2000年8月13日(日曜日) 神奈川県川崎市にある「川崎市民プラザホール」にて「第四回KOZOドラム道場発表会」が行われました。 今回で4回目ということですが、今年は「道場」が大阪、名古屋、金沢と全国展開したということで各道場から約50名の有志が参加。なんと8時間を超えるドラムの祭典がくりひろげられました。 各道場生によるマイナスワン演奏に加えて、今年はバンドでの参加もあり、ゲストもありで内容盛り沢山。 道場生が東西に分かれてのアンサンブルや、講師でもある伸王氏とW-Boy氏にゲスト岩瀬聡志氏を迎えた「珍獣王国」。 石黒彰氏の難曲を本人を目の前にしてみごとに演奏してのけた坂東くん。最年少、小学5年生が演奏するFragileの「No Wet」。そして、でました「Mr.スナッポン」(スネアのスナッピを入れ忘れて「ポンッ」した人)、今年は三世と四世が誕生。そして、愛の告白タイムまであり、長丁場ながらまったく飽きさせない内容でした。 今年のゲストはまず国立音大「パーカッションプロジェクト」による打楽器アンサンブル。一糸乱れぬ演奏で息を飲んで見入ってしまいました。(個人的にこういうの大好きなので) そして次に某有名ミュージシャンのそっくりさん「玉置工事中」氏と道場講師の野口氏によるスーパーユニット「安全第一」。 そしてそして、9月に5枚目のアルバムのレコ発ライヴとして東名阪ツアーを控えたFragileMC王座決定戦!! はたして演奏が聴けるのか、9時までに機材の撤収ができるのか、手に汗握る聴衆とスタッフ(それにメンバーの皆さん)を 知ってか知らずか、 MC王座の攻防は続くのでありました。(噂には聞いてましたが、本当に凄かった!!) まず向谷さんの御子息(道場生さんなのです)が4年間アメリカ留学に旅立たれるのを記念して、なんと親子共演が実現。水野さんと矢堀さんと4人でFragileの「Brain Think Body Electric」を見事に演奏されました。 そしてFragileの3人で「Mr.Tat」、最後に向谷さんもまじえて「Slum Dance」で幕を閉じました。
わたくし杉本はといいますと、提出日前に慌てて徹夜して作ったオリジナル曲「南極にGo!」をひっさげて行きましたが、仕事とpazapのLIVEで忙しく、初めて練習したのが本番一週間前。そして、もう一回練習しただけで川崎に入りました。 恥をかくのを覚悟して望みましたが、なんとかごまかせたかな?と思っております。 この「南極にGo!」という曲は、出だしの3拍子がpazapの「ひげの魔法」の「序曲」を流用してまして、それを発展させた曲です。 「ひげの魔法」の「序曲」はFrank Zappaお得意の「リディアンモードの平行移動」だけで作ったものです。 中盤の倍テン3拍子はゲイリーチェイフィーの「パターンズ」に出てくる2拍5連、2拍7連、3拍8連、3拍11連、2拍3連の3分割などのパターンにメロディーを付けたもの。 それから、符点8分にメトリックモジュレーションして8分の9拍子になだれ込みます。 この8分の9拍子のパターンは結構気に入っていて、手順はリニアで16分音符18個(8+6+4)すべてパラディドルになっております。(インワードパラディドル+ダブルパラディドル+ストレートパラディドル) その後は5拍子ゾーン。何てことないありがちな感じになってしまったので、パターンのおわりに16分の5のパターンを2個入れ込んでみました。 このように8分の5の中に16分の5を二つ入れたりすると、16分の5の2つ目が裏にアクセントとして付くので刺激的な感じになり、緊張感がでます。 こんな事を書くと凄い曲のようですが、なんか中途半端な感じで結構シンプルだったりします。 タイトルどうり「難曲」かどうかは良く分かりませんが、ちがう意味で「開いた口が塞がらない曲」になってしまったような気がします。
