パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2002年6月9日(日曜日)----すぎもと

道頓堀へのダイビング

サッカーの日本戦は盛り上がったみたいで、大阪ではお決まりの「道頓堀へのダイビング」が行われたみたいですねぇ。
グリコ
看板

ボクは今日大阪にいたのですが、帰る時間を試合中にしました。なぜなら空いていると思ったから……。まったくもって非国民状態です(笑)。案の定空いていて、のんびりと帰る事ができましたが、心配だったのは京阪電車にはテレビカーがあるということ。でもテレビカーの車両はそんなにないし、全然大丈夫でした。テレビカーがワールドカップの放映をしていたかは確認できませんでしたが、盛り上がっている様子でもなかったので、やってなかったのだろうか?いや、盛り上がるぐらいのサポーターはその時間に電車なんか乗ってないか……。そういえばこの前の金曜日もドラム道場の帰りの阪神電車で、いつもは超満員の車両ががらがらだったのは、やっぱりサッカーのせいだろうか……。しかし、あの汚い河に六十人も飛び込むとは……。ちなみに上の写真を撮った時は(夜9時頃)人影もまばらでしたが、ちょっと時間ずれてたらダイビングが生で見られたのですなぁ。それは残念……。


2002年6月8日(土曜日)----すぎもと

BlackPage再販してたという話

Open The Next Page/Black Page

所用のついでに近くまで行ったので、久しぶりに京大の近くにある Joe'sGarageというCDショップへ行った。ここは名前で分かる通り(あれ?知らない?)FrankZappaが充実したマニアックな店で、他の流行ものしか置いてないような普通の店にはないような生唾もののアイテムがいっぱいなのだ(別に普通のCDショップが悪いと言ってる訳じゃないですよ。念のため)。

そして、久しぶりに行くとやっぱりありましたね、生唾モノ。なんといってもFrankZappaのヴィデオ。憧れの「ベイビー・スネイクス」(二本組で一万円オーバー!ほしい……でも買えない……)そして「200Motels」わお!そんなものまで!!い、いつか買ってやるぅぅ!!!そして何気にジャパニーズ新品コーナーをみると、何と「Open The Next Page/ブラック・ペイジ」が!このアルバムは一九八六年に発表されたブラック・ペイジのデビュー・アルバムなのだが、十年近く前に近くのCDショップで取り寄せてもらおうとしたら、「廃版です」と冷たく言われたのだ。いつの間にか再販になってたのか、気付かなかった……。

ちなみにブラック・ペイジとは、フランク・ザッパの名曲から名前をとったプログレバンドで、キーボードが小川文明さん、ドラムは菅沼孝三先生なのであった。ジャパニーズ・ロック・レジェンド・シリーズ2として販売されてますので、興味ある方は是非どうぞ。そして、動くブラック・ペイジは孝三先生の教則ヴィデオ「手数王」で!


2002年6月7日(金曜日)----すぎもと

海外ミュージシャンのドメイン名は

今日はドラム道場のレッスンへ行く日。今日のレッスンは、かの有名な「モーラー・テクニック」だった。

去年大阪に Dave Wecklのセミナーを観に行った時も、セミナーのほとんどをこの「モーラー・テクニック」の解説にあてていた。じゃぁその「モーラー・テクニック」とはなんぞや?と言われるといまいちボクも理解できていないので、次号のドラマガを見るべし!(無責任!!)

