パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年06月30日(水曜日)----すぎもと

さらば、Akaiちゃん

この前の日曜日は大阪へ。最近、あんまり出番のないAkaiのハードディスク・レコーダーDPS12を持って、そしてリュックの中にはDigidesignのオーディオ・インターフェイスDigi001を入れてのお出かけです。流石に重い。

で、別に録音をするために持って行ったんじゃなくて、行き先は難波のSofmapのクリエーターズ・ランドでした。とうとうDPS12を売ってしまいましたですよ、生野さん(笑)。実はこのDPS12は生野さんとお揃いだったんですよね。前はこのDPS12で録音して、生野さんとデータ交換なんかをしてましたけれど、今はProToolsのセッション・ファイルのやりとりに変わってしまったので、出番がないんですよね。

それでも、Digi001はPCIカードが必要で、つまりノート・パソコンには付けられないので、スタジオでドラムなんかを録音する時には、やっぱりDPS12を持って行って録音をしてました。でも、これが面倒くさいんです。ProToolsで録音したものを、シンクロさせてDPS12に録音して、それを聴きながらドラムを録音して、その録音したものを、またProToolsに返すっていうのをやる訳です。で、そんな事するより、ProToolsを持ち歩けばええやん! ってずっと思ってて、要するにDigi002Rackが欲しかった訳ですが、とうとうコイツを買う事にしたんです。

Digi001を持って行ったのは、これも下取りにだすっていう訳じゃなくて、Digidesignでは「ハードウェア交換アップグレード」っていうのをやっていて、Digi001とDigi002を交換してくれるっていう方法があるんです。勿論、無料っていう訳じゃないんですが、Digi001を売るより、よっぽどお得な料金設定にはなってますので、これを使わない手はないです。前日に電話で確認してみたら、返すものはハードウェアだけでいいという事で、インターフェイスとPCIカードとケーブルだけを、G4から取り外して持って行きました。

クリエーターズ・ランドに着くと、レジでDigi001を渡して、申込書に記入。代金を支払って、あとはメーカーの方で登録ユーザーかどうかを確認した後、後日Digi002が届くらしいです。で、その日のうちに持ち帰れるものではないのがアレですが、まぁそれはしょうがないので、おとなしく待つ事にしましょう。

手続きが終わった後で、DPS12を売ったお金でHitachi(IBM)のハードディスク(160GB/7200rpm/8M)とFireWireのハードディスク・ケースを買って帰りました。160Gのハードディスクが税込みでも1万円を切るってのは、ハードディスクも安くなりましたですね。

その後で梅田まで移動しようと思ったのですが、その前に日本橋に新しく出来たって、前にニュースかなにかで見た、中国のものが色々と売ってるというお店があったので、ちょっと覗いてみました。スーパーみたいな所では、ヘビの肉とか豚の耳とかが売っていたりして、見てるだけでも面白かったです。上には書店があって、中国の雑誌やら本やらDVDとか、それからレンタル・ヴィデオ――勿論、中国のもの――があったりして面白かったです。

後は梅田に移動。DDIポケットのコミュニケーション・プラザで京ポンのヴァージョン・アップ――Windowsマシンにしか対応してないので自分で出来ないのです――をしてもらって、HEP Fiveのスヌーピー・タウンに寄って帰りましたです。


2004年06月29日(火曜日)----すぎもと

難解さもエンタテインメント

先の土曜日には、久しぶりに新堀川のZakkaBackerという古着屋さんへ。一時は5枚480円の古着を良く買ってたのですが、この頃は流石に欲しい服も無くなってきました。

で、ここには前からJazz LifeというJazz専門誌の古本が置いてあって、ボクも何冊かは買ったりしたのですが、1996年5月号にTipographicaのインタヴューが載っているのを発見。カラーのページで3ページで、今堀恒雄さんと菊地成孔さんへのインタヴューでした。この本の発売当時、いつも行く図書館ではこのJazz Lifeを置いていたので、この記事を読んだ記憶はあるのです。今や「伝説のバンド」となってしまったTipographica。ボクが人生で1番後悔してる事と言えば、このバンドのライヴを体験出来なかった事です。Zappa御大のライヴは無理だったとしても、Tipoのライヴは何回も行くチャンスはあったのに! とっても残念。

このお店では他にも興味深い本なんかを置いていて、例えば「ヤングマンのためのドラム教則本」みたいな本があったりするのです。もう、普通ならこのタイトルだけで買ってしまいそうな本ですが(笑)、節約生活をしてるので見合わせたのです。次の日(日曜日)に、ちょっと大きめの買い物があったりしたので。


2004年06月26日(土曜日)----すぎもと

通話料

久しぶりにNTTの電話代の請求明細を見て、通話料がないので不思議で探しておりました。が、どうしても見当たらない。何かの間違いかな? とか思ったのですが、よく考えてみたら、うちはマイライン・プラスっちゅうやつで、通話は全てKDDIにしてるし、携帯電話に掛ける時にも、前に0077をダイアルしてるので、これまたKDDIからの請求になるのでした。それで、NTTから通話料の欄が消失してしまってたんですね。こうなってくると、この基本料金っていうのも要らないんですけれど、これだけはどうしようもないんですね。


