パザ日誌


2010年11月10日(水曜日)----すぎもと

虹とカタツムリ

虹とカタツムリ

今日娘が書いた絵。虹とカタツムリを書いたのだそうだ。なかなか面白かったので載せてみた。


2010年11月02日(火曜日)----すぎもと

ラスト・ショー、はじまる

大阪は天保山へ出かける。勿論、サントリーミュージアム天保山のアイマックス・シアターへ。

TBSラジオ『小島慶子キラ☆キラ』の番組内で水道橋博士が絶賛していたのを聴き、先月『Hubble 3D』を見てアイマックスの凄さを思い知り、今回は今日から上映が始まった『ブルーオアシス』と『ブルーオアシス2 3D』を見る為に再び訪れた。

サントリーミュージアムにあったポスターには「ラスト・ショー、はじまる」。今年いっぱいで閉館が決まってるこのアイマックス・シアターの最後のプログラムとなるのだ。

最後のプログラムは、このアイマックス・シアターがオープンした時のプログラム『ブルーオアシス』の再上映と、その続編である『ブルー・オアシス2』だ。最後の上映だからか、前売り券などの割引は設定されてないものの、1本500円という安い料金設定になっている。2本見ても1000円。という事で『ブルーオアシス』『ブルーオアシス2』の順番で見るのがベストだと思い、その通りに見た。

個人的には、前回に見た『Hubble 3D』より面白かった。海中というのは宇宙に似ているというのを再確認できたし、しかもそこに住んでいる魚たちはある意味宇宙人そのものだ。宇宙空間の素晴らしさはあるものの、その空間に暮らしていない生物――人間――しか登場しない『Hubble 3D』にくらべて、宇宙空間さながらの海中に暮らす登場人物(?)が活き活きと暮らす姿というのは感動的でもあり、滑稽でもあるのだけれど、同時にとてもSF的だと感じた。途中これはSF映画なんじゃないかという錯覚にさえ陥った程だ。

じっくりと1つの生き物を追いかけていくという映画ではないため、どうしてもカタログ的な感じはあるものの、それでも海中の宇宙感が巨大スクリーンから目の前に広がるというのは凄い臨場感だ。『Hubble 3D』の宇宙も目の前まで迫ってくる感じはあるものの、どうしてもそれが平面的な印象を受けて醒めてしまった感があるのだけれど、今回の作品はちゃんと厚みがあるまま飛び出してる様に感じた。

ただ、3Dの迫力で言えば、一番凄いと感じたのは、先に見た『ブルーオアシス』の冒頭、空撮で海の上を撮っているシーン。どんどん海に近づいて行く感じが、とてもリアルで少し恐怖をも感じたくらい。3Dって今まで何度も出て来ては廃れ……っていうのを繰り返してるのだけれど、このシーンを見て3Dの可能性はまだまだありそうな気がした。

今日はこのラスト・ショーの初日だったんだけど、平日の昼間とはいえ客席は10人以下。確かにこれでは商売にはならないのかもしれないけれど、ボクもそうだったように、こういう素晴らしい場所があるっていうのを多くの人が知らないんじゃないかと思う部分もあり、やりようによってはもっと多くの人が見に来る場所に出来るような気もする。本当に閉館が残念でならない。

ラストショー、はじまる

IMAXシアター

サントリーミュージアム天保山

夕日

ベイザイド・クリスマス・イルミネーション

廃材魚



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