……などと書いていて思ったんやけど、海外のミュージシャンのオフィシャル・サイトのドメイン名って「フルネーム.com」がやたらに多いよね。

……キリがない。


2002年6月5日(水曜日)----すぎもと

インストールな日々

なんか最近 Macの調子が悪かったので、曲作りも一段落した事だし、ハードディスクを初期化してOSをインストールしなおしたりした。バックアップを取ったり、ソフトをインストールしなおしたりで、四日もかかってしまったのだ。

特に音楽系のソフトはフロッピーでコピープロテクトされている物が多く、シーケンスソフトからプラグインのエフェクターまで、キーを戻したり入れたり大変である。大体終わったかな、などとホッとしていたら、今日はMac OS Xのヴァージョン・アップ(10.1.5)があったり、iCabが2.8になったりと、インストールの日々は続くのであった。

このiCab2.8ですが、CSSの実装は進んだかな?と期待したのですが、まだまだのようです。hoverとか、外部スタイルシートの@importが先頭にないと効かないのは早くなんとかしてもらいたいねぇ。でも若干の改良はみられるみたいやけど。このページで言えば、日誌のタイトルの部分がスピーカーマークから出ている二本の波形に、ちょっと乗るようになった。Mozillaからサイト・ナビゲーションが消えた今、良い意味で「他とはちょっと違う」路線を言ってるiCabにはとっても期待しとります。次のヴァージョンアップに期待しましょう!


2002年6月4日(火曜日)----すぎもと

低温殺菌牛乳

世間はワールドカップでかなり盛り上がっているようですが、まったく興味のないボクにとっては普通の6月です。
6月のカレンダー
6月になって何日か経っているのに、カレンダーを作るのを忘れてたので、あわてて作りましたとさ。


それはさておき、この前牛乳が飲みたくて買いにいったんやけど、誰かのサイトの日記に「低温殺菌牛乳」は美味いと書いてあったので、試しに買ってみようと思い探してみた。近所のスーパーで見てみるとどれもこれも「一二〇度二秒間」とかの高温殺菌ばかり、結局大手のスーパーに行ったついでに買ってみた。飲んでみた感想は「甘い」感じがする。そしてやっぱり美味い。いつもどんなもん飲まされてるんやろうと思ってしまう。

聞いた話によると、先進国でも一〇〇度以上の高温殺菌が流通してるのは、日本ぐらいのものらしい。結局高温殺菌になると焦げた臭いがついてしまうし、菌も死んでしまう。そのうえ牛乳の「売り」であると信仰されている「カルシウム」さえも体に吸収しにくくなるという。おまけにコップとかに入れて蛍光灯などのしたに置いておくと、発ガン性物質まで発生するという話もあるらしい(あくまで、そういう話しを聞いたという話しです。興味ある方は調べてみては)。結局は六〇度ぐらいで三十分も掛けるよりも、高温で二秒ぐらいで終わる方が商売としては効率が良いわけで、大量生産大量消費は効率第一と言う訳ですな。

牛乳なんて、もろに戦後高度経済成長の波に乗ってきたぜ!って感じがするしねぇ。

参考サイト

2002年6月3日(月曜日)----すぎもと

一般受けしないバンド

新曲「Hell Ditty」は結構エゲツない大変拍子大会になった。

なんせ作ってる時に拍子を変更しようとして、Visionの画面上でメーター変更のリスト・ウィンドウをスクロールしないといけなかった時は、さすがに我ながら病気だと思って笑ってしまった。でもこの曲を聴いた生野さんがそんなに変拍子な感じがしないと言っていたので、とりあえず第一段階クリアかなと。ボクの目指したいのは、いかにもプログレ!じゃなくて変拍子とかを感じさせないポップさを出したいということ。実は難解だと言われているフランク・ザッパなんて、すごくポップなのだ。もちろん演奏者には難解なのだが。

でもやっぱり、ボクの古くからの友達に言わせるとこのバンドは「一般受けしない」らしい。まぁ、はじめから一般受けしようとも思っていなくて、むしろ一般受けする最近のヒット曲に対してこういう音楽もあるよというアプローチから始めたバンドなので、そういう意味ではこれでいいのかも知れない。そう言えばこのバンドを立ち上げる時にメンバーを募集してて、ベースで応募してくれた人がうちのデモ・テープ聴いて「もっと売れ線のバンドがやりたいから」と断ってきたのを思い出した。その人曰く「自分がやりたい!っていう音楽よりも、聴く人に受け入れられる売れる音楽がやりたい」のだそうだ。その人の生き方をボクが否定するのは筋違いなので、人それぞれ色んな考え方があるもんだと思ったものだった。

最近 たまを薦められて聴いているのだが、「温室」というCDを聴いてかなり鳥肌たちまくり。たまと言えば「さよなら人類」と、ボクの好きだったちびまるこちゃんのエンディング・テーマ「あっけにとられた時の歌」ぐらいしか知らなかったのだが、このなかの曲の世界観というかヘンテコさというか、ぶったまげてしまった。恐れ入りました!