2004年06月24日(木曜日)----すぎもと

あおさ

あおさ

味噌の話題ついでに、最近みそ汁のお供でお気に入りは三重県産の「あおさ」です。

「あおさ」っていうのは、正式には「ヒトエグサ」というらしい海藻です。それを乾燥させたものを、前にお土産で貰って食べたら、とても美味しくてハマったのでした。でも、なかなか売ってなくて、それっきりだったのですが、ちょっと前に近所のスーパーで売ってるのを発見。最近では、毎日みそ汁に入れて食べてます。

パスタなんかに入れても美味しいらしいのですが、またチャレンジしてみようと思いますです。

そういう日々なのですが、この前に久しぶりに図書館へ行ったら、なんとDVDの貸し出しも始めたのだとか。これまでは、館内の視聴のみ可能だったのですが、貸し出しがオッケーになったのは、なんとも嬉しいです。でも、まだまだDVDのソフトの数はそんなに多くなくて、しかもその状態で貸し出しを始めたので、残ってるソフトがほとんどないという悲しい状態だったりするのでした(笑)。

そんな中から「野村万作・萬斎『狂言でござる』DVDビデオ『野村万作』狂言集」を借りてみました。字幕が付いてるので、分りやすいですし、カメラ・アングルも2アングルあるので、選べて便利です。狂言は台詞が分らなくても、動きが凄く面白いですねぇ。

あとは、「毎日映画コンクール大藤信郎賞3 受賞短編アニメーション全集」っていうDVDを借りました。4つの短編アニメーションが収録されているのですが、そのなかのひとつに、やなせたかしさんの「やさしいライオン」という作品があったので借りました。

この「やさしいライオン」の原作の絵本も持っていて、これが名作で大好きなので、このDVDも見たかったのです。前に宝塚にある手塚治虫記念館でやなせたかしさんの展覧会があって、その会場でビデオを流しているのを見た事はあるんですが、じっくり見る事は出来なかったのでした。確か絵を色鉛筆で書いたので、制作がもの凄く大変だったという話を、何かで聞いたことがあるです。

ボニー・ジャックスの歌がすっと入ってる映画なのですが、これがなかなか良い味が出てていいです。でも、物語は悲しいお話なのです。ディズニーものの様に、なんでもハッピーエンドにするような、そんな甘っちょろい作品ではないです。ちいさい子供に見せて、バンバン泣かせて、世間の不条理をとことん身にしみさせるのに最適です(笑)。でも、とても素敵な、あたたかくて美しいお話です。


2004年06月23日(水曜日)----すぎもと

味噌

味噌を切らしたので、最近色んな所をずっと探してます。

他は知りませんが、京都のスーパーなどでは長野産の味噌が断然主流のようで、どこに行っても、味噌コーナーの半分以上が長野産の味噌の様です。きっと長野県は味噌どころなのでしょうね。

それで、長野の味噌はそれはそれで美味しいのですけれど、他の地方でも味噌は作ってるだろうに……と思っていつも観察しているのです。地元京都はというと、だいたい西京味噌か丹波産の味噌がある位の様です。暖かい地方でも味噌は作ってないのか? とか思ってたら、最近大手のスーパーでは鹿児島産の麦味噌を置いてある所が増えてはきてます。それでもほとんどは長野産なのですけれど。

で、自分の場合を考えて、実家に居た頃はどんな味噌を食ってたのだ? という謎が浮かぶ訳です。ボクはおばあちゃんに育ててもらったので、おばあちゃんの事なら、ひょっとしたら自家製の味噌だったのかも知れません。で、故郷である徳島では味噌は作ってないのか? と思うと、徳島は御膳味噌という地元特産の味噌がありましたです。御膳味噌というと、徳島の人は「うおいーのーごぜんみそー(魚井の御膳味噌)」というコマーシャルの歌を思い出したりするのです。

それで、この前のゴールデン・ウィークに帰った時に、リニューアルしたての「ピア海部」というスーパーへ行って、この御膳味噌を買って来たです。ヤマク食品という所の御前みそが売ってたので、750グラム入りのを買って来て、みそ汁にして食べてたのです。ちょっと甘めの味噌で、とっても美味しい味噌でした。

実家ではみそ汁の出しには、いりこを使うので、いりこ出しで食べてたのですが、いりこが無くなってしまって、鰹出しに変えてみたら、どうもボクの印象では、この御前味噌はいりこ出しに最適化(?)されているような印象を受けました。鰹出しよりもいりこ出しの方が、とっても味噌の旨味が出て美味しいです。

でも、この味噌がなくなってしまったのです。通販でもいいのですが、何か邪魔臭くって、ついつい買い物のついでとかに店で探してしまうのです。で、今日も京都駅の伊勢丹に寄ってみて、見てみました。すると、流石に伊勢丹。このヤマクの御膳味噌が売ってるではないですか! でも、500グラムで620円。地元で買った時には――ひょっとしたら特価だったのかもしれませんが――750グラムのが400円以下だったのになぁ……。ちょっと500グラムで600円はつらいなぁ、貧乏人には……。という事で、今日の所は買わずに帰ってきました。ち、週末にでも実家に帰って買って来るか? あ、交通費の方が断然高い……。



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