2000年8月13日(日曜日)
神奈川県川崎市にある「川崎市民プラザホール」にて「第四回KOZOドラム道場発表会」が行われました。
今回で4回目ということですが、今年は「道場」が大阪、名古屋、金沢と全国展開したということで各道場から約50名の有志が参加。なんと8時間を超えるドラムの祭典がくりひろげられました。
各道場生によるマイナスワン演奏に加えて、今年はバンドでの参加もあり、ゲストもありで内容盛り沢山。
道場生が東西に分かれてのアンサンブルや、講師でもある伸王氏とW-Boy氏にゲスト岩瀬聡志氏を迎えた「珍獣王国」。 石黒彰氏の難曲を本人を目の前にしてみごとに演奏してのけた坂東くん。最年少、小学5年生が演奏するFragileの「No Wet」。そして、でました「Mr.スナッポン」(スネアのスナッピを入れ忘れて「ポンッ」した人)、今年は三世と四世が誕生。そして、愛の告白タイムまであり、長丁場ながらまったく飽きさせない内容でした。
今年のゲストはまず国立音大「パーカッションプロジェクト」による打楽器アンサンブル。一糸乱れぬ演奏で息を飲んで見入ってしまいました。(個人的にこういうの大好きなので)
そして次に某有名ミュージシャンのそっくりさん「玉置工事中」氏と道場講師の野口氏によるスーパーユニット「安全第一」。
そしてそして、9月に5枚目のアルバムのレコ発ライヴとして東名阪ツアーを控えたFragileMC王座決定戦!!
はたして演奏が聴けるのか、9時までに機材の撤収ができるのか、手に汗握る聴衆とスタッフ(それにメンバーの皆さん)を 知ってか知らずか、 MC王座の攻防は続くのでありました。(噂には聞いてましたが、本当に凄かった!!)
まず向谷さんの御子息(道場生さんなのです)が4年間アメリカ留学に旅立たれるのを記念して、なんと親子共演が実現。水野さんと矢堀さんと4人でFragileの「Brain Think Body Electric」を見事に演奏されました。
そしてFragileの3人で「Mr.Tat」、最後に向谷さんもまじえて「Slum Dance」で幕を閉じました。
わたくし杉本はといいますと、提出日前に慌てて徹夜して作ったオリジナル曲「南極にGo!」をひっさげて行きましたが、仕事とpazapのLIVEで忙しく、初めて練習したのが本番一週間前。そして、もう一回練習しただけで川崎に入りました。
恥をかくのを覚悟して望みましたが、なんとかごまかせたかな?と思っております。
この「南極にGo!」という曲は、出だしの3拍子がpazapの「ひげの魔法」の「序曲」を流用してまして、それを発展させた曲です。
「ひげの魔法」の「序曲」はFrank Zappaお得意の「リディアンモードの平行移動」だけで作ったものです。
中盤の倍テン3拍子はゲイリーチェイフィーの「パターンズ」に出てくる2拍5連、2拍7連、3拍8連、3拍11連、2拍3連の3分割などのパターンにメロディーを付けたもの。
それから、符点8分にメトリックモジュレーションして8分の9拍子になだれ込みます。
この8分の9拍子のパターンは結構気に入っていて、手順はリニアで16分音符18個(8+6+4)すべてパラディドルになっております。(インワードパラディドル+ダブルパラディドル+ストレートパラディドル)
その後は5拍子ゾーン。何てことないありがちな感じになってしまったので、パターンのおわりに16分の5のパターンを2個入れ込んでみました。
このように8分の5の中に16分の5を二つ入れたりすると、16分の5の2つ目が裏にアクセントとして付くので刺激的な感じになり、緊張感がでます。
こんな事を書くと凄い曲のようですが、なんか中途半端な感じで結構シンプルだったりします。
タイトルどうり「難曲」かどうかは良く分かりませんが、ちがう意味で「開いた口が塞がらない曲」になってしまったような気がします。