個人的にはたまのメンバーも関係するグループ Pascalsというのが気になっているので、そのうち日本では通信販売でしか手に入らないというCDが欲しいなぁなんて思っている。このグループは海外で人気があるのだそうだ。聴く前からはまりそうな予感。


2002年6月2日(日曜日)----すぎもと

足がいったいいったい

ライヴが終わってから作曲モードに突入したためか、最近どうも運動不足の模様。

久しぶりに昨日は街なかを歩き回ったせいか、それとも二週間振りにドラムを叩いたせいか、今日はふくらはぎがパンパンで筋肉痛。歳をとると二日ぐらいおいてから筋肉痛がやってくるそうだから、次の日に来ると言う事は、喜ぶべきなのかなぁ?

そういう時に今朝うちの近くで停まった古紙回収車のアナウンスで目が覚めた。出したいものがあって用意はしていたのだが、すぐに通り過ぎていってしまって、なかなか捕まえることが出来なかったのだ。起き抜けのままだったが、今がチャンスと猛ダッシュで追い付き、すぐに持ってくるからちょっと待ってもらうように頼んで、用意してあった雑誌やらを抱えてまたダッシュ。でも知らなかった、雑誌ってタダでは引き取ってもらえないのね……。世間知らずなワタシ……。起き抜けだったので財布も持ってないし、取りに帰るパワーもない。しょうがなくそのまま、雑誌を抱えて帰ってきましたよ。

脱力感に浸っていると、何か足が「じ〜ん」としてくる。そう、裸足のまま健康サンダルを履いて走りまわったので、足の裏が痛い痛い。(おっと、この言い方。京都っぽい?京都の人は二回続けて言うのよね。「今日あっついあっつい(暑い暑い)なぁ〜」とか)。あのツボを押すと言うイボイボが食い込んで、穴が空いたように痛いのだ。お陰でそれから二、三時間、痛くて動けなかったのでした。これじゃぁ「不健康サンダル」やん。

教訓。裸足に健康サンダルはやめましょう。


2002年6月1日(土曜日)----すぎもと

指差しおじさん

土曜日でも電車はそんなに混んでなくて、なんとか補助椅子には座れた。

ボクの斜前に座ったおじさんは、降りる駅が近付いてくると、おもむろに立ち上がり補助椅子をたたみだした。なにかごにょごにょしてるので、おじさんの持っていたリュックのヒモでもひっかっかったのかな? と見ていたら違った。なんとおじさんは今まで自分が座っていた椅子に、落とし物などをしていないか「指差し点呼」をしていたのだ。

良くは聞こえないけど微かに「よし、よし」という声が聞こえてくる。そして十数回「指差し点呼」をして、補助椅子をしまったかと思えば、また補助椅子を開けて「指差し点呼」をするのだ。几帳面な「指差し点呼おじさん」は、それから三、四回椅子を開いては閉じした後、ホームに降りていった。そういう几帳面なおじさんなのか、かつて落とし物をしたまま降りて痛い目にあったトラウマなのか、なんか微笑ましいやらイライラするやら、妙な気分のまま目的地に付いた。


おっと、そんな事を書いている間に時間がなくなってきた。今日はライヴ後初めてのpazapの練習がある日なのだ。そして本日メンバーに新曲が渡される日なのであった。うっひっひ。嬉しいような、恐いような……。



pazap研究室 all rights reserved.