをセットした、オーディオ制作& CDオーディオ・マスタリング・バンドル「Digi ToolBox CD」を発表してました!! これはヤバいですねぇ。お金ないのに買ってしまいそう…。今持ってる「DIGI 001」では、マスタリングとか非常に辛いんです。だから、プラグインの「Maxim 」と「MasterList CD」欲しいと思ってたところなのです。それが、この二つ合わせたより安い!! しかもAudiomedia IIIにD-Verb、それにDINRまでついて!!! やばい! いつ発売なんでショ?いやいや、ダメだ。でもなぁ…ガシャンガシャン…貯金箱壊す音…(苦笑)。


2001年9月3日(月曜日)---すぎもと

昼ゴハンでっせー

今日はなんと「ドラえもん」の誕生日なのだ! 今、九月三日と書いて急に思い出した。田舎の同級生のM君の誕生日なので、覚えていました。もう長いこと会ってないなぁ、元気かなぁ。それは置いといて、昨日読売テレビの「ほんわかテレビ」を見ていたら安くて美味しそうな定食屋さんを紹介してました。「昼ゴハンでっせー」という名物コーナーで、視聴者のひとが二人レポートするのです。その店は大阪駅前第四ビルの地下にある「めん次郎」という店なんですが、なんと三百円代で定食が食べられるのです。んー、安い。絶対行く。卵焼き美味しそうやった。 Googleで検索したらうどん屋さんで発見(併設してやってるのかなぁ??)。そうか、でもうどんも食べたくなってきたぞ。うどんと言えば、ボクは「麺食い」なので、うどんも好きなのです。(なんせ、四国出身やし)そして、うどん屋に行くと必ず「釜上げうどん」を注文するのです。「釜上げうどん」でその店が美味しいかどうかの物差しに勝手にしてます(「湯だめうどん」というのもありますが、「釜上げうどん」との区別が実はいまでも説明出来ないのですが…。バイトしてたのに…)。お盆に東京に行った時、夜中に新宿駅前でうどんを食べました。関西風のうどん屋さんだったのですが、熱いうどんなのに付け汁が冷たいのにびっくりしました。あれはどういう事だったのでしょう?? それはそうと「昼ゴハンでっせー」。どうせ出演するんだったら、普段食べられないようなもん食べたいな。


2001年9月2日(日曜日)---すぎもと

くう

夜八時四十分、電話が鳴りました。出てみると「きんきまんだらの会」の主宰者の方からでした。

「きんきまんだらの会」というのは、ひろさちやさんという宗教評論家の先生から仏教の考え方を学び、生活の上で実践していこうという事を目的にした会で,京都市内にて二ヶ月に一回,講演会(歎異抄のセミナー)を開催してます。

電話の用件はといいますと、ひろ先生が九時からの「知ってるつもり」にゲスト出演するので見て下さいという事でした。「知ってるつもり」は仏教関係の人がテーマのときは、コメンテーターにひろ先生が出演することが多いのです。あわててテレビ欄をみると、テーマは「玄奘三蔵」とありました(三蔵法師のことですね)。おお、危ない危ない、見落としてた。教えていただいて、ありがとうございました。

番組の中にでてきた、「般若心経」の「色即是空、空即是色」で有名な「空」という考え方。非常に難解で、分りにくいそうなのですが、ひろ先生は色んな本の中でとても分かりやすく解説しています。「空」とは、つまり「この世の中に存在するものは、全て実体がない」ということらしいです。

ひろ先生はよく、「長い棒」の例えをだします。ここに一メートルの棒があるとします。この棒は「長い棒」ですか?「長い棒」だと思う人もいれば、「短い棒」だと思う人もいるでしょう。横に50センチの棒があれば「長い棒」ですし、2メートルの棒からすれば「短い棒」になるはずです。その「棒」自身に「長い」とか「短い」というものはなく、見る人との「縁」によって、長くもなるし短くもなります。今日の「知ってるつもり」のなかでは、「一千万円」の例えをしてました。ここに一千万円があるとします。このお金が「大金」か「はした金」かはそのお金を見たひとによって違います。僕が見たらまちがいなく「大金」ですが、億万長者からすれば「はした金」になるかもしれません。一千万円そのものに「大金」とか「はした金」とかはなく、私達のなかに「大金」「はした金」があるのです。さあ、考えてみてください。あなたのまわりに「嫌いな人」はいますか?

でも、仏教は「嫌いな人の事を好きになれ」という教えではないのですよ。あなたがどうしても「嫌いな人」は、あなたとの関係(縁)において嫌いになっているだけで、そのひと自身が「嫌いな人」ではないということを理解しなさいということだと思います。ひょっとしたらこの先、縁によってそのひとが「好きな人」になることだってあるかもしれないのです。そういう変わりやすいあやふやなモノにこだわらず、楽しく生きましょうよという事なのでしょうねぇ。



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